クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

12-08 No.29-1

2012年08月26日 11時28分35秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
47979 ¥1850
《ヨーロッパからラテン・アメリカへのバロック音楽集》
ホセ・デ・ネブラ:『サルスエラ「Vendado es amor, no es ciego」より』
アンリ・ル・バイイ:『私は狂気』
作者不詳:『「マルティネス写本」より』
パーセル:『歌劇「ディドーとエーネアス」より』『歌劇「アーサー王」より』
ヘンデル:
『カンタータ「決して心変わりしない」(スペイン・カンタータ)HWV.140より』
ラモー:『歌劇「優雅なインドの国々」より』
シャルパンティエ:『何も恐れずこの森に』『歌劇「メデ」より』
パトリシア・プティボン(Sp)
アンドレア・マルコン(指揮)
ラ・チェトラ(ピリオド楽器アンサンブル)
〔録音〕2012年2月, バーゼル、マルティンス教会(デジタル:セッション)
クリスティに学び、アーノンクールに認められ世に出た逸材パトリシア・プティ
ボン。清楚と優しさから激情まで、すべてにおいて様々な感情を可能とせる数
少ないソプラノ歌手といえるでしょう。このアルバムでは、ラテン・アメリカ
のバロック時代の作曲家の作品。そしてリズミカルでたっぷりのエネルギーが
注入されたラテン・アメリカの異国情緒感を取り入れた、ヨーロッパのバロッ
ク作曲家の作品を収録。魅力的なプティボンの歌唱は、バロック様式の貴重な
ラテン作品の宝庫から想像力を湧かせ、これまでにない「時代の表現性」を高
めることに成功しています。バロックの名手アンドレア・マルコンと、バーゼ
ル・スコラ・カントールムの卒業生を中心として結成されたアンサンブル「ラ
・チェトラ」との共演によって、新世界観たっぷりの感情表現豊かな演奏を堪
能できます。

47990 ¥1850
シューマン:幻想小曲集 作品73
ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 作品38
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 作品40
ソル・ガベッタ(チェロ)
エレーヌ・グリモー(ピアノ)
録音:2012年5月22-25日 ドイツ エッセン、フィルハーモニー
グリモーの初の室内楽アルバム。ロシア系フランス人の両親のもとアルゼンチ
ン生まれたチェリスト、ソル・ガベッタと共演したアルバム。
2011年にクシュタートで行われたメニューイン音楽祭で共演し絶賛を浴びたプ
ログラムと同じチェロとピアノの最重要作品の選曲です。

734770(DVD-Video) 8枚組 ¥10580
734771(Blu-ray) 5枚組 ¥13000
《ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」全曲》
演出:ロベール・ルパージュ
【DVD1:『ラインの黄金』】
ブリン・ターフェル(ヴォータン), ステファニー・ブライズ(フリッカ),
リチャード・クロフト(ローゲ), エリック・オーウェンズ(アルベリヒ),
ウェンディ・ブリン・ハーマン(フライア), パトリシア・バードン(エルダ),
ゲルハルト・ジーゲル(ミーメ), ハンス=ペーター・ケーニッヒ(ファフナー),
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(ファーゾルト), アダム・シーゲル(フロー),
ドウェイン・クロフト(ドンナー), 他
【DVD2&3:『ワルキューレ』】
ヨナス・カウフマン(ジークムント),
エヴァ=マリア・ヴェストブルック(ジークリンデ),
ブリン・ターフェル(ヴォータン), ステファニー・ブライズ(フリッカ),
デボラ・ヴォイト(ブリュンヒルデ), 他
【DVD4&5:『ジークフリート』】
ジェイ・ハンター・モリス(ジークフリート),
デボラ・ヴォイト(ブリュンヒルデ),
ブリン・ターフェル(さすらい人), ゲルハルト・ジーゲル(ミーメ),
エリック・オーウェン(アルベリヒ),
ハンス=ペーター・ケーニッヒ(ファフナー),
モイツァ・エルトマン(森の小鳥), パトリシア・バードン(エルダ), 他
【DVD6&7:『神々の黄昏』】
デボラ・ヴォイト(ブリュンヒルデ),
ジェイ・ハンター・モリス(ジークフリート),
ハンス=ペーター・ケーニッヒ(ハーゲン),
イアイン・ペイターソン(グンター),
ウェンディ・ブリン・ハーマー(グートルーネ),
ヴァルトラウト・マイアー(ヴァルトラウテ),
エリック・オーウェン(アルベリヒ), 他
【DVD8:ドキュメンタリー、ワーグナーズ・ドリーム】
(メイキング・オブ・ニュー・リング 収録時間:1時間53分)
ジェイムズ・レヴァイン(指揮:ラインの黄金&ワルキューレ)
ファビオ・ルイージ(指揮:ジークフリート&神々の黄昏)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
〔収録〕2010年10月9日(ラインの黄金), 2011年5月14日(ワルキューレ),
2011年11月5日(ジークフリート), 2012年2月11日(神々の黄昏):
メトロポリタン歌劇場(ライヴ)
メトの「指環」は1980年後半に収録された豪華メンバーによるものが有名です
が、2010年からハイテク機材を使用した壮大な舞台や、シルク・ドゥ・ソレイ
ユの演出家として有名なロベール・ルパージュを起用した新演出は、最近よく
ある斬新な「読み替え」無しに、ワーグナーの音楽と「指環」をめぐる神話を
確実に忠実に表現したものといえましょう。その上演を全て収録した映像が、
いよいよ発売です。「ワーグナーズ・ドリーム」と題されたメイキング映像で
は、様々なハプニングに対処する舞台裏など、オペラ制作の舞台裏を垣間見る
ことのできる、見ごたえたっぷりのドキュメンタリー映像となっております。

734840(DVD-Video) ¥3350
734851(Blu-ray) ¥3880
上記全集のドキュメンタリー映像部分のみのDVD
ワーグナーズ・ドリーム

479638 2枚組 ¥1850
《ワーグナー:「ニーベルングの指環」名場面集》
【「ラインの黄金」より】
『Vorspiel - Weia! Waga! Woge, du Welle!』『Fing' eine diese Faust!』
『Wotan! Gemahl! Erwache! - Vollendet ist das grose Werk』
『Ihr andern harrt bis Abend hier』『Bin ich nun frei? Wirklich frei?』
『Weiche, Wotan, weiche!』
『He da! He da! He do! - Rheingold! Rheingold!』
【「ワルキューレ」より】
『Wintersturme wichen dem Wonnemond』『Vorspiel 2.Akt - ""Hojotoho!""』
『So ist es denn aus mit den ewigen Gottern』
『Vorspiel...Hojotoho! Hojotoho!(ワルキューレの騎行)』
『In festen Schlaf verschlies' ich dich』
『Feuerzauber - Wer meines Speeres Spitze, furchtet, durchschreite das
Feuer』
【「ジークフリート」より】
『Hoho! Hoho! Hohei! Schmiede mein Hammer - Schau, Mime, du Schmied:
So schneidet Siegfrieds Schwert』『Nun sing! Ich lausche dem Gesang』
『Dir Unweisen ruf'ich ins Ohr』『Heil dir, Sonne! Heil dir, Licht!』
『Sangst du mir nicht, dein Wissen sei das Leuchten...』
【「神々の黄昏」より】
『Zu neuen Taten, teurer Helde』『Siegfrieds Rheinfahrt』
『Hier sitz' ich zur Wacht』
『Gros Gluck und Heil, lacht nun dem Rhein - Empfangt Gunther's Braut』
『Errath'st Du auch dieser Raben Geraun'?』
『Fliegt heim, ihr Raben!(Immolation Scene)』
ブリン・ターフェル(Br)、ステファニー・ブライズ(Ms)、
エリック・オーウェンズ(Bs)、ヨナス・カウフマン(T)、
デボラ・ヴォイト(Sp)、エヴァ=マリア・ヴェストブルック(Sp)、
ジェイ・ハンター・モリス(T)、ハンス=ペーター・ケーニヒ(Bs)、他
ジェイムズ・レヴァイン(指揮:ラインの黄金&ワルキューレ)
ファビオ・ルイージ(指揮:ジークフリート&神々の黄昏)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
〔録音〕2010年10月9日(ラインの黄金), 2011年5月14日(ワルキューレ),
2011年11月5日(ジークフリート), 2012年2月11日(神々の黄昏):
メトロポリタン歌劇場(デジタル:ライヴ)
このCDは、この上演での素晴らしい場面ばかりを収録したもので、歌唱と音楽
だけでも素晴らしいものと納得させてくれるベスト盤です。




<Decca>
4784696 ¥1850
ブラームス:
『静かな夜に』『かよわい娘が歩いて行った』『ばら色のくちびる』
『すべての思いが』『下の谷底では』『間奏曲イ長調Op.118-2』
ハイドン:『さすらい人』『回想』『絶望』
モーツァルト:『すみれK.476』『夕べの想いK.523』
シューベルト:
『林にてD.738』『夕べの星D.806』『ミニョンにD.161』『死と乙女D.531』
『丘の上の若者D.702』『アヴェ・マリア』『君はわが憩いD.776』
『12のワルツ D.145-第6番』
アンドレア・ショル(C-T)
タマール・ハルペリン(P)
〔録音〕2012年7月, オーストリア、ホーエネムス・マルクス=ジッティクス
・ザール(デジタル:セッション)
音楽の選択のテキストと音楽の完璧なバランスを提供するアンドレア・ショル。
「音楽には特定の声域に限られる必要がない」という彼の信念の音楽のパフォ
ーマンスは、この絶品な「新コレクション」とも思えるプログラムによって証
明されます。アルバム・タイトル通りの「幸福を見いだせぬさすらい人の心」
を表現したハイドン、モーツァルト、シューベルト、ブラームスの歌曲の中か
ら選曲され、典型的な人間像を象徴した表現で見事に歌われます。

4783546 ¥1850
プロコフィエフ
ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.63
2つのヴァイオリンのためのソナタ Op.56
ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.80
ジャニーヌ・ヤンセン(Vn)
ボリス・ブロヴツィン(Vn) イタマール・ゴラン(P)
ウラディーミル・ユロフスキー指揮 
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
〔録音〕2012年6月21日―23日 ロンドン ヘンリー・ウッド・ホール(協奏曲)
2012年6月11-14日 ベルリン テルデック・スタジオ(ソナタ)
ヤンセン来日記念!ついにリサイタル・ツアーで来日するヤンセン。最新録音
はユロフスキ指揮ロンドン・フィルの伴奏によるプロコフィエフのVn協奏曲
第2番。さらに、イタマール・ゴランを伴奏に迎えたVnソナタ第1番、ブロフ
ツィンとの2つのヴァイオリンのためのソナタも収録。
オランダ出身のジャニーヌ・ヤンセンは2003年にデッカと専属契約を結び、毎
年のようにアルバムをリリース。母国オランダではPOPアイドル並みの人気で、
これまでのアルバムは連続プラチナ・ディスクに輝いています。協奏曲のみな
らず、室内楽にも積極的で、デビュー直後には自ら室内楽フェスティバルも主
宰、この音楽祭は現在も続いています。

4783523 3枚組 ¥3800
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
CD1 
(1)第1番 ニ長調 作品12の1 (2)第2番 イ長調 作品12の2 
(3)第3番 変ホ長調 作品12の3 (4)第5番 ヘ長調 作品24《春》
CD2 
(1)第4番 イ短調 作品23 (2)第8番 ト長調 作品30の3 
(3)第9番 イ長調 作品47《クロイツェル》  
CD3 
(1)第6番 イ長調 作品30の1 (2)第7番 ハ短調 作品30の2 
(3)第10番 ト長調 作品96
レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)、
エンリコ・パーチェ(ピアノ)
〔録音〕2012年
現代最高のヴァイオリニストの一人、ギリシャ出身のカヴァコス、デッカ・デ
ビュー盤!
1967年アテネ生まれのレオニダス・カヴァコス。1985年、最年少でシベリウス
国際コンクールに優勝し一躍注目を集め、現在では世界各地の主要オーケスト
ラからの共演オファーが殺到する人気ぶりです。録音活動も積極的で、ECMレー
ベルにはラヴェル&エネスコ作品を、SONYからはモーツァルトなどのアルバム
がリリースされています。カヴァコスは昨年デッカを録音専属契約を結び、そ
の第1弾となるのが当アルバム。いきなりベートーヴェンのヴァイオリン・ソナ
タ全曲という直球勝負で、今回のリリースに対する彼の意気込みが感じられま
す。日本へは、昨年の震災直前、シャイー指揮ゲヴァントハウス管のソリスト
として来日し、サントリーホールの満員の聴衆の前でドヴォルザークの協奏曲
を披露し、観客を圧倒しました。2012年11月にはリサイタルで再来日する予定
となっており、ベートーヴェンのソナタも数曲演奏予定です。

743469(DVD-Video) 2枚組 ¥6450
743470(Blu-ray) ¥3880
ヘンデル:歌劇「ロデリンダ」HWV.19(全曲)
ルネ・フレミング(Sp:ロデリンダ), アンドレアス・ショル(C-T:ベルタリド),
ステファニー・ブライズ(Ms:エドゥイージェ),
ジョセフ・カイザー(T:グリモアルド),
イェスティン・デイヴィス(C-T:ウヌルフォ), シェンヤン(Br:ガリバルド)
演出:スティーヴン・ワズワース, 舞台:トーマス・リンチ
衣装:マーティン・パクレディナス, 照明:ピーター・カゾロウスキー
ハリー・ビケット(指揮&Cemb)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
〔収録〕2011年12月3日、メトロポリタン歌劇場(ライヴ)
メトロポリタン歌劇場ではこれまで基本古典派以降の作品を上演してきました
が、最近のバロック・オペラ復興の流れと、新発想の演出や歌手の起用によっ
て、ここでもバロック芸術が開花しはじめました。2004年に新プロダクション
としてこのメトで上演された「ロデリンダ」の再上演でも圧倒的な美声と表現
力のルネ・フレミング。そして繊細な心理を見事に表現したアンドレアス・
ショル。イギリス・バロック界の実力派ハリー・ビケットの指揮とレチタティ
ーヴォでのチェンバロ。ピリオド奏法を使用した小編成のオーケストラ。決し
て現代的とはいえない古典的な舞台づくりと演出によって、この作品の美の世
界を味あわせてくれます。

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12-08 No.29-2

2012年08月26日 11時28分01秒 | Weblog
<Linn>
CKD 411(SACD-Hybrid) 2枚組 ¥3580
コレッリ:合奏協奏曲集Op.6 ――
合奏協奏曲第1番ニ長調Op.6-1/合奏協奏曲第2番ヘ長調Op.6-2
合奏協奏曲第3番ハ短調Op.6-3/合奏協奏曲第4番ニ長調Op.6-4
合奏協奏曲第5番変ロ長調Op.6-5/合奏協奏曲第6番ヘ長調Op.6-6
合奏協奏曲第7番ニ長調Op.6-7/合奏協奏曲第8番ト短調Op.6-8
合奏協奏曲第8番ト短調Op.6-8《クリスマス》/合奏協奏曲第9番ヘ長調Op.6-9
合奏協奏曲第10番ハ長調Op.6-10/合奏協奏曲第11番変ロ長調Op.6-11
合奏協奏曲第12番ヘ長調Op.6-12
パヴロ・ベズノシウク(ヴァイオリン&ディレクター)、
エイヴィソン・アンサンブル
2013年で没後300周年を迎えるイタリア・バロックにおけるヴァイオリン音楽の
輝く天才コレッリ。2013年の全4巻(Op.1-Op.6)での完結に向けて始動したベズ
ノシウク&エイヴィソン・アンサンブルによるコレッリの第1弾は「合奏協奏曲
Op.6」!ベズノシウクのヴァイオリン、エイヴィソン・アンサンブルの合奏能
力が冴え渡る"コンチェルティーノ"と"リピエーノ"の対比では、LINNの超ハイ
ファイ録音が見事な効果を発揮してくれることだろう。




<Glossa>
GCD 921626 2枚組 ¥1880
完全限定盤
コンセール・スピリチュエル
- 結成25周年アニヴァーサリー・アルバム"les 25 ans !!!" ――
I.ミュジーク・ルリジューズ(宗教音楽)
- フレマール、ブテイエ、シャルパンティエの音楽
II.デムジュール(行き過ぎ) - ヘンデル、ストリッジョ、パーセルの音楽
III.ジャルダン・スクレ(秘密の園)
- ボワモルティエ、ダジャンクール、ギュスターヴ・シャルパンティエの音楽
IV.オペラ集
- ボワモルティエ:《ダフニスとクロエ》より、
パーセル:《ディドーとエネアス》より、デトシュ:《カリロエ》より、
マレ:《セメレ》より、グレトリ:《アンドロマケ》より、
カンプラ:《ヴェニスの謝肉祭》より
V.私のお気に入りの小さな宝石
- ボワモルティエ、、マレ、デトシュの音楽
エルヴェ・ニケ(指揮)、コンセール・スピリチュエル
フランス革命により活動に終止符が打たれた18世紀の"コンセール・スピリチュ
エル"の名を受け継ぎ、1987年に古楽界の鬼才エルヴェ・ニケが現在のコンセー
ル・スピリチュエルを結成してから今年2012年で25周年!
エルヴェ・ニケとコンセール・スピリチュエルの結成25周年を祝したアニヴァ
ーサリー・アルバムは、四半世紀という長き歳月の中で現代に蘇らせてきた
"フランス・バロック音楽"や、ヘンデル、ストリッジョなどの"古楽革命"を集
めたスペシャル・プログラム!
知られざるフランス・バロック音楽の発掘、復権という大きな役割を担い続け
るニケ&コンセール・スピリチュエル。25年という歳月と功績が凝縮されたア
ニヴァーサリー・アルバムです。
録音:1999年-2011年




<APR>
APR 6010 2枚組 ¥2180
トバイアス・マッセイ・スクールVol.3
- アイリーン・シャラー:電気録音全集&アコースティック録音選集
●HMV/電気録音(1925年-1929年)
パーセル(ヘンダーソン編):
トッカータ=プレリュード、サラバンド&メヌエット
パラディージ:トッカータ イ長調
スカルラッティ:ソナタ集(Kk1、Kk11&Kk159)
J.S.バッハ(ヘス編):主よ、人の望みの喜びよ
ボイス(クラクストン編):ガヴォット
モーツァルト:ピアノ・ソナタ ト長調K.283
メンデルスゾーン:紡ぎ歌Op.67-4
ショパン:
練習曲Op.10-5、ワルツ ホ短調Op.posth、即興曲第1番Op.29、
幻想即興曲嬰ハ短調Op.66
シンディング:春のささやきOp.32
ドビュッシー:アラベスク第2番
●Columbia/電気録音(1929年-1933年)
メンデルスゾーン:アンダンテとロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14
リスト:ハンガリー狂詩曲第12番
ヴェルディ(リスト編):リゴレット・パラフレーズ
ショパン:
幻想即興曲Op.66、練習曲Op.10-11、練習曲Op.10-12、練習曲Op.25-1、
練習曲Op.25-9、練習曲Op.25-6、練習曲Op.25-11《木枯らし》、
練習曲Op.25-12、3つの新しい練習曲第1番、3つの新しい練習曲第2番、
スケルツォ第2番Op.31
リトルフ:スケルツォ*
●HMV/アコースティック録音(1912年-1924年)
スカルラッティ:ソナタ ト長調Kk14
J.S.バッハ:前奏曲とフーガ第3番嬰ハ長調BWV.848
ショパン:
夜想曲Op.48-1、前奏曲Op.28-8、練習曲Op.25-2、葬送行進曲(Op.35より)、
ワルツOp.64-1
シューマン:間奏曲(Op.26より)
リスト:小人の踊り
リスト:ハンガリー幻想曲S.123(抜粋)#
サン=サーンス:アレグロ・スケルツァンド(抜粋)#
ドビュッシー:水に映る影、金色の魚
スコット:黒人の踊り
グッドハート:ティペラリー
アイリーン・シャラー(ピアノ)、
ヘンリー・ウッド指揮*、ロンドン交響楽団*、
ランドン・ロナルド(指揮)#、ニュー・シンフォニー・オーケストラ#
19世期後期-20世紀前半のイギリス・ピアノ界における名教師、トバイアス・
マッセイ(1858-1945)の門下生たちが遺した録音を復刻するAPRの「トバイアス
・マッセイ・スクール」シリーズ。
ヒストリカル・ファンから高く評価を受けた"アイリーン・ジョイス(APR 7502)"、
"ハリエット・コーエン(APR 7304)"に続くシリーズの第3巻は、マイラ・ヘスの
従姉妹としても知られる名ピアニスト、アイリーン・シャラー(1888-1971)!
得意とするショパンから最後の録音となったリトルフに至る1925年から1933年
までの"電気録音"の全集、100年前の1912年の演奏を含む"アコースティック録
音"の選集は、アイリーン・シャラーの至芸を21世紀に伝える貴重なディスク
として重宝されること必至。ヒストリカル・ファン要注目の復刻です!




<Glossa>
GBSADV 001(SACD-Hybrid) 5枚組+ボーナスDVD ¥6150
ベートーヴェン:交響曲全集(2011年新録音、ロッテルダムでのライヴ)
交響曲第1番ハ長調Op.21/交響曲第3番変ホ長調Op.55《英雄》
交響曲第2番ニ長調Op.36/交響曲第4番変ロ長調Op.60
交響曲第6番ヘ長調Op.68《田園》/交響曲第5番ハ短調Op.67《運命》
交響曲第8番ヘ長調Op.93/交響曲第7番イ長調Op.92
交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱付き》
天国への九つの階段 - ブリュッヘンが語るベートーヴェンとその音楽
(DVD/日本語字幕付き)
フランス・ブリュッヘン(指揮)、
18世紀オーケストラ、ラウレンス・コレギウム&カントライ、
レベッカ・ナッシュ(ソプラノ)、
ウィルケ・テ・ブルンメルストローテ(メゾ・ソプラノ)、
マルセル・ビークマン(テノール)、
ミヒャエル・テーフス(バス)
日本先行発売!2000セット完全限定 !!
●日本盤のみの2大特典付き !!
1, 日本盤完全限定特典DVD付き(日本語字幕付き/NTSC/約36分)
天国への九つの階段 - ブリュッヘンが語るベートーヴェンとその音楽
『 やれることは全てやったと僕らは自身は自負しても、ベートーヴェンが「お
や、これは私の曲だ」とわかってくれたら、僕はきっと感動する 』
『 ベートーヴェンのオリジナルなテンポを、原則的に僕は尊重する。自分の好
きなテンポでやってたら、何の意味もないと思う。 』  
『 聴く度に、新たなベートーヴェンを発見することになる。それがまた、聴く
者の歓喜となる 』 - ブリュッヘンのインタビューより
※ブリュッヘンのインタビュー、コンサートのライヴ、リハーサル、ロッテル
ダムやイタリアの風景を収録。
2, 解説書全文日本語対訳付き(解説:ロランド・デ・ベール/日本語訳:生塩
昭彦)  



<Somm(Beecham)>
SOMM-BEECHAM 32 ¥1650
ビーチャム・コレクション ――
ベルリオーズ:序曲《海賊》Op.21(録音:1951年3月7日)
グリーグ:古いノルウェーの旋律による変奏曲Op.51(録音:1955年11月27日)
ダンディ:魔の森Op.8(録音:1951年10月21日)*
サン=サーンス:
交響曲第3番ハ短調Op.78《オルガン付き》(1954年10月20日)**
トーマス・ビーチャム(指揮)、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、BBC交響楽団*、
デニス・ヴォ―ン(オルガン)**、トム・マッコール(ピアノ)**、
ダグラス・ガムレイ(ピアノ)**
サン=サーンス「交響曲第3番《オルガン付き》」は、トーマス・ビーチャム
卿が1946年に創設したロイヤル・フィルとの1954年10月20日、ロイヤル・フェ
スティヴァル・ホールでのライヴ・レコーディング。
フランス音楽を得意としたビーチャムにとってサン=サーンスはベルリオーズ
と並ぶ重要な存在だっただけに、晩年の「オルガン付き」のライヴでも熱演が
繰り広げられている。

SOMM-BEECHAM 31 ¥1650
ビーチャム・コレクション ―― ヘンデル:合奏協奏曲Op.6-10*
R・シュトラウス:
交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》Op.28*
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番
R・シュトラウス:交響詩《ドン・ファン》Op.20
ラヴェル:スペイン狂詩曲
トーマス・ビーチャム(指揮)、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
当初フルトヴェングラー&ベルリン・フィルの公演が予定されていたが、フル
トヴェングラーの逝去により、指揮者とオーケストラがビーチャム&ロイヤル
・フィルへと交代となった1955年1月ロイヤル・フェスティヴァル・ホールで
のコンサートのライヴ。
バッハ、ヘンデル、R・シュトラウス、ラヴェルというプログラムでも持ち前
の幅広いレパートリーを活かしたビーチャム&ロイヤル・フィルは、"代役"か
ら完全な"主役"となり聴衆を熱狂させている。
1955年1月18日&20日*、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ録音。

SOMM-BEECHAM 30-2 2枚組 ¥3300
グレトリ:歌劇《ゼミールとアゾール》(ビーチャム校訂&編曲版)
トーマス・ビーチャム(指揮)、
ボーンマス交響楽団、
ベルナール・ルフォール(バリトン)、ミシェル・アメル(テノール)、
ミシェル・セネシャル(テノール)、ユゲット・ブーランジョ(ソプラノ)、
アーダ・マンディキアン(ソプラノ)
19世紀のフランス音楽だけでなく、18世紀後半のフランス・オペラでも優れた
演奏を残しているトーマス・ビーチャム。
1955年5月16日のバース・ロイヤル・シアターで上演されたアンドレ・モデス
ト・グレトリ(1741-1813)の代表作「ゼミールとアゾール」は初CD化。グレト
リやメユールのオペラの貴重な初稿版のスコアを所蔵していたビーチャム自身
の手により校訂、編曲が行われた版を使用している。




<Somm(Celeste)>
SOMMCD 0113 ¥1780
ジュベア:弦楽四重奏曲集 ――
弦楽四重奏曲第1番変イ長調Op.1(世界初録音)/弦楽四重奏曲第2番Op.91*
弦楽四重奏曲第3番Op.112(世界初録音)
ブロドスキー弦楽四重奏団〔ダニエル・ローランド(ヴァイオリン)、
イアン・ベルトン(ヴァイオリン)、ポール・キャシディ(ヴィオラ)、
ジャクリーン・トーマス(チェロ)〕
フランス人の父とオランダ人の母を持ち、南アフリカのケープタウンで生まれ
たイギリスの作曲家ジョン・ジュベア(1927-)。結成40周年を迎えたブロドスキ
ー弦楽四重奏団による斬新かつ新鮮な和声法を特徴とするジュベアの弦楽四重
奏曲集は、作曲者の生誕85周年記念リリースとなる。
「第1番」と「第3番」は今回が世界初録音であり、「第2番」もブロドスキー
弦楽四重奏団によって行われた世界初録音の演奏を収録。
2011年6月25日-26日&2006年2月20日*の録音。

SOMMCD 0114 ¥1780
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集Vol.1 ――
ピアノ三重奏曲第2番ト長調Op.1-2/アレグレットWoO.39
14の変奏曲変ホ長調Op.44/ピアノ三重奏曲第5番ニ長調Op.70-1《幽霊》
グールド・ピアノ・トリオ〔ルーシー・グールド(ヴァイオリン)、
アリス・ニアリー(チェロ)、ベンジャミン・フリース(ピアノ)〕
ブラームス(Quartz)やドヴォルザーク(Champs Hill Records)の録音で名声を
確立し、2011-12シーズンで結成20周年を迎えたイギリスのアンサンブル、グ
ールド・ピアノ・トリオがソム(Somm)を舞台に、ベートーヴェンの「ピアノ
三重奏曲集」のレコーディングを開始!
ドイツ音楽との相性の良さは、ブラームスで実証されており、ヨーロッパ室内
管の第2ヴァイオリンの首席奏者、ルーシー・グールドたちの活躍が楽しみ。
2011年10月5日、ブランドン・ヒル、セント・ジョージ教会(ブリストル)での
ライヴ録音。

SOMMCD 0111 ¥1780
ブリス:ピアノ作品集Vol.1 ――
幻想ワルツ集/トッカータ/間奏曲/練習曲/ピアノ・ソナタ/メイ=ツェー
ピアノのための組曲/ミニアチュア・スケルツォ
マーク・ベビントン(ピアノ)
代表作「色彩交響曲」や「チェック・メイト」で知られ、英国の王室楽長とい
う栄えある地位にあったイギリスの大作曲家アーサー・ブリス(1891-1975)の
ピアノ作品全集第1巻。
アイアランドやブリッジ、バックス、デイル、ハールストーンなど近代イギリ
スのピアノ音楽を弾き続けるスペシャリスト、マーク・ベビントンの両手がブ
リスでも精彩を放つ。2011年1月&2010年8月の録音。

SOMMCD 0112 ¥1780
ディーリアス:2台ピアノ編曲版管弦楽作品集Vol.1 ――
ダンス・ラプソディ第1番(グレインジャー編)
春初めてのかっこうを聞いて(シュミット=ヴンストルフ編)
ブリッグの定期市(ヘゼルタイン編)
交響詩《人生と愛の詩》(ガーディナー&フェンビー編)
夏の歌(フェンビー編)/ラ・カリンダ(トリンブル編)
竹ノ内博明(ピアノ)、サイモン・キャラハン(ピアノ)
ソム(Somm)のフレデリック・ディーリアス(1862-1934)の生誕150周年記念リリ
ースは、管弦楽作品の"2台ピアノ編曲集"!
イギリス在住の日本人ピアニスト、竹ノ内博明が弾くシリーズ第1集には、
「ブリッグの定期市」や「夏の歌」などディーリアスの名曲の2台ピアノ版を
収録。ディーリアン要注目!2011年4月の録音。

SOMMCD 0110 ¥1780
ラフマニノフ:前奏曲全集 ――
前奏曲嬰ハ短調Op.3-2/前奏曲集Op.23/前奏曲集Op.32
ピーター・ケイティン(ピアノ)
1948年にウィグモア・ホールのリサイタルでピアニストとしてのキャリアをス
タートさせたイギリスの大ベテラン・ピアニスト、ピーター・ケイティン
(1930-)。1971年に録音が行われユニコーン(Unicorn)からリリースされていた
ラフマニノフの「前奏曲全集」が80歳記念として復刻リリース。録音から40年
以上が経過した現在もその存在感は不変である。1971年の録音。

SOMMCD 0105 ¥1780
シェイベル(セイバー):無伴奏合唱作品集 ――
ユーゴスラビア民謡集、3つのハンガリー民謡、2つの戦士の歌、
ミサ・ブレヴィス、シルミオ、2つのマドリガル、
スリー・ナンセンス・ソングス、3つの恵み、2つのポークチョップ
カーン:戦士たちの告別/ギブス:グローリア
コダーイ:われら生のただ中にありて
ハワード・ウィリアムズ(指揮)、21世紀合唱団
後半生はイギリスを活躍の場としたハンガリー生まれの作曲家シェイベル・マ
ーチャーシュ(1905-1960)の無伴奏合唱作品集。
ユーゴスラビアの民謡を採り入れた作品など、南スラヴやハンガリーの伝承音
楽を題材とした合唱が代表作である。2011年10月の録音。




<Somm>
SOMMCD 246 ¥2180
ヴォーン・ウィリアムズ:ピアノと管弦楽のための幻想曲
マサイアス:ピアノ協奏曲第1番、ピアノ協奏曲第2番(全曲世界初録音)
マーク・ベビントン(ピアノ)、
ジョージ・ヴァス(指揮)、アルスター管弦楽団
グレアム・パーラット博士の校訂によるヴォ―ン・ウィリアムズの「幻想曲」、
作曲者の娘リーアノン・マサイアスとジェライント・ルイスの校訂によるマサ
イアス「ピアノ協奏曲第1番」と1961年に初演された「ピアノ協奏曲第2番」。
世界初録音となるイギリスのピアノ協奏曲3作品と、近代イギリス音楽の名手
マーク・ベビントンという組み合わせが頼もしい。2011年5月の録音。

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12-08 No.28-1

2012年08月26日 11時27分36秒 | Weblog
<QUERSTAND>
VKJK 1214(SACD-Hybrid) ¥2250 ※8月末までのご注文特価 ¥1980
日本語オビ・解説付き
ブルックナー:交響曲第2番ハ短調
(1872年稿、キャラガン校訂版)
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
録音:2012年3月8-11日ライプツィヒ・ゲヴァントハウスにおけるライヴ
ブルックナーの交響曲第2番は、この作曲家の他の作品とは明らかに異なるス
タイルで書かれている。よく知られる休止の多用。そして、前半の二楽章が長
大で、後半の二楽章が短いという特徴を持つ。ブロムシュテットはいつものよ
うにきびきびとした快速テンポを採用している。休止も、矯めに矯めて止まり、
立ち上がるというような効果、演出など、禁欲的にしない。だから人によって
は生真面目に過ぎると思われるかもしれない。しかし、これは前半が長いこと、
後半が短いことを承知したブロムシュテットが、全体のバランスを考えて行っ
ている知的な理由に起因するのだ。
それゆえに前半は充実しているけど、後半尻つぼまりだなあという印象が全く
ないばかりか、フィナーレの豪快さが第1番のフィナーレを想起させるユニー
クな解釈となっている。思えば、ブルックナーというとオルガン奏者という
側面が強調され、延々とつづく残響がなければ本当でないという誤解が多いの
ではないか?ブロムシュテットはそうした勘違いを払拭してくれる。

VKJK 1215(SACD-Hybrid) ¥2250 ※8月末までのご注文特価 ¥1980
日本語オビ・解説付き
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
(コールス校訂版,2000年)
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
録音:2011年11月24-26日ライプツィヒ・ゲヴァントハウスにおけるライヴ
ブルックナーの交響曲第9番は、壮麗極まりない作品である。第一楽章などを
聴いているとやはり、マーラーにも通じる現代音楽への扉がこの曲にもあるこ
とを教えてくれる。楽器がどんどん少なくなっていく第三楽章の終結も後年の
ショスタコーヴィチなどにも共通する虚無感がある。但し、古典解釈の権化ブ
ロムシュテットだけのことはある。徒に新しさを求めるのではなく、ハイドン
並のシンプルさをこの曲に見出し、ベートーヴェンの後継者としてのブルック
ナー、古典交響曲の極北として、ブルックナー最後の傑作を紡ぎだす。故に、
作品がシンプルに見える。言い方が悪ければプリミティヴに感じる。混濁した
ところは一切なく、澄んだ水底に光る美しい石のようにこの曲を再現していく。
特に感動したのは、第2楽章の運動神経の確かさ。第三楽章に於ける微細な戸
惑いと揺れ(これまであまりブロムシュテットから感じなかった新しい美点だ!)
である。そしてり合理性、整合性。未完の傑作ではなく、三楽章で完成してい
ることをブロムシュテットは明示する。

VKJK 1230(SACD-Hybrid) 9枚組 ¥21250
ブルックナー:交響曲全集
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
録音:2005年-2012年ライプツィヒ・ゲヴァントハウスにおけるライヴ
分売で出ていた以下のセット化。
第1番(VKJK1115)、第2番(VKJK1214)、第3番(VKJK1017)、
第4番(VKJK1018)、第5番(VKJK0931)、第6番(VKJK0816)、
第7番(VKJK0708)、第8番(VKJK0604)、第9番(VKJK1215)

VKJK 1202 2枚組 ¥3360
フェルディナント・ヒラー(1811-1885):
オラトリオ《エルサレムの崩壊》Op.24
グレゴール・マイヤー指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス合唱団、
ライプツィヒ・ヴォーカル・コンソート
グドルン・シドニー・オットー(Sop)、アンネッテ・マルケルト(Alt)、
パトリック・グラール(T)、トビアス・フンガー(T)、
ダニエル・オチョア(Br)
録音:2011年11月
ヒラーはフランクフルト出身のドイツのロマン派音楽の作曲家でユダヤ系の裕
福な家庭に生まれる。メンデルスゾーンとも深い親交があり、指揮者、ピアニ
スト、教育者としても活躍。歌劇、オラトリオ、カンタータ、室内楽、協奏曲
など多くの作品を残した。作風は典型的な中期ロマン派で、メンデルスゾーン
らの影響を強く感じさせる一方、J.S.バッハ研究による成果も随所に表れてい
る。

VKJK 1210 ¥1680
「バッハとチャット」
ヨハネス・ゲプハルト(b.1969):コンチェルト・フォー・アス
デヴィット・ティム(b.1969):君は僕と一緒
エデン・アーベス(1908-1995):ネイチャー・ボーイ
ヨハネス・ゲブハルト:ジーザス・グルーヴ
ダニエル・シュマール(Trp,フリューゲルHr)
ヨハネス・ゲブハルト(Org,Pf)、
ヴォルフラム・ディックス(Perc)、
ヤン・ホッペンシュテット(Bass)
録音:2010年10月
バッハの作品をジャズ風にパラフレーズしたフュージョン系音楽のアルバム。

VKJK 1219 ¥1680
「音の世界」-ボッフム・ルール大学大ホールの大クライス・オルガン
J.S.バッハ:前奏曲とフーガBWV541、ソナタBWV527
ルードヴィヒ・ニールセン(1906-2001):
オルガン幻想曲《ニダロスドーメンの鐘》
ウィリアム・ロイド・ウェバー(1914-1982):
前奏曲-オルガンのための3つの演奏会用小品より
リスト:《泣け・非難せよ・提供せよ・狼狽せよ》による変奏曲
サン=サーンス:2つの幻想曲Op.101
ヴィドール:オルガン交響曲第1番よりトッカータ
メシアン:主イエスの降誕のための9つの瞑想-第9曲《私たちと神》
ヨハネス・ウンガー(Org)
録音:2012年2月
ウンガーは1976年ドイツ・ザクセン出身のオルガニスト。2000年にライプツィ
ヒで行われた第12回国際J.S.バッハ・コンペティションで優勝している。バッ
ハからリスト、メシアンまで文字通り古今東西のオルガン作品が収録され、長
いオルガン音楽の歴史をこれ一枚で堪能できる。

VKJK 1222 ¥1680
ヤダスゾーン(1831-1902):ピアノ四重奏曲ハ短調Op.77
メンデルスゾーン:ピアノ四重奏曲ヘ短調Op.2
シューマン:ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.47
ライプツィヒ・ピアノ四重奏団
録音:2012年3月
ライプツィヒに縁の深い中期ロマン派の作曲家たちによるピアノ四重奏曲集。
ヤダスゾーンはライプツィヒ音楽院の名教師として多くの作曲家を育て、対位
法の名教科書も残した。ライプツィヒ・ピアノ四重奏団のメンバーいずれもラ
イプツィヒ音楽院と何らかの関わりのある演奏家たちである。





<若林工房レーベル(日本)>
「ミューズと前衛 -革命前夜のロシア・ピアノ音楽」
WAKA 4164-65 2枚組 ¥3600
●disc-1
スクリャービン:5つのプレリュード Op.74 /
ピアノ・ソナタ 第10番 Op.70 / 2つの詩曲 Op.69
ルリエ:大気のかたち/
プロコフィエフ:風刺 Op.17/
ロスラヴェッツ:5つのプレリュード(1919-22)より第2番・第4番・第5番
●disc-2
メトネル:ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.25-2「夜の風」
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
録音:2012年5月、新川文化ホール(スクリャービン&ルリエ)(DSD録音)
2010年9月、新川文化ホール(プロコフィエフ&ロスラヴェッツ)
(96kHz/24Bit digital録音)
2009年10月2日、HAKUJUホール(東京)におけるライヴ録音(メトネル)
(96kHz/24Bit digital録音)
様々な音楽的実験が繰り広げられていた1910年代、革命前夜のロシア音楽に焦
点をあてたアルバム。スクリャービン(1872-1915)後期の「終末」の精神世界。
ルリエ(1892-1966)作品にみられる幾何学的要素。プロコフィエフ(1891-1953)
の鮮烈なアイロニー。そして「音組織の新体系」へと突き進んでゆくロスラ
ヴェッツ(1881-1944)。いっぽうで保守的な作風を保ちながらも「抒情の革新」
を試みたメトネル(1880-1951)。
進境著しいロシアのピアニスト、メジューエワ独自のパースペテクティヴによ
り、この時代のロシア音楽の豊穣さが改めて浮き彫りにされます。なお、アル
バム・タイトルはメトネルの著書名「ミューズと流行(ファッション)」(1935)
に掛けたもの。超難曲として知られるメトネルのソナタ「夜の風」のライヴ録
音も話題を呼びそうです。

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12-08 No.28-2

2012年08月26日 11時25分50秒 | Weblog
<ARTHAUS>
108062(Blu-ray) ¥5650
101648(DVD-Video) 2枚組 ¥6280
日本語字幕あり
ロッシーニ:歌劇「シジスモンド」全曲※世界初映像
2幕、ジュゼッペ・フォッパ台本、カルロ・コッチャのオペラ「森の女」原作
ボーナス映像…メイキング・オブ・シジスモント
シジスモンド…ダニエラ・バルチェローナ(コントラルト)
ウルデリコ/ツェノヴィート…アンドレア・コンチェッティ(バス)
アルディミーラ…オルガ・ペレチャッコ(ソプラノ)
ラディスラオ…アントニーノ・シラグーサ(テノール)
アナジルダ…マヌエラ・ビシェリエ(ソプラノ)
ラドスキ…エネア・スカラ(テノール)
ボローニャ歌劇場管弦楽団&合唱団
ミケーレ・マリオッティ(指揮)
ジュリオ・ザッパ(フォルテピアノ)
サラ・ナンニ(チェロ…通奏低音)
ダミアーノ・ミキエレット(舞台演出)
テツィアーノ・マンシーニ(映像監督)
パオロ・ファンティーニ(映像デザイナー)
カルラ・テティ(衣装デザイナー)
アレッサンドロ・カルレッティ(照明デザイナー)
2010年ペーザロロッシーニ音楽祭ライブ収録
収録時間:164分+19分(ボーナス映像)
字幕:伊(オリジナル),英,独,仏,西,日,韓
1814年、ロッシーニ22歳の時に作曲されたこのシジスモンドは、間違いなく彼
の自信作であったにも拘わらず、初演は不評であリ、多くの観客は退屈を隠せ
なかったといいます。確かに筋立てには手に汗を握るものがあり、王の妄想に
翻弄される妻と、王をそそのかす宰相の扱いは面白く、また音楽も豊かで美し
いのですが、どうしても、その物語自体に感情移入しにくいのが最大の難点な
のかもしれません(ロッシーニは「台本の不出来」と評していたようです)。
しかし、転んでもただでは起きぬロッシーニ、この曲の素材は多くの作品に使
いまわされることとなり、ある曲は「チェネレントラ」へ、またある曲は「セ
ビリアの理髪師」へと生まれ変わり、それらは今でも私たちの耳を楽しませて
くれています。そんな珍しいオペラのタイトルロールを歌うのは、名花バル
ツェローナ。ヴェルディ、ロッシーニ歌手としてひっぱりだこの彼女は、この
オペラでも素晴らしい存在感と音楽性を示します。彼女演ずる「狂気に陥った
王」が住まうのは精神病棟であり、妄想と現実を揺れ動くという演出も秀逸で
あり、悪役であるラディスラオ役のシラクーザ、王妃役のペレチャッコともど
も、迫真の演技でこの作品に輝きを与えています。

101643(DVD-Video) 2枚組 ¥6280
108058(Blu-ray) ¥5650
日本語字幕あり
リゲティ:歌劇「グラン・マカーブル」全曲※世界初映像
2幕作曲者&ミヒャエル・メシュケ台本、
ミシェル・ド・ゲルドロードによる戯曲「大いなる死者のバラード」原作
〈ボーナス映像〉「死への恐怖」-メイキング・オブ・グラン・マカーブル
ミヒャエル・ボーダーへのインタヴュー
大酒呑みのピート…クリス・メリット(T)
アマンド…イネス・モラレーダ(Ms)
アマンダ…アナ・プーシェ(S)
ネクロツァール…ヴェルナー・ファン・メヒェレン(B-B)
アストラダモルス…フロード・オルセン(B)
メスカリーナ…ニン・リャン(Ms)
ヴェーヌス/ゲポポ…ブライアン・ハニンガン(S)
ゴーゴー王子…ブライアン・アサワ(C-T)
白大臣…フランシスコ・ヴァス(テノール)
黒大臣…シモン・ブッタリス(Br)
リセウ大歌劇場交響楽団&合唱団
ミヒャエル・ボーダー(指揮)
アレックス・オリュ(ラ・フラ・デルス・バウス…舞台演出)
バレンティナ・カラスコとのコラボレーション
アルフォンス・フローレス(装置)
フランク・アレウ(映像)
ルック・カステルス(衣装デザイン)
ピーター・ヴァン・プレート(照明デザイン)
ホセ・ルイス・バッソ(合唱指揮)/シャビ・ボーベ(映像監督)
2011年11月バルセロナ,リセウ大劇場ライブ収録
収録時間:122分+42分(ポーナス映像)
字幕:英(オリジナル),伊,独,仏,西,カタロニア,韓,日
徹頭徹尾「シモネタ」に彩られた問題作。嫌いな人が見たら卒倒間違いなし。
もちろん良い子も観てはダメ。でも、これは「人間の本質」であり、誰もが一
皮むけば同じこと。舞台上の豊満な女体は、どこもかしこも穴だらけ。登場人
物は乳房から、また***から出入りを繰り返す。その女体も見方を変えれば
骸骨となる。それが真実。「12個のクラクション」を用いるクラクション・プ
レリュードで知られる、様々なコラージュを施されたリゲティの音楽も、どこ
かよそよそしく、また真実をついているのでは。

108057(Blu-ray) ¥3450
※特別価格
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」
3幕のオペラ、フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ台本、
ヴィクトル・ユゴーによる戯曲「王は楽しむ」原案
2012年特別サンプラー収録(101206と同内容)
リゴレット・・・レオ・ヌッチ(バリトン)
ジルダ・・・エレナ・モシュク(ソプラノ)
マントヴァ公爵・・・ピョートル・ベチャーラ(テノール)、他
チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団
ネルロ・サンティ(指揮)
ギルベルト・デフロ(演出)
ウィリアム・オルランディ(舞台装置)
ユルゲン・ホフマン(照明)
2006年、チューリヒ歌劇場でのライヴ収録
収録時間:128分+ボーナス130分(ARTHAUSから発売中のBlu-ray45作品の見どこ
ろを収録)
字幕:伊(オリジナル)・英・独・仏・西・韓
悲劇的な物語の行く末は、すでに重々しい序曲から暗示されています。ポーラ
ンド出身の俊英、ベッチャーラの輝くような高音、最近人気急上昇のソプラノ、
モシュクの底力を秘めた清純さ、そして芸達者ヌッチのリゴレットがぴりりと
全曲を締めています。幕ごとに変化する照明も見事。歌唱、音楽、視覚、全て
が溶け合った興奮をお届けいたします。
2012年のサンプラー映像もついた特別価格。

100235(DVD-Video) ¥5650
バレエ「シンデレラ」
音楽…セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953)
振付…マラン・マギー
シンデレラ…フランソワーズ・ジュイエ/継母…ドミニク・レーヌ/
姉妹たち…ジェーン・プレステッド,ダニエル・パテール
父…パトリック・アゾパルティ/妖精の母…ナタリー・ドゥラシース
王子…ベルナール・コシャール
リヨン国立歌劇場管弦楽団
ヤコフ・クライスベルク(指揮)
追加音楽…ジーン・シュワルツ/装置&衣装…モンセラート・カサノバ
照明…ジョン・スプラッドベリー
1989年リヨン国立バレエ/収録時間:87分
フランスの名コレオグラファー、マギー・マランの振付で観るプロコフィエフ
の名作バレエ「シンデレラ」です。マランは1951年、スペインからの亡命者で
あった両親の元に、フランスのトゥールーズで生まれ、幼い頃からクラシック
・バレエを学び、最初はパリ国立高等音楽学校・舞踊学校に進学、ストラスブ
ール・バレエ団で、クラシック・バレエのダンサーとなりますが、コンテンポ
ラリー・ダンスに興味を持ち、1970年からはモーリス・ベジャールの主宰する
「ムードラ・バレエ・スクール」に入学、その後、1974年に「20世紀バレエ団」
に入団し、コンテンポラリー・ダンサーとしての才能を開花させます。1977年
に退団、アルシュ・バレエ・シアターを結成し、その翌年にはコレオグラファ
ーとしても認められ、素晴しい作品を創り上げることになるのです。この「シ
ンデレラ」は登場人物が皆、無表情のかぶり物を付けることで、等身大の人形
に変化するという設定で、彼らは生命を吹き込まれることで、初めて動きを得
ることができるのです。全てはおもちゃ箱の中の世界であり、妖精はロボット
であり、シンデレラはおもちゃの車に乗って王子と舞踏会ででかけるのです。
ここで観る者は全て、子ども時代を思い出すとともに、時として挿入される録
音された子どもの声に攪乱され、少しずつ、この不思議な世界へと惹きこまれ
ていくことでしょう。

101582(DVD-Video) ¥5650
サシャ・ヴァルツ:「ケルパー(身体)」三部作より第1部「ケルパー」
ボーナス(スペシャル・フィーチャー):
バレエ・カンパニーへの導入(101507の分売品)
サシャ・ヴァルツとゲストたち/振付…サシャ・ヴァルツ
音楽…ハンス・ペーター・クーン
装置…トーマス・シェンク,ハイケ・シュッペリウス,サシャ・ヴァルツ
衣装…ベルント・スコジック
照明…ヴァレンタン・ガッレ,マルティン・ハウク
ベルリン シャウビューネ劇場 ライブ収録
パリ市立劇場公演 共同制作
映像…イェルウ・イェスヘル,ブリギッテ・クレーマー
収録時間:59分+30分(ボーナス)
字幕:独,英,仏,西(ボーナス部)
最近、日本でも大人気のコレオグラフィー、サシャ・ヴァルツの代表作である
(三部作)の第1部である「ケルパー」。解剖学的な見地に立った身体を追求する
という名目であるけれど、このダンスはもっと不可解であり、観る者たちの価
値観が根本的に覆されるかもしれないほどの深い意味を持ったもの。とりあえ
ず「身体」というものは、まず生命の起源であり、感情の泉であり、また生活
のための道具であるということを認識させてくれるでしょう。例えば、そのよ
うな重要な意味を持つ「身体」は単なる肉であること。背中や腹など至るとこ
ろの肉をつかまれ、身体を吊り下げられるダンサーたち。痛々しさと神々しさ、
そして確実にその内部の存在する骨と内臓・・・。そして、彼らは次にその内
臓の在処をペンで塗りたくり、その存在を露わにするのです。確かに解剖学的
見地かもしれませんが、ここにはもっと濃密で、確かなエロティシズムがあり、
そして爆発的なエネルギーもあります。ダンサーたちの身体が積みあがって出
来上がった記念碑は、単なる肉の塊でありながら、そこに強大なる意思が見え
てきます。

101631(DVD-Video) ¥5650
サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」全曲
3幕 フェルディナン・ルメール 台本
サムソン…ホセ・クーラ(テノール)
ダリラ…ユリア・ゲルセワ(メゾ・ソプラノ)
ダゴンの大司祭…シュテファン・シュトール(バリトン)
アビレメック…ルーカス・シュミット(バス)
老ヘブライ人…ウルリッヒ・シュナイダー(バス)
バーデン州立カールスルーエ歌劇場管弦楽団&合唱団
ヨッヘム・ホッホシュテンバッハ(指揮)
ホセ・クーラ(舞台演出・装置デザイン)/ゲルト・マイアー(照明)
2010年10月22/24日バーデン州立カールスルーエ歌劇場 ライブ収録
字幕:仏(オリジナル),英,独,西,伊,韓
旧約聖書「土師記」に登場する怪力男サムソンの物語。力と欲望、憎悪、聖な
る戦い。そして恐らくうわべだけの愛。第2幕で歌われる美しいアリア「私の心
はあなたの声に開く」も、恐らくデリラの本心ではないでしょう。しかしここ
に使われている音楽は果てしなく魅力的。あのフランツ・リストも心奪われた
歌劇です。名テノール、ホセ・クーラもこの作品をとりわけ愛しているようで、
この上演では、彼自身がサムソンを歌うだけでなく、舞台演出から装置デザイ
ンまでをも手掛けています。デリラ役のゲルセワは「エドガール」でクーラと
共演しているメゾ・ソプラノです。甘く深い声が魅力です。

101640(DVD-Video) ¥3450
ミュージック・イン・ジ・エア -テレビ放送におけるクラシック音楽の歴史
ライナー=E.モリッツによる映像
演奏: (出演)グレン・グールド/ヘルベルト・フォン・カラヤン
アンナ・ネトレプコ/レナード・バーンスタイン
イーゴリ・ストラヴィンスキー/アルトゥーロ・トスカニーニ
ピエール・ブーレーズ/ヨナス・カウフマン・・・他、多くの人々
収録時間:85分
字幕:英語(オリジナル),ドイツ語,フランス語,スペイン語,イタリア語
極めて初期のアーカイヴ画像であるトスカニーニやバーンスタインの画像、も
しくはストラヴィンスキーの「火の鳥」は貴重であると同時に、カメラがとら
えた「音楽」の一部の世界でもあります。ご家庭がコンサートホールになる一
瞬。テレビを見る喜び。これらを認識させる興味深い映像です。

101644(DVD-Video) ¥5650
ヴェルディ:歌劇「オテッロ」全曲
4幕 アッリーゴ・ボイト 台本、
シェークスピアによる戯曲「オセロー、またはヴェニスのムーア人」原作
オテッロ…ハンス・バイラー(T)/ヤーゴ…ウィリアム・ドゥーリー(Br)
デズデモーナ…レナータ・テバルディ(S)/カッシオ…マリオ・フェラーラ(T)
ロドリーゴ…カール=エルンスト・メルカー(T)
エミーリア…ジークリンデ・ヴァグナー(Ms)
ロドヴィーコ…イヴァン・サルディ(B)/モンターノ…ペッカ・サロマー(B)
伝令使…ハンス=ディートリッヒ・ポール(B)
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団
ジュセッペ・パターネ(指揮)
ハンス=ペーター・レーマン(舞台演出)
ヴィルヘルム・ライキング(装置&衣装)
ヴァルター・ハーゲン=グロール(合唱指揮)
1962年ベルリン・ドイツ・オペラ ライブ収録/収録時間:155分
字幕:伊(オリジナル),独,英,仏,西
この映像では、デズデモーナ役のレナータ・テバルディに焦点が当てられてい
ます。彼女は1950年のロンドン、コヴェント・ガーデン王立歌劇場でこのデズ
デモーナを歌いましたが、これが大好評であり、その4年後のメトロポリタン
歌劇場でも同役を歌い、以降常連の出演者となりました。その後の彼女の活躍
はご存知の通りで、まさにマリア・カラスと人気を二分し、数々の名歌手との
共演や、数多くの録音を行い、指揮者トスカニーニからは「天使の声」と呼ば
れるなど、素晴しい活躍をしています。1961年5月にベルリンでコンサートを
開催し熱狂的に歓迎された彼女は、「また戻ってくること」を聴衆に約束。そ
して1962年8月に大勢の聴衆とSender Freies Berlin(SFB)のテレビカメラの前
で、この「オテッロ」を演じたのです。

101655(DVD-Video) ¥3450
クラシック音楽と冷戦 -German Democratic Republic
(GDR…ドイツ民主共和国=東ドイツ)の音楽家たち
(出演アーティスト、そして現代の証人たち)ヘルムート・シュミット/ペータ
ー・シュライアー/クルト・マズア/テオ・アダム/オトマール・スイトナー
/ヨッヘン・コヴァルスキ/クリスティーネ・ミーリッツ/ジークフリート・
マシューズ/ヴァルター・フェルゼンシュタイン 他
収録時間:52分/音声:ドイツ語/字幕:伊,英,仏,西,日
この映像は、東ドイツの文化を愛する「特権階級」の人々の姿と、抑圧された
東ベルリン労働者たちの姿を重ね合わせ、また、「音楽、演劇、スポーツでは
西ドイツを大きくリードした」とされていた文化面の綻びを抉り出すべく、多
くの人々の証言をつなぎ合わせることで、大きな問題を提起しています。

101660(DVD-Video) ¥5650
モンテヴェルディ:歌劇「ウリッセの帰還」 プロローグと3幕
日本語字幕あり
ジャーコモ・バドアーロ 台本、ホメロス「オデュッセイア」より 原作
ペネーロペ(ウリッセの妻)…ヴェッセリーナ・カサロヴァ(Ms)
メラント(ペネーロペの若い侍女)…マリン・ハルテリウス(S)
ミネルヴァ/アモーレI…イザベル・レイ(S)
フォルトゥーナ(運命)/ジュノーネ…マルティナ・ヤンコーヴァ(S)
エリクエア(乳母)…コルネリア・カリッシュ(Ms)
フマナ・フラジリタ(人間のはかなさ)/ウリッセ…ディートリッヒ・ヘンシェル(Br)
テレーマコ…ヨナス・カウフマン(T)
イーロス…ルドルフ・シャシング(T)
アンティノー…ラインハルト・マイール(B)
ピサンドロ…マーティン・ツァイセット(T)
エウメーテ…トーマス・モーア(T)
アンフィニーモ…マルティン・オーロ(C-T)
ネットゥーノ…パヴェル・ダニルク(B)
イル・テンポ(時)…ジュセッぺ・スコルシン(バス)
ジョーヴェ…アントン・シャリンガー(B-Br)
エウリーマコ…ボグスラフ・ビジンスキ(T)
チューリヒ歌劇場 ラ・シンティッラ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
クラウス=ミヒャエル・グルーバー(舞台演出)
ジル・アイヨー(装置デザイン)
エバ・デッセッカー(衣装デザイン)
ユルゲン・ホフマン(照明デザイン)
フェリックス・ブライザハ(映像監督)
2002年チューリヒ歌劇場 ライブ収録/収録時間:155分
字幕:伊(オリジナル),独,英,仏,西,日,韓
ウリッセとはオデュッセウスのイタリア名。ギリシア神話の英雄です。この役
にぴったりのヘンシェルの雄姿、貞淑な妻を演じるカサロヴァの見事な演技、
これらが、この古典の名作を見事なまでに造形しています。またシンプルで美
しい装置は、観る者の想像力をかき立てることはあっても、決して物語の理解
を阻むことはありません。なんといっても素晴らしいのがアーノンクールの音
楽作り。ピリオド楽器の繊細な響きを存分に生かしながらも、アーノンクール
らしい押しの強さも健在であり、ともすれば冗長になりがちなこの時代の歌劇
をぴりりと引き締めています。

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12-08 No.27

2012年08月26日 11時25分28秒 | Weblog
<STRADIVARIUS>
STR 33880 2枚組 ¥2900
サヴェリオ・メルカダンテ(1795-1870):
無伴奏フルートのためのアリアと奇想曲集
「様々なアリア集」から
ロッシーニの「アルミーダ」より Cara per te quest'anima
メルカダンテの「ヴェルギーのガブリエッラ」より Ombra che a me d'intorno
モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」より La ci darem la mago
ロッシーニの「イギリスの女王エリザベッタ」より Bell'alme generose
パエールの「フィッツヘンリーのアニェーセ」より
Come la nebbia al vento fuggi mia verde eta
ロッシーニの「アルミーダ」より D'amor al dolce impero
ロッシーニの「リッカルドとゾライデ」より
Ah, nati e ver noi siamo / Sol per amarci ognor
ロッシーニの「エジプトのモーゼ」より Dov'e mai quel core amante
ロッシーニの「オテッロ」より Assisa a' pie d'un salice
ロッシーニの「リッカルドとゾライデ」より
O cangia il mio destino / O qui degg'io spirar
20の奇想曲
ステファノ・パッリーノ(フルート)
録音:2010年7月29-31日、聖ロレンツォ教会、エウピーリオ、コモ県、イタリア
ステファノ・パッリーノはイタリアのボルミーオに生まれ、1990年にミラノの
G・ヴェルディ音楽院を卒業後、マクサンス・ラリュー(ジュネーヴ音楽院)、
パトリック・ガロワ(パリ国立音楽学校)、ウィリアム・ベネット(ロンドン王
立音楽学校)、ペーター=ルーカス・グラーフ(イタリア、ビエッラのL・ペロー
ジ国際アカデミー)他のに師事し、数々のコンクールに入賞。国際的演奏活動
のかたわら後進の指導にも力を注いでいます。

STR 33927 ¥1850
ジョン・ケージ(1912-1992):
エレクトロ・ミュージック・フォー・ピアノ(1964)
4-7 / 8-13 / 22, 23, 26, 30, 31, 37-39
55, 56, 53, 54, 57, 60-64, 66-68 / 45, 41-43, 51, 52
69-84 / 30, 31x4(coda)
チーロ・ロンゴバルディ(ピアノ)
アゴスティーノ・ディ・シピオ(コンピューター、ライヴ・エレクトロニクス)
録音:2011年12月21日、スタジオ・イル・パルコ、ナポリ、イタリア

STR 57913 ¥1850
ピエトロ・ルーカ・コンジェード(1977-):
ノットゥルノ「アンナ・リヴィア・プルラベッラ」
(ジェイムズ・ジョイスの「フィネガンズ・ウェイク」による電子音響的断章)
Dhau
ルーカ・バルビエーリ(声)
ピエトロ・ルーカ・コンジェード(打楽器)
アイルランドの小説家・詩人ジェイムズ・ジョイス(1882-1941)の最後の作品
で、その難解さで知られる小説「フィネガンズ・ウェイク」(1939)からテキス
ト(イタリア語訳)を採った作品。アンナ・リヴィア・プルラベッラは小説の登
場人物の一人(英語原文ではアナ・リヴィア・プルーラベル)で、一章の題名に
もなっています。




<POLSKIE NAGRANIA>
PNCD 1400 ¥2080
マリア・オルキシュ カルメン-オペラ・リサイタル
ロッシーニ(1792-1868):
「セビリャの理髪師」から ロジーナのカヴァティーナ(第1幕)(*)
モニュシュコ(1819-1872):「幽霊屋敷」から ヤドヴィガのドゥムカ(第2幕)
モニュシュコ:「伯爵夫人」から ブロニアのアリエッタ(第1幕)
ビゼー(1838-1875):「カルメン」から
カルメンのレチタティーヴォとハバネラ(第1幕)(+)
カルメンのレチタティーヴォとカルタの歌(第3幕)
ヴェルディ(1813-1901):
「トロヴァトーレ」から アズチェーナのアリア(第2幕)
サン=サーンス(1835-1921):「サムソンとデリラ」から デリラのアリア(第2幕)
プロコフィエフ(1891-1953):
オラトリオ「アレクサンドル・ネフスキー」から 死の荒野(第6曲)(*/+)
ファリャ(1876-1946):バレエ「恋は魔術師」(#)
マリア・オルキシュ(メゾソプラノ)
クラクフ・ポーランド放送合唱団(+)
クラクフ・ポーランド放送管弦楽団(#以外))
シモン・カヴァラ(指揮(*))
アンジェイ・ストラシンスキ(指揮(*/#以外)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団(#)
ヴォイチェフ・ライスキ(指揮(#))
録音:データ記載なし
マリア・オルキシュは1973年にデビューしたポーランドのメゾソプラノ。

PNCD 1427 ¥2080
悲歌 歌曲集
アーン(1874-1947):クロリスに
マスネ(1842-1912):悲歌(+)
フォーレ(1845-1924):悲歌 Op.24(#)
リスト(1811-1886):それはすばらしいにちがいない S.314
R・シュトラウス(1864-1949):
万霊節 Op.10 No.8/憩え、わが心 Op.27 No.1/ツェツィーリエ Op.27 No.2
明日の朝 Op.27 No.4/解き放たれて Op.39 No.4
マーラー(1860-1911):私はこの世に捨てられ
グレツキ(1933-2010):中声のための3つの歌 Op.3 から
暗闇の中で,どんな弔いの鐘が
ショパン(1810-1849):悲しみの川 Op.74 No.3
エドヴァルト・パウワシュ(1936-):わが息子よ
チャイコフスキー(1840-1893):
信じるな、わが友よ Op.6 No.1/ただ憧れを知る者だけが Op.6 No.6(+)
マグダレナ・クリク(メゾソプラノ(#以外))
マグダレナ・ブルム(ピアノ)
スタニスワフ・フィルレイ(チェロ(+/#))
録音:データ記載なし

PNCD 1433 ¥2080
ヴィエスワフ・オフマン 名アリア&歌曲集
ヴェルディ(1813-1901):
「リゴレット」から 風の中の羽のように(女心の歌;第3幕)(*)
ビゼー(1838-1875):
「真珠採り」から 耳に残る君の歌声(ロマンス;第1幕)(*)
「カルメン」から お前の投げたこの花を(第2幕)(*)
ララ(1897-1970):グラナダ
クルティス(1875-1937):私のために歌っておくれ
プッチーニ(1858-1924):
「マノン・レスコー」から 見たこともない美人(第1幕)(+)
「トスカ」から 妙なる調和(第1幕)(+)
「ボエーム」から 冷たい手を(第1幕)(*)
ブッツィ=ペッチア(1854?-1943):ロリータ
デンツァ(1846-1922):フニクリ・フニクラ
モーツァルト(1756-1791):
「ドン・ジョヴァンニ」から 恋人を慰めて(第2幕)(+)
プッチーニ:「トゥーランドット」から 誰も寝てはならぬ(第3幕)(*)
ドニゼッティ(1797-1848):「愛の妙薬」から 人知れぬ涙(第2幕)(+)
レオンカヴァッロ(1857-1919):朝の歌
ポンキエッリ(1834-1886):「ジョコンダ」から 空と海(第2幕)(+)
ドリゴ(1846-1930):セレナード
クルティス:帰れ、ソレントへ
カプア(1846-1917):オ・ソレ・ミオ
ヴィエスワフ・オフマン(テノール)
ワルシャワ大劇場管弦楽団(*/+)
ズジスワフ・グルジンスキ(指揮(*))
ミェチスワフ・ノヴァコフスキ(指揮(+))
ポーランド放送管弦楽団(無印)
ステファン・ラホン(指揮(無印))
録音:1968年(*)/1977年(+)/1969年(無印)
1960年代後半から1990年代まで国際的に活躍したポーランドのリリック・テノ
ール、ヴィエスワフ・オフマン(1937年ワルシャワ生まれ)のポーランド国内で
の録音から構成された名曲名唱集。




<BOMBA PITER>
CDMAN 470-12 ¥1550
時を追って ソプラノとカウンターテナーのためのアリア&二重唱曲集
ヴラディーミル・ヴァヴィロフ(1925-1973):カッチーニのアヴェ・マリア(*/+)
ベッリーニ(1801-1835):
オペラ「テンダのベアトリーチェ」から 平和の天使よ(*/+)
トンマーゾ・ジョルダーニ(1730-1806):カーロ・ミオ・ベン(+)
ヴィヴァルディ(1678-1741):
オペラ「ティグラーネ」から 私の胸を引き裂いて下さい(+)
ドニゼッティ(1797-1848):誓い(*/+)
ベッリーニ:オペラ「ノルマ」から 清らかな女神よ(*/#)
モーツァルト(1756-1791):
オペラ「ドン・ジョヴァンニ」から おっしゃらないで、いとしい人よ(*/#)
モーツァルト:幻想曲ニ短調 K.397
ヘンデル(1685-1759):オペラ「ガウラのアマディージ」から Pena tiranna(+)
グルック(1714-1787):
オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」から 私はエウリディーチェを失った(+)
ファビオ・カンパーナ(1819-1882):見よ、あの白い月を(*/+)
マリア・マリブラン(1808-1836):朝(*/**)
アデリーナ・パッティ(1843-1919):口づけ(*/**)
オッフェンバック(1819-1880):オペラ「ホフマン物語」から 舟歌(*/+)
ロッシーニ(1792-1868):
ヴェネツィアのレガッタ(*/+)/二匹の猫の愉快な二重唱(*/+)
マリア・リュディコ(ソプラノ(*))
オレク・ベジンスキフ(カウンターテナー(+))
E・セーロヴァ(ピアノ(#))
G・プレオブラジェンスカヤ(ピアノ(**))
ガリーナ・セーニナ(ピアノ(#/**以外))
録音:データ記載なし
マリア・リュディコはボリショイ劇場、ベルリン・コーミッシェオーパー等で
歌い、サンクトペテルブルク音楽院で教えているロシアのソプラノ。オレク・
ベジンスキフはサンクトペテルブルク音楽院を卒業した最初のカンターテナー。
3オクターヴ以上の声域を持つ彼はマリーンスキー劇場等で歌うのみならず声
優としても活躍、また彼の声はロシアの科学者たちの研究対象ともなっている
とのことです。




<ARCO DIVA>
UP 0150-2 ¥2080
モーツァルト(1756-1791):クラリネット五重奏曲イ長調 K.581(*)
ベートーヴェン(1770-1827):弦楽四重奏曲第10番変ホ長調「ハープ」Op.74
ラディスラフ・ルージチカ(クラリネット)
マルティヌー弦楽四重奏団
ルボミール・ハヴラーク(第1ヴァイオリン) 
リボル・カニュカ(第2ヴァイオリン)
ズビニェク・パジョウレク(ヴィオラ) 
イトカ・ヴラシャーンコヴァー(チェロ)
録音:2012年1月13-14、17-18日、ドモヴィナ・スタジオ、プラハ、チェコ
ラディスラフ・ルージチカはブルゼニュ音楽院、プラハ音楽アカデミー、ヴュ
ルツブルク音楽大学(チェコ)で学んだチェコのクラリネット奏者。1991年か
ら18年間国際貿易に携わり、事業を成功させ演奏家に復帰したという異色の経
歴の持ち主です。

UP 0154-2 ¥2080
D・スカルラッティ:ギター二重奏によるソナタ集
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)/マチェイ・フレムル編曲:
ト長調 K.33/ニ長調 K.208/ニ長調 K.209/ト短調 K.466/ト長調 K.467
イ短調 K.417/ニ長調 K.491/イ短調 K.238/イ短調 K.239/ニ短調 K.30
シエンプレ・ヌエボ
マチェイ・フレムル、パトリック・ヴァツィーク(ギター)
録音:2011年8月22-24日、ジョヴァンニ・ディ・マットーニ邸、
ハウツェンベルク、
バイエルン州、ドイツ
シエンプレ・ヌエボはチェコのギタリスト、マチェイ・フレムル(1982年生ま
れ)とパトリック・ヴァツィーク(1984年生まれ)が2007年に結成したギター
・デュオ。




<GZ DIGITAL MEDDIA>
L 10692-2 ¥2080
ファイアワークス・オブ・クラシックス III スラヴ音楽名曲集
フチーク(1872-1916):演奏会用序曲「マリナレッラ」Op.215
スメタナ(1824-1884):オペラ「売られた花嫁」から
Now, Sir, listen to a word or two (Nuze, mily chasniku, znam jednu divku)
ドヴォルジャーク(1841-1904):プラハ・ワルツ
フチーク:小言爺さん Op.210
スメタナ:ポルカ
チャイコフスキー(1840-1893):
オペラ「エフゲニー・オネーギン」Op.24 から ワルツ
ドヴォルジャーク:わが母の教えたまいし歌 Op.55 No.4
フチーク:冬の嵐(ワルツ)Op.184
チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」Op.71 からの小組曲
ロシアの踊り/アラビアの踊り/花のワルツ
ドヴォルジャーク:スラヴ舞曲第10番ホ短調 Op.72 No.2
スク(1874-1935):ソウセツカ
ドヴォルジャーク:スラヴ舞曲第8番ト短調 Op.46 No.8
オスカル・ネドバル(1874-1930):
バレエ「ホンザの物語」から 悲しいワルツ
フチーク:フローレンス行進曲 Op.214
チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団
クラウス・リンケル(指揮)
録音:2011年5月、聖アネシュカ修道院(現・国立美術館別館)、
プラハ、チェコ
1230年代に建てられたゴシック様式の修道院内のホールにおけるワンポイント
録音。




<HEVHETIA>
HV 0058-2 ¥2080
ソロ 
カーゲル、グバイドゥーリナ、ベリオ、細川、リンドベリ:アコーディオン作品集
マウリシオ・カーゲル(1931-2008):Figuren (1993)
ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):De profundis (1978)
ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):Sequenza XIII (Chanson) (1995)
細川俊夫(1955-):Slow Motion (2002)
マグヌス・リンドベリ(1958-):Jeux d'anches (1990)
ペテル・カチナ(アコーディオン)
録音:2011年6月3-4日、クラクソン・スタジオ、コシツェ、スロヴァキア
ペテル・カチナはブラチスラヴァ音楽アカデミー(スロヴァキア)およびオー
デンセ・カール・ニルセン音楽アカデミー(デンマーク)で学んだスロヴァキ
アのアコーディオン奏者。現代音楽を得意としています。




<NUMERICA>
NUM 1223 ¥1850
ヌノ・ジャシント(1985-):
診断(医療と臨床診断のプロセスに関する4つの思考)
プロローグ:Mnesis/聞く・話す(愁訴・助言)/見る(観察)/触る(打診)
フレイレ・ソアレス博士(朗読)
リリアナ・レアル(フルート) ルイザ・マルケス(クラリネット)
ルルデス・カルネイロ(ファゴット) エリゼウ・コレイラ(トランペット)
ダヴィド・シルヴァ(トロンボーン) ラケル・コスタ(ヴァイオリン)
テレザ・コレイラ(ヴィオラ) カテリナ・ミクソヴァ(チェロ)
ヌノ・アライス(コントラバス) フランシスコ・ソアレス(打楽器)
録音:パソス・デ・ブランダン音楽アカデミー・コンサートホール、
ポルトガル 時期の記載なし
音楽療法に関するCDと思われます。

NUM 1228 ¥1850
ポルトガルのピアノ音楽 Vol.3
カルロス・セイシャス(1704-1742):トッカータ ハ短調
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ イ長調(*)
ジョアン・デ・ソーサ・カルヴァリョ(1745-1798):ソナタ ニ長調(*)
フランシスコ・シャヴィエル・バプティスタ(?-1797):
ソナタ ホ長調 から メヌエット(*)
アントニオ・レアル・モレイラ(1758-1819):
ソナタ変ロ長調(*)/ソナタ変ロ長調(*)
オスカル・デ・シルヴァ(1870-1958):パッション
アントニオ・デ・リマ・フラゴゾ(1897-1918):小組曲 から 前奏曲(第1曲)
ジョゼ・ヴィアンナ・ダ・モッタ(1868-1948):瞑想(1933)
フランシスコ・ラセルダ(1869-1934):ヴェールの踊り
ルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890-1955):10の前奏曲 から 第7番
ルイス・コスタ(1879-1960):田舎の踊り 第2番
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):グロサ第9番
ハルシー・スティーヴンズ(1908-1989)編曲:
ポルトガル民謡集(1956)から 第1番-第5番(*)
フィリペ・ピレス(1934-):パルティータ から サラバンド
ベルタ・アルヴェス・ソーザ(1906-1997):3つの前奏曲 から 第1番
アルマンド・ジョゼ・フェルナンデス(1906-1983):5つの前奏曲 から 第2番
ドミンゴス・ボンテンポ(1775-1842):レッスン第4番
ジョリ・ブラガ・サントス(1924-1988):シチリアーナ
ルイ・コエリョ(1892-1986):民謡(*)
アミルカル・ヴァスケス・ディアス(1945-):収穫(*)
ジョルジェ・クロネル・デ・ヴァスコンセロス(1910-1974):メロディ(*)
クラウディオ・カルネイロ(1895-1963):お話、お話…/鬼ごっこ
コンスタンサ・カプデヴィレ(1937-1992):オルゴール
エウリコ・トマス・デ・リマ(1908-1989):気まぐれなワルツ第25番
セルジオ・アゼヴェド(1968-):メヌエット
フレデリコ・デ・フレイタス(1902-1980):モフィナ・メンデスの踊り
ヴィクトル・ピント・デ・マセド(1917-1964):エスパニョラダ
アントニオ・ピニョ・ヴァルガス(1951-):ちっぽけな玩具(*)
クリストファー・ボックマン(1950-):初心者のための曲集 から 第1番(*)
ルイス・ピパ(1960-):小品集 から 第1番
マリア・デ・ルルデス・マルティンス(1926-2009):キャッチ第1番(*)
カンディド・リマ(1939-):太陽の戯れ
ジョルジェ・ペイシニョ(1940-1995):ジャネイラス
クロティルデ・ロザ(1930-):バガテル
ジョアン・ペドロ・オリヴェイラ(1959):
鏡をのぞきこみながら(ピアノとサウンドトラックのための)
ナンシー・リー・ハーパー(ピアノ)
録音:2011年、アヴェイロ大学、ポルトガル
(*)はピアノによる世界初録音と表示されています。

NUM 1231 ¥1850
フレデリック・ギフォード(1972-):
モービル ギターとフルートのための作品集
aegjlns / corpse fragment I / corpse fragment II
Janus [MOBILE 2011] (version 1)(*) / corpse fragment III
MOBILE 2012 (version 1)(*) / MOBILE 2010 (version 1)
Palestrina: Stabat Mater / MOBILE 2010 (version 2)
corpse fragment IV / MOBILE 2012 (version 2)(+)
corpse fragments V / corpse fragments VI
Janus [MOBILE 2011] (version 2)(*) / 27 sonorities
ジェス・ランゲン(ギター(+以外))
シャンナ・グティエレス(フルート(*/+))
録音:ヌメリカ・スタジオ、パソス・デ・ブランダン、ポルトガル
フレデリック・ギフォードはアメリカ合衆国ペンシルヴァニア州ランカスター
に生まれ、シカゴのデポール大学とノースウェスタン大学で学び2000年に音楽
博士号を取得した作曲家・音楽プロデューサー。シャンナ・グティエレス、
ジェス・ランゲンも合衆国の演奏家です。

NUM 1233 ¥1850
ポルト、ラパ教会の大オルガン
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):前奏曲 BuxWV146
J・S・バッハ(1685-1750):ソナタ BWV529/幻想曲とフーガ BWV542
マルセル・デュプレ(1886-1971):受難交響曲 Op.23 から 磔刑(第3楽章)
シャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937):
オルガン交響曲第5番 Op.42 No.1 から アレグロ・ヴィヴァーチェ(第1楽章)
モーリス・デュリュフレ(1902-1986):
アランの名による前奏曲とフーガ Op.7
フィリペ・ヴェリッシモ(オルガン)
録音:ラパ教会、ポルト、ポルトガル 時期の記載なし
使用楽器:1995年、ゲオルク・ヤン製
ポルトガル第二の都市ポルトの観光名所のひとつであるラパ教会。フィリペ・
ヴェリッシモは2002年、この教会のオルガニストに就任しました。
外装に「NUM 1231」と誤表示されております。あらかじめご了承ください。

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