クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

12-08 No.29-1

2012年08月26日 11時28分35秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
47979 ¥1850
《ヨーロッパからラテン・アメリカへのバロック音楽集》
ホセ・デ・ネブラ:『サルスエラ「Vendado es amor, no es ciego」より』
アンリ・ル・バイイ:『私は狂気』
作者不詳:『「マルティネス写本」より』
パーセル:『歌劇「ディドーとエーネアス」より』『歌劇「アーサー王」より』
ヘンデル:
『カンタータ「決して心変わりしない」(スペイン・カンタータ)HWV.140より』
ラモー:『歌劇「優雅なインドの国々」より』
シャルパンティエ:『何も恐れずこの森に』『歌劇「メデ」より』
パトリシア・プティボン(Sp)
アンドレア・マルコン(指揮)
ラ・チェトラ(ピリオド楽器アンサンブル)
〔録音〕2012年2月, バーゼル、マルティンス教会(デジタル:セッション)
クリスティに学び、アーノンクールに認められ世に出た逸材パトリシア・プティ
ボン。清楚と優しさから激情まで、すべてにおいて様々な感情を可能とせる数
少ないソプラノ歌手といえるでしょう。このアルバムでは、ラテン・アメリカ
のバロック時代の作曲家の作品。そしてリズミカルでたっぷりのエネルギーが
注入されたラテン・アメリカの異国情緒感を取り入れた、ヨーロッパのバロッ
ク作曲家の作品を収録。魅力的なプティボンの歌唱は、バロック様式の貴重な
ラテン作品の宝庫から想像力を湧かせ、これまでにない「時代の表現性」を高
めることに成功しています。バロックの名手アンドレア・マルコンと、バーゼ
ル・スコラ・カントールムの卒業生を中心として結成されたアンサンブル「ラ
・チェトラ」との共演によって、新世界観たっぷりの感情表現豊かな演奏を堪
能できます。

47990 ¥1850
シューマン:幻想小曲集 作品73
ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 作品38
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 作品40
ソル・ガベッタ(チェロ)
エレーヌ・グリモー(ピアノ)
録音:2012年5月22-25日 ドイツ エッセン、フィルハーモニー
グリモーの初の室内楽アルバム。ロシア系フランス人の両親のもとアルゼンチ
ン生まれたチェリスト、ソル・ガベッタと共演したアルバム。
2011年にクシュタートで行われたメニューイン音楽祭で共演し絶賛を浴びたプ
ログラムと同じチェロとピアノの最重要作品の選曲です。

734770(DVD-Video) 8枚組 ¥10580
734771(Blu-ray) 5枚組 ¥13000
《ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」全曲》
演出:ロベール・ルパージュ
【DVD1:『ラインの黄金』】
ブリン・ターフェル(ヴォータン), ステファニー・ブライズ(フリッカ),
リチャード・クロフト(ローゲ), エリック・オーウェンズ(アルベリヒ),
ウェンディ・ブリン・ハーマン(フライア), パトリシア・バードン(エルダ),
ゲルハルト・ジーゲル(ミーメ), ハンス=ペーター・ケーニッヒ(ファフナー),
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(ファーゾルト), アダム・シーゲル(フロー),
ドウェイン・クロフト(ドンナー), 他
【DVD2&3:『ワルキューレ』】
ヨナス・カウフマン(ジークムント),
エヴァ=マリア・ヴェストブルック(ジークリンデ),
ブリン・ターフェル(ヴォータン), ステファニー・ブライズ(フリッカ),
デボラ・ヴォイト(ブリュンヒルデ), 他
【DVD4&5:『ジークフリート』】
ジェイ・ハンター・モリス(ジークフリート),
デボラ・ヴォイト(ブリュンヒルデ),
ブリン・ターフェル(さすらい人), ゲルハルト・ジーゲル(ミーメ),
エリック・オーウェン(アルベリヒ),
ハンス=ペーター・ケーニッヒ(ファフナー),
モイツァ・エルトマン(森の小鳥), パトリシア・バードン(エルダ), 他
【DVD6&7:『神々の黄昏』】
デボラ・ヴォイト(ブリュンヒルデ),
ジェイ・ハンター・モリス(ジークフリート),
ハンス=ペーター・ケーニッヒ(ハーゲン),
イアイン・ペイターソン(グンター),
ウェンディ・ブリン・ハーマー(グートルーネ),
ヴァルトラウト・マイアー(ヴァルトラウテ),
エリック・オーウェン(アルベリヒ), 他
【DVD8:ドキュメンタリー、ワーグナーズ・ドリーム】
(メイキング・オブ・ニュー・リング 収録時間:1時間53分)
ジェイムズ・レヴァイン(指揮:ラインの黄金&ワルキューレ)
ファビオ・ルイージ(指揮:ジークフリート&神々の黄昏)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
〔収録〕2010年10月9日(ラインの黄金), 2011年5月14日(ワルキューレ),
2011年11月5日(ジークフリート), 2012年2月11日(神々の黄昏):
メトロポリタン歌劇場(ライヴ)
メトの「指環」は1980年後半に収録された豪華メンバーによるものが有名です
が、2010年からハイテク機材を使用した壮大な舞台や、シルク・ドゥ・ソレイ
ユの演出家として有名なロベール・ルパージュを起用した新演出は、最近よく
ある斬新な「読み替え」無しに、ワーグナーの音楽と「指環」をめぐる神話を
確実に忠実に表現したものといえましょう。その上演を全て収録した映像が、
いよいよ発売です。「ワーグナーズ・ドリーム」と題されたメイキング映像で
は、様々なハプニングに対処する舞台裏など、オペラ制作の舞台裏を垣間見る
ことのできる、見ごたえたっぷりのドキュメンタリー映像となっております。

734840(DVD-Video) ¥3350
734851(Blu-ray) ¥3880
上記全集のドキュメンタリー映像部分のみのDVD
ワーグナーズ・ドリーム

479638 2枚組 ¥1850
《ワーグナー:「ニーベルングの指環」名場面集》
【「ラインの黄金」より】
『Vorspiel - Weia! Waga! Woge, du Welle!』『Fing' eine diese Faust!』
『Wotan! Gemahl! Erwache! - Vollendet ist das grose Werk』
『Ihr andern harrt bis Abend hier』『Bin ich nun frei? Wirklich frei?』
『Weiche, Wotan, weiche!』
『He da! He da! He do! - Rheingold! Rheingold!』
【「ワルキューレ」より】
『Wintersturme wichen dem Wonnemond』『Vorspiel 2.Akt - ""Hojotoho!""』
『So ist es denn aus mit den ewigen Gottern』
『Vorspiel...Hojotoho! Hojotoho!(ワルキューレの騎行)』
『In festen Schlaf verschlies' ich dich』
『Feuerzauber - Wer meines Speeres Spitze, furchtet, durchschreite das
Feuer』
【「ジークフリート」より】
『Hoho! Hoho! Hohei! Schmiede mein Hammer - Schau, Mime, du Schmied:
So schneidet Siegfrieds Schwert』『Nun sing! Ich lausche dem Gesang』
『Dir Unweisen ruf'ich ins Ohr』『Heil dir, Sonne! Heil dir, Licht!』
『Sangst du mir nicht, dein Wissen sei das Leuchten...』
【「神々の黄昏」より】
『Zu neuen Taten, teurer Helde』『Siegfrieds Rheinfahrt』
『Hier sitz' ich zur Wacht』
『Gros Gluck und Heil, lacht nun dem Rhein - Empfangt Gunther's Braut』
『Errath'st Du auch dieser Raben Geraun'?』
『Fliegt heim, ihr Raben!(Immolation Scene)』
ブリン・ターフェル(Br)、ステファニー・ブライズ(Ms)、
エリック・オーウェンズ(Bs)、ヨナス・カウフマン(T)、
デボラ・ヴォイト(Sp)、エヴァ=マリア・ヴェストブルック(Sp)、
ジェイ・ハンター・モリス(T)、ハンス=ペーター・ケーニヒ(Bs)、他
ジェイムズ・レヴァイン(指揮:ラインの黄金&ワルキューレ)
ファビオ・ルイージ(指揮:ジークフリート&神々の黄昏)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
〔録音〕2010年10月9日(ラインの黄金), 2011年5月14日(ワルキューレ),
2011年11月5日(ジークフリート), 2012年2月11日(神々の黄昏):
メトロポリタン歌劇場(デジタル:ライヴ)
このCDは、この上演での素晴らしい場面ばかりを収録したもので、歌唱と音楽
だけでも素晴らしいものと納得させてくれるベスト盤です。




<Decca>
4784696 ¥1850
ブラームス:
『静かな夜に』『かよわい娘が歩いて行った』『ばら色のくちびる』
『すべての思いが』『下の谷底では』『間奏曲イ長調Op.118-2』
ハイドン:『さすらい人』『回想』『絶望』
モーツァルト:『すみれK.476』『夕べの想いK.523』
シューベルト:
『林にてD.738』『夕べの星D.806』『ミニョンにD.161』『死と乙女D.531』
『丘の上の若者D.702』『アヴェ・マリア』『君はわが憩いD.776』
『12のワルツ D.145-第6番』
アンドレア・ショル(C-T)
タマール・ハルペリン(P)
〔録音〕2012年7月, オーストリア、ホーエネムス・マルクス=ジッティクス
・ザール(デジタル:セッション)
音楽の選択のテキストと音楽の完璧なバランスを提供するアンドレア・ショル。
「音楽には特定の声域に限られる必要がない」という彼の信念の音楽のパフォ
ーマンスは、この絶品な「新コレクション」とも思えるプログラムによって証
明されます。アルバム・タイトル通りの「幸福を見いだせぬさすらい人の心」
を表現したハイドン、モーツァルト、シューベルト、ブラームスの歌曲の中か
ら選曲され、典型的な人間像を象徴した表現で見事に歌われます。

4783546 ¥1850
プロコフィエフ
ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.63
2つのヴァイオリンのためのソナタ Op.56
ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.80
ジャニーヌ・ヤンセン(Vn)
ボリス・ブロヴツィン(Vn) イタマール・ゴラン(P)
ウラディーミル・ユロフスキー指揮 
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
〔録音〕2012年6月21日―23日 ロンドン ヘンリー・ウッド・ホール(協奏曲)
2012年6月11-14日 ベルリン テルデック・スタジオ(ソナタ)
ヤンセン来日記念!ついにリサイタル・ツアーで来日するヤンセン。最新録音
はユロフスキ指揮ロンドン・フィルの伴奏によるプロコフィエフのVn協奏曲
第2番。さらに、イタマール・ゴランを伴奏に迎えたVnソナタ第1番、ブロフ
ツィンとの2つのヴァイオリンのためのソナタも収録。
オランダ出身のジャニーヌ・ヤンセンは2003年にデッカと専属契約を結び、毎
年のようにアルバムをリリース。母国オランダではPOPアイドル並みの人気で、
これまでのアルバムは連続プラチナ・ディスクに輝いています。協奏曲のみな
らず、室内楽にも積極的で、デビュー直後には自ら室内楽フェスティバルも主
宰、この音楽祭は現在も続いています。

4783523 3枚組 ¥3800
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
CD1 
(1)第1番 ニ長調 作品12の1 (2)第2番 イ長調 作品12の2 
(3)第3番 変ホ長調 作品12の3 (4)第5番 ヘ長調 作品24《春》
CD2 
(1)第4番 イ短調 作品23 (2)第8番 ト長調 作品30の3 
(3)第9番 イ長調 作品47《クロイツェル》  
CD3 
(1)第6番 イ長調 作品30の1 (2)第7番 ハ短調 作品30の2 
(3)第10番 ト長調 作品96
レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)、
エンリコ・パーチェ(ピアノ)
〔録音〕2012年
現代最高のヴァイオリニストの一人、ギリシャ出身のカヴァコス、デッカ・デ
ビュー盤!
1967年アテネ生まれのレオニダス・カヴァコス。1985年、最年少でシベリウス
国際コンクールに優勝し一躍注目を集め、現在では世界各地の主要オーケスト
ラからの共演オファーが殺到する人気ぶりです。録音活動も積極的で、ECMレー
ベルにはラヴェル&エネスコ作品を、SONYからはモーツァルトなどのアルバム
がリリースされています。カヴァコスは昨年デッカを録音専属契約を結び、そ
の第1弾となるのが当アルバム。いきなりベートーヴェンのヴァイオリン・ソナ
タ全曲という直球勝負で、今回のリリースに対する彼の意気込みが感じられま
す。日本へは、昨年の震災直前、シャイー指揮ゲヴァントハウス管のソリスト
として来日し、サントリーホールの満員の聴衆の前でドヴォルザークの協奏曲
を披露し、観客を圧倒しました。2012年11月にはリサイタルで再来日する予定
となっており、ベートーヴェンのソナタも数曲演奏予定です。

743469(DVD-Video) 2枚組 ¥6450
743470(Blu-ray) ¥3880
ヘンデル:歌劇「ロデリンダ」HWV.19(全曲)
ルネ・フレミング(Sp:ロデリンダ), アンドレアス・ショル(C-T:ベルタリド),
ステファニー・ブライズ(Ms:エドゥイージェ),
ジョセフ・カイザー(T:グリモアルド),
イェスティン・デイヴィス(C-T:ウヌルフォ), シェンヤン(Br:ガリバルド)
演出:スティーヴン・ワズワース, 舞台:トーマス・リンチ
衣装:マーティン・パクレディナス, 照明:ピーター・カゾロウスキー
ハリー・ビケット(指揮&Cemb)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
〔収録〕2011年12月3日、メトロポリタン歌劇場(ライヴ)
メトロポリタン歌劇場ではこれまで基本古典派以降の作品を上演してきました
が、最近のバロック・オペラ復興の流れと、新発想の演出や歌手の起用によっ
て、ここでもバロック芸術が開花しはじめました。2004年に新プロダクション
としてこのメトで上演された「ロデリンダ」の再上演でも圧倒的な美声と表現
力のルネ・フレミング。そして繊細な心理を見事に表現したアンドレアス・
ショル。イギリス・バロック界の実力派ハリー・ビケットの指揮とレチタティ
ーヴォでのチェンバロ。ピリオド奏法を使用した小編成のオーケストラ。決し
て現代的とはいえない古典的な舞台づくりと演出によって、この作品の美の世
界を味あわせてくれます。

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