音楽情報サイト『JazzTokyo - Jazz and Far Beyond』最新号が公開された。カヴァー特集は『龝吉敏子』と『パウル・ローフェンス』。剛田武は下記のディスクレビューを寄稿した。
●エターナル・ウーム・デリラム / Eternal Womb Delirum #1
⇒#1653 『エターナル・ウーム・デリラム / Eternal Womb Delirum #1』
Super Fuji Disc CD: FJDS-378
エターナル・ウーム・デリラム:
高橋廣行 : Per
有田数朗 : Key
坂本龍一 : Pf
斉藤 : B
毛長のJUN : G
ヒロシ : Vo. B
さんちゃん : G
ほか
1. 母胎内に回帰されたその目覚めと幻想
2. やっぱり
3. 雲の柱
1974年〜1975年録音
地下ロックと前衛ジャズと現代音楽の類い稀なる渾然一体。
近くて遠いジャズとロックのミッシング・リンクとして謎解きを楽しむのも悪くはない。しかしながら、アルバム全体に漲る無防備なまでの自由精神は、時代や社会やテクノロジーが変化しても常に変わることのない、人間の表現欲求の解放の証に違いない。
【参考音源】
エターナル・ウーム・デリラム/Eternal Womb Delirum 1
高柳昌行 Masayuki Takayanagi New Direction For The Art - "La Grima" ("涙") Live '71 at 幻夜祭
Lost Aaraaff - Lost Aaraaff (Keiji Haino 1st band) (1991) FULL ALBUM
Les Rallizes Dénudés — Electric Pure Land Stars — DVD
地下からの
不穏な呼び声
聴き比べ