クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

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10-06 No.11-1

2010年06月12日 00時56分24秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
CDC-6085012 \1580
ベルリン・フィル12人のチェリスト/パリの花
1.パリの橋の下(ヴァンサン・スコット曲)
2.フォーレ:パヴァーヌ
3.ピガール(ユルメール曲)
4.残されし恋には(フランス映画「夜霧の恋人たち」(1968)主題歌)(トレネ曲)
5.ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
6.女は女である(映画「女は女である」(1961)より)(ルグラン曲)
7.パリの花(ブールテイル曲)
8.ドビュッシー:月の光
9.ばら色の人生(ルイギ曲/ピアフ詩)
10.パリの空の下
(フランス映画「巴里の空の下-セーヌは流れる(1951)」主題歌)
(ヴァンサン・スコット曲)
11.サティ:ジムノペディ 第1番
12.プーランク:人間の顔(8曲)
ベルリン・フィル12人のチェリストたち
録音:2009年8月22日、キリスト教会、レンズブルグ、2010年1月2-4日、
イエス・キリスト教会、ベルリン録音
ジュエル・ケース 16Pブックレット
メンバーたちが長年リリースを待ち望んでいたフランス音楽集!1940年代に
生まれた「パリの花」「ばら色の人生」「残されし恋には」の不朽の名作他
のシャンソン、映画音楽、クラシックの定番曲も取り入れたフランス音楽の
華。




<ORF>
CD 3088 \2080
(1)カリッシミ:オラトリオ「金持ちの物語」
(2)ベルターリ:オラトリオ「幼児虐殺」
クリストフ・ハンマー(指揮)ノイエ・ホフカペレ・ミュンヘン
ウルリケ・ホフバウアー(ソプラノ),
クリスティーネ・ヤウナルクスネ(ソプラノ),
ウルリケ・アンダーゼン(アルト),
アレックス・ポッター(カウンターテノール),他
録音:2005年9月9日,イタリア,ブレッサノーネ、DDD、75'10
珍しいオラトリオを2作収録。ジャコモ・カリッシミ(1605-1674)は、17世紀
半ばのイタリアの重要な作曲家で、オラトリオというジャンルを確立させた
人物として知られている。「金持ちの物語」は、ルカの福音書にあるエピソ
ードを題材としている。金持ちが門の前に居座る乞食ラザロに救いの手を差
し出さなかったため、死後ラザロは天国に、金持ちは地獄に堕ちる、という
物語。アントニーノ・ベルターリ(1605-1669)はヴェローナ出身で、ウィーン
で宮廷楽長として活躍した人物。「幼児虐殺」はベツレヘムでイエス・キリ
ストの誕生を恐れたヘロデ王が幼子を皆殺しにしたマタイの福音書に基づく
オラトリオ。クリストフ・ハンマーは1966年生まれのドイツの指揮者。1996
年にノイエ・ホフカペレ・ミュンヘン(ミュンヘン新宮廷楽団)を結成、バロ
ック音楽に取り組んでいる。

CD 3089 \2080
(1)シュニトケ:自然の声-10人の女声とヴィブラフォンのための
(2)グバイドゥーリナ:
アッシジの聖フランチェスコによる「太陽の賛歌」-独奏チェロと打楽器と
室内合唱のための
(3)マルコス・レイテ(1953-2002):クラオ族の3つの先住民の歌
ヨハネス・ヒーメッツベルガー指揮シネ・ノミネ合唱団
録音:2008年7月ウィーン
シネ・ノミネ合唱団は1991年に設立され、バロックから現代音楽まで幅広い
レパートリーをこなす混声合唱団。アルバムの中心をなす全曲で47分からな
るグバイドゥーリナの大作《太陽賛歌》は合唱の豊かな響きを背景にチェロ
がモノローグ風のパッセージを弾いたり、打楽器がハーモニーをふち取った
りと変化に富んだ美しい作品。マルコス・レイテの《クラオ族の3つの先住民
の歌》は短い作品ながら、歌い手が吐息や口笛、様々な小物打楽器を使って
森のざわめきを表現しながら、やがて躍動的な歌へと変わってゆくプロセス
が楽しい。南米またはアフリカ的な明るさに満ちた佳品。

CD 3092 \2080
カミッラ・デ・ロッシ:
オラトリオ「聖ベアトリーチェ・デステ」
グラシエラ・オッドーネ(ソプラノ,聖ベアトリーチェ・デステ)、
デニス・レイキー(カウンターテノール,聖ジュリアーナ,天使)、
櫻田 亮(テノール,助言者)、
リサンドロ・アバディエ(バス,エッツェリーノ)、
ダニエラ・ドルチ(指揮)ムジカ・フィオリータ
録音:2007年5月,スイス,ビンニゲン
カミッラ・デ・ロッシは18世紀初頭の作曲家。当時の作曲家で女性は大変珍
しい上に、オラトリオのような大作を手がけているは他に類を見ない。「聖
ベアトリーチェ・デステ」は1707年の作とされている。ダニエラ・ドルチは
既にデ・ロッシの「聖アレッシオ」も録音しており、この謎の多い女性作曲
家に積極的に取り組んでいる。日本が誇るテノール、櫻田 亮も出演。

CD 3036 3枚組 \6240
レゾナンツェン音楽祭2008「空想,幻影,狂気」
CD1)
A.スカルラッティ:聖降誕祭のためのミサ-キリエ,グローリア
ペルゴレージ:聖エミディオのミサ-グローリア
演奏:リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)
コンチェルト・イタリアーノ,
A.ダンチェヴァ(S),M.ピッチーニ(S),A.シンボリ(S),
A.アッリヴァベーネ(男声A),A.ジャングランデ(男声A),L.ドルドロ(T),
G.フェラーニ(T),M.ベッロルト(B),S.フォレスティ(B)
レグレンツィ:この男は顔に
サルヴァトーレ:ティルシが聞くとき
カリッシミ:ああ思い出よ
演奏:サラ・ミンガルド(A),リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb)
ヤング:4声のソナタ第4番/メールラ:カンツォーネ「ラ・ガッリーナ(雌鳥)」
リッコ:2声のエコーのカンツォーネ
カール:カッコーによる奇想曲
ブオナメンテ:
二つのヴァイオリンとバッソ・ダ・ブラッツォもしくはファゴットのための
ソナタ第1番
演奏:レ・コルネ・ノワール
ビリャンシーコ:愛するあなたは敵にて
作者不詳:セギディーリャ・イン・エコー
マルティン・イ・コル:エル・ビリャーノ
アラニェス:シャコンヌの夜会
演奏:ジョルディ・サヴァール(指揮)
エスペリオンXXI,ラ・カペッラ・レイアル・デ・カタルーニャ
モンセラート・フィゲラス(S),アリアンナ・サヴァール(S),ほか
CD2)
コダス:カンティガス・ダミゴ-ビーゴの海の波よ,愛を知るすべての人々
アス=シュスタリ:ユル・ユル
作者不詳:私は月曜日に起きる/ほか
演奏:ムデハル(歌、ウサルテリウム、フィドル、バグパイプ、リュート)
クープラン:コンセール第13番
サント=コロンブ:悲しみのトンボー
フォルクレ:サラバンド
演奏:レ・チェレスティ・アルモニエ:
【パオロ・ガンドルフィ&グイド・バレストラッチ(Gamb)】
メイナード:未亡人,司祭,法律家
ロビンソン:鐘の音に基ずく20の変奏
プレイフォード:冷たい大地に
ダウランド:運命はわが敵
モーリー:神聖な終結のパヴァン,神聖な終結へのガリアルド
ブレイド:スコットランド舞曲
プレイフォード:牧師の告別,腸詰の山
演奏:クリスティアン・ツィンケ(指揮)
アンサンブル・エコー・デュ・ドナウ
CD3)
アンティコ(1956-):ラ・クルナ,ヴィリネッダ,ラ・テッシトリーチェ,
即興,ツィンミル・スムッス
演奏:アルフィオ・アンティコ(歌,タンバリン,ギター),ほか
ゴンベール:
「傷のない」,「何と美しい」,「神の小羊」,「ユピテルのムーサたち」
演奏:ザ・サウンド・アンド・ザ・フュアリー(声楽アンサンブル)
ブラス・デ・カストロ:魂の塔から
マリン:私を撥ね付ける眼よ
ルイス・デ・リバヤス:パラデタス
フェルナンデス:君に歌おう
マルティン・イ・コル:ロマネスカとカナリオス
フィリペ・ダ・マドレ・デ・デウス:アントニヤ・フラシクィア・ガシパ
演奏:ジョルディ・サヴァール(指揮)
エスペリオンXXI,ラ・カペッラ・レアル・デ・カタルーニャ
モンセラート・フィゲラス(S),アドリアーナ・フェルナンデス(S),
フリオ・ザナージ(Br),ほか
録音:2008年1月19-27日、ウィーン・コンツェルトハウス,全てライヴ録音
ウィーン恒例の古楽祭のレゾナンツ、2008年のライヴが登場。リナルド・ア
レッサンドリーニ率いるコンチェルト・イタリアーノや、ジョルディ・サヴァ
ールとエスペリオンXXI、ラ・カペッラ・レアル・デ・カタルーニャのような
人気団体から、小さな古楽団体、さらにはアルフィオ・アンティコのように
独自の個性的な活動をする人まで、多用な演奏が集められている。これだけ
の演奏が十日にも満たない間に連日行われているのだ。その興奮が味わえる
のは、ライヴ録音ならではだろう。




<naive>
OP 30507 3枚組(1枚価格) \2280
ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-1736)/スペシャル・ボッ
クス
[CD1]
ペルゴレージ:スターバト・マーテル
A.スカルラッティ(1660-1725):スターバト・マーテル
ジェンマ・ベルタニョッリ(S) サラ・ミンガルド(A) 
リナルド・アレッサンドリーニ(指)
コンチェルト・イタリアーノ
録音:1998年1月
[CD2]
ペルゴレージ:
サルヴェ・レジーナ イ短調,ソナタ 変ロ長調,
サルヴェ・レジーナ ハ短調,ソナタ ト長調
レオ(1694-1744):サルヴェ・レジーナ ヘ長調
ファビオ・ビオンディ(Vn,指)、バルバラ・シュリック(S) 
エウローパ・ガランテ
[CD3]
ペルゴレージ:聖エミディオのためのミサ(ローマ・ミサ)(1734年)
A.スカルラッティ:
サンティッシモ・ナターレ・ミサ(クリスマス・ミサ)(1707年)
リナルド・アレッサンドリーニ(指)
コンチェルト・イタリアーノ
録音:2008年1月
今年はペルゴレージ生誕300年にあたります。これを記念して、ナイーブレー
ベルより、珠玉の3タイトルがセットになって1枚価格で登場。[CD1]のスター
バト・マーテルでは、アレッサンドリーニは弦5人+アルチリュート、オルガ
ンの系7 人だけという最少編成で演奏。この切り詰められた状態によって導
き出される、作品に込められた真摯な思いに胸を打たれます。他にもビオン
ディによる名演も含まれた大変お買い得なセットとなっています。

OP 30508 \2280
「VIVALDI!」
ヴィヴァルディ:オペラ、宗教作品のアリア集
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)
アレッサンドリーニ、ビオンディら多数共演者
吉田秀和氏も「鈴を転がすような声」と絶賛、近年オペラにソロに、活躍目
覚ましいサンドリーヌ・ピオー。ナイーブのヴィヴァルディ・エディション
に録音したオペラや宗教曲のアリアをまとめたもの。彼女の自在なテクニッ
ク、可憐にして華麗、そして深い表現を併せ持つ魅惑の歌声を堪能できる1枚
です。

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