クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-01 No.13-1

2009年01月20日 18時07分09秒 | Weblog
★オーパス蔵 厳選セール★
オーパス蔵の名盤を22点厳選、特別価格でご提供します。
価格:各\1050(2枚組、3枚組も\1050)
期間:2月初旬-3月末予定
対象商品は当店HPにございます。

http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/opus_kura_sale2009.html

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★音楽書籍取り扱いのお知らせ★
下記の書籍を当店で取り扱い開始いたしました。
在庫がございますので、ご注文をお待ちしております。

●「ヴァイオリンは語る」
西条卓夫、石川登志夫訳
フランス音楽文化愛好会発刊 創栄出版発行 B6判218ページ \2835
本書は、昭和28年(1953年)9月に、新潮社から初版が発行され、当時、3年間に
15,500部売れて、ベスト・セラーになったという本です。
その後、粟津則雄氏の白水社版が、長年、市場を独占していましたので、出版
の 機会が無かったのですが、2003年に著者ジャン・ピエール・ドリアン氏の
死後50年を経過し、フランスでの原著の著作権が消滅しましたので、今回私
が、翻訳者、西条氏および石川氏のご遺族の許可を得て、再版を刊行しました。
翻訳文が非常にすぐれているというので、当時、清水書院から出た高等学校の
国語の教科書にも一部が引用されたということです。本文は、常用漢字でなく、
全て旧漢字が使用されていますので、今回の再版でも全てそのまま生かし、
読みにくい漢字には、全てふりがなを振ってあります。なお、文体は、初版も
完全な現代文ですが、仮名遣いだけは、全て現代仮名遣になおしましたので、
若い方にも読みやすくなっています。(村上和男)

●「フランスのヴァイオリニスト、ジャック・ティボー」
クリスティアン・クボー(著)、村上和男(訳)
創栄出版発刊 A5判297ページ 写真16ページ 上製本、上製箱入り \5250
クボー氏によりティボーの生涯がこれまでになく詳細に記述されています。
ジェラール・ドゥリューによるディスコグラフィーも、レコード1枚ごとに
調査を行なった詳しいものです。また、主要な演奏活動の日時・演奏曲・演奏
批評なども盛り込まれ、大変貴重な文献となっています。

●「ジャック・ティボーの世界」
殿木敏達(著)
自費出版 A5判315ページ 写真16ページ \2940
日本の、ティボーのレコード収集家として有名な殿木氏による「ジャック・
ティボー」のデータ本。年譜、来日時の事情、録音順ディスコグラフィー
(未発表音源も掲載)など。

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※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<Onyx>
ONYX 4042 \2180
ウォルトン:チェロ協奏曲
ブロッホ:無伴奏チェロ組曲第1番
リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ
ウォルトン:無伴奏チェロのための10のパッサカリア
ブリテン:無伴奏チェロ組曲第2番より シャコンヌ
ピーター・ウィスペルウェイ
(チェロ/グァダニーニ1760&ストラディヴァリ1698"magg")
ジェフリー・テイト(指揮)、シドニー交響楽団
2007年にオーストラリアで収録(ライヴ録音)され、自身初の録音となったウォ
ルトンの「チェロ協奏曲」では経験豊富なイギリスのマエストロ、ジェフリー
・テイトとオーストラリアの名門シドニー交響楽団との磐石のコンビが実現。
オーストラリアの聴衆に衝撃を与えた"「奇跡の弓」と讃えられるボーイン
グ"、"「奇跡のチェロ」と称されるグァダニーニ"によるウォルトンのチェロ
協奏曲が、今度は全世界の聴衆に衝撃と感動を届けてくれることになる。
ウォルトンの「チェロ協奏曲」とカップリングされているブロッホ、リゲティ、
ウォルトン(10のパッサカリア)、ブリテンの無伴奏4作品(オランダでのスタ
ジオ録音)でウィスペルウェイが弾いているのは愛器グァダニーニではなく、
ストラディヴァリ1698"magg"!
協奏曲での"グァダニーニ"、無伴奏での"ストラディヴァリ"。2つの歴史的銘
器を自在に操るウィスペルウェイの至芸が、"20世紀中期のチェロ作品"が持
つ魅力を強烈にアピールする。

ONYX 4041 \2180
シューマン:ハイネ歌曲集 ――
リーダークライスOp.24/哀れなペーターOp.53-3/2人の擲弾兵Op.49-1/海
辺の夕暮れOp.45-3/憎しみ合う兄弟Op.49-2/ベルシャザル王Op.57/ミルテ
の花Op.25/悲劇Op.64-3/私の愛は輝くOp.127-3/君の頬を寄せたまえ
Op.142-2/あなたの顔はOp.127-2/ぼくの馬車はゆるやかにOp.142-4
フローリアン・ベッシュ(バリトン)、
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
これまでにクリスティーネ・シェーファー、バーバラ・ボニー、スーザン・
グラハムなど、超一流の女声歌手たちの録音をリリースしてきた実績を持つ
オニックス。
レーベル初となる男声歌手のレコーディングは、ウィーンでドイツ・リート
の巨匠ロベルト・ホルに声楽を学んだオーストリアのバリトン歌手フローリ
アン・ベッシュのシューマン歌曲集!
ハイネの詩によるシューマンの歌曲を歌うベッシュは、2003年にチューリッ
ヒ歌劇場で本格的なオペラ・デビューを果たし、既にアバド、ビシュコフ、
アーノンクール、ヘレヴェッヘといった大物指揮者と共演を重ねるなど急速
なスピードでキャリアを積み上げている。
また師であるロベルト・ホル直伝のリート演奏が脚光を浴びており、リート
の新たな歌い手として名乗りを上げた注目のバリトン歌手である。

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09-01 No.13-2

2009年01月20日 18時06分27秒 | Weblog
<WEITBLICK>
SSS0090-2 2枚組(1枚分価格)\1980
「スヴェトラーノフ・ワーグナー・アーベント1988」
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」-第1幕、第3幕前奏曲
「ローエングリン」-第1幕、第3幕前奏曲/「タンホイザー」序曲
「トリスタンとイゾルデ」-「前奏曲と愛の死」
「ジークフリート」-「森の囁き」/「ジークフリート牧歌」
「ワルキューレ」第3幕-「ワルキューレの騎行」
エフゲニ・スヴェトラーノフ指揮
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
1988年12月ガスタイク・フィルハーモニー、デジタル・ライヴ録音
旧ソ連の巨匠指揮者エフゲニ・スヴェトラーノフが、チェリビダッケが完全
統治をなしたミュンヘン・フィルに客演したワーグナー・アーベント(恐らく
これが唯一の共演と思われます)・ライヴ。ゆっくり、たっぷりとしたテンポ
が採用され、ソビエト国立響との演奏で聴かれたバリバリ、ガリガリの雄叫
びは陰を潜め、しっとりとした落ち着きと極大な包容力を誇る魅力たっぷり
の名演集です。1988年というとチェリビダッケが鍛えに鍛えた全盛期のミュ
ンヘン・フィルです。シルキーで透明な弦楽合奏の美音、マッシヴな金管の
咆哮、アンサンブルの精緻は滅多に耳にすることのできない逸品と申せましょ
う。「ミュンヘン・フィルを隅々まで知る男」許光俊氏、「スヴェトラーノ
フを味わいつくした男」はやしひろし氏による微細に渡る分析と、丁寧な紹
介が嬉しいライナーノートも魅力です。
英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。
●許光俊氏のライナーノートより
最初の「マイスタージンガー」第1幕前奏曲はやや雑然としているが、2曲目
の第3幕前奏曲以後は、この指揮者とオーケストラが意外なほどに調和してい
るさまが見て取れる。これは、すでに老いを自覚し、雑念や欲から逃れよう
とする主人公がもの思いに耽る場面で奏される音楽である。オペラ全体の中
でもっとも深みのある音楽のひとつとされているけれど、ここでのスヴェト
ラーノフのように感情豊かに奏でた例は空前絶後ではないか。おそらく劇場
では難しいであろうほどのゆっくりしたテンポで、ひとりの男の胸に去来す
るもの、すなわち自分は去らねばならないと知った人間の悲しみをじっくり
と描き出す。豊満な音色の弦楽器は時にすすり泣くようにも聞こえるし、2分
過ぎからなど、まさしく溜め息そのものような音楽だ。ヴァイオリンやフル
ートのあまりにも澄んだ響きは、さすがにチェリビダッケとともに繰り返し
ブルックナーを演奏し続けてきた楽団ならではの美しさである。
続く「ローエングリン」第1幕前奏曲も息をのむような美しさで、陶酔的だ。
単に音響的に美しいというだけではない。醜悪なこの世界を逃れて、美しい
世界に憧れる強い気持がどうしようもなく切々と示されているのである。私
はこの「ローエングリン」第1幕前奏曲ほど、現実の世界に絶望し、別世界を
夢想してそれに殉じようとするロマン主義芸術家たちの悲惨と栄光と誇りを
表現したものはないと思っているが、スヴェトラーノフが奏でたのはまさし
くそのような音楽だ。ついに感極まったように金管楽器群が圧倒的な音響の
大伽藍を築きあげるとき、そこに鳴っているのはまさにひとつの精神である。
先の曲と同じくこの曲でも、時間が完全に止まっているのではないかという
不思議な印象を受ける。これに比べれば、たとえばカラヤンの演奏など、い
かに美麗であっても、ただの雑音に過ぎない。
●はやしひろし氏のライナーノートより
では、この演奏、客演機会が少ない場合のご多分にもれず平凡なものか? 
それも否である。 この演奏、オケが実に活き活きとしてよく鳴っているの
だ。 弦が表情タップリに深々と大きめの呼吸の元で奏でられ、木管がリズ
ミカルに跳ね、金管がスパーンと強く奏される。 この開放的な鳴りの良さ
はとても魅力的である。
スヴェトラーノフが客演すると共通して「オケの音とスケールが普段より大
きくなった」とよく言われる。 N響への客演で実際にそう感じられた方も多
いだろう。これは、彼が左手を振り上げそう要求していることもあるが、彼
を前にすると、楽団員が無意識のうちに、自身を開放させ、呼吸が大きくな
り、結果、強く大きな音が出るようになるらしい。 <中略>スヴェトラー
ノフとチェリビダッケ支配下のミュンヘン・フィル、そしてワーグナー。い
ずれの組み合わせも、固定観念では発想しがたく、実現した経緯も半分イベ
ント的な意図だったかもしれない。しかし、その結果、高い次元でスタンダ
ードさと開放的な力強さのバランスが取れた名演が生まれた。 最もドイツ
的なオケによる力の漲った鳴りっぷりのいいワーグナーの名演、と言っても
いいかもしれない。 それは、逆にこのコンビだったからこそ誕生し得たも
のであり、いつもとは異なり、自国の音楽をストレスフリーで楽しんでいる
楽員の活き活きとした表情が見えるかのようなワーグナーなのである。



<Channel Classics>
CCSSA 26109(SACD-Hybrid) \2850
マーラー:交響曲第4番ト長調
ミア・ペアション(ソプラノ)、
イヴァン・フィッシャー(指揮)、ブダペスト祝祭管弦楽団
交響曲などでも全集完結を最終目的とせず、鬼軍曹イヴァン・フィッシャー
のアイディアと信念に基づいたプログラムのみを取り上げるという不変の姿
勢はこれまでのリリースで証明されている。
前回は管楽&弦楽セクションの首席奏者たちが"ソリスト"や"アンサンブル"と
いう役割で大活躍するユニークなロッシーニの「器楽のための作品集」(CCSSA
27708)を発表したイヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管。
続いてのリリースにトロンボーンとチューバが編成に含まれず、マーラーの交
響曲の中で最も小規模な「交響曲第4番」を選曲してきたのも自然な流れと言
えるだろう。
第4楽章で「天上の生活」を歌うのは、スウェーデンの若き名花ミア・ペアショ
ン。その澄んだ美声が"大いなる歓びへの賛歌"とも呼ばれる「交響曲第4番」
の純度と透明感に深みを加えるという重要な役割を果たしている。




<PONTO>
PO-1059 2枚組 \1780
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」(ロシア語歌唱)
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(アイーダ)
イリーナ・アルヒポーワ(アムネリス)
ズラブ・アンジャパリゼ(ラダメス)
パーヴェル・リシチアン(アモナスロ)
イワン・ペトロフ(ランフィス)
ヴラディミール・フィリッポフ(エジプト王)
アレクサンドル・メリク=パシャエフ指揮
ボリショイ歌劇場管弦楽団、合唱団  1961

PO-1025 3枚組 \2580
※再発売
「フィガロの結婚」
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(アルマヴィーヴァ伯爵)
エリーザベト・グリュンマー(伯爵夫人)
エリカ・ケート(スザンナ)
ヴァルター・ベリー(フィガロ)
エディット・マティス(ケルビーノ) 他
カール・ベーム指揮
ベルリン・ドイツ歌劇場管弦楽団、合唱団 1963
1963年日生劇場?落し公演のライヴ。
ボーナス・トラック
ロッシーニ:スターバト・マーテル
エリーザベト・グリュンマー(S)
マリア・フォン・イロシュヴァイ(A)
ワルター・ルートヴィヒ(T)
ヘルムート・フェーン(Br)
フェレンツ・フリッチャイ指揮 ケルン放送響  1953

PO-1047 2枚組 \1780
※再発売
ヘンデル:歌劇「リナルド」
マリリン・ホーン(リナルド)
ベニタ・ヴァレンテ(アルミレーナ)
ジョン・アレクザンダー(ゴッフレード)
ノエル・ロジャース(アルミーダ)
サミュエル・レイミー(アルガンテ)他
マリオ・ベルナルディ指揮
ナショナル・アーツ・センター管弦楽団、合唱団  
1982/7/9

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