★価格変更のご案内★
下記の2点の価格が値下げ・変更になりますのでお知らせいたします。
<MELODIYA>
MELCD 1000814 8枚組 ¥4450
マーラー:交響曲選集
キリル・コンドラシン(指揮)
MELCD 1001848 2枚組 ¥2080
リヒテル・プレイズ・バッハ -
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻BWV.846-869
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
===================================
※コメントはメーカー案内書より抜粋です。
<molto Fine>
MF 23702 ¥2600
フランス音楽と俳句
Musique Francaise et Haiku
ドビュッシー :
(1)月の光
(2)子供の領分
ラベル:
(3)ソナチネ
三上直子:
(4)三つのフォリオ 松尾芭蕉・小林一茶・与謝蕪村の俳句による
(5)フォリオ ヴァンロンプイの俳句による
ギャヌー :
(6)野尻湖 小林一茶とマブソンの俳句による7つのピアノのための組曲
日仏俳句朗読(4)-(6):村岡恵理、マルク・ジヌー
ドビュッシー、ラベル、三上直子、ギャヌーの作品を演奏
仙川アヴェニューホール、ファツィオリ・ピアノで収録
末高明美(ピアノ)
日仏俳句朗読:村岡恵理、マルク・ジヌー
録音:2011年4月27日、28日 仙川アヴェニューホール
ピアニスト末高明美の「水織音(MI・O・LI・NE)」につづくCDアルバム第2弾。
ドビュッシーが19世紀後半に出会った浮世絵等の日本文化が、時を経て、今多
くのフランス人の生活に根付き、禅や俳句などが一大ブームとなっています。
このアルバムは、フランスにおける「クール・ジャパン」の過去と現在を、一
台のピアノで表現する試みです。
一茶の俳句を通じて拡がった、ヨーロッパと信濃町(長野県・一茶の故郷)の交
流がきっかけとなり、末高明美が三上直子とルノーギャヌーの日仏の作曲家2人
に、俳句からイメージした曲を委嘱した作品を後半に収録しています。その中
の三上のフォリオは、今のEUの大統領、ロンプイ(ベルギー)の俳句集の一句に
基づく作品です。
このCDはフランスでも同時発売されます。
<ONDINE>
ODE-1183 ¥2080
エリッキ=スヴェン・トゥール:
1.混声合唱と室内管弦楽団のための「覚醒」(2011)
2.無伴奏合唱のための「さすらい人の夕べの歌」(2001)
3.弦楽オーケストラのための「インスラ・デセルタ」(1989)
エストニア・フィルハーモニック室内合唱団…1.2
/シンフォニエッタ・リーガ…1.3/ダニエル・ロイス(指揮)
録音 2011年5月31日-6月3日エストニア タリン,メソジスト教会
ヨーロッパの神秘、バルト三国エストニアの作曲家エルッキ・スヴェン・トゥ
ール(1959-)の最新作です。彼はタリンで最初の音楽教育を受け、1979年から
1984年までは「In Spe」というロック・グループを結成し、エストニアで大人
気を獲得しました。しかし、作曲に専念するためにバンドを脱退。様々なオー
ケストラやアンサンブルから委嘱を受け、たくさんの作品を書いています。彼
の作風は、確かに様々な様式の折衷でもあり、よく言われるようにプログレの
影響を受けてもいますが、常に発展的で、多くの示唆に富むものでもあります。
このアルバムは彼の合唱作品と弦楽合奏の作品を収録していて、中でも注目は
「覚醒」と題された2011年の最新作です。自然の再生、春の神秘から着想を得
て、そこにキリスト教の概念と古代エストニアにおける神の存在、それらを巧
みに描いたものであり、湧き上がるようなオーケストラの音色と溶け合う美し
い合唱に思わず心を捉えられることは間違いありません。七色の光のように乱
舞する音。その響きの美しさの中に紛れこむ独特の和声は、確かに耳を欹てる
のに充分なものを持ち、聴き手の脳をも覚醒させるパワーを備えています。
さすらい人の夕べの歌はエルンスト・エンノの詩による合唱作品で、2001年、
合唱団の20周年を記念して書かれたものです。また「インスラ・デセルタ」は
1989年に作曲され、トゥールが西側で初めて大成功を収めた記念碑的な作品で
す。ダニエル・ロイスは1961年オランダ生まれの指揮者で、合唱音楽のスペ
シャリスト。2008年からこの合唱団の芸術監督を務めています。
ODE-1081 ¥1750
ベスト・オブ・エイノユハニ・ラウタヴァーラ
1-3.カントゥス・アルクティクス「鳥と管弦楽のための協奏曲」Op.61
4.クラリネット協奏曲より第2楽章 Adagio assai
5.秋の庭より第3楽章 Giocoso e leggiero
6.マンハッタン三部作より第1部 白昼夢
7.ピアノ協奏曲第3番「夢の贈り物」より第3楽章 Energico
8.交響曲第7番 「光の天使」より第3楽章 Come un sogno
9.アポテオシス
リチャード・ストルツマン(クラリネット)…4
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団…1-8
ウラディーミル・アシュケナージ(指揮…5&ピアノ…5.7)
レイフ・セーゲルスタム(指揮)…1-4.6.8/スウェーデン放送交響楽団…9
ミッコ・フランク(指揮)…9
ヘルシンキに生まれ、最近では「癒し系」としても人気急上昇中のラウタヴァ
ーラ。しかし、彼の作品はそのような言葉では語り尽くせない多面性を持って
います。初期はセリー主義に傾倒していたり、「カントゥス・アルティクス」
のようにテープ録音を用いたものもよく知られていますし、彼の名を高めた
「天使」シリーズなどの神秘的な曲は、アルヴォ・ペルトと並ぶ人気を保って
います。このアルバムでは、そんな彼の多彩な作品を楽しめます。なお、トラ
ック9のアポセオシスは、フィンランドを代表する映画監督アキ・カウリスマ
キが、最新映画「ル・アーブル」のサウンド・トラックとして使用したことで
俄然注目を浴びています。元来は交響曲第6番「ヴィンセンティアーナ」の終
楽章ですが、映画音楽のために書かれたかのような重厚な音楽であり、不思議
な感動が押し寄せる問題作です。
<LPO>
LPO-0058 ¥2080
オネゲル:作品集
1.夏の牧歌/2-4.交響曲 第4番「バーゼルの喜び」
5-7.クリスマス・カンタータ
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
クリストファー・マルトマン(バリトン)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
ニュー・ロンドン児童合唱団
録音 2007年3月28日サウスバンク・センター,
クイーン・エリザベス・ホール…1-4, 2009年
12月5日サウスバンク・センター,ロイヤル・フェスティヴァル・ホール…5-7
両親はスイス人で、第一次世界大戦ではスイス軍に従軍しながらも、その活動
のほとんどをフランスで行ったため「フランス6人組」の一人として活躍した
オネゲル(1892-1955)ですが、現在では独立した作曲家として、そのユニーク
な作風が愛されています。彼は1920年代のパリのモダニズムを具体化し、後期
ロマン派や反印象主義を推進しましたが、時には抒情的で懐古的な作品も書い
ていました。このユロフスキのライヴはそんな曲を集めたものです。
<TOCCATA>
TOCC0034 ¥2450
ショスタコーヴィチ:2台&4手のためのピアノ作品全集 第1集
1-5.交響曲 第9番 変ホ長調 Op.70…世界初録音
6.映画音楽「団結(大いなる川の歌)」よりワルツ Op.95d
7.バレエ組曲 第2番から第3番「ポルカ」
8.コルジンキナの冒険 Op.59より第3番「追跡」
9-12.2台ピアノのための組曲 嬰ヘ短調 Op.6
13.タランテラ Op.84d
14.メリー・マーチ Op.84c
15.2台のピアノのためのコンチェルティーノ イ短調 Op.94
※1-8…連弾, 9-15…2台ピアノ
ヴィッキー・ヤンノウラ(ピアノ)/ヤコブ・フィケルト(ピアノ)
録音 2007年7月17日.20日ハーストウッドファーム・ピアノ・スタジオ
多くの作曲家・・・たとえばブラームス・・・がそうであったように、ショス
タコーヴィチ(1906-1975)も、管弦楽作品を書く際に、まず連弾か2台ピアノ演
奏版を作っていました。しかしそれらのほとんどは、演奏される機会もなく静
かに眠っています。今回TOCCATAレーベルはこれらの作品を全て発掘し実際に
音にしてみます。ピアニストとしても天賦の才を有していたショスタコーヴィ
チの創作の原点を探るシリーズ、まずは「交響曲第9番」から始めます。新し
い世界が目の前に広がることでしょう。その他の小品も興味深いものばかり。
「ショスタコーヴィチ・マニア」必聴です。
TOCC0112 ¥2450
ヴィッサリオン・シェバリーン:無伴奏合唱組曲全集
1-5.プーシキンの詩による5つの合唱曲 Op.42
6-8.レルモントフの詩による3つの合唱曲 Op.47
9-11.ソフロノフの詩による3つの合唱曲 Op.44
12-17.タンクの詩による6つの合唱曲 Op.45
18-21.イサコフスキの詩による4つの合唱曲 Op.50
22-24.モルドバの詩による3つの合唱曲 Op.52
25-28.我が孫たちに-子どものための4つの合唱曲
29-35.森の開拓地で-子どものための7つの合唱曲
36.映画「グリンカ」より国防市民軍兵の合唱「おお、夜明けよ」
※全て初録音
ロシア・コンセルヴァトワール室内合唱団
ニコライ・コーンジンスキー(指揮)
録音 2008年5月14.16.19日モスクワ ロシア放送曲 第1スタジオ
シベリア、オムスク生まれの作曲家、シェバリーン(1902-1963)の珍しい合唱
作品集です。両親ともに音楽教師という環境の元に育った彼は20歳の頃にモス
クワへ行き、グリエールとミャスコフスキーに見いだされ、モスクワ音楽院で
学びました。ショスタコーヴィチとも親交を結び、1920年代には現代音楽連合
(AMM)のメンバーとしても名を連ねています。初期には印象派の影響を受ける
も、後には社会主義リアリズム路線に転じ、チャイコフスキーの「1812年」の
終結部の改変などを行っています。当局の依頼により作曲家の書いた本来の形
を変え、旧ソ連国歌を挿入。今でもその形は耳にすることが可能であり、当時
の「国家事情」を慮るには最適な作品と言えましょう。さて、このアルバムで
すが、ここには彼本来の姿であろう「控え目で楽観的」な作風が横溢する合唱
作品集です。民謡風で素朴な味わいです。
TOCC0114 ¥2450
フィリップ・ラミーピアノ作品集 第3集 1960-2010
1-10.組曲(1960-1963 改編1988)(前奏曲/アリア/スケルツォ/ガーシュウイン
へのオマージュ/喚起/行進曲/バラード/ブルレスケ/ロシア風の讃歌/
トッカータ)
11-12.2つの小品/13.トッカータ・ジョコーサ
14.スラヴ風狂詩曲(ノヴゴロドのクレムリンの夜)
15.フォスターの主題によるブルレスケ=パラフレーズ
16.ディエス・イレによるバガテル
17.ディエベル・バニ(サハラン・メディテーション)
18.ブルー・ファントム
19.ピアノ・ソナタ 第6番(幻想ソナタ)※作曲家立ち会いにて初録音
スティーブン・ゴスリング(ピアノ)
録音 2010年5月7.8.10日ニューヨーク パトリック・サウンド・スタジオ
アメリカのピアニスト、作家、そして作曲家であるラミー(1939-)のピアノ作
品集第3集です。彼は20代の初めに、ロシアの名作曲家チェレプニンから作曲
を学んだ後、アメリカへ行き、多くの音楽家たちと交友を持ちます。その中に
はコープランド、バーバー、バーンスタイン、トムソンなどの作曲家や、ホロ
ヴィッツなどの名演奏家も含まれます。そして彼は、1977年から1993年まで、
ニューヨーク・フィルのプログラム・エディタとして活躍し、作曲家たちへの
インタビューや、演奏などの解説をこなしていることでも知られます。このア
ルバムでは1960年から最近の作品までの様々な作品を聴くことが可能です。プ
ロコフィエフやバルトークなどの新古典主義の作風による「組曲」に始まり、
抒情的な「スラブ風狂詩曲」などをはさみ、技巧的で劇的なソナタ第6番で幕
を閉じます。作曲家お墨付きのゴスリングによる演奏です。
TOCC0119 ¥2450
ヘイノ・エッレル:ピアノ作品全集 第1集
1-7.前奏曲 第1巻(1914-1917)
8-13.6つの組曲(エストニア組曲…1946)(ビリー・ゴートの踊り/ラウンド・
ダンス/民謡/角笛の調べ/民謡で/踊りの調べ)
14.トッカータ ロ短調(1921)/15.踊り ロ短調(1930)
16.性格的な踊り(1941)/17.ダンス=カプリース(1933)/18.鐘(1929)
19-21.ピアノ・ソナタ 第2番(1939-1940)
ステン・ラスマン(ピアノ)
録音 2008年12月11-12日オールド・グラナリー・スタジオ
エストニア、タルトゥに生まれ、多くの作品を残したヘイノ・エッレル(1887-
1970)。現在では彼の作品のほとんどは忘れられてしまい、仄かに名を残すの
は「アルヴォ・ペルトの師」であったことくらいでしょうか?主にヴァイオリ
ニストとして活躍した人ですが、ピアノ曲も多く書いていて、その量はおよそ
CD7枚分にも及びます。ショパン、グリーグの抒情性を受け継ぎ、そこにエス
トニア民謡や北欧の雰囲気を加え、時にはプロコフィエフ風のエネルギッシュ
さを感じさせる幅広い音楽です。
TOCC0127 ¥2450
セルゲイ・ワシレンコ:ヴィオラとピアノのための作品全集
1-4.ヴィオラ・ソナタ Op.46/5.子守歌
6-9.古いリュート音楽から4つの小品 Op.35(パヴァーヌ/マドンナ・テネリナ
/わが心のご婦人のためのセレナード/騎士)
10.眠れる河/11.東洋風の踊り Op.47(アルタモノヴァ編)
12-16.ゾディアクス組曲(序曲/パッサカリア/メヌエット/嘆き/ミュゼット)
17-20.4つの小品(1953)(前奏曲/練習曲/伝説/スケルツォ)
エレーナ・アルタモノヴァ(ヴィオラ)/ニコラス・ウォーカー(ピアノ)
録音 2010年3月26.31日ロンドン ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック
帝政ロシアの最後の時代に活躍した作曲家、ワシリエンコ(1872-1956)の珍し
い室内楽作品集です。彼は1888年に初めて音楽教育を受け、最初はグレチャニ
ノフの個人指導を受けましたが、その後、タネーエフの薫陶を受け、またスク
リャビンにも影響され、象徴主義や印象主義の特徴を持った音楽を書いていま
した。しかし、その後は様々な国の民族音楽に心惹かれ、ロシアだけでなく、
極東の音楽までをも取り込み、不思議な異国趣味を感じさせる音楽を書いたこ
とでも知られています。ここに収録された作品は、そんな彼の特徴が理解でき
るものばかりで、社会主義的リアリズムから背をそむけた感のある、一瞬
「フォーレ?」とも思える流麗な中期の名作ヴィオラ・ソナタ(しかし和声は
もっと複雑)、東洋趣味が発揮された「東洋風の踊り」など、聴きごたえのあ
る作品が並びます。歴史に埋もれた秘曲を聴く喜びがここにあります。
TOCC0138 ¥2450
ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト:
ヴァイオリンとピアノのための作品全集 第2集
1-8.ロッシーニの歌劇「オテッロ」による華麗なる幻想曲 Op.11
9.ボレロ Op.16/10-11.2つのロマンス Op.15
12-19.ル・プレ・オ・クレールの思い出
20-25.束の間の思考 第1部
26-32.ロッシーニの主題による華麗なる変奏曲
シェルバン・ルプー(ヴァイオリン)/イアン・ホブソン(ピアノ)
録音 2010年10月4.5.11.12日イリノイ大学 フォーリンジャー・グレート・
ホール
知られざる「ヴァイオリン・ヴィルトゥオーゾ」、エルンスト(1812-1865)の
作品集です。彼はベルリオーズの友人であり、また、ショパン、リスト、メン
デルスゾーンとも顔なじみでした。そしてヨーゼフ・ヨアヒムは彼を「私が知
る限り、最も偉大なヴァイオリン奏者」と評しています。そんな素晴らしい人
だったはずなのに、現在では幾つかのアンコール・ピースが知られているに過
ぎません。TOCCATAレーベルでは彼の音楽を6枚のCDに分けてリリースする予定
で、第1集(TOCC0118)も大好評を持って迎えられました。変奏曲や幻想曲など、
まさに超絶技巧の炸裂!華麗過ぎて演奏不可能だったのでしょうか。
TOCC0139 ¥2450
ジョン・マッケイブ 2010年8月29日,フェアウェル・リサイタル
1-3.シューベルト(1797-1828):ピアノ・ソナタ 第14番 イ短調 D784
4.エミリー・ハワード(1979-):空と水
5.ジョン・カスケン(1949-):忘れられない大きな枝
6-13.ラヴェル(1875-1937):高雅で感傷的なワルツ
14.ジョン・マッケイブ:テネブレ
15.フランク・ブリッジ(1879-1941):3つの叙情詩より第1番「心のやすらぎ」
ジョン・マッケイブ(ピアノ)
録音 2010年8月29日アンドリュー教会
ジョン・マッケイブ(1939-)はイギリス、リバプール生まれの作曲家です。彼
はピアニストとしても知られ、自作を含む現代音楽から、ハイドンのピアノ・
ソナタまで幅広いレパートリーを持ち、素晴らしい活躍ぶりを見せています。
そんな彼ですが、2010年8月29日に「最後の公開ピアノ・リサイタル」を行い、
半世紀にわたるピアニストとしての活動に終止符を打ちました。このアルバム
はその記録となります。シューベルトのソナタ、ラヴェルの「」など、郷愁が
にじみ出る一連の作品を始め、彼の友人の曲、及び自作の「テネブレ」で洒落
た“別れ”を告げるマッケイブ。まだまだ活躍を期待しても良いのでしょうか?
下記の2点の価格が値下げ・変更になりますのでお知らせいたします。
<MELODIYA>
MELCD 1000814 8枚組 ¥4450
マーラー:交響曲選集
キリル・コンドラシン(指揮)
MELCD 1001848 2枚組 ¥2080
リヒテル・プレイズ・バッハ -
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻BWV.846-869
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
===================================
※コメントはメーカー案内書より抜粋です。
<molto Fine>
MF 23702 ¥2600
フランス音楽と俳句
Musique Francaise et Haiku
ドビュッシー :
(1)月の光
(2)子供の領分
ラベル:
(3)ソナチネ
三上直子:
(4)三つのフォリオ 松尾芭蕉・小林一茶・与謝蕪村の俳句による
(5)フォリオ ヴァンロンプイの俳句による
ギャヌー :
(6)野尻湖 小林一茶とマブソンの俳句による7つのピアノのための組曲
日仏俳句朗読(4)-(6):村岡恵理、マルク・ジヌー
ドビュッシー、ラベル、三上直子、ギャヌーの作品を演奏
仙川アヴェニューホール、ファツィオリ・ピアノで収録
末高明美(ピアノ)
日仏俳句朗読:村岡恵理、マルク・ジヌー
録音:2011年4月27日、28日 仙川アヴェニューホール
ピアニスト末高明美の「水織音(MI・O・LI・NE)」につづくCDアルバム第2弾。
ドビュッシーが19世紀後半に出会った浮世絵等の日本文化が、時を経て、今多
くのフランス人の生活に根付き、禅や俳句などが一大ブームとなっています。
このアルバムは、フランスにおける「クール・ジャパン」の過去と現在を、一
台のピアノで表現する試みです。
一茶の俳句を通じて拡がった、ヨーロッパと信濃町(長野県・一茶の故郷)の交
流がきっかけとなり、末高明美が三上直子とルノーギャヌーの日仏の作曲家2人
に、俳句からイメージした曲を委嘱した作品を後半に収録しています。その中
の三上のフォリオは、今のEUの大統領、ロンプイ(ベルギー)の俳句集の一句に
基づく作品です。
このCDはフランスでも同時発売されます。
<ONDINE>
ODE-1183 ¥2080
エリッキ=スヴェン・トゥール:
1.混声合唱と室内管弦楽団のための「覚醒」(2011)
2.無伴奏合唱のための「さすらい人の夕べの歌」(2001)
3.弦楽オーケストラのための「インスラ・デセルタ」(1989)
エストニア・フィルハーモニック室内合唱団…1.2
/シンフォニエッタ・リーガ…1.3/ダニエル・ロイス(指揮)
録音 2011年5月31日-6月3日エストニア タリン,メソジスト教会
ヨーロッパの神秘、バルト三国エストニアの作曲家エルッキ・スヴェン・トゥ
ール(1959-)の最新作です。彼はタリンで最初の音楽教育を受け、1979年から
1984年までは「In Spe」というロック・グループを結成し、エストニアで大人
気を獲得しました。しかし、作曲に専念するためにバンドを脱退。様々なオー
ケストラやアンサンブルから委嘱を受け、たくさんの作品を書いています。彼
の作風は、確かに様々な様式の折衷でもあり、よく言われるようにプログレの
影響を受けてもいますが、常に発展的で、多くの示唆に富むものでもあります。
このアルバムは彼の合唱作品と弦楽合奏の作品を収録していて、中でも注目は
「覚醒」と題された2011年の最新作です。自然の再生、春の神秘から着想を得
て、そこにキリスト教の概念と古代エストニアにおける神の存在、それらを巧
みに描いたものであり、湧き上がるようなオーケストラの音色と溶け合う美し
い合唱に思わず心を捉えられることは間違いありません。七色の光のように乱
舞する音。その響きの美しさの中に紛れこむ独特の和声は、確かに耳を欹てる
のに充分なものを持ち、聴き手の脳をも覚醒させるパワーを備えています。
さすらい人の夕べの歌はエルンスト・エンノの詩による合唱作品で、2001年、
合唱団の20周年を記念して書かれたものです。また「インスラ・デセルタ」は
1989年に作曲され、トゥールが西側で初めて大成功を収めた記念碑的な作品で
す。ダニエル・ロイスは1961年オランダ生まれの指揮者で、合唱音楽のスペ
シャリスト。2008年からこの合唱団の芸術監督を務めています。
ODE-1081 ¥1750
ベスト・オブ・エイノユハニ・ラウタヴァーラ
1-3.カントゥス・アルクティクス「鳥と管弦楽のための協奏曲」Op.61
4.クラリネット協奏曲より第2楽章 Adagio assai
5.秋の庭より第3楽章 Giocoso e leggiero
6.マンハッタン三部作より第1部 白昼夢
7.ピアノ協奏曲第3番「夢の贈り物」より第3楽章 Energico
8.交響曲第7番 「光の天使」より第3楽章 Come un sogno
9.アポテオシス
リチャード・ストルツマン(クラリネット)…4
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団…1-8
ウラディーミル・アシュケナージ(指揮…5&ピアノ…5.7)
レイフ・セーゲルスタム(指揮)…1-4.6.8/スウェーデン放送交響楽団…9
ミッコ・フランク(指揮)…9
ヘルシンキに生まれ、最近では「癒し系」としても人気急上昇中のラウタヴァ
ーラ。しかし、彼の作品はそのような言葉では語り尽くせない多面性を持って
います。初期はセリー主義に傾倒していたり、「カントゥス・アルティクス」
のようにテープ録音を用いたものもよく知られていますし、彼の名を高めた
「天使」シリーズなどの神秘的な曲は、アルヴォ・ペルトと並ぶ人気を保って
います。このアルバムでは、そんな彼の多彩な作品を楽しめます。なお、トラ
ック9のアポセオシスは、フィンランドを代表する映画監督アキ・カウリスマ
キが、最新映画「ル・アーブル」のサウンド・トラックとして使用したことで
俄然注目を浴びています。元来は交響曲第6番「ヴィンセンティアーナ」の終
楽章ですが、映画音楽のために書かれたかのような重厚な音楽であり、不思議
な感動が押し寄せる問題作です。
<LPO>
LPO-0058 ¥2080
オネゲル:作品集
1.夏の牧歌/2-4.交響曲 第4番「バーゼルの喜び」
5-7.クリスマス・カンタータ
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
クリストファー・マルトマン(バリトン)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
ニュー・ロンドン児童合唱団
録音 2007年3月28日サウスバンク・センター,
クイーン・エリザベス・ホール…1-4, 2009年
12月5日サウスバンク・センター,ロイヤル・フェスティヴァル・ホール…5-7
両親はスイス人で、第一次世界大戦ではスイス軍に従軍しながらも、その活動
のほとんどをフランスで行ったため「フランス6人組」の一人として活躍した
オネゲル(1892-1955)ですが、現在では独立した作曲家として、そのユニーク
な作風が愛されています。彼は1920年代のパリのモダニズムを具体化し、後期
ロマン派や反印象主義を推進しましたが、時には抒情的で懐古的な作品も書い
ていました。このユロフスキのライヴはそんな曲を集めたものです。
<TOCCATA>
TOCC0034 ¥2450
ショスタコーヴィチ:2台&4手のためのピアノ作品全集 第1集
1-5.交響曲 第9番 変ホ長調 Op.70…世界初録音
6.映画音楽「団結(大いなる川の歌)」よりワルツ Op.95d
7.バレエ組曲 第2番から第3番「ポルカ」
8.コルジンキナの冒険 Op.59より第3番「追跡」
9-12.2台ピアノのための組曲 嬰ヘ短調 Op.6
13.タランテラ Op.84d
14.メリー・マーチ Op.84c
15.2台のピアノのためのコンチェルティーノ イ短調 Op.94
※1-8…連弾, 9-15…2台ピアノ
ヴィッキー・ヤンノウラ(ピアノ)/ヤコブ・フィケルト(ピアノ)
録音 2007年7月17日.20日ハーストウッドファーム・ピアノ・スタジオ
多くの作曲家・・・たとえばブラームス・・・がそうであったように、ショス
タコーヴィチ(1906-1975)も、管弦楽作品を書く際に、まず連弾か2台ピアノ演
奏版を作っていました。しかしそれらのほとんどは、演奏される機会もなく静
かに眠っています。今回TOCCATAレーベルはこれらの作品を全て発掘し実際に
音にしてみます。ピアニストとしても天賦の才を有していたショスタコーヴィ
チの創作の原点を探るシリーズ、まずは「交響曲第9番」から始めます。新し
い世界が目の前に広がることでしょう。その他の小品も興味深いものばかり。
「ショスタコーヴィチ・マニア」必聴です。
TOCC0112 ¥2450
ヴィッサリオン・シェバリーン:無伴奏合唱組曲全集
1-5.プーシキンの詩による5つの合唱曲 Op.42
6-8.レルモントフの詩による3つの合唱曲 Op.47
9-11.ソフロノフの詩による3つの合唱曲 Op.44
12-17.タンクの詩による6つの合唱曲 Op.45
18-21.イサコフスキの詩による4つの合唱曲 Op.50
22-24.モルドバの詩による3つの合唱曲 Op.52
25-28.我が孫たちに-子どものための4つの合唱曲
29-35.森の開拓地で-子どものための7つの合唱曲
36.映画「グリンカ」より国防市民軍兵の合唱「おお、夜明けよ」
※全て初録音
ロシア・コンセルヴァトワール室内合唱団
ニコライ・コーンジンスキー(指揮)
録音 2008年5月14.16.19日モスクワ ロシア放送曲 第1スタジオ
シベリア、オムスク生まれの作曲家、シェバリーン(1902-1963)の珍しい合唱
作品集です。両親ともに音楽教師という環境の元に育った彼は20歳の頃にモス
クワへ行き、グリエールとミャスコフスキーに見いだされ、モスクワ音楽院で
学びました。ショスタコーヴィチとも親交を結び、1920年代には現代音楽連合
(AMM)のメンバーとしても名を連ねています。初期には印象派の影響を受ける
も、後には社会主義リアリズム路線に転じ、チャイコフスキーの「1812年」の
終結部の改変などを行っています。当局の依頼により作曲家の書いた本来の形
を変え、旧ソ連国歌を挿入。今でもその形は耳にすることが可能であり、当時
の「国家事情」を慮るには最適な作品と言えましょう。さて、このアルバムで
すが、ここには彼本来の姿であろう「控え目で楽観的」な作風が横溢する合唱
作品集です。民謡風で素朴な味わいです。
TOCC0114 ¥2450
フィリップ・ラミーピアノ作品集 第3集 1960-2010
1-10.組曲(1960-1963 改編1988)(前奏曲/アリア/スケルツォ/ガーシュウイン
へのオマージュ/喚起/行進曲/バラード/ブルレスケ/ロシア風の讃歌/
トッカータ)
11-12.2つの小品/13.トッカータ・ジョコーサ
14.スラヴ風狂詩曲(ノヴゴロドのクレムリンの夜)
15.フォスターの主題によるブルレスケ=パラフレーズ
16.ディエス・イレによるバガテル
17.ディエベル・バニ(サハラン・メディテーション)
18.ブルー・ファントム
19.ピアノ・ソナタ 第6番(幻想ソナタ)※作曲家立ち会いにて初録音
スティーブン・ゴスリング(ピアノ)
録音 2010年5月7.8.10日ニューヨーク パトリック・サウンド・スタジオ
アメリカのピアニスト、作家、そして作曲家であるラミー(1939-)のピアノ作
品集第3集です。彼は20代の初めに、ロシアの名作曲家チェレプニンから作曲
を学んだ後、アメリカへ行き、多くの音楽家たちと交友を持ちます。その中に
はコープランド、バーバー、バーンスタイン、トムソンなどの作曲家や、ホロ
ヴィッツなどの名演奏家も含まれます。そして彼は、1977年から1993年まで、
ニューヨーク・フィルのプログラム・エディタとして活躍し、作曲家たちへの
インタビューや、演奏などの解説をこなしていることでも知られます。このア
ルバムでは1960年から最近の作品までの様々な作品を聴くことが可能です。プ
ロコフィエフやバルトークなどの新古典主義の作風による「組曲」に始まり、
抒情的な「スラブ風狂詩曲」などをはさみ、技巧的で劇的なソナタ第6番で幕
を閉じます。作曲家お墨付きのゴスリングによる演奏です。
TOCC0119 ¥2450
ヘイノ・エッレル:ピアノ作品全集 第1集
1-7.前奏曲 第1巻(1914-1917)
8-13.6つの組曲(エストニア組曲…1946)(ビリー・ゴートの踊り/ラウンド・
ダンス/民謡/角笛の調べ/民謡で/踊りの調べ)
14.トッカータ ロ短調(1921)/15.踊り ロ短調(1930)
16.性格的な踊り(1941)/17.ダンス=カプリース(1933)/18.鐘(1929)
19-21.ピアノ・ソナタ 第2番(1939-1940)
ステン・ラスマン(ピアノ)
録音 2008年12月11-12日オールド・グラナリー・スタジオ
エストニア、タルトゥに生まれ、多くの作品を残したヘイノ・エッレル(1887-
1970)。現在では彼の作品のほとんどは忘れられてしまい、仄かに名を残すの
は「アルヴォ・ペルトの師」であったことくらいでしょうか?主にヴァイオリ
ニストとして活躍した人ですが、ピアノ曲も多く書いていて、その量はおよそ
CD7枚分にも及びます。ショパン、グリーグの抒情性を受け継ぎ、そこにエス
トニア民謡や北欧の雰囲気を加え、時にはプロコフィエフ風のエネルギッシュ
さを感じさせる幅広い音楽です。
TOCC0127 ¥2450
セルゲイ・ワシレンコ:ヴィオラとピアノのための作品全集
1-4.ヴィオラ・ソナタ Op.46/5.子守歌
6-9.古いリュート音楽から4つの小品 Op.35(パヴァーヌ/マドンナ・テネリナ
/わが心のご婦人のためのセレナード/騎士)
10.眠れる河/11.東洋風の踊り Op.47(アルタモノヴァ編)
12-16.ゾディアクス組曲(序曲/パッサカリア/メヌエット/嘆き/ミュゼット)
17-20.4つの小品(1953)(前奏曲/練習曲/伝説/スケルツォ)
エレーナ・アルタモノヴァ(ヴィオラ)/ニコラス・ウォーカー(ピアノ)
録音 2010年3月26.31日ロンドン ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック
帝政ロシアの最後の時代に活躍した作曲家、ワシリエンコ(1872-1956)の珍し
い室内楽作品集です。彼は1888年に初めて音楽教育を受け、最初はグレチャニ
ノフの個人指導を受けましたが、その後、タネーエフの薫陶を受け、またスク
リャビンにも影響され、象徴主義や印象主義の特徴を持った音楽を書いていま
した。しかし、その後は様々な国の民族音楽に心惹かれ、ロシアだけでなく、
極東の音楽までをも取り込み、不思議な異国趣味を感じさせる音楽を書いたこ
とでも知られています。ここに収録された作品は、そんな彼の特徴が理解でき
るものばかりで、社会主義的リアリズムから背をそむけた感のある、一瞬
「フォーレ?」とも思える流麗な中期の名作ヴィオラ・ソナタ(しかし和声は
もっと複雑)、東洋趣味が発揮された「東洋風の踊り」など、聴きごたえのあ
る作品が並びます。歴史に埋もれた秘曲を聴く喜びがここにあります。
TOCC0138 ¥2450
ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト:
ヴァイオリンとピアノのための作品全集 第2集
1-8.ロッシーニの歌劇「オテッロ」による華麗なる幻想曲 Op.11
9.ボレロ Op.16/10-11.2つのロマンス Op.15
12-19.ル・プレ・オ・クレールの思い出
20-25.束の間の思考 第1部
26-32.ロッシーニの主題による華麗なる変奏曲
シェルバン・ルプー(ヴァイオリン)/イアン・ホブソン(ピアノ)
録音 2010年10月4.5.11.12日イリノイ大学 フォーリンジャー・グレート・
ホール
知られざる「ヴァイオリン・ヴィルトゥオーゾ」、エルンスト(1812-1865)の
作品集です。彼はベルリオーズの友人であり、また、ショパン、リスト、メン
デルスゾーンとも顔なじみでした。そしてヨーゼフ・ヨアヒムは彼を「私が知
る限り、最も偉大なヴァイオリン奏者」と評しています。そんな素晴らしい人
だったはずなのに、現在では幾つかのアンコール・ピースが知られているに過
ぎません。TOCCATAレーベルでは彼の音楽を6枚のCDに分けてリリースする予定
で、第1集(TOCC0118)も大好評を持って迎えられました。変奏曲や幻想曲など、
まさに超絶技巧の炸裂!華麗過ぎて演奏不可能だったのでしょうか。
TOCC0139 ¥2450
ジョン・マッケイブ 2010年8月29日,フェアウェル・リサイタル
1-3.シューベルト(1797-1828):ピアノ・ソナタ 第14番 イ短調 D784
4.エミリー・ハワード(1979-):空と水
5.ジョン・カスケン(1949-):忘れられない大きな枝
6-13.ラヴェル(1875-1937):高雅で感傷的なワルツ
14.ジョン・マッケイブ:テネブレ
15.フランク・ブリッジ(1879-1941):3つの叙情詩より第1番「心のやすらぎ」
ジョン・マッケイブ(ピアノ)
録音 2010年8月29日アンドリュー教会
ジョン・マッケイブ(1939-)はイギリス、リバプール生まれの作曲家です。彼
はピアニストとしても知られ、自作を含む現代音楽から、ハイドンのピアノ・
ソナタまで幅広いレパートリーを持ち、素晴らしい活躍ぶりを見せています。
そんな彼ですが、2010年8月29日に「最後の公開ピアノ・リサイタル」を行い、
半世紀にわたるピアニストとしての活動に終止符を打ちました。このアルバム
はその記録となります。シューベルトのソナタ、ラヴェルの「」など、郷愁が
にじみ出る一連の作品を始め、彼の友人の曲、及び自作の「テネブレ」で洒落
た“別れ”を告げるマッケイブ。まだまだ活躍を期待しても良いのでしょうか?