クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

12-08 No.20-2

2012年08月20日 18時19分22秒 | Weblog
●Decca & DG Virtuoso 各1枚 ¥750
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ベートーヴェン:
『ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15』
『ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19』
スティーヴン・コヴァセヴィチ(P)
コリン・デイヴィス(指揮)
BBC交響楽団
〔録音〕(1)1970年, ロンドン/(2)1974年,(ステレオ:セッション)
原盤:PHILIPS
音楽通から非常に高い評価を受け、極めて真摯な演奏で聴き手に深い感銘を与
えるピアニスト、コヴァセヴィチ。彼が30代に録音した代表作のひとつ。C.デ
イヴィスの指揮とともに虚飾を排し、若々しい覇気がみなぎり、堂々として揺
るぎないベートーヴェン像を打ち立てています。

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シューベルト:
『即興曲集 D.899&935』
『16のドイツ舞曲 D.783』
アルフレート・ブレンデル(P)〔録音〕1972-1974年(ステレオ:セッション)
シューベルトはブレンデルの中心レパートリーのひとつです。ブレンデルは、
1988年の再録音がありますが、この盤は初期の作品を除くすべてのソロ・ピア
ノ曲を録音したときの70年代の演奏。外へ向かっての広がりと開放感を合わせ
もった演奏で、そこには香り高いうたと深い抒情があり、ウィーン風を超えた
新しいシューベルト像を打ちたてた演奏として絶賛を博しました。この両曲の
もっともスタンダードな名演です。

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チャイコフスキー:
(1)『交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」』
(2)『弦楽のためのエレジー』
ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団((1)),
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団((2))
〔録音〕1979年(1), 1988年(2),(デジタル:セッション) 原盤:Decca
過剰なロシア的色彩を排しつつも、ロマン性にあふれたアシュケナージの十八
番・チャイコフスキー。指揮者としてのアシュケナージの才能が遺憾なく発揮
された1枚。全体の構成力、和声や旋律の歌わせ方など、充実した至芸を聴かせ
てくれます。

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《名マーチ集》
(1)『スーザ:星条旗よ永遠なれ』, (2)『スーザ:ワシントン・ポスト』,
(3)『ヴェルディ:アイーダ凱旋行進曲』
(4)『ベルリオーズ:ハンガリー行進曲』, (5)『エルガー:威風堂々第1番』
(6)『J・シュトラウス2世:フランツ・ヨゼフI世万歳!』
(7)『J・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲』
(8)『シューベルト:軍隊行進曲Op.51-1』
(9)『ベートーヴェン:トルコ行進曲』, (10)『イワーノフ:酋長の行列』
(11)『J・シュトラウス2世:ロシア行進曲』, (12)『スーザ:忠誠』
(13)『スーザ:雷神』, (14)『J・シュトラウス2世:エジプト行進曲』
(15)『J・シュトラウス2世:ペルシャ行進曲』
(16)『ハルヴォルセン:ロシア貴族の入場』
(17)『コーツ:ダム・バスターズ』, (18)『アーノルド:クワイ河マーチ』
(19)『スーザ:キング・コットン』, (20)『スーザ:自由の鐘』
(21)『フチーク:剣士の入場』
エルガー・ハワース(指揮)
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル
〔(1)(2)(3)(12)(13)(17)(18)(19)(20)(21)〕
ゲオルク・ショルティ(指揮)シカゴ交響楽団〔(4)〕
ゲオルク・ショルティ(指揮)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団〔(5)〕
ウィリー・ボスコフスキー(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
〔(6)(11)(14)(15)〕
ロドニー・バッシュフォード中佐(指揮)
グレナディア・ガーズ軍楽隊〔(7)(8)(9)(10)(16)〕
〔録音〕1963-1985年 原盤:Decca
有名なマーチを収録したアルバム。オリジナル作品からクラシックの編曲作品
まで幅広いレパートリーを誇り、金管アンサンブルをクラシックの1ジャンルと
して確立した「フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル」。そして、
バッキンガム宮殿でおなじみのイングランドの近衛歩兵連隊による「グレナ
ディア・ガーズ軍楽隊」。ヨハン・シュトラウスの行進曲は、ご当地ウィーン
・フィルの演奏で収録されています。

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《教会歴のグレゴリオ聖歌集》
「降臨節」「クリスマス」「復活祭」「キリストの昇天」
「聖霊降臨祭」「マリアの生涯」のための
グレゴリオ聖歌より30曲収録
フーベルト・ドップ(指揮)
ウィーン・ホーフブルクカペルレ・コーラルスコラ
〔録音〕1990-1995年, ウィーン王宮礼拝堂(デジタル:セッション)
日本では“癒しの音楽”としても高い人気をもつグレゴリオ聖歌。グレゴリオ
聖歌はカトリック教会のラテン語典礼文を歌った聖歌ですが、ドップ神父指揮
によるウィーン・ホーフブルクカペルレ・コーラルスコラの録音は、1974年の
ヴァティカン版ミサ聖歌集にもとづいて歌われた注目のグレゴリオ聖歌集。グ
レゴリオ聖歌のなかでも有名かつ音楽的な聖歌がふんだんに収められており、
美しく心洗われるア・カペラ合唱には、しみじみと人の心を打つものがありま
す。

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(1)『ワルトトイフェル:スケーターズ・ワルツ』
(2)『J・シュトラウス2世:ウィーン気質』, (3)『レハール:金と銀』
(4)『ローサス:波濤を越えて』, (5)『J・シュトラウス2世:春の声』
(6)『チャイコフスキー:「白鳥の湖」よりワルツ第2番』
(7)『ドリーブ:「コッペリア」よりワルツ第1番』
(8)『チャイコフスキー:「くるみ割り人形」より「花のワルツ」』
(9)『J・シュトラウス2世:ウィーンの森の物語』
(10)『J・シュトラウス2世:美しく青きドナウ』
フランツ・バウアー=トイスル(指揮)
ウィーン・フォルクスオーパ管弦楽団〔(1)(2)(3)(4)〕
ウィリー・ボスコフスキー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団〔(5)(9)(10)〕
シャルル・デュトワ(指揮)モントリオール交響楽団〔(6)(7)(8)〕
アントン・カラス(ツィター)〔(9)〕
〔録音〕1959-1991年 原盤:PHILIPS, Decca
ワルツというとヨハン・シュトラウスが有名で、もちろんこのアルバムにも
ウィーンの演奏家による美しいウィンナ・ワルツが収録。アントン・カラスの
ツィターの演奏による「春の声」。デュトワのタクトによる、チャイコフスキ
ー、ドリーブのバレエからのワルツも収録されています。

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《J・S・バッハ:カンタータ集》
『カンタータ第106番「神の時こそいと良き時」BWV.106』
『モテット「おおイエス・キリスト、わが命の光」BWV.118』
『カンタータ第140番「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」BWV.140』
『カンタータ第147番「心と口と行いと生きざまもて」BWV.147』
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ, モンテヴェルディ合唱団,
ナンシー・アージェンタ(Sp), ルース・ホルトン(Sp),
マイケル・チャンス(CT), アンソニー・ロルフ・ジョンソン(T),
スティーヴン・ヴァーコー(Bs)
〔録音〕1989-1990年(デジタル:セッション)
様々な編曲によって演奏される機会の多い有名なコラール「目覚めよ、とわれ
らに呼ばわる物見らの声」を含む第140番、「主よ、人の望みの喜びよ」を含む
第147番、そして追悼行事用の第106番。バッハの宗教音楽のなかで最も広く、
また古くから親しまれている教会カンタータの傑作3曲を収録しています。歯
切れの良いアーティキュレーションと心地よい推進力を特徴とするガーディナ
ーの指揮が、作品の真価を明らかにしています

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ベルリオーズ:
『幻想交響曲 Op.14』
『歌劇「ベンヴェヌート・チェルリーニ」序曲』
『序曲「海賊」Op.21』
『歌劇「トロイアの人々」-王の狩りと嵐』*
チョン・ミュンフン(指揮)
パリ・バスティーユ管弦楽団
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団&RIAS室内合唱団*
〔録音〕1994年, 1990年*(デジタル:セッション)
色彩的な管弦楽法や劇的な表現形態によって、ロマン派を代表する交響曲とし
て知られる「幻想交響曲」。いまや巨匠指揮者への階段を着実に歩み続けてい
るチョン・ミュンフンがオーケストラから引き出す並々ならぬ色彩感や圧倒的
な迫力は、この作品でその威力を最大限に発揮しています。彼がパリのバス
ティーユ歌劇場の音楽監督を務めていた時期に手兵のオーケストラを指揮して
録音したアルバムで、2曲の序曲をフィルアップ。「トロイアの人々」の第4幕
への間奏曲であるベルリオーズの傑作管弦楽「王の狩りと嵐」は、レヴァイン
&ベルリン・フィルの演奏で収録。

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ドヴォルザーク:
(1)『チェロ協奏曲ロ短調Op.104』
(2)『交響曲第8番ト長調Op.88』
(1) ピエール・フルニエ(Vc),
ジョージ・セル(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(2) ラファエル・クーベリック(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
〔録音〕(1)1961年, (2)1966年 ベルリン、イエス・キリスト教会
(ステレオ:セッション)
伸びやかでノスタルジックな旋律美とソロの華麗なパッセージが魅力的な
「チェロ協奏曲」。この作品に内在する郷愁や憧憬を雄大なスケールで、しか
も詩情豊かに表現したフルニエの名演奏です。この曲の決定盤として広く親し
まれているアルバムで、バックを務めるセル&ベルリン・フィルの万全のサポ
ートぶりも見事。祖国ボヘミア的の親しみやすいメロディーを郷愁的に謳い上
げた「交響曲8番」は、クーベリック&ベルリン・フィルの名演で収録。

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リスト:
『ピアノ協奏曲第1番変ホ長調』
『ピアノ協奏曲第2番イ長調』
『交響詩「前奏曲」S.97』*
『ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調S.244-2』*
ラザール・ベルマン(P)
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)ウィーン交響楽団
ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団*
〔録音〕1976年6月, ウィーン、ジンメリンク・ホフ(ステレオ:セッション)
1996年9月, ウィーン、ムジークフェラインザール(デジタル:セッション)*
ベルマンの、強靭な迫力と鮮やかな超絶技巧。そして絶妙な繊細な語り口を
兼ね備えたリストのピアノ協奏曲。ロマン派音楽を主要レパートリーとした
ベルマンですが、中でもリスト演奏での鮮やかさは絶品といえるでしょう。
その驚くべきテクニックと抑制の効いた演奏と、バックを務めるジュリーニ
の深みのある音楽によって、高い完成度で聴かせてくれます。オーケストラ
の美音とリズム、歌が印象的なシノーポリ&ウィーン・フィルによる管弦楽
作品2曲も収録。

4784235
マーラー:『交響曲第4番ト長調』
クラウディオ・アバド(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
フレデリカ・フォン・シュターデ(Sp)
〔録音〕1977年5月, ウィーン、ムジークフェラインザール
(ステレオ:セッション)
アバド1回目のマーラー交響曲録音からの1枚。現在とは違ったウィーン・フィ
ルのふくよかでいぶし銀のような響きと、アバドの緻密さとさわやかな歌謡性
がマッチした名演です。

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《モーツァルト:オペラ・アリア集》
[歌劇「フィガロの結婚」より]
『序曲』, 『もう飛ぶまいぞ、この蝶々』-ブリン・ターフェル(Br)
『愛の神よ』-ヒレヴィ・マッティンペルト(Sp)
『私が苦汁を飲まされ』-ロドニー・ジルフリー(Br)
『手紙の歌』-アリソン・ハーグリー(Sp)& ヒレヴィ・マッティンペルト(Sp)
『恋人よ、早くここへ』-アリソン・ハーグリー(Sp)
[歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より]
『お手をどうぞ』-ロドニー・ジルフリー(Br)& エイリアン・ジェイムズ(Ms)
『みんな楽しく、お酒を飲んで』-ロドニー・ジルフリー(Br)
『その間に僕の恋人を慰めに行って下さい』
-クリストフ・プレガルディエン(T)
『あの恩知らずは私を裏切った』-シャルロッテ・マルジョーノ(Sp)
[歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」より]
『風よ、おだやかなれ』
-ローザ・マニオン(Ms)& アマンダ・ロークロフト(Sp)
『ご婦人方よ、よくやってくれますな』-ロドニー・ジルフリー(Br)
『恋は小さな泥棒』-ローザ・マニオン(Ms)
[歌劇「ティトの慈悲」より]
『行こう、だが愛しい人よ』-アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms)
[歌劇「魔笛」より]
『私は。鳥刺し』-ジェラルド・フィンレイ(Br)
『復讐の炎は地獄のように我が心に燃え』-シンディア・ジーデン(Sp)
『ああ, 私は感じる、愛のしあわせが永遠に消え去ってしまったことを!』
クリスティアーネ・エルツェ(Sp)
-『恋人か女房が』-ジェラルド・フィンレイ(Br)
『パパゲーナ! お嬢ちゃん!カワイ子ちゃん!』
-コンスタンツェ・バッケス(Sp)& ジェラルド・フィンレイ(Br)
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
〔録音〕1990-1995年(デジタル:セッション)
古楽界の巨匠ガーディナーが、手兵イングリッシュ・バロック・ソロイスツと
ともに残した7つのモーツァルト・オペラ。彼独特の歯切れ良く躍動するリズム
は、今までにない軽く透明な音響像を描き出しています。録音当時若手の歌手
たちを多く起用し、適材適所に配した清廉な歌唱の数々。有名なアリアばかり
が選ばれたこのベスト盤は、モーツァルト・オペラ入門にも最適なアイテムと
言えるでしょう。

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プロコフィエフ:
(1)『交響曲第1番ニ長調「古典交響曲」Op.25』
(2)『バレエ「ロメオとジュリエット」Op.64(ハイライト)』
(3)『組曲「キージェ中尉」Op.60』
(1) 小澤征爾(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(2) 小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団
(3) シャルル・デュトワ(指揮)モントリオール交響楽団
〔録音〕(1)1989年, (2)1986年, (3)1990年(デジタル:セッション)
1980年代後半には、ベルリン・フィルと共に交響曲全集を完成させるなど、プ
ロコフィエフに集中していた小澤征爾。ベルリン・フィルと共演した「古典交
響曲」は、標題が示すとおり古典的で簡潔明快な様式美を示す新古典主義の先
駆的な作品。「ロメオとジュリエット」(抜粋)は手兵ボストン響によるもので、
引き締まった指揮ぶりが見事。「キージェ中尉」は、細部まで神経の行き届い
た音作りのデュトワの演奏で収録。

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ラフマニノフ:
(1)『交響的舞曲 Op.45』
(2)『幻想曲「岩」Op.7』
(3)『交響詩「死の島」Op.29』
ロリン・マゼール(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
〔録音〕(1)1983年, (2)1984年, (3)1981年(デジタル:セッション)
シンフォニーに匹敵する大スケールの「交響的舞曲」。ベックリンの絵画から
想をえて作られた、その絵のもつ陰惨な光景と不気味さを音で表した「死の島」
など、ラフマニノフ独特のダイナミズムとマゼールの見事な解析力が融合。さ
らにベルリン・フィルの統率力によって、圧倒的な熱演による名演です。

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《バレエ音楽名演集》
(1) 『チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」より5曲』
-ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 〔録音〕1978年
(2) 『フェルディナン・エロルド:「リーズの結婚」より「クロッグダンス」』
-ジョーン・ランチベリー(指揮)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団 〔録音〕1983年
(3)『ドリーブ:バレエ「コッペリア」より「情景とスワニルダの踊り」』
-ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 〔録音〕1961年
(4)『ドリーブ:バレエ「シルヴィア」より「ピッツィカート」』
-ネーメ・ヤルヴィ(指揮)イェーテボリ交響楽団 〔録音〕1996年
(5)『プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」より「仮面」「モンタ
ーギュー家とキャピュレット家」』
-チョン・ミュンフン(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 〔録音〕1993年
(6)『チャイコフスキー:組曲「眠れる森の美女」より「バラのアダージョ」』
-小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団 〔録音〕1990年
(7)『オッフェンバック(ロザンタール編):「パリの喜び」より「舟歌」』
-小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団 〔録音〕1987年
(8)『プロコフィエフ:バレエ「シンデレラ」より「春の精」「夏の精」
「秋の精」「冬の精」』
-ミハイル・プレトニョフ(指揮)ロシア・ナショナル管弦楽団 〔録音〕1994年
(9)『ショパン:バレエ「レ・シルフィード」より「夜想曲とワルツ」』
-ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 〔録音〕1961年
(10)『グノー:歌劇「ファウスト」より「鏡の踊り」』
-ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 〔録音〕1971年
(11)『チャイコフスキー:組曲「白鳥の湖」より「1幕:情景」「白鳥の踊り」
「フィナーレ:情景」』
-ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 〔録音〕1971年
カラヤン独特の魅力的なシンフォニックな演奏。音楽的な完成度を求めるプレ
トニョフ。チョン・ミュンフンの強い躍動感のある演奏など、ひとつひとつの
音楽で完結した説得力ある演奏ばかりでそろえたバレエ音楽集です。





<コウベレックス(日本)>
KRS-453 ¥2800
「宇野功芳 叙情の世界2」 神戸市混声合唱団
(1)-(3)佐藤眞:混声合唱組曲「若人のうた」
(4)-(10)高田三郎:混声合唱組曲「心の四季」
(11)椰子の実、(12)思い出の子守歌、(13)蛇祭り行進、(14)さくら、
(15)ラスト・ワルツ、(16)星の界、(17)庭の千草、(18)故郷を離るる歌
(19)さくら(ボーナス・トラック)
宇野功芳(指揮)
神戸市混声合唱団
沢田真智子(ピアノ)、宮下恵美(ピアノ)
録音:2012年6月9日 神戸新聞松方ホール(公開録音コンサート)
全19トラック、65分07秒(録音/製作:コウベレックス、
協力:財団法人神戸市演奏協会)
神戸市混声合唱団は、幅広いジャンルを網羅する神戸市のプロの合唱団として
国内外で演奏し、活動歴は23年になる。2011年に出したライヴ盤「宇野功芳叙
情の世界」がレコード芸術誌(12月号)の特選盤に選ばれるなど音楽性の豊かさ
と技術的レベルの高さが評価されている。今回、宇野功芳指揮による日本の混
声合唱音楽の第二弾。ライヴの長所を最大限に生かし、聴衆の入場を制限した
公開録音で、神戸新聞松方ホールでの収録。
昭和39年に作曲された佐藤眞の「若人のうた」は、当時では独創的で斬新な名
作といわれ、その迫力とダイナミズムは、それぞれの主題が聴く人にまっすぐ
と伝わってきて壮快。また、7つの風景からなる組曲「心の四季」混声版(高田
三郎作曲)は今回、宇野の初めての録音で、声とピアノの絶妙なバランスは美し
く安定感がある。「椰子の実」「庭の千草」は、ゆったりと情景を味わうこと
ができ、女声アカペラとソプラノ独唱による「さくら」は、あらためて日本古
謡の美しさを心に刻んでくれる。ビロードのようなピアニシモで大人の愛がさ
さやかれる「思い出の子守歌」は聴きどころ。宇野の音楽的な要求に見事に応
えて、当合唱団の良さである爽快さと聴く人への温かいサービス精神が録音に
表れている。

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