クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-08 No.15-1

2008年08月20日 18時59分05秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
●GREAT RECORDINGS OF THE CENTURY
EMIクラシックスの中核カタログ・シリーズの新発売10点をご案内します。
最新リマスター音源使用、歌詞テキスト付です。本シリーズはUS盤のご案内で
す。なお、本シリーズ、エンジェル盤は現在USでのみ製造されており、本シリ
ーズの旧譜アイテムに関しても順次US盤の出荷に差し替わっておりますので
ご了解下さい。

★8月25日までのご注文特価:1枚当たり\1280(セット物はx枚数)

CDM-2129692 \1450
エンリコ・カルーソ1902-04
フランケッティ:「ジェルマニア」-学生諸君、聞きたまえ
ヴェルディ:「リゴレット」-あれかこれか
「アイーダ」-清きアイーダ
マスネ:「マノン」-消え去れ、優しい面影よ
ドニゼッティ:「愛の妙薬」-人知れぬ涙
ボーイト:「メフィストーフェレ」-世の果てに近づいた
フランケッティ:「ジェルマニア」-Ah, vieni qui…
ボーイト:「メフィストーフェレ」-野から牧場から
プッチーニ:「トスカ」-星は光りぬ
マスカーニ:「イリス」-窓を開けよ
ジョルダーノ:「フェドーラ」-愛さずにはいられないこの思い
以上1902年4月11日、ミラノ、グランド・ホテルにて録音
ポンキエッリ:「ジョコンダ」-空と海
レオンカヴァッロ:「道化師」-衣装をつけろ
マスカーニ:
「カヴァレリア・ルスティカーナ」-シチリアーナ:おお、ローラよ
デンツァ:Non t'amo piu
トスティ:わたしの歌  以上1902年11月30日、ミラノ録音
チレア:「アドリアナ・ルクヴルール」-No, piu nobile*
ツァルド:Luna fedel  以上1902年12月、ミラノ録音
トリマルキ:Un bacio ancora  1903年4月、ミラノ録音
ビゼー:「真珠とり」-耳に残るは君の歌声
レオンカヴァッロ:マッティナータ+  以上1904年4月、ミラノ録音
マイアベーア:「ユグノー教徒」-Qui sotto il ciel
ピニ=コルシ:Tu non mi vuoi piu bene  1903年10月、ミラノ録音
エンリコ・カルーソ(テナー)
サルヴァトーレ:コットーネ、*フランチェスコ・チレア、
+ルッジェロ・レオンカヴァッロ(ピアノ)
1902年4月ミラノのグランド・ホテルで収録された伝説的録音を中心にに伝説の
名テナー、カルーソの録音をSP音源より新たにリマスター。作曲者自らが伴奏
した2曲も貴重な記録です。Diapason d'Or受賞

CMS-2129702 3枚組 \4350
バッハ:ブランデンブルグ協奏曲、管弦楽組曲
CD1
ブランデンブルグ協奏曲第1番ヘ長調BWV1046
アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)、イヴリン・ロスウェル(オーボエ)
オーブリー・ブレイン、フランシス・ブラッドリー(ホルン)
ブランデンブルグ協奏曲第2番ヘ長調BWV1047
ジョージ・イスクデイル(トランペット)、マルセル・モイーズ(フルート)
ロスウェル(オーボエ)、ブッシュ(ヴァイオリン)
ブランデンブルグ協奏曲第3番ト長調BWV1048
ブランデンブルグ協奏曲第4番ト長調BWV1049
ブッシュ(ヴァイオリン)、モイーズ、 ルイ・モイーズ(フルート)
CD2
ブランデンブルグ協奏曲第5番ニ長調BWV1050
ブッシュ(ヴァイオリン)、モイーズ(フルート)、ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
ブランデンブルグ協奏曲第6番変ロ長調BWV1051
管弦楽組曲第1番ハ長調BWV1066
CD3
管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067
モイーズ(フルート)
管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068
管弦楽組曲第4番ニ長調BWV1069
ポール・ドレイパー(バスーン)
以上 ブッシュ室内プレイヤーズ、 アドルフ・ブッシュ指揮
1935年(ブランデンブルグ協奏曲)と1936年(組曲)の録音。35年バーゼルとロン
ドンで行われたコンサートがセンセーションを巻き起こしこの録音が企画され
ました。名手揃いの本録音は今日でも他者を凌ぐとの評価が高い名録音。トス
カニーニがリハーサル、公演に立会うのを楽しみ、録音を高く賞賛したといわ
れ、一方でワインガルトナーは彼らの公演を聞いた後自らのロンドン公演では
ブランデンブルグ協奏曲をはずしたとされるエピソードも残されています。
Penguin Guide推薦

CMS-2129662 2枚組 \2900
ショパン:
CD1
ポロネーズ第1番ー第7番
アンダンテ・スピアナートと大ポロネーズ変ホ長調Op.22
CD2
3つのポロネーズOp.71
幻想曲ヘ短調Op.49*
タランテラ変イ長調Op.43*
舟歌嬰ヘ長調Op.60*
3つの新しい練習曲*
ロンド ハ長調(2つのピアノのための)+ w/ピエール・バルビゼ(ピアノ)
サンソン・フランソワ(ピアノ)
1968年12月ー1969年1月、*1966年3月、+1966年12月、パリ、サル・ワグラム録音
コルトーの衣鉢をついだフランソワが残したポロネーズ集のステレオ録音。
1958年収録のモノラル盤と共通したコンセプトの演奏で、ポローネーズの名手
といわれるルービンシュタイン、アシュケナーゼとは一味違ったドラマティッ
クな演奏です。
Diapason d'Or受賞

CMS-2129592 2枚組 \2900
モンテヴェルディ:
CD1,CD2-1
聖母マリアの夕べの祈り(1610) (1983年8月、1984年3月録音)
CD2-2
倫理的・宗教的な森(抜粋) (1982年12月録音)
エマ・カークビー(ソプラノ)、ロジャーズ・コーヴィ=クランプ(テナー)
ナイジェル・ロジャース(テナー)、デイヴィッド・トマス(バス)
タヴァナー・コンソート、合唱団、プレイヤーズ
アンドルー・パロット指揮
新録音が登場する度に、基準として比較対照されるパロット指揮の草分け的名
録音
Caecilia Prijs(ベルギー)受賞

CDM-2129622 \1450
メシアン:
世の終わりのための四重奏曲
1968年10月録音
エーリッヒ・グルーエンバーグ(ヴァイオリン)、
ジェルヴァーズ・ドゥ・ペイエ
(クラリネット)、ウィリアム・プリース(チェロ)、
ミシェル・ベロフ(ピアノ)
クロノクロミー 1964年9月録音
BBC交響楽団、アンタル・ドラティ指揮
この作品のクラリネット演奏の理想形として絶賛されたドゥ・ペイエを中心と
した名録音

CMS-2129632 2枚組 \2900
CD1-1
R.シュトラウス:メタモルフォーゼン
CD1-2&CD2
マーラー:交響曲第6番イ短調
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ジョン・バルビローリ指揮  1967年8月録音
巨匠バルビローリがマーラーの交響曲を積極的に取り上げるのは1950年代半ば
以降で1作品に数ヶ月、時には数年をかけて取り組み英国を代表するマーラー音
楽推進者となりました。61年以降バルビローリはベルリン・フィルに定期的に
客演指揮を行い64年には「9番」の名演を残しています。この「6番」は3年後そ
して突然の死の3年前にNPOを指揮して録音され、この組み合わせで2枚組LPとし
て発売されました。録音には1963年版のマーラー協会版のスコアが使用されて
いますが、バルビローリは(マーラーが最終的にしたように)アンダンテ楽章に
続いてスケルツォ楽章を第3楽章として配置し録音しています。
Diapason d'Or賞

CMS-2129552 3枚組 \4350
モーツァルト:フィガロの結婚
歌劇「フィガロの結婚」K492
フィガロ/セスト・ブルスカンティーニ
スザンナ/グラツィエラ・シュッティ
バルトロ/イアン・ウォレス
マルチェリーナ/モニカ・シンクレア
ケルビーノ/リゼ・スティーヴンス
アルマビーバ伯爵/フランコ・カラブレーゼ
ドン・バジリオ/ウジェ・クエノー
伯爵夫人/セーナ・ユリナッチ
アントニオ/グウィン・グリフィス
バルバリーナ/ジャネット・シンクレア
ドン・クルツィオ/ダニエル・マッコシャン
グラインドボーン・フェスティヴァル合唱団(指揮:ピーター・ゲルホーン)
交響曲第38番ニ長調K504「プラハ」
交響曲第39番変ホ長調K543
以上 グラインドボーン・フェスティヴァル管弦楽団
ヴィットリオ・グイ指揮
1956年のモーツァルト200年に合わせて55年7月に収録。芸術監督、カール・エ
バートの1950年のプロダクションに基づき初めてステレオ録音されたグライン
ドボーン録音。エバートの協力により実際のステージの再現を録音で実現しよ
うとしてステージ・オリジナルの効果音も収録された。グイは戦後のグライン
ドボーンで最も活躍したイタリア・オペラのオーソリティとして知られスコア
の細部や歌手たちの能力まで知り尽くしていたといわれています。
録音では第4幕のマルチェリーナのアリアがカットされています。また各幕の途
中でディスクの切り替えが起きないように収録しています。その結果生じた余
白には1953年に収録された2曲の交響曲が収録されています。(実際のステージ
でこの順番で演奏されてはおりません。)

CDM-2129532 \1450
モーツァルト:レクイエム ニ短調K626
シーラ・アームストロング(ソプラノ)、
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
ニコライ・ゲッダ(テナー)、
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ジョン・オールディス合唱団、イギリス室内管弦楽団 1971年7月録音
ブルックナー:テ・デウム
アン・パシュリー(ソプラノ)、ビルギット・フィンニラ(コントラルト)
ロバート・ティアー(テナー)、ドン・ガラード(バス)
ニュー・フィルハーモニア合唱団(指揮:ウィルヘルム・ピッツ)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1969年1月録音
以上 ダニエル・バレンボイム指揮
28歳で「モツレク」に取り組んだバレンボイムは、当時既にモーツァルトの作
品を数多く録音しており、ECOを指揮して後期の交響曲集を完成し、ピアノ協奏
曲全集録音企画を継続中の時期でした。大オーケストラによるモーツァルト(カ
ラヤン、ベームも然り)が主流の当時、室内楽スケールを基本に取り組むバレン
ボイムの姿勢はユニークでした。ブルックナーの「テ・デウム」は70年代にシ
カゴ響との交響曲録音に取り組む先駆けとなったブルックナー作品の初録音です。

CMS-2129462 2枚組 \2900
プッチーニ:蝶々夫人
蝶々さん/マリア・カラス
スズキ/ルチア・ダニエリ
ピンカートン/ニコライ・ゲッダ
ケイト・ピンカートン/ルイザ・ヴィッラ
シャープレス/マリオ・ボッリエッロ
ゴロー/レナート・エルコラーニ
ヤマドリ/マリオ・カルリン
ボンゾ/プリニオ・クラバッシ
神官/エンリコ・カンピ
ミラノ・スカラ座合唱団(指揮:ノルベルト・モーラ)、管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
カラスとカラヤンの顔合わせによる1955年のスカラ座録音。カラスはこの録音
時までにステージで「蝶々夫人」を歌ったことは無く、この録音によってこの
役柄を音楽的に、そしてドラマとして完全に理解することになったとされてい
ますが、この録音はカラスがすでにステージでの実演を積み重ねていたかのよ
うな充実した演奏を聴かせてくれるまさにヴィンテージもの。
モノラル録音。 Diapason d'Or賞

CMS-2129492 3枚組 \4350
プッチーニ:三部作
CD1
「外套」
ミケーレ/ティト・ゴッビ
ルイージ/ジアチント・プランデッリ
ティンカ/ピエロ・デ・パルマ
タルパ/プリニオ・クラバッシ
ジョルジェッタ/マーガレット・マス
フルーゴラ/ミリアム・ピラッツィーニ
歌い手/レナート・エルコラーニ
二人の恋人/ピエロ・デ・パルマ、シルヴィア・ベルトーナ
ローマ歌劇場管弦楽団、合唱団(指揮:ジュゼッペ・コンカ)
ヴィンツェンツォ・ベッレッツァ指揮 1955年10月録音
CD2
「修道女アンジェリカ」
修道女アンジェリカ/ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス
公爵夫人/フェドーラ・バルビエリ
修道院長/ミーナ・ドーラ
修女長/コリンナ・ヴォッツァ
修練長/ミーナ・ドーラ
修道女ジェノフィエッファ/リディア・マリンピエトリ
修道女オスミーナ/サンタ・キッサーリ
看護修道女/リディア・マリンピエトリ
二人の献金集め修道女/リディア・マリンピエトリ、サンタ・キッサリ
二人の奉仕尼僧/シルヴィア・ベルトーナ、マリア・フデール
修練女/サンタ・キッサリ
ローマ歌劇場管弦楽団、合唱団(指揮:ジュゼッペ・コンカ)
トゥッリオ・セラフィン指揮 1957年6月録音
CD3
「ジャンニ・スキッキ」
ジャンニ・スキッキ/ティト・ゴッビ
ラウレッタ/ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス
ツィータ/アンナ・マリア・カナリ
リヌッチォ/カルロ・デル・モンテ
ジェラルド/アデリア・ツァゴナーラ
ネッラ/リディア・マリンピエトリ
ジェラルディーノ/クラウディオ・コルノルディ
ベットー/ストゥルノ・メレッティ
シモーネ/パオロ・モンタルソロ
マルコ/フェルナンド・ヴァレンティーニ
La Ciesca/ジュリアナ・ライモンディ
Maestro Spinelloccio/アルフレード・マリオッティ
Amantio de Nicolao/アルフレード・マリオッティ
ピネッリーノ/ヴィルジリオ・ストーコ
グッチオ/パオロ・カローリ
ローマ歌劇場管弦楽団
ガブリエレ・サンティーニ指揮 1958年7月録音
1919年ローマで初演された「三部作」はプッチーニが一緒に上演された際のコ
ントラストを意図して構成されています。本録音はローマ歌劇場で3年間に渡り、
3人の指揮者によって指揮されて収録され、最後の「ジャンニ・スキッキ」は
ステレオ収録されました。1950年代後半の絶頂期にあったゴッビとデ・ロス・
アンヘレスが中心に主役をつとめています。

●RECOMMENDS
EMIクラシックス、Virginクラシックスのロング・セラーをミッド・プライス
でご案内。統一ジャケット、ジュエル・ケース、
(2CDはブリリアント・ケース)、8Pブックレット仕様

※先日ご案内しましたRECOMMENDSも、1枚もののみ下記の特価が適用となりま
すので、再度ご案内いたします。よろしくご検討ください。

★8月25日までのご注文特価:\1280

VM-2285392 \1450
シマノフスキ:
ピアノ・ソナタ第3番
メトープ(3曲)
仮面劇(3曲)
(Virgin原盤)
ピョートル・アンデルジェフスキ(ピアノ)

CDM-2285272 \1450
ハイドン:
ピアノ協奏曲第3、4、11番
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ、指揮)
ノルウェー室内管弦楽団

CDM-2285312 \1450
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1&3番
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
モントリオール交響楽団、シャルル・デュトワ指揮

CMS-2285182 2枚組 \1980
ブリテン:
弦楽四重奏曲第1-3番
3つのディヴェルティメント
ベルチャ四重奏団

CDM-2285372 \1450
シューマン:
クライスレリアーナOp.16
幻想曲ハ長調Op.17
アラベスク ハ長調Op.18
ジョナサン・ビス(ピアノ)

CMS-2285072 2枚組 \1980
バッハ:ミサ曲ロ短調
ヘレン・ドナート(ソプラノ)、ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)、
クラエス・ハーコン・アーンスジェ(テナー)、ローラント・ヘルマン(バリトン)、
ロバート・ホル(バス)、
バイエルン放送合唱団、交響楽団、
オイゲン・ヨッフム指揮

CDM-2285152 \1450
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラフィーア」
11のバガテルOp.119
ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調Op.26「告別」
スティーヴン・コヴァセヴィチ(ピアノ)

CDM-2285292 \1450
マーラー:交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」
クリスティン・ブリュワー(ソプラノ)、ソイレ・イソコスキ(ソプラノ)、
ユリアネ・バンゼ(ソプラノ)、ビルギット・レンメルト(メゾ・ソプラノ)、
ジェイン・ヘンシェル(メゾ・ソプラノ)、ジョン・ヴィラーズ(テナー)、
デイヴィド・ウィルソン=ジョンソン(バリトン)、
ジョン・レリア(バス・バリトン)
トロント児童合唱団、ロンドン交響合唱団、
バーミンガム市交響ユース合唱団
バーミンガム市交響合唱団、管弦楽団
サイモン・ラトル指揮

CDM-2285332 \1450
シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル指揮

CDM-2285252 \1450
ブリテン:ヴァイオリン協奏曲
ウォルトン:ヴィオラ協奏曲
マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン&ヴィオラ)
ロンドン交響楽団、
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ指揮




<Channel Classics>
CCSSA 26308(SACD-Hybrid) \2850
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18/楽興の時Op.16
デヤン・ラツィック(ピアノ)、
キリル・ペトレンコ(指揮)、ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
一見まったく共通点が無いと思われるスカルラッティとバルトークの作品を独
自のプログラミングで組み合わせることによって新たな共通点や関連性を打ち
出すなど、斬新かつ独創的なアイディアによる“リエゾンスVol.1”
(CCSSA 23407)が激賞されたデヤン・ラツィック。
これまでにリリースされた協奏曲録音はベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番
(CCSSA 19703)のみであり、ソロ・レコーディングを主体としてきたラツィッ
クが今回のラフマニノフからいよいよ本格的にピアノ協奏曲の録音に進出。
王道中の王道であり名曲中の名曲であるラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は、
幼少の頃から神童と呼ばれその才能に大きな期待が注がれてきたラツィックの
新たな挑戦の幕開けとしてこの上ない選曲と言えるだろう!
このラフマニノフでラツィックとコンビを形成するのは、シベリア、オムスク
州生まれの俊英キリル・ペトレンコとイギリスの名門ロンドン・フィル。
キリル・ペトレンコは1999年に就任したマイニンゲン州立劇場音楽監督での手
腕が認められ2002年秋にはベルリン・コーミッシェオーパー音楽監督に転身。
2006年には満を持してベルリン・フィルに登壇するなど、次代の巨匠候補とし
て注目を浴びるマエストロである。
クロアチアが生んだ稀代の天才ピアニスト、破竹の勢いを見せるロシアの若き
マエストロ、そしてイギリスの名門オーケストラが一体となることによって生
まれた新時代のラフマニノフ。ラツィックのさらなる飛躍と快進撃がスタート
する!




<SCRIBENDUM>
SC 041 5枚組 \2450
ベートーヴェン:交響曲全集
ルネ・レイボヴィッツ
ロイヤル・フィル
特別価格で限定再プレス決定。お早めにご注文下さい。

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08-08 No.15-2

2008年08月20日 18時58分35秒 | Weblog
<Berlin Classics>
BC 18461 2枚組 \2380
ヴァイオリン協奏曲名演奏集 -生誕100周年記念盤
ダヴィット・オイストラフ(Vln)
J.S.バッハ:2台のヴァイオリンの為の協奏曲BWV.1043、
ヴィヴァルディ:合奏協奏曲Op.3-8 
コンヴィチュニー指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番K.219 
コンヴィチュニー指揮、シュターツカペレ・ドレスデン
ルクレール:ソナタ ニ長調、
コダーイ:3つのハンガリー舞曲 
ナウム・ ワルター(pf)
エドガー・メイヤー: ヴァイオリン協奏曲、
エルンスト・ヘルマン・マイヤー(1905-1988):ヴァイオリン協奏曲【CD初出】
スイトナー指揮、シュターツカペレ・ベルリン
オイストラフ生誕100周年記念盤
偉大なヴァイオリニスト・オイストラフは20
世紀のヴァイオリンの世界において忘れることはできない演奏家の一人です。
伝説とも言える音色、カリスマ性、独特の演奏スタイル、豊かな音楽性は今も
多くのファンを魅了しています。また収録されているE.H.メイヤーの協奏曲は
今回初出音源として注目です。またすべてデジタル・リマスターを施し記念盤
の価値を高めました。オイストラフのファンだけでなく、クラシック音楽を愛
するすべての人にお薦めです。

●Berlin Classics  Classics of the repertoire in one edition
BC 18444 5枚組 \3980
ベートーヴェン:交響曲全集
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮、
シュターツカペレ・ドレスデン

BC 18445 8枚組 \5280
モーツァルト:協奏曲集
ピアノ協奏曲第20番-第27番、ヴァイオリン協奏曲全曲、
フルート協奏曲第1番K.313、フルートと管弦楽のためのアンダンテK.315、
フルートとハープの為の協奏曲K.299、クラリネット協奏曲K.622、
ファゴット協奏曲K.191、オーボエ協奏曲K.314
アンネローゼ・ シュミット(pf)
カトリーン・ショルツ(Vln)、他
マズア、スイトナー、ブロムシュテット指揮、
シュターツカペレ・ドレスデン、他

BC 18446 10枚組 \6600
テレマン:作品集
ターフェルムジーク抜粋、組曲より、トリオソナタ、
ヴィオラダ・ガンバソナタ、歌曲より、ピンピノーネ、カンタータ集、
音楽による礼拝、道徳的カンタータ 、他
シュライアー(Ten)ローレンツ(Br)、他

BC 18447 9枚組 \4850
ベートーヴェン:ピアノソナタ全集
ディーター・ツェヒリン(pf)

BC 18448 8枚組 \5280
シューベルト:ピアノソナタ集、即興曲D.935、楽興の時D.780
ディーター・ツェヒリン(pf)

BC 18449 6枚組 \5800
ハンス・アイスラー:作品集
ピアノ曲集、室内楽曲集、管弦楽曲集
エルバー、オルベルツ、シュテッキクト(pf)、
ウルブリッヒ四重奏団、他

BC 18450 5枚組 \3980
NOVA-旧東ドイツの作曲家による作品集
アイスラー:5つの交響的小品、室内交響曲
デッサウ:ベルトルト・ブレヒトの思い出に、海の嵐
ルドルフ・ヴァーグナー=レゲニー(1903?1969):3つの管弦楽曲
マックス・ブティング(1888-1976):交響曲第9番
ヨハン・ツィレンシェク(1913-1998):交響曲第4番
フリッツ・ガイスラー(1921-1984):交響曲第2番
ジークフリート・マトゥス(1934-):交響曲第2番
フリードリヒ・ゴールドマン(1934-):交響曲第1番
ゲオルク・カッツァー(1935-):管弦楽のための協奏曲第1番
マンフレッド・シューベルト(1935-):交響曲第1番
マンフレッド・ワイス(1935-):交響曲第3番、他
ケーゲル、マズア、ノイマン指揮、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、他

BC 18451 8枚組 \5280
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 名演奏集
メンデルスゾーン:交響曲第3番、ヴァイオリン協奏曲ホ短調
ブルックナー:交響曲第6番
ムソルグスキー:禿山の一夜、展覧会の絵
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第5番、ピアノソナタ第26番「告別」、交響曲第9番
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集
ブラームス:ハンガリー舞曲集
スメタナ:わが祖国
ガーシュウィン:
ラプソディ・インブルー、ポーギーとベス、キューバ序曲、
パリのアメリカ人、他
オイストラフ(Vln)ツェヒリン(pf)、
コンヴィチュニー、ザンデルリンク、ノイマン、マズア指揮、他

BC 18452 8枚組 \5280
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団 名演奏集
ドヴォルザーク:交響曲第7番
ブラームス:セレナーデ第2番
ハチャトリアン:ピアノ協奏曲
ローゼンフェルド:ヴァイオリン協奏曲第1番
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、第21番
ハイドン:交響曲第93番-第95番
ベルリオーズ:幻想交響曲
マーラー:交響曲第1番
グリンカ:ルスランとリュドミラ序曲
R.コルサコフ:スペイン奇想曲
ムソルグスキー:禿山の一夜
チャイコフスキー:ロミオとジュリエット序曲
ボロディン:だったん人の踊り
リスト:ピアノ協奏曲第1番、第2番、死の舞踏、他
シュミット、フレイレ(pf)ボンガルツ、マズア、ヘルビッヒ、ケーゲル、
プラッソン指揮、他

BC 18453 8枚組 \5280
シュターツカペレ・ドレスデン 名演奏集
モーツァルト:
「フィガロの結婚」(ドイツ語ハイライト版)、
「後宮からの逃走」よりアリア集、「魔笛」、「ドンジョバンニ」より
ベートーヴェン:交響曲第5番、第6番
シューベルト:交響曲第9番
ウェーバー:オイリアンテ序曲、クラリネット協奏曲第1番、第2番
ワーグナー:
さまよえるオランダ人、タンホイザー、リエンツィ、ローエングリンより序曲、
前奏曲
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、交響曲第5番
R.シュトラウス:こうもり、アラベラよりアリア集、他
ローテンベルガー、デラ・カーザ、ギューデン(Sop)シュライアー(Ten)
プライ(Br)スイトナー、ブロムシュテット、ザンデルリンク、若杉弘指揮、他



<WARNER Box>
WARNER 2564 694713 10枚組 \5550
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集、弦楽五重奏曲
エンデリオン弦楽四重奏団

WARNER 2564 696116 6枚組 \4180
ヘンデル・エディション第6集
ヘンデル:オラトリオ「ベルシャザール」「イェフタ」
ニコラウス・アーノンクール指揮、
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、他

WARNER 2564 695639 6枚組 \4180
ハイドン・エディション第6集
ハイドン:オラトリオ「天地創造」「四季」
ニコラウス・アーノンクール指揮、
ウィーン交響楽団、Aシェーンベルク合唱団

WARNER 2564 695620 4枚組 \2850
グルック:歌劇「オーリードのイフィジェニー」「メッカの巡礼」
バレエ「ドン・ファン
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮、リヨン国立歌劇場管弦楽団

WARNER 2564 697646 2枚組 \2450
ベルリオーズ:オラトリオ「キリストの幼時」
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮、
リヨン国立歌劇場管弦楽団





<TELARC>
CD 80715 \2080
安らぎを届ける俊英の第2章
「ディナースタイン/ベルリン・コンサート」
J.S.バッハ:
フランス組曲第5番ト長調BWV.816
フィリップ・ラザー:
バッハのコラールによる12の変奏曲(世界初録音)
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
J.S.バッハ:
ゴルトベルク変奏曲より第13変奏
シモーネ・ディナースタイン(Pf)
録音:2007年11月22日 ライブ
テラーク・デビュー盤となった《ゴルトベルク変奏曲》において、ガラス細工
のように繊細な響きを聴かせてくれたディナースタイン。2005年のカーネーギ
ーホール・デビューの成功から始まった彼女の第2章は、さらなる研鑽と成功が
刻印された2007年のベルリン・コンサートのライヴ録音です。学校、医療福祉
施設、刑務所などでもコンサートを行い、多くの人々の心に安らぎを届けてい
る彼女の魅力をたっぷりお楽しみください。

●NEW MID LINE
※カタログNO.の変更はありません。

CD 80128 \1350
モーツァルト:「レクイエム」
アトランタ交響楽団・合唱団
指揮:ロバート・ショウ

CD 80237 \1350
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 第5巻
ピアノソナタ第5番
ピアノソナタ第6番
ピアノソナタ第7番
ピアノソナタ第12番
ジョン・オコーナー(Pf)

CD 80231 \1350
「ファンタジック・ジャーニー」
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル

CD 80396 \1350
レスピーギ:
交響詩《ローマの松》
交響詩《ローマの泉》
第12旋法によるモタモルフォーゼ
シンシナティ交響楽団 指揮:ヘスス・ロペス・コボス
1999年5月

CD 80206 \1350
ドヴォルザーク:
交響曲第8番ト長調 op.88、他
ロスアンジェルス ・ フィルハーモニー 管弦楽 団
指揮:アンドレ・プレヴィン
1989年4月

CD 80342 \1350
「ザ・グレイト・ファンタジー・アドヴェンチャー」
"シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル

CD 80578 \1350
ベルリオーズ:
幻想交響曲 Op.14
交響曲「ロメオとジュリエット」-愛の場面
シンシナティ交響楽団 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
2000年10月

CD 80443 \1350
動物の謝肉祭-クラシカル・ZOO
ロッシーニ:歌劇《どろぼうかささぎ》-序曲
レスピーギ:組曲《鳥》
シベリウス:トゥオネラの白鳥
サン=サーンス:組曲《動物の謝肉祭》
アトランタ交響楽団 指揮:ヨエル・レヴィ
1983年5月-1993年5月

CD 80162 \1350
「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」
フレデリカ・フォン・シュターデ(Ms)
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル

CD 80224 \1350
ビゼー:
交響曲第1番
「カルメン」組曲第2番
「アルルの女」組曲第2盤
シンシナティ交響楽団
指揮:ヘスス・ロペス・コボス

CD 80340 \1350
シューベルト:男声合唱曲集
チェンバー・シンガース
指揮:ロバート・ショウ

CD 80467 \1350
「アクロス・ユア・ドリーム」
-フレデリカ・フォン・シュターデ・シングス・ブルーベック
フレデリカ・フォン・シュターデ(Ms)




<KLEOS>
KL 5149 \2080
パヴァロッティ国際の覇者が10周年に贈る珠玉のアリア集
「ヴェルディ・アンド・ヴェリスモ」
ヴェルディ:
歌劇《ドン・カルロ》-世の虚しさを知る神よ
歌劇《海賊》-あの人はまだ帰ってこない
ボイト:歌劇《メフィストフェレ》-いつかの夜
他全14曲
ファビアナ・ブラーヴォ(S)
サンクトペテルブルク放送管弦楽団
指揮:チャールズ・ ローズクランス
録音:2006年9月 サンクトペテルブルク
ルチアーノ・パヴァロッティ国際声楽コンクールの覇者として、1996年に華々
しいデビューを飾ったファビアナ・ブラーヴォの待望のアリア集。メトロポリ
タン、ニューヨークなど、アメリカの名だたるオペラハウスで活躍中の彼女が、
デビュー10周年に満を持して発表した珠玉のアルバムです。ヴェルディ、プッ
チーニ、ボイトなどの聴きなれた名作を、彼女は持ち前の輝かしい歌声で、み
ずみずしい感動を呼び起こしてくれます。




<Arbiter>
ARB 156 \1980
「シャルル・トゥルヌミール/コンプリート・レコーディング」
フランク:
オルガン奏者/パストラール/カンタービレ
コラール第3番イ短調
トゥルヌミール:
神秘のオルガン/アンダンティーノ
パラフレーズ・カリヨン/5つの即興(テ・デウム、
即興風の小さなラプソディ、めでだし海の星、即興的な
カンティレーヌ、過ぎ越しの生贄を讃えて)
シャルル・トゥルヌミール(Org)
録音:1930-31年 モノラル録音
師のフランクから多大な影響を受けたトゥルヌミールは、オルガニスト&作曲
家として、色彩と躍動感にあふれた音楽を数多く残しました。ここに収められ
ているのは、フランクが生前に弾いていたオルガンを使った唯一の録音で、録
音史的にも貴重な1枚と言えます。フランクや自身のオルガン作品の他、5つの
即興演奏が収録されているのも魅力で、優れた即興演奏家でもあった彼の超越
的な即興技法が鮮明に刻印されています。

ARB 157 \1980
天才ソフロニツキーが最晩年に残した貴重な記録
「Scriabin chez Scriabin」
ピアノ・ソナタ第8番Op.66/2つの舞曲Op.73
5つの前奏曲Op.74/3つの小品Op.52
詩曲《焔に向って》 Op.72/4つの小品Op.51
24の前奏曲Op.11-5曲/3つの小品Op.45
2つの詩曲Op.32/3つの小品Op.52
2つのマズルカOp.40他
"ヴラディミール・ソフロニツキー (ピアノ)
録音:1960年 スクリャービン博物館 モノラル録音ライヴ
旧ソ連のカリスマ的ピアニストとして君臨した天才ソフロニツキー(1901-1961)。
スクリャービンの娘エレーナと結婚した彼は、スクリャービン演奏様式の正当
な継承者として、多くの名演を残しました。ここにお届けするのは、ギレリス
やリヒテルが神と崇めて心酔した彼が亡くなる1年前のライヴ録音です。スク
リャービン博物館で、作曲者のピアノを使って録音された最晩年の繊細多感な
解釈と、圧倒的な演奏をお聴きください。

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08-08 No.14-1

2008年08月20日 18時58分03秒 | Weblog
<RCA RED SEAL>
88697312792 \1680
カンタービレ-ソル・ガベッタ・プレイズ・オペラ・アリア&ソングス
グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」より「私は夢に生きたい」
オッフェンバック:
喜歌劇「ペリコール」より「ああ、何というお食事(ほろ酔いの唄)」、
手紙の歌「いとしい人よ」
ビゼー:
歌劇「カルメン」より「何を恐れることがありましょう」
「セビリャの城壁の近くに」
ドリーブ:「カディスの娘たち」
トーマ:歌劇「ミニョン」より「君よ知るや南の国」
チャイコフスキー:
歌劇「エフゲニ・オネーギン」より「青春は遠く過ぎ去り」、
「6つの歌曲Op.6」より「ただあこがれだけを知る人だけが」Op.6-6
カントルーブ:「オーヴェルニュの歌」、
アーン:「クローリスへ」、
フォーレ:「パヴァーヌOp.50」
フランシス・ロペス:
コメディー・ミュージカル映画「皇帝のヴィオレッタ」より「すみれの花束に
こめた愛」
ロッシーニ(マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ編):
歌劇「セビリャの理髪師」より「私は町のなんでも屋」*
ソル・ガベッタ(チェロ)  
シャルル・オリヴィエリ=ムンロ(指揮) 
プラハ・フィルハーモニー管弦楽団
ミハエラ・ウルズリーサ(ピアノ *14のみ)
21世紀を担う若き女流チェリストの新星、ソル・ガベッタのサード・アルバム
は、チェロが奏でるフランス&ロシアのオペラ・アリア&ソングスのカンタービ
レな歌の世界!
このディスクはソル・ガベッタのサード・アルバムとなるもので、フランスと
ロシアのオペラ・アリアや歌曲をソルのチェロがオーケストラをバックに歌手
のように歌います。ソルの演奏は、数々のコンサートを制覇してきたキャリア
を裏付けるかのように、高い演奏技術に支えられた、叙情性と歌心あふれる情
熱的かつ知的な表現が聴くものを魅了するもので、名器グァダニーニの素晴ら
しい音色もその演奏に艶と陰影を映し、新鋭らしいフレッシュな感性が飛び切
り魅力的な演奏が身上ですが、このアルバムのような「カンタービレ」なレパ
ートリーで最良の成果をもたらします。ソルの出自に繋がるフランスとロシア
のオペラ・アリアや歌曲を、両言語を母国語としている彼女がチェロで歌う、
ユニークかつ説得力あふれるアルバムとなりました。最も人の声に近い音色を
奏でるチェロを縦横無尽に操り、名アリアを次々と聴かせる彼女の歌心を心行
くまで堪能してください。もちろん男声、女声の区別はありません。狂おしい
女心も、切ない男心も全て思うがまま。まさにため息ものの「歌の饗宴」です。
マニアの方には、ボーナストラックに収められた「フィガロのアリア」をオス
スメします。カステルヌォーヴォ・テデスコによる一風変わった編曲は、大変
ユーモラスで凝ったもの。これは一度聴いたら、必ずや耳に残ること間違いあ
りません。
【録音】 2008年5月7-9日: プラハ、Domovinaスタジオ

88697342612 \1680
ショスタコーヴィチ:
チェロ協奏曲第2番ト長調Op.126
チェロ・ソナタ ニ短調Op.40*
ソル・ガベッタ(チェロ)
マルク・アルブレヒト(指揮) 
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ミハエラ・ウルズリーサ(ピアノ*)
21世紀を担う若き女流チェリストの新星、ソル・ガベッタの十八番(おはこ)の
ショスタコーヴィチ!
数々のコンクールやゲルギエフ指揮ウィーン・フィルとの共演で弾いてきた彼
女が最も得意とするショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第2番とチェロ・ソナタ
のカップリング。第2チェロ協奏曲は第1協奏曲と同様にロストロポーヴィチの
ために心臓発作の直前に作曲された。チェロのソロで始まり陰影の深いアイロ
ニーに満ちた世界を繰り広げる。ショスタコーヴィチ60歳の誕生日に記念演奏
会で初演された。チェロ・ソナタはショスタコーヴィチ唯一のチェロ・ソナタ
であり、初期と中期を結ぶ、悲劇とパロディと抒情が渾然一体となった名曲で、
プロコフィエフ、ミヤコフスキーのソナタとともにロシア・チェロ曲の代表的
な作品のひとつである。ソル・ガベッタの演奏は、数々コンクールやオーケス
トラとの共演で何度も演奏し自家薬籠中のレパートリーだけあって、ロストロ
ポーヴィチ(2種)をはじめとして数ある名盤に伍する、彼女の「今」が聴ける
密度の濃い名演で、素晴らしい音響で知られるミュンヘン・ガスタイクでのラ
イヴ・レコーディング(協奏曲のみ)で収めた必聴のアルバム。力強さと繊細さ
を兼ね備えた彼女だからこそできた、この究極の演奏を聴けば、今の彼女がな
ぜ高く評価されているのかが理解できるだろう。緩徐楽章から始まるチェロ協
奏曲第2番。この冒頭での彼女は驚くばかりの緊張感で聴き手をこの深遠なる
世界へと導く。不安に満ちたメロディでも、彼女が奏すると、悲しいまでに美
しく響くのだ。打楽器を駆使し、ユニークな響きと楽想を備えた第2楽章、第3
楽章では、彼女の妙技が炸裂。いかなるショスタコ好きでも大満足間違いなし。
【録音】 2008年1月11日-13日、ミュンヘン、ガイスタイク・フィルハーモニ
ーでのライヴ[協奏曲]、
2008年5月29日-31日、チューリヒ、ラディオシュトゥデイオ1[ソナタ]

88697290312 \1680
The Voice of Bach-ダニエル・テーラー、バッハを歌う
『カンタータ第4番よりシンフォニア』、 
『マタイ受難曲よりアリア「神よ、哀れみたまえ」』、
『カンタータ第78番よりデュエット「われは急ぐ」』、 
『モテットBWV118b「おおイエス・キリスト、わが命の光」』、
『カンタータ第12番よりシンフォニア』、
『ヨハネ受難曲よりアリア「成し遂げられた」』、
『カンタータ第23番よりデュエット「まことの神でありダビデの子である」』、
『コラール「汝の御座の前に、われ進み出で」BWV.668」』、
『クリスマス・オラトリオよりアリア『抱け、私の心.よ、この聖なる奇蹟を」』
『カンタータ第21番よりシンフォニア』、
『クリスマス・オラトリオよりアリア「備えよシオン、 優しい心で」』
ダニエル・テイラー (C-T&指揮)
シアター・オブ・アーリー・ミュージック・オーケストラ&合唱団
世界中の古楽コンサートだけでなく、歌劇場でも絶賛をあびるカウンターテナ
ー歌手、ダニエル・テイラー。自然な声と、知的な歌い方は、ヘレヴェッヘや
ガーディナーも絶賛!
1969年にカナダ生まれの、現在最も実力と人気を持つカウンター・テナーのひ
とり。モントリオール、マルギ大学と大学院で哲学と音楽を学ぶ。マイケル・
チャンスに認められイギリスに留学し、1997年のグラインドボーン音楽祭でヘ
ンデルの歌劇「テオドーラ」(ピーター・セラーズ演出)でセンセーショナルな
デビューを飾った。またジョナサン・ミラーのヘンデルの歌劇「ロデリンダ」
の録音にも出演。主にヘンデルやモンテヴェルディのオペラに出演し、絶賛を
浴びている。オペラだけでなく現代音楽まで広いレパートリーを持ち、バーン
スタインや坂本龍一の「Life」(ダライラマ、カレーラスと共演)などが特筆に
価する。最近では、バッハのカンタータに多く出演し、ガーディナーやヘレヴェ
ッヘのバッハのカンタータ・シリーズにも多く出演・録音に参加している。
鈴木雅明のカンタータ受難曲シリーズのコンサートや録音(第25巻)にも出演し
ており、彼の出演しているアルバムはすでに80枚以上にもあがる。
【録音】 2007年8月  モントリオール、マギル大学マルチメディア・ルーム

88697358992(SACD-Hybrid) \1780
ピアノ編曲版による、チャイコフスキー/「眠れる森の美女」
ミハイル・プレトニョフ編曲による、「眠れる森の美女」コンサート用組曲
テオドール・キルヒナー編曲による、「眠れる森の美女」からの小品
(世界初録音)
レフ・ヴィノクール編曲による、「眠れる森の美女」よりフィナーレ
レフ・ヴィノクール(p)
2006年にMDGレーベルからチャイコフスキーのアルバムをリリースし話題になっ
ていましたが、この人と言えばやはりARTE NOVAのJ・シュトラウス
(74321770722)とプロコフィエフのアルバム(74321636362)が印象的というもの
でしょう。どちらもバリバリの編曲物で、こういう音楽が好きなファンにとっ
てはまさに神のような存在。とりわけプロコフィエフの方は、「ロメオとジュ
リエット」の音楽が流行した際、「ピアノで演奏した」ということで一層話題
になったものでした。さて、今回のアルバムでも編曲物王ヴィノクールのセン
スは冴え冴えとしています。曲は彼が最も得意とするチャイコフスキー。「眠
りの森の美女」2パターンという意欲的なプログラムです。なかでもプレトニョ
フによる編曲は、ある意味伝説的とも言える作品で、これをメインに持ってき
た今回のアルバムにかけるヴィノクールの意気込みと言ったらもう言葉には尽
くせません。彼自身のトランスプリクションによるフィナーレも収録。一度は
聴いておいて損はない、この晩夏オススメの1枚です。
【録音】 2008年6月3-7日 デュッセルドルフ・トーンハレ

88697341022 \1250
プッチーニ:歌劇「修道女アンジェリカ」(全曲)
カーティア・リッチャレッリ
フィオレンツァ・コッソット
マリア・グラツィア・アッレグーリ
アンナ・ディ・スターシオ  
ロザンナ・リッピ  
マルゲリータ・ベネッティ 
松本美和子
ブルーノ・バルトレッティ(指揮) 
ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団
1970年代から1980年代にかけてイタリア屈指の名ソプラノとして一世を風靡し、
今なお現役のソプラノ歌手として活躍を続けるカーティア・リッチャレッリ。
録音面では、カラヤン、アバドやデイヴィスとのドイツ・グラモフォンやフィ
リップス・レーベルへのオペラ全曲盤で知られていますが、そのキャリアのご
く初期にイタリアRCAに、ヴェルディ・アリア集、ドミンゴとの二重唱集などい
くつかの注目すべき録音を残しています。このプッチーニ「修道女アンジェリ
カ」もその1枚で、今回が世界初CD化となります(リッチャレッリがイタリア
RCAに残したオペラ全曲盤は、このほかにカプチッリらと共演したヴェルディ
「シモン・ボッカネグラ」があります)。1969年にマントヴァでミミを歌って
デビューし、1971年のイタリア国営放送から「ヴェルディの声」賞を受賞し、
欧米の歌劇場に出演しはじめた時期の録音で、持ち前のシルキーな美声に加え、
その若々しい表現力が大きな魅力。公爵夫人役に絶頂期のフィロレンツァ・
コッソット、指揮に練達のブルーノ・バルトレッティを得た当盤は、ガルデッ
リ指揮のデッカ盤と並ぶアナログ期の名盤の一つです。ローマ歌劇場デビュー
直後の松本美和子が端役で出演しています。なお、先頃発売したRCA+ソニー・
クラシカル音源の「プッチーニ:オペラ全集」には、1976年録音のマゼール盤
が採用されているのでダブりません。
※冊子による解説及び歌詞は付いておりません。エンハスド機能により、パソ
コンにて閲覧可能です。(日本語によるものはございません)
【録音】 1973年 ローマ、イタリアRCAスタジオ
[オリジナル・レコーディング・エンジニア] フランコ・フィネッティ
[リマスタリング・エンジニア] フィリップ・ネーデル(B sharp)
[初出LP]伊RCA  MLDS-20261
[初出国内盤LP]日本ビクター SRA-2914 (1973年3月発売)




<DHM(ドイツ・ハルモニア・ムンディ)>
88697362132 \1780
暗闇に私は住みたい-ダウランド作品集
「はかない希望のファンシー」「昔の涙」「溢れよ、わが涙」「エセックス伯
爵のガリアード」「静かな夜から」「新・昔の涙」「時間は静止して」「愛す
る者の涙」「晴れても曇っても」「艦長ディゴリー・パイパーのガリアード」
「悲しみよ、とどまれ」「いつもダウランド、いつも悲しく」「来たれ、深
き眠り」「真実の涙」「暗闇に住まわせておくれ」
ヒレ・パール(gamb) リー・サンタナ(リュート) 
ドロテー・ミールズ(Sp)
現在最高のガンバ奏者、ヒレ・パールを中心としたアンサンブルによる素晴ら
しいダウランドの作品集です。リュートを奏するのはリー・サンタナ。彼女た
ちによる演奏はすでにマラン・マレやテレマンなどでもおなじみ。息のあった
やりとりは、聞き手を幽玄な世界へと導いてくれます。今回、魅力的な歌を聞
かせるのは1971年生まれのソプラノ、ドロテー・ミールズ。バッハのカンター
タやヘンデルのオラトリオなどのアルバムも既にリリースされており、彼女の
名前は古楽好きには広く知れ渡っているはずです。くせのない柔らかい声、ビ
ブラートをかけずとも伝わる豊かな感情表現。簡素な中に盛り込まれたダウラ
ンドの強烈なメッセージを、さりげなく、しかし的確に伝えてくれるのです。
ヒレ・パールの姉妹たちも、ヴィオール・アンサンブルとして参加。このアル
バムを盛り上げています。
【録音】2007年11月ゼンクヴァルデン、聖ゲオルク教会

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08-08 No.14-2

2008年08月20日 18時57分34秒 | Weblog
88697026202 \1680
LA HACHA -メキシコのファンダンゴ
ロス・オトロス (ヒレ・パール(gamb&ギター)
リー・サンタナ(リュート&ギター) 
スティーヴ・プレーヤー(リュート&ギター&パーカッション)&フレンズ
『メキシコに「ウァバンゴ」という舞曲が残っています。これはスペインの舞
曲「ファンダンゴ」がメキシコに伝えられて、ベラクルス地方を中心に広がり、
変化していったものです。しかし19世紀メキシコでは、カトリック教会によっ
てこれらの音楽は不道徳で無作法な音楽と非難され、更に演奏をしたものは刑
罰と罰金が課せられました。しかしながらベラクルスの一部では隠れながらそ
の音楽の伝統は、当時のまま残されていることが判りました。これはもともと
のバロック・スペイン音楽を研究にとって、非常に貴重な情報源です。私たち
Los Otrosの3人は、メキシコの伝統音楽演奏者6人と一緒に演奏することによっ
て、ルーツを見つけ出し、2つの音楽を関係を見付け出し、当時の「ファンダン
ゴ」の本質を発見することができました。単なる静かに始まり盛り上がって終
わるというものではく、「文化の傲慢と永遠の無関心」「啓発の暗黒を通して、
私たちに誘導する喜び、自由、希望」といった深い意味があったのです。』

88697367912 \1680
ヘンデル:「王宮の花火の音楽 HWV351」   
「二重合奏体のための協奏曲第1-3番 HWV.332-334」
アルフレード・ベルナルディーニ(指揮) アンサンブル・ゼフィロ
「王宮の花火の音楽」は、ヘンデルは弦楽器付オーケストラでの作曲を要望し
たが、ジョージ2世は壮大な音楽を作曲すべきと主張し、管楽器と打楽器のみの
大編成での改編を要望した。ヘンデルは、オーボエ24、ファゴット12、コント
ラ・ファゴット1、トランペット9、ホルン9、ティンパニ3での編成指定で作曲
した(自筆譜からは弦楽器パートが削除された)。この曲のリハーサルにはロン
ドン中から人々が集まり、3時間以上にわたって交通麻痺が起きた。初演は100
人以上の演奏者によって行われたが、途中花火で火災が発生したため、聴衆は
音楽どころではなかったらしい。その後ヘンデルは、彼が本来望んだ弦楽器付
の小編成オーケストラ版に戻し、孤児院、病院、彼の関係を持っていた団体の
ために多くの野外コンサート(病院や修道院の中庭など)を行った。またこうし
たコンサートでは、オラトリオやカンタータ、歌劇のアリアや合唱などから編
曲された「二重合奏体のための協奏曲」も演奏されたようで、カップリングと
して収録されました。また、実際ヘンデルが野外で演奏するために想定して作
曲したと編成によって、野外で録音を行ったものです。
ヘンデルのオペラの修行は、イタリアでした。ヘンデルの音楽の元にあるのは、
イタリア様式にあります。また、歌劇のカストラート歌手を探すために何回も
イタリアへ渡って連れて来ています。つまりイタリア奏法とは切っても切れな
い関係となります。ヘンデルのオペラには、驚異的なテンポとコロラトゥーラ
が必要です。これらを管楽器(特にオーボエとホルン)パートに置き換えた「二
重合奏体のための協奏曲」は、もちろん驚異的なテクニックが必要で、古楽器
では以前ピノックとガーディナーが一部を録音してましたが、このイタリア・
スーパー管楽器軍団の自由な発想、強弱をはげしく付けたスパークリング感覚
的な演奏は、楽しさ100%です。
【録音】 2006年8月 Chiostro del Collegio dei Gesuiti, Catania

88697367922 \1680
ファッシュ父子の協奏曲集
ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ:
「クラリーノ・トランペット、2つのオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音
のための序曲 ニ長調」
「オーボエ協奏曲 ト短調」
「ファゴットと2つのオーボエのための協奏曲 ハ短調」
「トランペット、2つのオーボエ、ファゴットのための協奏曲 ニ長調」
カール・フリードリヒ・クリスティアン・ファッシュ:
「クラリーノ・トランペット、ヴァイオリン、オーボエ・ダ・モーレと通奏低
音のための協奏曲 ホ長調」
アルフレード・ベルナルディーニ(指揮) 
アンサンブル・ゼフィロ
鬼才ベルナルディーニが率いる18世紀管楽の専門集団ゼフィロの独壇場! 後期
バロックの壮麗な作風から古典派への架け橋となるマンハイム楽派の先駆者で
あるファッシュ父子の管楽のための協奏曲集! ファッシュは、特に器楽作曲
家として当時から有名で、彼らの曲はバッハにも愛されたという。ここに収録
された作品は、後期バロックの壮麗なスタイルを示す傑作で、様々な管楽器ソ
ロがそれぞれの音色の美しさを示しつつ、調和のとれた世界を生み出していま
す。バロック・トランペットを吹くガブリエーレ・カッソーネの、遊び心と勢
いは絶品です。
【録音】 2005年4月ロデンゴ=サイアーノ、サン・サルヴァトーレ教会
【アンサンブル・ゼフィロ】…ギリシア神話に登場するゼルフィスは優しい西
風の神(イタリア語でゼフィロ)。1989年、ヨーロッパ屈指のオーボエ奏者のア
ルフレード・ベルナルディーニとパオロ・グラッツィ、ファゴット奏者のアル
ベルト・グラッツィがピリオド楽器オーケストラの卓越したプレイヤーに声を
かけて設立されました。18世紀音楽の、特に管楽器のレパーリーを中心とした
アンサンブルとして活躍を続けています。創立以来、ゼフィロはヨーロッパの
主要な音楽祭をはじめ各国で演奏を続け、聴衆からもマスコミからも高評を得
ており、またゼレンカのソナタ全曲、モーツァルトの管楽作品全集、ヴィヴァ
ルディの管の協奏曲集(いずれもアストレ・レーベル)のレコーディングでグラ
ン・プリ・デュ・ディスク(ディアパゾン)など数々の国際的な賞を受賞し、ピ
リオド管楽アンサンブルの世界のトップと評価されています。2005年1月に初
来日し、モーツァルトの13管楽器のためのセレナード「グラン・パルティータ」
の驚異的な演奏で熱狂的な賞賛を得ました。




<OEHMS CLASSICS>
※OEHMS CLASSICS レーベルは、現地価格や為替レートの関係などで、これま
でのミッドプライス価格帯からフルプライス価格に変更となります。旧譜も
すべて価格変更となりますので、ご了承下さい。

OC708 \1680
シューマン:交響曲第2番&第3番「ライン」
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮) 
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・
ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
このディスクはベートーヴェンの交響曲全集を完結後、スクロヴァチェフスキ
自身の以前からの要望で取り上げたプロジェクトで、シューマンの交響曲全集
の第2弾、読売日本交響楽団とのコンサートで取り上げる第2番、と第3番「ライ
ン」。84歳とは思えないエネルギッシュで若々しい生命力と熱い表現意欲溢れ
る名演が感動を呼び覚ます!
前作の交響曲第1番「春」と第4番()のディスクはレコード芸術特選盤。宇野功
芳氏評「4番の濃密なひびきと激しい気迫も聴きものだが、ぼくは1番もしびれ
た。音質の良さを加味すれば、往年のフルトヴェングラーやクレンペラーの名
演を凌ぐだろう。第1楽章冒頭の有機的・内容的な立派さもさることながら、
主部のテンポは今までの誰よりも速く、リズムはきびきびと弾み、まことに
若々しい。春のエネルギーや生気が飛び出してくる。凄い演奏だと思う」
(Monthly Orchestra, 2008 April「いいたい“芳”題」より)
【演奏時間】 
第2番;12:13 6:58 10:55 8:18
第3番; 9:24 6:34 5:23 6:13 5:14
【録音】:2007年11月19日-23日、ザールブリュッケン、ザールラント放送大
ホール

OC712 \1680
ミュージック・アット・ナイト
-スクロヴァチェフスキ・コンダクツ・スクロヴァチェフスキ
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ作曲:
『ミュージック・アット・ナイト(1949/1977年改訂版)』 
『シンフォニー(2003)』
『フルートとオーケストラのためのファンタジー(2007)』
 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮) 
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー
管弦楽団
スクロヴァチェフスキは4歳でピアノの練習を始めたが、7歳の時に早くも最初
の作品「序曲」をモーツァルトと同じ2管編成・古典派スタイルで作曲。ピアニ
ストを目指していたが、第2次世界大戦中のドイツ爆撃で手を負傷し、1947年
からパリで名教師ナディア・ブーランジェに師事し始めてから本格的に作曲を
行うようになる。その後指揮活動の傍ら、作曲も意欲的に行い、協奏的作品も
含むオーケストラ曲15曲、室内楽曲4曲を作曲している。その中でも「管弦楽の
ための協奏曲」はNHK交響楽団、読売日本交響楽団に客演した際に自ら指揮し、
聴衆に大きな感銘を残している。
このディスクは、そのスクロヴァチェフスキの作品ばかりを自作自演したもの
で、昨年読売日本交響楽団と日本初演した初期の傑作「ミュージック・アット
・ナイト」(1977年改訂版)をはじめとした管弦楽曲を中心とした作品集。スク
ロヴァチェフスキが卓越した指揮者であるばかりでなく、素晴らしい作曲家で
あることを認識させられる1枚。
【録音】 2005年10月29-30日(Music at night)、
2008年6月14日(Fantasie for flute and orchestra)  
以上、ザールブリュッケン・コングレスホール
2006年1月14-14日(Symphonie)   
ザールブリュッケン、ザールラント放送大ホール

OC632(SACD-Hybrid) \1780
ムソルグスキー:「展覧会の絵」(H・アルブレヒト:オルガン編曲版)
ラフマニノフ:交響詩「死の島」(アレックス・ラングマン:オルガン編曲版)
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカからの
3つの舞曲」(H・アルブレヒト:オルガン編曲版)
ハンスイェルク・アルブレヒト(編曲&org)
毎回大好評の、ハンスイェルク・アルブレヒトのオルガン編曲版SACD第3弾!
「ワーグナー:指輪(OC612)」「バッハ:ゴルトベルク(OC625)」の独自な編曲で
楽しませてくれたハンスイェルク・アルブレヒト。今回は「展覧会の絵」に挑
戦です。すでにこの曲のオルガン版は、様々なオルガニストによって演奏録音
されてきていますが、SACDで初めての盤でしょうか。今回のカップリングでは、
アレックス・ラングマンによるオルガン編曲版の「死の島」が追加されていま
す。この教会にある大小の2つのロマンティック様式に改修されたオルガンは、
最近更に電子的な改造が施され、同時に2台を鳴らすことができるようになっ
たという画期的なもの。ここで聴ける3つの作品も、「えっ?こんなのあり?」
と耳を疑うこと間違いなし。メインの「展覧会の絵」はもちろんのこと、「ペ
トルーシュカ」に至っては、まるで別の作品?オルガンだけに、原曲の持つリ
ズミカルさは若干不足気味ではありますが、ここまで重厚な音の響きに彩られ
てしまえば、もう何もいうことはないでしょう。もう一つの「死の島」での不
気味な音の連続も、ぞくぞくするような快感をもたらしてくれることでしょう。
【録音】 2008年4月21-27日、 キール、聖ニコライ教会、ドイツ

OC825 \1780
ドイツのクリスマス-ジンガー・プーア
[01] In dulci jubilo  [02] Christnacht  [03] Adventsruf  
[04] Maria durch ein’ Dornwald ging
[05] Es ist ein Ros entsprungen  [06] Kommet, ihr Hirten
 [07] Der Heiland ist geboren
[08] Schlaf wohl, du Himmelsknabe du  [09] Es wird scho glei dumpa  
[10] Ein Kindlein in der Wiegen
[11] Schlaf, mein Kindlein  [12] Vom Himmel hoch, ihr Englein kommt  
[13] Still, still, still  [14] O Jesulein zart  
[15] Ich lag in tiefer Todesnacht  [16] Lieb Nachtigall, wach auf   
[17] Drei Schiffe sah ich segeln  
[18] Wisst ihr noch, wie es geschehen?  
[19] Stille Nacht, heilige Nacht
[20] Es wird scho glei dumpa (Dreigesang)
ピュアな声で私たちの心を清らかにさせてくれる、ドイツのスーパー声楽グル
ープ「ジンガー・プーア」の最新アルバム。 今回は、ドイツ人の奥底に埋も
れている、賛美歌や民謡のクリスマスの音楽をよみがえさせてくれます。この
アルバムには、日本人にとってなじみ深い曲はほとんどありません。しいて言
うなら第19曲「きよしこの夜」くらい。(かなり現代風な味付けがされていま
す)それなのに、全編に渡って感じられるクリスマスらしい、くつろいだ雰囲
気がすばらしいのです。彼らが本当に楽しんで、また自分たちのルーツとして、
これらの歌を歌っているのが伝わってくるのです。静かな曲は静かに、そして
楽しい曲は活発に。どんな時でも歌をくちずさむ…そんな彼らの心からのメッ
セージをお楽しみください。
【録音】 
2008年1月19-23日 フォラルルベルク、聖ゲロルト教会、オーストリア

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