クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

12-08 No.21

2012年08月20日 19時30分54秒 | Weblog
<Nimbus Alliance>
(Nimbus Allianceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 6141 ¥2080
J.S.バッハ:鍵盤楽器のための協奏曲集 ――
協奏曲第4番イ長調BWV.1055/協奏曲第7番ト短調BWV.1058
協奏曲第3番ニ長調BWV.1054/協奏曲第2番ホ長調BWV.1053
協奏曲第5番ヘ短調BWV.1056
ニック・ヴァン・ブロス(ピアノ)、
デイヴィッド・パリー(指揮)、イギリス室内管弦楽団
ヨンティ・ソロモン、ベンジャミン・カプランの下で研鑽を積み、その演奏を
聴いたタチアナ・ニコラーエワから「ピアニストとして完成品」と激賞された
イギリスのピアニスト、ニック・ヴァン・ブロス。
1994年6月を最後に15年間ピアノ演奏から遠ざかっていたヴァン・ブロスは、
2008年のレコーディング開始、2009年のカムバック・コンサートで劇的な復帰
を飾り、その独特の感性、スタイルは英国内外で注目を集めている。
「ゴルトベルク変奏曲(NI 6136)に続く「協奏曲集」でも、内面から湧き出る
アイディア、桁外れの才能が随所で輝きます。2008年7月18日-20日の録音。

NI 6162 ¥2080
チャイコフスキーへのトリビュート ――
チャイコフスキー:
主題と変奏イ短調Op.19/夜想曲Op.10-1/ロマンス ヘ短調Op.5
ロマンス ヘ長調Op.51-5/感傷的なワルツ ヘ短調Op.51-6
とぎれた夢Op.40-2/カプリッチョ変ト長調Op.8/対話Op.72-8
子守歌Op.72-2/やさしいとがめOp.72-3/瞑想Op.72-5/悲歌Op.72-14
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
孤高の天才ピアニスト、ウラディミール・フェルツマンの"ラフマニノフ"続く
トリビュート・アルバムは、母国ロシアの大作曲家"チャイコフスキー"。
フェルツマンがチャイコフスキーへのトリビュートのために選んだ音楽は、ピ
アノ協奏曲やピアノ・ソナタなどの大規模な作品ではなく"12曲の小品"。
2011年6月4日-5日、ニューヨークでの録音。

NI 5876 ¥2080
ハンス・フォン・ビューロー:ピアノ作品集 ――
バラードOp.11/ミラノの謝肉祭Op.21/ラ・チェトラOp.27/英雄行進曲
マーク・アンダーソン(ピアノ)
ベルリン・フィルの常任指揮者として高名なハンス・フォン・ビューロー
(1830-1894)の「ピアノ作品集」。
優れたピアニストでもあった往年の名指揮者フォン・ビューローの「ピアノ作
品」は、その実力が反映された華麗で技巧的な作風が特徴。フォン・ビューロ
ーの"作曲家"としての手腕を楽しめる好企画。2011年4月&8月の録音。

NI 5874 ¥2080
フレスコバルディ:鍵盤作品集Vol.4 ――
トッカータ第6番/カンツッォーナ第6番/トッカータ第3番
オルガンのためのトッカータ/トッカータ第5番
聖体奉挙のための半音階的トッカータ/トッカータ第8番/ファンタジア第6番
トッカータ第4番/カンツォーナ第2番/聖体奉挙のためのトッカータ
ファンタジア第9番/カンツォーナ第9番/聖体奉挙のためのトッカータ
フォリアのアリアによるパルティータ*/カンツォーナ第3番*
リチャード・レスター(オルガン&チェンバロ*)
ニンバス(Nimbus)でスカルラッティの鍵盤作品全集を完成させたイギリス、サ
イレンスター古楽音楽祭の音楽監督リチャード・レスターのフレスコバルディ
第4巻は"オルガン"がメイン。
イタリア、アルメンノ・サン・サルヴァトーレのサン・ニコラ教会に設置され
ているコスタンツォ・アンテニャーティ1588年製作のヒストリカル・オルガン、
ジョヴァンニ・バッティスタ・ボーニ1619年頃製作のチェンバロという貴重な
楽器の響きを聴くことが出来る。

NI 6164 ¥2080
ワーグナー:
楽劇《トリスタンとイゾルデ》より 前奏曲と愛の死
歌劇《タンホイザー》序曲
楽劇《ワルキューレ》より 魔の炎の音楽、ワルキューレの騎行
楽劇《ラインの黄金》より ヴァルハラ城への神々の入城
楽劇《神々のたそがれ》より ジークフリートのラインへの旅、
ジークフリートの死と葬送音楽
ヨンダニ・バット(指揮)、ロンドン交響楽団
ニンバス(Nimbus)に登場以降、ブラームス、ベートーヴェンを振ってきたヨン
ダニ・バットが次に取り上げてきたのはワーグナー!
旧ASV時代はゴルトマルクやリムスキー=コルサコフ、グラズノフなど、レアな
レパートリーを中心としていただけに、大作曲家たちの名作へと舵を切ったヨ
ンダニ・バットの行き先が気になるところ。中でも「タンホイザー」序曲と
バットのスタイルの相性は上々。2011年6月9日-10日の録音。

NI 6172 ¥2080
祈り - スペインの印象 ――
アルベニス(ワット編):組曲《スペインの歌》Op.232/ロドリーゴ:祈りと踊り
ホセ:ギター・ソナタ/ファリャ:ドビュッシーの墓に捧げる讃歌
タレガ:アラビア風奇想曲
イアン・ワット(ギター)
ニンバス・アライアンス(Nimbus Alliance)と英国王立スコットランド音楽院の
コラボレーションによる新シリーズのリリース第1弾は、2005年11月にデビュー
を飾ったギタリスト、イアン・ワットのスパニッシュ・アルバム。
ギターの主要レパートリーだけでなく現代作品も得意とするワットは、ピータ
ー・マックスウェル・デイヴィスの75歳記念コンサート・シリーズにも招かれ、
歌曲集「黒い天使たち」の演奏に参加するなど、英国内外で注目を集めるギタ
ー界の俊英である。2011年5月&8月の録音。

NI 6170/1 2枚組 ¥3180
この見えざる世界 - フルート作品集 ――
ボニス:フルート・ソナタ/ヒンデミット:フルート・ソナタ
ジョンゲン:フルート・ソナタOp.77/ウィット:この見えざる世界
スタンコヴィチ:セレナーデのソナタ
ボウスタニー:...そして風がささやいた.../フーリー:夢のあとに
シベリウス:スカラムーシュOp.71
ウィザム・ボウスタニー(フルート)、
アレクサンドル・シュラム(ピアノ)
中東レバノン出身のフルーティストで、現在マンチェスターのロイヤル・ノー
ザン・カレッジ・オヴ・ミュージックでフルート科の教授を務めているウィザ
ム・ボウスタニー。
ヒンデミットやジョンゲンから自作、現代作曲家の作品など、レパートリーの
新規開拓に一役買ってくれそうだ。シベリウスの小品「スカラムーシュ」も収
録!

NI 6161 ¥2080
ブラックフォード:ノット・イン・アワー・タイム
ギャヴィン・カー(指揮)、
ボーンマス交響楽団、ボーンマス交響合唱団&ユース合唱団、
ポール・ナイロン(テノール)、スティーヴン・ガッド(バリトン)
2011年にボーンマス交響合唱団からの委嘱によって作曲されたリチャード・ブ
ラックフォードの「ノット・イン・アワー・タイム」。
ジョージ・ブッシュやバラク・オバマのスピーチ、第1回十字軍の遠征のテキス
トなどを用いたこの作品は、アメリカ同時多発テロで失われた命への鎮魂歌で
あり平和への祈りの音楽である。2011年9月18日-19日の録音。

NI 6159 2枚組 ¥3180
ショーソン:ピアノ三重奏曲ト短調Op.3/ドビュッシー:ピアノ三重奏曲ト長調
ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲ニ短調Op.9《悲しみの三重奏曲》
ウィーン・シューベルト・トリオ〔ボリス・クシュニール(ヴァイオリン)、
マルティン・ホルンシュタイン(チェロ)、
クラウス=クリスティアン・シュスター(ピアノ)〕
1985年から1993年の8年間という短い活動期間の中でモーツァルトのピアノ三重
奏曲全集など、優れた録音を残したウィーン・シューベルト・トリオ。
結成の翌年にオランダのハーレムで収録された3作品では、特にショーソンでの
繊細な表情が美しい。1986年の録音。

NI 6146 ¥2080
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱付き》
レベッカ・エヴァンス(ソプラノ)、
ウィルケ・テ・ブルンメルストローテ(メゾ・ソプラノ)、
スティーヴ・デイヴィスリム(テノール)、ニール・デイヴィス(バス)、
ヨンダニ・バット(指揮)、ロンドン交響楽団&合唱団
指揮者と科学者という2つの姿を持つマカオ出身の名物指揮者、ヨンダニ・バッ
トとロンドン交響楽団のベートーヴェン・チクルス第3弾は「第九」!オーケス
トラ、合唱の自主性に委ねたかのような緩やかな空気、随所に現れるバットの
アイディアが特徴的。

NI 6157 ¥2080
密度21.5 - フルート、アルト・フルート、ピッコロ、バリトン・サクソフォン
のための無伴奏作品集 ――
スコット:KBM(世界初録音)/ヴァレーズ:密度21.5
ナイマン:トニーへの歌(バリトン・サクソフォン版/世界初録音)
イールズ:11番目の戒律(世界初録音)/J.S.バッハ:パルティータ イ短調
スコット:18(世界初録音)/ナイマン:カンツォーナ(世界初録音)
ヒース:コルトレーン(世界初録音)
カレン:無伴奏フルート・ソナタ(世界初録音)
ナイマン:永遠なるヤマモト第5番&第9番(Yamamoto Perpetuo/世界初録音)
ナイマン:トニーへの歌(フルート版/世界初録音)
アンディ・フィンドン(フルート&アルト・フルート&ピッコロ&バリトン・
サクソフォン)
マイケル・ナイマン・バンドで活躍したマルチプレーヤー、アンディ・フィン
ドンがフルートやバリトン・サクソフォンを駆使しての無伴奏作品集。10曲が
世界初録音となるこのプログラムでは、持ち前の超絶技巧を余すことなく発揮。
フィンドン独自の空間を創り上げている。

NI 6156 ¥2080
バッド・テンパード・フルート - スコット:フルート作品集 ――
スリー・レター・ワード/ネメスルス
アンド・エブリシング・イズ・スティル/マイ・マウンテン・トップ
フルートとピアノのためのソナタ/フルートとハープのためのソナタ
地の塩/18/フジコ/パキート
ポール・エドムンド=デイヴィス(フルート&アルト・フルート)、
クレア・サウスワース(フルート)、アンディ・フィンドン(フルート)、
クレイグ・オグデン(ギター)、ローレン・スコット(ハープ)、
ティム・ケイリー(ピアノ)、ピーター・ローソン(ピアノ)
イギリスのコンポーザー=サクソフォニスト、アンディ・スコットのフルート
作品集。スコットは「ダブル・サクソフォン・コンチェルト」で2006年にブリ
ティッシュ・コンポーザー・アウォードを獲得しており、特に管楽器の作品で
高い評価を受けている。

NI 6152 ¥2080
ローマのレリークVol.1 ――
ロッシ:パッサカリア/マラッツォーリ:エレーナ・インヴェッキアータ
ロッシ:流れるため息/マラッツォーリ:アルテミジアの哀歌
ロッシ:ピアント・デッラ・マッダレーナ
パスクァリーニ:ポルチェ・ドルチェ・バンビーノ
マッツォッキ:泣けよ目よ、泣け
ロッシ:罪を犯したるわれを、オラトリオ《聖週間》より 終曲
アタランテ、エリン・ヘッドリー(ディレクター)、
ナディーヌ・バルベイジ(ソプラノ)、テオドーラ・バカ(メゾ・ソプラノ)
ローマで活躍したモンテヴェルディの次世代の音楽家たち、ルイジ・ロッシ
(1597-1653)やマルコ・マラッツォーリ(1602-1662)の作品集。ローマのバチカ
ン図書館に所蔵されている17世紀イタリアのカストラート、マルカントニオ・
パスクァリーニの作品も収録。2010年11月の録音。





<Halle>(Halleはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
CDHLL 7529 ¥1780
ヴォーン・ウィリアムズ:
交響曲第2番《ロンドン交響曲》/オーボエ協奏曲イ短調
マーク・エルダー(指揮)、
ハレ管弦楽団、ステファヌ・ランクール(オーボエ)
特にイギリス音楽の演奏が絶大な評価を受けているエルダー&ハレ管弦楽団と
って、「すずめばち」(CDHLD 7510)以来となるヴォーン・ウィリアムズのレコ
ーディングは「ロンドン交響曲」!
ロンドンの多様な風景が音化されたヴォーン・ウィリアムズの傑作でも、黄金
期にあるエルダー&ハレ管弦楽団の充実振りは目覚ましい。ロンドンの街並み
が目に浮かぶような素晴らしい演奏を聴かせてくれています。
2010年6月&10月の録音。

CDHLD 7532 4枚組 ¥4350
イングリッシュ・クラシックス ――
〔CD1〕
バターワース:
狂詩曲《シュロプッシャーの若者》、2つのイギリス田園詩曲、青柳の堤
ディーリアス:
歌劇《イルメリン》より 前奏曲、楽園への道、
イギリス狂詩曲《ブリッグの定期市》
グレインジャー:ブリッグの定期市
伝承曲:ブリッグの定期市(歌:ジョセフ・テイラー/1908年の録音-約40秒)
〔CD2〕
バックス:交響詩《ティンタジェル城》
ディーリアス:春初めてのかっこうを聞いて、河の上の夏の夜
エルガー:夏の急流/フィンジ:落ち葉/アイアランド:丘
ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり、ノーフォーク狂詩曲第1番
〔CD3〕
バックス:春の炎/ディーリアス:春の牧歌、春の訪れ/ブリッジ:春の訪れ
〔CD4〕
エルガー:
序曲《コケイン》、夢見るの子供たちOp.43、弦楽セレナード ホ短調Op.20
ヴォーン=ウィリアムズ:劇音楽《すずめばち》より
アイアランド:忘れられた儀礼*、エピック・マーチ*
マーク・エルダー(指揮)、ジョン・ウィルソン(指揮)*、ハレ管弦楽団
マーク・エルダーとハレ管弦楽団が自主レーベル"Halle"にレコーディングを
行ったイギリス音楽のボックス・セット。まさにイギリス一色!「ブリッグの
定期市」は下敷きになった伝承曲の、20世紀初頭の貴重な音源が付加されてい
る。2002年-2010年の録音。

NI 1542(CD Single/特別価格) ¥550
シュトラウス2世:オープン・ロード(《ジプシー男爵》より)
ジョン・チャールズ・トーマス(バリトン)、
フランク・ツアーズ(指揮)、ビクター交響楽団
アウディのコマーシャルで使用されたアメリカのバリトン、ジョン・チャール
ズ・トーマスが歌う"オープン・ロード"。1939年8月24日の録音。紙ケース仕様。






<EM Records>(EM Recordsはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
EMR CD004 ¥2180
ホルスト:
付随音楽《キリストの来臨》H.170/2つの詩編H.117
ヌンク・ディミッティスH.127/我が恋人を愛すH.136
ヒラリー・デイヴァン・ウェットン(指揮)、
シティ・オヴ・ロンドン合唱団、
ホルスト・オーケストラ、セント・ポール女学校室内合唱団、
ロバート・ハーディ(朗読)
1927年にカンタベリー大聖堂の首席司祭からの委嘱により作曲され、2010年の
イングリッシュ・ミュージック・フェスティヴァルで蘇演が実現した付随音楽
「キリストの来臨」を収録。
「吹奏楽のための第2組曲」の第2楽章でもある「我が恋人を愛す」の合唱版も、
吹奏楽版とはまた違った深い味わいがある。2011年101月の録音。

EMR CD003 ¥2180
ホルブルック&バントック ――
ホルブルック:ヴァイオリン・ソナタ第2番ヘ長調《グラスホッパー》(原典版)
バントック:ヴィオラ・ソナタ ヘ長調《コーリン》(世界初録音)
ルパート・マーシャル=ラック(ヴァイオリン&ヴィオラ)、
マシュー・リッカード(ピアノ)
「ヘブリディーズ交響曲」や「ケルティック交響曲」、ヘブリディーズ諸島の
伝承曲や旋律を採り入れた作風が再評価を受けているバントックの世界初録音
となるヴィオラ・ソナタ「コーリン」を収録。
年の差は10歳ながらロマン派的な作風を持ち味としたホルブルックの「ヴァイ
オリン・ソナタ」とのコントラストにも注目したい。2011年8月の録音。

EMR CD002 ¥2180
クィルター:ピアノ作品全集 ――
3つの練習曲Op.4/3つの小品Op.16/2つの即興曲Op.19
4つのカントリー・ピースOp.27
《虹の終わる場所に》からの組曲(世界初録音)
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(ピアノ)
歌曲の作曲家として高名なイギリスのロジャー・クィルター(1877-1953)が、
その生涯の中で作曲を行ったピアノ作品の全集。
歌曲と同じく美しい旋律が最大の魅力である。劇付随音楽「虹の終わる場所に」
からのピアノによる組曲はこれが世界初録音となる。2004年2月&8月の録音。





<Avie>
AV 2208(2CDs+DVD-Video/NTSC) ¥3250
ヘンデル:オラトリオ《メサイア》HWV.56
アポロズ・ファイア、アポロズ・シンガーズ、
ジャネット・ソレル(指揮)、
アマンダ・フォーサイス(ソプラノ)、
エリザベス・シャマッシュ(メゾ・ソプラノ)、
イアン・ハニーマン(テノール)、ロス・ハウク(テノール)、
ジェフリー・ストラウス(バリトン)
アムステルダムでグスタフ・レオンハルト、アメリカでロジャー・ノリントン、
レナード・バーンスタインに師事した才女ジャネット・ソレルとアメリカ、ク
リーヴランドのピリオド・オーケストラ、アポロズ・ファイアのヘンデル「メ
サイア」!
J.S.バッハの「ブランデンブルク協奏曲」(AV 2207)、モーツァルトの「交響曲
第40番」(AV 2159)での溌剌とした演奏、コンパクトな編成ながら豊潤な響きを
生み出したモンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」(AV 2206)の好演で、
アメリカから世界へと進出したアポロズ・ファイア。
アメリカ古楽界で育まれたオーケストラ、合唱の特徴を活かし、創意工夫に満
ちたヘンデルの「メサイア」も、アポロズ・ファイアの代表盤である。
2008年12月&2010年2月の録音。





<Signum Classics>
SIGCD 294 ¥2080
人形の館 - 打楽器のための新しい音楽 ――
フィトキン:シャード/スケンプトン:スリップ・ストリーム
モンタギュー:リムファイヤー/ベドフォード:バッシュ・ピース
ヘイズ:ダンス・プレイ/マガー:サウンド・アスリープ
S・コープランド:ブリーザー/リーチ:エコラリア
K・ティペット:トンボの踊り
アンサンブル・バッシュ
1992年結成のイギリスのパーカッション・クヮルテット、アンサンブル・バッ
シュが、多彩な種類の打楽器を駆使して繰り広げる現代のパーカッション・ワ
ールド!
2002年から2012年にかけてアンサンブル・バッシュのために作曲されたグレア
ム・フィトキンをはじめとする9作品は、パーカッション・アンサンブルのレ
パートリー拡大にも貢献してくれることだろう。2011年7月の録音。

SIGCD 290 ¥2080
リスト:ピアノ作品集 ――
タランテラ
巡礼の年第2年《イタリア》より サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ、
ペトラルカのソネット第47番、ペトラルカのソネット第104番、
ペトラルカのソネット第123番、ソナタ風幻想曲《ダンテを読んで》
孤独の中からの神の祝福/イゾルデの愛の死
スィール・ウィリアムズ(ピアノ)
エジンバラのグレイフライヤーズ教会で2週間にわたって行われた「ベートー
ヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会」でサウス・バンク・スカイ・アーツ・ア
ウォードを受賞するなど、近年目覚ましい活躍を見せるスィール・ウィリアム
ズは1976年ウェールズ出身のピアニスト。
独特のカラーで描いた「展覧会の絵」(SIGCD 226)以来となるソロ録音第2弾は、
ウェールズ期待の実力派が選び抜いたオリジナリティに富んだリスト・プログ
ラムです。2011年5月の録音。

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12-08 No.20-1

2012年08月20日 18時20分06秒 | Weblog
●夏季休業のお知らせ
当店は、8月21日より23日まで夏季休業となります。この間はメールのお返事等
行なえませんので、よろしくお願いいたします。

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<DG>
47959 55枚組 ¥10900
モーツァルトの名曲をグラモフォン&アルヒーフの名演ばかりで収録!
《Mozart 101》 完全限定盤
【CD1】
『交響曲第25, 26, 29番』
-ピノック&イングリッシュ・コンサート(1990年録音)
【CD2】
『交響曲第28, 31, 33, 34番』
-レヴァイン&ウィーン・フィル(1985年録音)
【CD3】
『交響曲第32, 35, 36番』
-カラヤン&ベルリン・フィル(1976-1977年録音)
【CD4】
『交響曲第38, 39番』
-ピノック&イングリッシュ・コンサート(1993-1994年録音)
【CD5】
『交響曲第40, 41番』『「イドメネオ」よりバレエ音楽』
-ミンコフスキ&ルーヴル宮音楽隊(2005年録音)
【CD6】
『ピアノ協奏曲第17, 21, 6番』
-ゲザ・アンダ&ザルツブルク・モーツァルテウム・アカデミカ
(1961-1962年録音)
【CD7】
『ピアノ協奏曲第27, 10*番』
-エミール・ギレリス, エレナ・ギレリス*, ベーム&ウィーン・フィル
(1973年録音)
【CD8】
『ピアノ協奏曲第23, 19番』
-ポリーニ, ベーム&ウィーン・フィル(1976年録音)
【CD9】
『ピアノ協奏曲第20, 24番』
-ビルソン, ガーディナー&イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
(1986&1988年録音)
【CD10】
『ピアノ協奏曲第14, 26番』
-ピリス, アバド&ウィーン・フィル(1992&1990年録音)
【CD11】
『ヴァイオリン協奏曲第3, 4, 5番』
-パールマン, レヴァイン&ウィーン・フィル(1982年録音)
【CD12】
『協奏交響曲K.364』『コンチェルトーネK.190』
-パールマン, ズカーマン, メータ&イスラエル・フィル(1982年録音)
【CD13】
『クラリネット協奏曲』『ホルン協奏曲第1, 4番』
-チャールズ・ナイディック(Cl), デイヴィッド・ジョリー(Hr),
オルフェウス室内管弦楽団(1987年録音)
【CD14】
『ホルン協奏曲第2, 3番』『オーボエ協奏曲』『ファゴット協奏曲』
-ウィリアム・パーヴィス(Hr), ランダル・ウォルフガング(Ob),
フランク・モレッリ(Fg), オルフェウス室内管弦楽団(1987年録音)
【CD15】
『フルート協奏曲第1番』『アンダンテ K.315』
『フルートとハープのための協奏曲』
-スーザン・パルマ(Fl), ナンシー・アレン(Hp),
オルフェウス室内管弦楽団(1988年録音)
【CD16-17】
『セレナード第10, 11, 12番』『ディヴェルティメント第14番』
-オルフェウス室内管弦楽団(1985-1990年録音)
【CD18】
『ディヴェルティメント第17番』
『セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」』
-カラヤン&ベルリン・フィル(1987,1983年録音)
【CD19】
『セレナード第7番「ハフナー」』
『フリーメイソンのための葬送音楽』
-ベーム&ベルリン・フィル(1972, 1979年録音)
【CD20】
『セレナード第9番「ポストホルン」』『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
-レヴァイン&ウィーン・フィル(1982年録音)
【CD21-23】
『弦楽四重奏曲第14-19番』-ハーゲン四重奏団(1995-2000年録音)
【CD24】
『弦楽五重奏曲K.515*』『ディヴェルティメントK.563』
-アマデウス弦楽四重奏団, セシル・アロノヴィッツ(Va)*(1967, 1982年録音)
【CD25】
『弦楽五重奏曲K.516&593』』
-アマデウス弦楽四重奏団, セシル・アロノヴィッツ(Va)(1957年録音)
【CD26】
『フルート四重奏曲第1番』『オーボエ四重奏曲』『ホルン五重奏曲』
『クラリネット五重奏曲』
-アンドレアス・ブラウ(Fl), ローター・コッホ(Ob),
ゲルト・ザイフェルト(Hr), ジェルヴァーズ・ドゥ・ペイエ(Cl),
アマデウス弦楽四重奏団(1969-1977年録音)
【CD27】『管楽とピアノのための五重奏曲』
-ジェームズ・レヴァイン(P),
アンサンブル・ウィーン=ベルリン(1986年録音)、
『ケーゲルシュタット・トリオ』
-ジェームズ・レヴァイン(P), カール・ライスター(Cl),
ヴォルフラム・クリスト(Va)(1991年録音)、
『アダージョとロンドK.617』-アンサンブル・ウィーン=ベルリン(1990年録音)
【CD28】
『ピアノ四重奏曲第1, 2番』-フォーレ・クヮルテット(2005年録音)
【CD29】
『ヴァイオリン・ソナタ第25, 28, 34, 35番』
-オーギュスタン・デュメイ(Vn), マリア・ジョアオ・ピリス(P)
(1990, 1991年録音)
【CD30】
『ヴァイオリン・ソナタ第40, 41, 42番』
-パールマン(Vn)&バレンボイム(P)(1990年録音)
【CD31】
『ピアノ・ソナタ第8, 12, 15』
-マリア・ジョアオ・ピリス(P)(1989-1990年録音)
【CD32】
『ピアノ・ソナタ第3, 10, 13番』『アダージョK540』『ロンド K.485&511』
-ホロヴィッツ(P)(1985-1988年録音)
【CD33】
『ピアノ・ソナタ第11, 14番』『幻想曲K.397&475』
-グルダ(P)(1980-1982年録音)
【CD34】
『2台のピアノのためのソナタK.448&497』『アンダンテと5つの変奏曲K.501』
『幻想曲K.608』
-クリストフ・エッシェンバッハ&ユストゥス・フランツ(P)(1972-1973年録音)
【CD35】
『戴冠ミサ曲K.317』『証聖者の盛儀晩課K.339』『踊れ、喜べ、幸いなる魂』
-バーバラ・ボニー(Sp), ピノック&イングリッシュ・コンサート&合唱団
(1993年録音)
【CD36】
『アヴェ・ヴェルム・コルプス』『踊れ、喜べ、幸いなる魂』
『ミサ曲ハ短調K.427(バイヤー版)』
-アリーン・オジェー(Sp),
バーンスタイン&バイエルン放送交響楽団&合唱団(1990年録音)
【CD37】
『レクィエムK.626』『葬送音楽「受難カンタータ」K.42』
『「ヴェスペレK.339」より「ラウダーテ・ドミノ」』
-アバド&ベルリン・フィル(1999年録音)
【CD38】
『ああ、私には分かっていた…ああ、私の見えない所へ姿を消してK.272』
『この胸に、お願いだから来て…天があなたを私に返す時K.374』
『大いなる魂と高貴な心はK.578』
『『葬送音楽「受難カンタータ」K.42より』『私は行く、しかしどこへK.583』
『私のうるわしい恋人よ、さようなら…とどまって下さい、ああいとしい人よ
K.528』『哀れな私、どこにいるの…ああ、口を聞いているのは私でなくK.369』
-グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S),
ヴィルフリード・ベッチャー(指揮)ウィーン交響楽団(1966年録音)
【CD39-41】
『歌劇「クレタの王イドメネオ」K.366』
-ガーディナー&イングリッシュ・バロック・ソロイスツ,
モンテヴェルディ合唱団, シルヴィア・マクネアー(Sp),
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms),
アントニー・ロルフ・ジョンソン(T)他(1990年録音)
【CD42-43】
『歌劇「後宮からの逃走」K.384』
-カール・ベーム(指揮), ドレスデン・シュターツカペレ,
アリーン・オジェー(Sp), ペーター・シュライアー(T),
クルト・モル(Bs)(1973年録音)
【CD44-46】
『歌劇「フィガロの結婚」K.492』
-アーノンクール(指揮), ウィーン・フィル,
イルデブラント・ダルカンジェロ(Br), アンナ・ネトレプコ(Sp),
ドロテア・レシュマン(Sp), ボー・スコウフス(Br),
クリスティーネ・シェーファー(Sp),(2006年ライヴ録音)
【CD47-49
】『歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527』
-アバド&ヨーロッパ室内管弦楽団, サイモン・キーンリサイド(Br),
マッティ・サルミネン(Bs), ブリン・ターフェル(Bs),
イルデブランド・ダルカンジェロ(Bs)他,(1997年録音)
【CD50-52】
『歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」K.588』
-レヴァイン&ウィーン・フィル, キリ・テ・カナワ(Sp),
トーマス・ハンプソン(Br), フェルッチョ・フルラネット(Bs)他,(1988年録音)
【CD53-54】
『歌劇「魔笛」K.620』-カール・ベーム&ベルリン・フィル,
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br),
フリッツ・ヴンダーリヒ(T), ロバータ・ピータース(Sp),
フランツ・クラス(Bs)他,(1964年録音)
【CD55】
『音楽の冗談K.522』『コントルダンスK.587, 534, 535, 610, 607』
『6つのドイツ舞曲K.567』『ガリマティアス・ムジクムK.32』
『行進曲K.335』『ドイツ舞曲K.611』『3つのドイツ舞曲K.605』
-オルフェウス室内管弦楽団(1989年録音)
モーツァルトの名曲を、名門DG&アルヒーフ・レーベルの名演ばかりで収録し
た、モーツァルトをとことん味わい尽くすことができる55枚組ボックスです。
DG111 のシーリーズと同様の立方体紙製外箱の中にオリジナル・デザインの紙
ジャケットに1枚ずつのCDを封入。140ページのブックレットには録音セッショ
ン写真なども多数掲載された仕様です。外箱の青地に銀色の星模様のデザイン
は、「魔笛」の夜の女王をイメージしたもの。初回限定盤になります。

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12-08 No.20-2

2012年08月20日 18時19分22秒 | Weblog
●Decca & DG Virtuoso 各1枚 ¥750
4784225
ベートーヴェン:
『ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15』
『ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19』
スティーヴン・コヴァセヴィチ(P)
コリン・デイヴィス(指揮)
BBC交響楽団
〔録音〕(1)1970年, ロンドン/(2)1974年,(ステレオ:セッション)
原盤:PHILIPS
音楽通から非常に高い評価を受け、極めて真摯な演奏で聴き手に深い感銘を与
えるピアニスト、コヴァセヴィチ。彼が30代に録音した代表作のひとつ。C.デ
イヴィスの指揮とともに虚飾を排し、若々しい覇気がみなぎり、堂々として揺
るぎないベートーヴェン像を打ち立てています。

4784226
シューベルト:
『即興曲集 D.899&935』
『16のドイツ舞曲 D.783』
アルフレート・ブレンデル(P)〔録音〕1972-1974年(ステレオ:セッション)
シューベルトはブレンデルの中心レパートリーのひとつです。ブレンデルは、
1988年の再録音がありますが、この盤は初期の作品を除くすべてのソロ・ピア
ノ曲を録音したときの70年代の演奏。外へ向かっての広がりと開放感を合わせ
もった演奏で、そこには香り高いうたと深い抒情があり、ウィーン風を超えた
新しいシューベルト像を打ちたてた演奏として絶賛を博しました。この両曲の
もっともスタンダードな名演です。

4784227
チャイコフスキー:
(1)『交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」』
(2)『弦楽のためのエレジー』
ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団((1)),
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団((2))
〔録音〕1979年(1), 1988年(2),(デジタル:セッション) 原盤:Decca
過剰なロシア的色彩を排しつつも、ロマン性にあふれたアシュケナージの十八
番・チャイコフスキー。指揮者としてのアシュケナージの才能が遺憾なく発揮
された1枚。全体の構成力、和声や旋律の歌わせ方など、充実した至芸を聴かせ
てくれます。

4784228
《名マーチ集》
(1)『スーザ:星条旗よ永遠なれ』, (2)『スーザ:ワシントン・ポスト』,
(3)『ヴェルディ:アイーダ凱旋行進曲』
(4)『ベルリオーズ:ハンガリー行進曲』, (5)『エルガー:威風堂々第1番』
(6)『J・シュトラウス2世:フランツ・ヨゼフI世万歳!』
(7)『J・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲』
(8)『シューベルト:軍隊行進曲Op.51-1』
(9)『ベートーヴェン:トルコ行進曲』, (10)『イワーノフ:酋長の行列』
(11)『J・シュトラウス2世:ロシア行進曲』, (12)『スーザ:忠誠』
(13)『スーザ:雷神』, (14)『J・シュトラウス2世:エジプト行進曲』
(15)『J・シュトラウス2世:ペルシャ行進曲』
(16)『ハルヴォルセン:ロシア貴族の入場』
(17)『コーツ:ダム・バスターズ』, (18)『アーノルド:クワイ河マーチ』
(19)『スーザ:キング・コットン』, (20)『スーザ:自由の鐘』
(21)『フチーク:剣士の入場』
エルガー・ハワース(指揮)
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル
〔(1)(2)(3)(12)(13)(17)(18)(19)(20)(21)〕
ゲオルク・ショルティ(指揮)シカゴ交響楽団〔(4)〕
ゲオルク・ショルティ(指揮)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団〔(5)〕
ウィリー・ボスコフスキー(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
〔(6)(11)(14)(15)〕
ロドニー・バッシュフォード中佐(指揮)
グレナディア・ガーズ軍楽隊〔(7)(8)(9)(10)(16)〕
〔録音〕1963-1985年 原盤:Decca
有名なマーチを収録したアルバム。オリジナル作品からクラシックの編曲作品
まで幅広いレパートリーを誇り、金管アンサンブルをクラシックの1ジャンルと
して確立した「フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル」。そして、
バッキンガム宮殿でおなじみのイングランドの近衛歩兵連隊による「グレナ
ディア・ガーズ軍楽隊」。ヨハン・シュトラウスの行進曲は、ご当地ウィーン
・フィルの演奏で収録されています。

4784671
《教会歴のグレゴリオ聖歌集》
「降臨節」「クリスマス」「復活祭」「キリストの昇天」
「聖霊降臨祭」「マリアの生涯」のための
グレゴリオ聖歌より30曲収録
フーベルト・ドップ(指揮)
ウィーン・ホーフブルクカペルレ・コーラルスコラ
〔録音〕1990-1995年, ウィーン王宮礼拝堂(デジタル:セッション)
日本では“癒しの音楽”としても高い人気をもつグレゴリオ聖歌。グレゴリオ
聖歌はカトリック教会のラテン語典礼文を歌った聖歌ですが、ドップ神父指揮
によるウィーン・ホーフブルクカペルレ・コーラルスコラの録音は、1974年の
ヴァティカン版ミサ聖歌集にもとづいて歌われた注目のグレゴリオ聖歌集。グ
レゴリオ聖歌のなかでも有名かつ音楽的な聖歌がふんだんに収められており、
美しく心洗われるア・カペラ合唱には、しみじみと人の心を打つものがありま
す。

4784229
(1)『ワルトトイフェル:スケーターズ・ワルツ』
(2)『J・シュトラウス2世:ウィーン気質』, (3)『レハール:金と銀』
(4)『ローサス:波濤を越えて』, (5)『J・シュトラウス2世:春の声』
(6)『チャイコフスキー:「白鳥の湖」よりワルツ第2番』
(7)『ドリーブ:「コッペリア」よりワルツ第1番』
(8)『チャイコフスキー:「くるみ割り人形」より「花のワルツ」』
(9)『J・シュトラウス2世:ウィーンの森の物語』
(10)『J・シュトラウス2世:美しく青きドナウ』
フランツ・バウアー=トイスル(指揮)
ウィーン・フォルクスオーパ管弦楽団〔(1)(2)(3)(4)〕
ウィリー・ボスコフスキー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団〔(5)(9)(10)〕
シャルル・デュトワ(指揮)モントリオール交響楽団〔(6)(7)(8)〕
アントン・カラス(ツィター)〔(9)〕
〔録音〕1959-1991年 原盤:PHILIPS, Decca
ワルツというとヨハン・シュトラウスが有名で、もちろんこのアルバムにも
ウィーンの演奏家による美しいウィンナ・ワルツが収録。アントン・カラスの
ツィターの演奏による「春の声」。デュトワのタクトによる、チャイコフスキ
ー、ドリーブのバレエからのワルツも収録されています。

4784231
《J・S・バッハ:カンタータ集》
『カンタータ第106番「神の時こそいと良き時」BWV.106』
『モテット「おおイエス・キリスト、わが命の光」BWV.118』
『カンタータ第140番「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」BWV.140』
『カンタータ第147番「心と口と行いと生きざまもて」BWV.147』
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ, モンテヴェルディ合唱団,
ナンシー・アージェンタ(Sp), ルース・ホルトン(Sp),
マイケル・チャンス(CT), アンソニー・ロルフ・ジョンソン(T),
スティーヴン・ヴァーコー(Bs)
〔録音〕1989-1990年(デジタル:セッション)
様々な編曲によって演奏される機会の多い有名なコラール「目覚めよ、とわれ
らに呼ばわる物見らの声」を含む第140番、「主よ、人の望みの喜びよ」を含む
第147番、そして追悼行事用の第106番。バッハの宗教音楽のなかで最も広く、
また古くから親しまれている教会カンタータの傑作3曲を収録しています。歯
切れの良いアーティキュレーションと心地よい推進力を特徴とするガーディナ
ーの指揮が、作品の真価を明らかにしています

4784232
ベルリオーズ:
『幻想交響曲 Op.14』
『歌劇「ベンヴェヌート・チェルリーニ」序曲』
『序曲「海賊」Op.21』
『歌劇「トロイアの人々」-王の狩りと嵐』*
チョン・ミュンフン(指揮)
パリ・バスティーユ管弦楽団
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団&RIAS室内合唱団*
〔録音〕1994年, 1990年*(デジタル:セッション)
色彩的な管弦楽法や劇的な表現形態によって、ロマン派を代表する交響曲とし
て知られる「幻想交響曲」。いまや巨匠指揮者への階段を着実に歩み続けてい
るチョン・ミュンフンがオーケストラから引き出す並々ならぬ色彩感や圧倒的
な迫力は、この作品でその威力を最大限に発揮しています。彼がパリのバス
ティーユ歌劇場の音楽監督を務めていた時期に手兵のオーケストラを指揮して
録音したアルバムで、2曲の序曲をフィルアップ。「トロイアの人々」の第4幕
への間奏曲であるベルリオーズの傑作管弦楽「王の狩りと嵐」は、レヴァイン
&ベルリン・フィルの演奏で収録。

4784233
ドヴォルザーク:
(1)『チェロ協奏曲ロ短調Op.104』
(2)『交響曲第8番ト長調Op.88』
(1) ピエール・フルニエ(Vc),
ジョージ・セル(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(2) ラファエル・クーベリック(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
〔録音〕(1)1961年, (2)1966年 ベルリン、イエス・キリスト教会
(ステレオ:セッション)
伸びやかでノスタルジックな旋律美とソロの華麗なパッセージが魅力的な
「チェロ協奏曲」。この作品に内在する郷愁や憧憬を雄大なスケールで、しか
も詩情豊かに表現したフルニエの名演奏です。この曲の決定盤として広く親し
まれているアルバムで、バックを務めるセル&ベルリン・フィルの万全のサポ
ートぶりも見事。祖国ボヘミア的の親しみやすいメロディーを郷愁的に謳い上
げた「交響曲8番」は、クーベリック&ベルリン・フィルの名演で収録。

4784234
リスト:
『ピアノ協奏曲第1番変ホ長調』
『ピアノ協奏曲第2番イ長調』
『交響詩「前奏曲」S.97』*
『ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調S.244-2』*
ラザール・ベルマン(P)
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)ウィーン交響楽団
ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団*
〔録音〕1976年6月, ウィーン、ジンメリンク・ホフ(ステレオ:セッション)
1996年9月, ウィーン、ムジークフェラインザール(デジタル:セッション)*
ベルマンの、強靭な迫力と鮮やかな超絶技巧。そして絶妙な繊細な語り口を
兼ね備えたリストのピアノ協奏曲。ロマン派音楽を主要レパートリーとした
ベルマンですが、中でもリスト演奏での鮮やかさは絶品といえるでしょう。
その驚くべきテクニックと抑制の効いた演奏と、バックを務めるジュリーニ
の深みのある音楽によって、高い完成度で聴かせてくれます。オーケストラ
の美音とリズム、歌が印象的なシノーポリ&ウィーン・フィルによる管弦楽
作品2曲も収録。

4784235
マーラー:『交響曲第4番ト長調』
クラウディオ・アバド(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
フレデリカ・フォン・シュターデ(Sp)
〔録音〕1977年5月, ウィーン、ムジークフェラインザール
(ステレオ:セッション)
アバド1回目のマーラー交響曲録音からの1枚。現在とは違ったウィーン・フィ
ルのふくよかでいぶし銀のような響きと、アバドの緻密さとさわやかな歌謡性
がマッチした名演です。

4784236
《モーツァルト:オペラ・アリア集》
[歌劇「フィガロの結婚」より]
『序曲』, 『もう飛ぶまいぞ、この蝶々』-ブリン・ターフェル(Br)
『愛の神よ』-ヒレヴィ・マッティンペルト(Sp)
『私が苦汁を飲まされ』-ロドニー・ジルフリー(Br)
『手紙の歌』-アリソン・ハーグリー(Sp)& ヒレヴィ・マッティンペルト(Sp)
『恋人よ、早くここへ』-アリソン・ハーグリー(Sp)
[歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より]
『お手をどうぞ』-ロドニー・ジルフリー(Br)& エイリアン・ジェイムズ(Ms)
『みんな楽しく、お酒を飲んで』-ロドニー・ジルフリー(Br)
『その間に僕の恋人を慰めに行って下さい』
-クリストフ・プレガルディエン(T)
『あの恩知らずは私を裏切った』-シャルロッテ・マルジョーノ(Sp)
[歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」より]
『風よ、おだやかなれ』
-ローザ・マニオン(Ms)& アマンダ・ロークロフト(Sp)
『ご婦人方よ、よくやってくれますな』-ロドニー・ジルフリー(Br)
『恋は小さな泥棒』-ローザ・マニオン(Ms)
[歌劇「ティトの慈悲」より]
『行こう、だが愛しい人よ』-アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms)
[歌劇「魔笛」より]
『私は。鳥刺し』-ジェラルド・フィンレイ(Br)
『復讐の炎は地獄のように我が心に燃え』-シンディア・ジーデン(Sp)
『ああ, 私は感じる、愛のしあわせが永遠に消え去ってしまったことを!』
クリスティアーネ・エルツェ(Sp)
-『恋人か女房が』-ジェラルド・フィンレイ(Br)
『パパゲーナ! お嬢ちゃん!カワイ子ちゃん!』
-コンスタンツェ・バッケス(Sp)& ジェラルド・フィンレイ(Br)
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
〔録音〕1990-1995年(デジタル:セッション)
古楽界の巨匠ガーディナーが、手兵イングリッシュ・バロック・ソロイスツと
ともに残した7つのモーツァルト・オペラ。彼独特の歯切れ良く躍動するリズム
は、今までにない軽く透明な音響像を描き出しています。録音当時若手の歌手
たちを多く起用し、適材適所に配した清廉な歌唱の数々。有名なアリアばかり
が選ばれたこのベスト盤は、モーツァルト・オペラ入門にも最適なアイテムと
言えるでしょう。

4784237
プロコフィエフ:
(1)『交響曲第1番ニ長調「古典交響曲」Op.25』
(2)『バレエ「ロメオとジュリエット」Op.64(ハイライト)』
(3)『組曲「キージェ中尉」Op.60』
(1) 小澤征爾(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(2) 小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団
(3) シャルル・デュトワ(指揮)モントリオール交響楽団
〔録音〕(1)1989年, (2)1986年, (3)1990年(デジタル:セッション)
1980年代後半には、ベルリン・フィルと共に交響曲全集を完成させるなど、プ
ロコフィエフに集中していた小澤征爾。ベルリン・フィルと共演した「古典交
響曲」は、標題が示すとおり古典的で簡潔明快な様式美を示す新古典主義の先
駆的な作品。「ロメオとジュリエット」(抜粋)は手兵ボストン響によるもので、
引き締まった指揮ぶりが見事。「キージェ中尉」は、細部まで神経の行き届い
た音作りのデュトワの演奏で収録。

4784238
ラフマニノフ:
(1)『交響的舞曲 Op.45』
(2)『幻想曲「岩」Op.7』
(3)『交響詩「死の島」Op.29』
ロリン・マゼール(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
〔録音〕(1)1983年, (2)1984年, (3)1981年(デジタル:セッション)
シンフォニーに匹敵する大スケールの「交響的舞曲」。ベックリンの絵画から
想をえて作られた、その絵のもつ陰惨な光景と不気味さを音で表した「死の島」
など、ラフマニノフ独特のダイナミズムとマゼールの見事な解析力が融合。さ
らにベルリン・フィルの統率力によって、圧倒的な熱演による名演です。

4784239
《バレエ音楽名演集》
(1) 『チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」より5曲』
-ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 〔録音〕1978年
(2) 『フェルディナン・エロルド:「リーズの結婚」より「クロッグダンス」』
-ジョーン・ランチベリー(指揮)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団 〔録音〕1983年
(3)『ドリーブ:バレエ「コッペリア」より「情景とスワニルダの踊り」』
-ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 〔録音〕1961年
(4)『ドリーブ:バレエ「シルヴィア」より「ピッツィカート」』
-ネーメ・ヤルヴィ(指揮)イェーテボリ交響楽団 〔録音〕1996年
(5)『プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」より「仮面」「モンタ
ーギュー家とキャピュレット家」』
-チョン・ミュンフン(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 〔録音〕1993年
(6)『チャイコフスキー:組曲「眠れる森の美女」より「バラのアダージョ」』
-小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団 〔録音〕1990年
(7)『オッフェンバック(ロザンタール編):「パリの喜び」より「舟歌」』
-小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団 〔録音〕1987年
(8)『プロコフィエフ:バレエ「シンデレラ」より「春の精」「夏の精」
「秋の精」「冬の精」』
-ミハイル・プレトニョフ(指揮)ロシア・ナショナル管弦楽団 〔録音〕1994年
(9)『ショパン:バレエ「レ・シルフィード」より「夜想曲とワルツ」』
-ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 〔録音〕1961年
(10)『グノー:歌劇「ファウスト」より「鏡の踊り」』
-ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 〔録音〕1971年
(11)『チャイコフスキー:組曲「白鳥の湖」より「1幕:情景」「白鳥の踊り」
「フィナーレ:情景」』
-ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 〔録音〕1971年
カラヤン独特の魅力的なシンフォニックな演奏。音楽的な完成度を求めるプレ
トニョフ。チョン・ミュンフンの強い躍動感のある演奏など、ひとつひとつの
音楽で完結した説得力ある演奏ばかりでそろえたバレエ音楽集です。





<コウベレックス(日本)>
KRS-453 ¥2800
「宇野功芳 叙情の世界2」 神戸市混声合唱団
(1)-(3)佐藤眞:混声合唱組曲「若人のうた」
(4)-(10)高田三郎:混声合唱組曲「心の四季」
(11)椰子の実、(12)思い出の子守歌、(13)蛇祭り行進、(14)さくら、
(15)ラスト・ワルツ、(16)星の界、(17)庭の千草、(18)故郷を離るる歌
(19)さくら(ボーナス・トラック)
宇野功芳(指揮)
神戸市混声合唱団
沢田真智子(ピアノ)、宮下恵美(ピアノ)
録音:2012年6月9日 神戸新聞松方ホール(公開録音コンサート)
全19トラック、65分07秒(録音/製作:コウベレックス、
協力:財団法人神戸市演奏協会)
神戸市混声合唱団は、幅広いジャンルを網羅する神戸市のプロの合唱団として
国内外で演奏し、活動歴は23年になる。2011年に出したライヴ盤「宇野功芳叙
情の世界」がレコード芸術誌(12月号)の特選盤に選ばれるなど音楽性の豊かさ
と技術的レベルの高さが評価されている。今回、宇野功芳指揮による日本の混
声合唱音楽の第二弾。ライヴの長所を最大限に生かし、聴衆の入場を制限した
公開録音で、神戸新聞松方ホールでの収録。
昭和39年に作曲された佐藤眞の「若人のうた」は、当時では独創的で斬新な名
作といわれ、その迫力とダイナミズムは、それぞれの主題が聴く人にまっすぐ
と伝わってきて壮快。また、7つの風景からなる組曲「心の四季」混声版(高田
三郎作曲)は今回、宇野の初めての録音で、声とピアノの絶妙なバランスは美し
く安定感がある。「椰子の実」「庭の千草」は、ゆったりと情景を味わうこと
ができ、女声アカペラとソプラノ独唱による「さくら」は、あらためて日本古
謡の美しさを心に刻んでくれる。ビロードのようなピアニシモで大人の愛がさ
さやかれる「思い出の子守歌」は聴きどころ。宇野の音楽的な要求に見事に応
えて、当合唱団の良さである爽快さと聴く人への温かいサービス精神が録音に
表れている。

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