A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

実はかなりの確信犯?~ストーンド・グリーン・アップルズ

2008年06月17日 23時26分23秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
昨日の朝日新聞夕刊にこのバンドのインタビューが載っていて驚いた。確かに名前のイメージは硬くて柔らかい(?)奇妙なものだし、テクニック的には素人同然の無邪気さがあり現在のロック・シーンでは光っている。でも同じ編成のデュオならあふりらんぽ(彼女達も結構話題になったが)がいるし、音の感触も最近の関西ゼロ世代や東京ノー・ウェイヴ(ぐしゃ人間など)と比べて特筆すべきものでもない。そんな二人が全国紙を飾るのはそのモデル並みのルックスや滅茶苦茶長いアルバム・タイトル「A red strange fruit was crushed with a little plosive sound,then it left me a green one.I bite it once in a while,when it rains.(赤い奇妙な果実が小さな破裂音をたてて潰れて、緑のものが残った。私は雨が降ると一度だけそれを齧る。)」 も含めたイメージ戦略の勝利といえるだろう。何といってもかつて渋谷系を仕掛けたクルーエル・レコードからのリリースだ。深読みもしたくなる。
しかしそのサウンドは70年代末のNo New Yorkを想わせるポップでヒリヒリした期待感に満ちたものだ。ギターのAYAは灰野さんに憧れているらしいし。一度ライヴを観なければなるまい。
Stoned Green Apples HP

ラリッてる
緑のりんごに
ご用心

長いタイトルも灰野さんの影響なのだろうか。



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