A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

かつて経験した歓び~ゆらゆら帝国「LIVE 2005-2009」

2010年11月26日 01時07分40秒 | 素晴らしき変態音楽
ゆらゆら帝国解散追悼盤の第1弾。2005年ミディからソニー・ミュージック・アソシエイツへ移籍以降のライヴを集めている。アルバムでいえば「Sweet Spot」と「空洞です」。以前のアングラ・サイケなイメージから、より幅広い音楽性を開花させ、ゆら帝独自のオリジナル・ロックへ上り詰めた時期。

この時代のゆら帝のライヴは都内のものは殆ど観に行った。だから新曲3曲「単なる穴」「お前の田んぼが好き」「いまだに魔法がとけぬまま」も何度か聴いているので耳馴染みがある。ゆら帝がライヴ・バンドとして頂点を極めていたことが実感出来るドキュメントである。トリオでここまで厚い音が作れる実力は歴史上のどんなバンドにも負けないだろう。

2009年の25周年記念の日比谷野音公演を丸ごと収録したDVDは当然素晴らしいが、2枚のCDだけでも十分満足出来る。特に「空洞です」と同じ曲順で収録されたDisc 2はスタジオ録音に拘らず生き物のようにライヴ毎に形を変えるゆら帝のスタイルが伺えて興味深い。スタジオ録音のクールなイメージを払拭する熱を帯びた演奏。これは全く別物だ。

初回限定盤として同封された56pフォト・ブックレットも独特のカッコいい写真満載で、日本のロック界で唯一無二の個性派バンドだったことがよく分かる。坂本慎太郎氏書き下ろしの三方背ボックスもマニア心をくすぐる。
12月後半にリリースのミディ時代のライヴDVDが楽しみだ。

ゆら帝の
歴史を逆に
辿っちゃお

私はこれと12月のDVDをアンケート・サイトで得たポイントを使って無料で手に入れた(る)のです。ラッキーっす。

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