クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-08 No.21

2008年08月26日 18時50分25秒 | Weblog
<ORFEO>
ORFEOR 774083 3枚組 \6000
モノラル
[CD1]
モーツァルト:
(1)交響曲第29番
(2)ピアノ協奏曲第25番
(3)交響曲第40番
[CD2]
(4)ドビュッシー:海
(5)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
[CD3]
(6)ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
(2)レオン・フライシャー(P)、[CD1]1957年8月3日ライヴ録音
(5)ナタン・ミルシテイン(Vn)、[CD2.3]1957年8月9日ライヴ録音
ジョージ・セル(指)ベルリン・フィル
音質が大変良好で驚きました。8月9日のライヴは初出!8月3日分は他レーベル
より出ていましたが比べものになりません。初出のエロイカや40番のマッシブ
な迫力はセルならではでベルリンフィルがそれに輪をかけた熱演で聴き手を大
いに魅了します。恐ろしく充実の1セットと申せましょう。

ORFEOR 710081 \2080
モノラル
(1)R.シュトラウス:ブルレスケ
(2)ベートーヴェン:交響曲第7番
(1)フリードリヒ・グルダ(P)
カール・ベーム(指)ウィーン・フィル
1957年8月25日ライヴ録音
これも大変良い音質にびっくり。1957年のORFオリジナルテープの保存状態も良
いのでしょうが、セルのセットも同様のフーバー氏のマスタリングが成功して
います。ちょっとモノラル離れのレンジ感でホッホライナーと思われる大迫力
のティンパニーや7番コーダの金管の爆発的強奏など見事に、爽快に捉えられて
います。グルダのピアノも美しく、聴き惚れました。幸福な一枚。

ORFEOR 711081 \2080
モノラル
(1)ブラームス:ヴァイオリンソナタ第3番
(2)J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第1番
(3)ベン=ハイム:ソナタ ヘ調
(4)サンサーンス:序奏とロンドカプリチョーソ
(5)ラヴェル:ツィガーヌ
(6)ショパン(フランチェスカッティ編曲):マズルカOp.68/4
(7)サラサーテ:サパテアード
ジノ・フランチェスカッティ(Vn)
エウジェニオ・バニョーリ(P)
輝かしいフランチェスカッティのヴァイオリンが堪能出来る1枚で、御当地で大
変有名な演奏会の完全CD化。バニョーリは作曲家カゼッラの弟子の知性派ピア
ニスト。こちらも音質良好!

ORFEOR 775081 \2080
デジタル
(1)J.S.バッハ:イギリス組曲第3番
(2)ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番「熱情」
(3)シューマン:交響的練習曲Op.13
(4)シューマン:交響的練習曲より除かれた5つの変奏曲
(5)J.S.バッハ:パルティータBWV825よりジーグ
ルドルフ・ブッフビンダー(P)
実に誠実で味わいとテクニックもあり、押しも押されぬ巨匠となったブッフビ
ンダー教授の最新録音ともいえる逸品の1枚。録音もえらく優秀。近年の教授の
充実ぶりを認識せしめた名ライヴで、しみじみ聴き惚れました。まさに誠実は
力なり!と申せましょう。





<ambroisie>
=naive
AM 151 \2500
デジタル
パンクラス・ロワイエ(1705-1755):クラヴサン曲集第1巻(1746)
クリストフ・ルセ(チェンバロ)
使用楽器:ジャン・クロード・グジョン、J.ヨアヒムスヴァネン(1784年製)
録音:2007年パリ
ルセの名を高らしめたロワイエの待望の新録音。実に美しい響きで収録されて
おり、いつまでも聴きたくなります。なお収録にあたってのモニタースピーカ
ーは今までの録音で多く使われたB&Wでなく、ソナスファベールで音を決めまし
た。また、ロワイエはF.クープランと並ぶフランスチェンバロ音楽の巨匠でペ
ルゴレージの「スターバトマーテル」をフランスに広めた実力者。つかみのあ
る音楽が大変うけておりましたのでどれを聴いても名曲!ロワイエのうれしい
一枚。





<Zig-Zag Territoires>
ZZT 080803 \2480
ヴィヴァルディ:
協奏曲集『四季』 op.8-1-4
ヴァイオリン協奏曲 RV.578a
ヴァイオリン協奏曲 RV.372
ヴァイオリン協奏曲 RV.390
グリ・インコグニティ
アマンディーヌ・ベイエ(バロック・ヴァイオリン、指揮)
録音:2008年1月14-18日レ・グリース・アルマンド(パリ)
フランスの女流バロック・ヴァイオリニスト、アマンディーヌ・ベイエが遂に
「四季」を録音。ヴィヴァルディの代名詞でもある有名人気曲「四季」は、そ
れぞれの楽章にソネットが付いており、鳥、犬の声、雷鳴、などの具体的描写
を取り込み、多くの聴き手の心を掴む楽曲です。それだけに数多くの名演奏、
名録音を残しているこの作品を、ベイエはどうアプローチしているのか興味を
そそられます。 
個性を強調するだけの過激な解釈だけではなく、計算された意外性と多様性を
見事に表現。随所にちりばめられたベイエ流のエッセンスが心地よい刺激とな
っています。この名曲にスマートに切れ込む明晰さとテクニックを兼ね備えた
好演がまた一つ生まれました。




<naive>
V 5149 \2180
モーツァルト:
(1)ピアノ協奏曲第5番ニ長調 K.175
(2)同第6番変ロ長調 K.238
(3)同第8番ハ長調 K.246「リュッツォウ」
デーヴィッド・グレイルザンマー(Pfと指揮)、
スエダマ・アンサンブル
naiveレーベルから一風変ったデビュー・アルバムをリリースし、今年行なった
来日公演で強い印象を与えたイスラエルの若手個性派グレイルザンマー。かつ
てヴァンガード・レーベルから発売されていた彼の弾き振りによるモーツァル
トの初期協奏曲集がnaiveから再リリースされます。カデンツァも自作というの
も聴きもの。スエダマ・アンサンブルはジュリアード音楽院とニューイングラ
ンド音楽院より選りすぐられた先鋭で構成された名人集団。Suedamaとは
Amadeusを逆から読んだもので、グレイルザンマーらしいオタク性たっぷり。
しかし音楽はごく正統派で、曖昧なところの全くない清潔な名演です。




<haenssler>
98 526 \2180
ハイドン:交響曲集
(1)第57番ニ長調Hob.I-57
(2)第59番イ長調Hob.I-59「火事」
(3)第65番イ長調Hob.I-65
トーマス・ファイ(指)ハイデルベルク交響楽団
録音:(1)2008年3月15、16日ハイデルベルク、プファッフェングルント、
ゲゼルシャフトハウス(2)2008年1月16、17日バート・ドュルクハイム、
ナトゥールホルン・アカデミー
いまだかつてない過激ぶりが評判のハイドン・シリーズ第11集は、有名な「火
事」ほか疾風怒涛期の2曲を中心に、いわばファイの持ち味が際立つ内容となっ
ています。
両端楽章の燃え盛るような性格がニックネームの由来と言われる「火事」。強
弱の交替や唐突な全休符などが強烈なプレストに、一目散に突っ切るフィナー
レ。対照的にたとえば第2楽章は憂愁を帯びた短調で開始され、どこまでも繊細。
途中、意表を突く音を割ったホルンの扱いも効果的です。
冒頭の3つの打撃和音が特徴的な第65番も中間2楽章、ヴァイオリンの紡ぐやわ
らかな主題とオーボエとホルンからなるファンファーレ動機が交替するアンダ
ンテと、リズムがへんてこな聴感を与えるメヌエットとが躍動的な性格の両端
楽章とのあいだに絶妙なコントラストを生んでいます。
ほかに前作(98.522)と共通して、疾風怒涛期とパリ・セットのあいだに成立し
た第57番を収録。聴衆へのサービス精神満点のつくりが伝わってくる楽しい作
品です。

98 240 \2180
エネスコ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集 Vol.2
(1)ヴァイオリンソナタ第1番ニ長調 Op.2
(2)同第3番イ短調 Op.25「ルーマニア民俗風に」
(3)バラード(1895)
(4)協奏的即興曲(1903)
(5)アンダンテ・マリンコニーコ(1951)
(6)タランテラ(1895)
(7)ホラ・ウニレイ(1917)
レムス・アゾイテイ(Vn) エドゥアルド・スタン(Pf)
自身が大ヴァイオリニストだったエネスコは、この楽器のために効果的で美し
い作品を残していますが、好んで演奏されるものは少なく、網羅的に収めたCD
もあまりありません。当シリーズはエネスコと同郷のルーマニア人アゾイテイ
とスタンによる全集という大歓迎企画。ジュリアードでドロシー・デレイに学
んだアゾイテイは1699年製ストラディヴァリウスの美音とルーマニアの民俗的
要素の巧みな表現で、これさえ持っていれば十分な質の全集を創りあげています。

98 528 \2180
「ミカラ・ペトリのクリスマス」
(1)A.P.Berggren : Welcome To Lord's New Year
(2)J.S.Bach / Ch. Gounod : Ave Maria
(3)M.Praetorius : Lo, How A Rose E'er Blooming
(4)C.F.Weyse : Christmas Has Brought A Blessed Message
(5)E.Hornemann : Such A Busy Thronging All Around
(6)M.Reger : Mary's Cradle Song
(7)Vorreformatorische Weise:Let The Clouds Sweetly Resound
(8)J.S.Bach : Jesu, Joy Of A Man's Desiring
(9)E.Harder : Ready Stands The Christmas Tree
(10)J.S.Bach : Sleepers, Wake
(11)Deutsche Melodie : Fairest Lord Jesus
(12)A.Vivaldi : Largo(From "The Four Seasons-Winter")
(13)F.Gruber : Silent Night
(14)F.Schubert : Ave Maria
(15)C.Nielsen : Strange It Is To Speak Of
(16)G.H.Haendel : Pastorale(From "The Messiah")
(17)C.Balle : The Bells Ring Out For Christmas Tide
(18)A.P.Berggren : Be Welcome Again, God's Angels Small
(19)J.S.Bach : Beside Thy Cradle Here I Stand
(20)H.Rung : Ring Out, Ye Bells
ミカラ・ペトリ(Bfl)
DRデンマーク・ラジオ・シンフォニエッタ
かねて才色兼備のリコーダー奏者ペトリがすてきなクリスマス・アルバムをつ
くりました。過去に合唱を伴うクリスマス・アルバムを出していますが、これ
は完全なる新作。J.S.バッハ(グノー編)やシューベルトの「アヴェ・マリア」
にグルーバーの「きよしこの夜」などなど、どれも欠かせないナンバーばかり
を全部で20曲。小鳥のさえずりのようにかわいらしい息吹でほんわりとした気
持ちにさせてくれます。大切な方への贈りものにも喜ばれるでしょう。

98 523 \2180
「王のための音楽-バロック期のフランスのリュート音楽」
(1)ジャック・ガロ(?-1690):組曲嬰ヘ短調
(2)ロベール・ド・ヴィゼ(1660-1732):組曲ト長調
(3)シャルル・ムトン(1617-1699頃):組曲イ短調
(4)フランソワ・クープラン(1668-1733):
「森の妖精」(クラヴサン曲集第1巻、第1組曲より)
(5)エヌモン・ゴティエ(“老ゴティエ”):組曲ニ短調
ヨアヒム・ヘルト(2004年ロンドン、クラウス・T・ヤコブセン製作11弦バロッ
ク・リュート & 1984年ロンドン、クラウス・T・ヤコブセン製作テオルボ)
録音:2008年2月25-27日ファーレンドルフ、救世主教会
バロック時代、特にルイ14世期のフランスは、リュート音楽においてもヨーロ
ッパの中心を占めていました。演奏技術や調弦の面において著しい発達を遂げ
たこの時期、演奏は「表情豊かな」ものに発展して行ったと言われています。
また、クラヴサン作曲家に影響を与えた側面もあったので、この録音ではF.ク
ープランの曲を取り上げています。
ヨアヒム・ヘルトは1963年生まれ。バーゼル・スコラカントルムでドンボワや
ホプキンソン・スミスに師事し、広く活躍する中堅の演奏者。彼の深く味わい
深い音は、これら「表情豊かな」作品に非常にマッチしています。




<MEDICI ARTS>
~EUROARTS
20 72248(DVD-Video) \2900
字幕:英・仏・西
「ズービン・メータ&ロサンジェルス・フィルハーモニック」
(1)モーツァルト:ファゴット協奏曲変ロ長調KV.191
(2)バルトーク:管弦楽のための協奏曲
(3)ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」Op.92
(4)同:交響曲第8番ト長調Op.88
(5)同:スラヴ舞曲ト短調Op.46-8
ズービン・メータ(指)ロサンジェルス・フィルハーモニック
収録:1977年1月10-13日ロサンジェルス、
ドロシー・チャンドラー・パヴィリオン、ミュージック・センター(ライヴ)
[映像制作:ユニテル・クラシカ]
当時、異例の若さでロサンジェルス・フィルの音楽監督(1962-1978)に抜擢され
たズービン・メータ。Deccaと専属契約したかれはダイナミックな指揮ぶりで手
兵とともに、ストラヴィンスキーやホルストなどいまも誉れ高いアルバムをつ
ぎつぎと発表し、一躍その名を世界に轟かせることになります。このライヴ映
像集では、スタジオ盤でも知られるバルトーク、ドヴォ8を筆頭に、その白熱ぶ
り、切れ味とも最高のパフォーマンスをみせてくれます。この頃のメータの音
楽運びは迷いのない思い切りのよさがなによりの魅力で、痛快でさえあります。
ロス・フィルとともにスターダムに駆け上がり、その黄金時代を築いたメータ
がもっとも輝いていた時期のかけがえのない記録といえるでしょう。



<風樂>
MOOM 7001 \2800
バルトーク:
スロヴァキア舞曲 1925年
ルーマニア民俗舞曲 Sz56 1915年
Andante 1916年  
組曲 Op.14 Sz62 1916年
≪3つのピアノ曲≫Op.21 Sz6 DD53より 第1番、第2番 1898年 ★
スケルツォ(またはファンタジー)ロ長調 Op.18 DD50 1897年   
≪3つのピアノ曲≫Op.13 DD45より 第1番 1897年 ★
アレグロ・バルバロSz49 1911年
ソナチネSz55 1915年
小品 1905-07?年 ★
豚飼いの踊り Sz42 1908-1909年
舞踊組曲 Sz77 1925年
三輪 郁(Pf)
国内でミクロコスモスを除いて、ここ数年新譜が出ることのなかった、バルト
ークのピアノ作品集。世界初録音(曲目一覧★印参照)が、特に注目される。
バルトークと言えば、「ルーマニア民俗舞曲」など馴染みの作品もあるものの、
現代的な響きが先入観としてあって、必ずしも親しまれてはいない。しかし、
今回収録されたバルトーク16歳-17歳の時に作曲した「初期作品」は、驚くほど
ロマンチックで美しく、バルトクークに詳しい人もさぞ驚くことであろう。ま
た、「豚飼いの踊り」は子供のために書かれた小曲で、コミカルなリズムが楽
しい。
こうした選曲のもと、子供から大人まで、バルトークに詳しい人から聴いたこ
とのない人まで、広く多くの人たちに聴いて欲しいとの目的で、このアルバム
は制作された。
ピアニスト・三輪郁はウィーン古典派の旗手として大変に評価の高い評価を得
ている。特にウィーン時代のモーツァルト作品に焦点を当てた「4254日の奇蹟
-ウィーンのモーツァルト」を、2003年から2006年モーツァルト・イヤーまで
に5回公演を行ない、ウィーン仕込みの音楽性と独自のプログラミングが高い
評価を得た。また室内楽の分野では、ウィーン・フィルの首席奏者をメンバー
とする「ウィーン・ゾリステン・トリオ」、ライナー・ホーネック(ウィーン
・フィル/コンサートマスター)、フォルクハルト・シュトイデ(ウィーン・
フィル/コンサートマスター)、ラデク・バボラク(バンベルク響首席ホルン奏
者)等の日本公演のピアニストも務める。
2006年にテレビ放映されたドラマ「のだめカンタービレ」(フジテレビ)ほか、
「のだめ」関連のピアノの音楽監修に携わっている。
これまで、豊嶋泰嗣(ヴァイオリン)、山本浩一郎(トロンボーン)、広田智之
(オーボエ)らの名奏者とのCD録音をおこなっているものの、三輪郁単独での
CDの発売はなかった。
今後、「三輪郁レーベル」として、三輪の得意とするモーツアルト、シューベ
ルトなどの曲目を継続して録音する予定である。




<GENUIN>
GEN88123 2枚組(1枚価格) \1980
ブラームス:
3つの間奏曲Op.117/ピアノの小品Op.118/ピアノの小品Op.119/
2つのラプソディOp.79
ヨルク・クローネンベルク(Pf)
録音:2008年1―2月
クローネンベルクは1973年ドイツ生まれ。ルチアーノ・ベリオに作曲を師事し、
作曲家としても活動している。レパートリーはバッハからK.A.ハルトマン、ス
トラヴィンスキーと幅広い。そうした経歴から、このCDはさぞ斬新な解釈のブ
ラームスが聴けるのかと思いきや、意外にも大変落ち着いた無駄のない、大人
の音楽である。大器の予感がする期待のピアニスト。

GEN88127 2枚組 \3960
「ブラームス:クラリネットのための作品全集」
クラリネット五重奏曲 ロ短調Op.115
クラリネット三重奏曲 イ短調Op.114
クラリネット・ソナタ ヘ短調Op.120-No.1
クラリネット・ソナタ 変ホ長調Op.120-No.2
フランソワ・ベンダ(Cl)、
ベンダ音楽一座:
【ロラ・ベンダ(Vn)、ナンシー・ベンダ(Vn)、モニカ・ベンダ(Va)、
クリスティアン・ベンダ(Vc)、セバスティアン・ベンダ(Pf)】
録音:1988年(CD1)/1990年(CD2)
総代であるピアニストのセバスティアン・ベンダはチェコの名門音楽家ベンダ
・ファミリーの血をひき、生前はオネゲル、カゼルラ、マルタンらとも交流が
あった。彼の家族も皆優れた音楽家となった。クラリネットのフランソワはブ
ラジル生まれ、1988年にソロ・デビュー。このCDは、その頃の若々しい録音で
ある。

GEN88131 \1980
「ドメニコ・スカルラッティ:16のソナタ集」
K.1、2、3、208、209、212、213、214、146、532、533、462、463、28、29、30
松岡友子(チェンバロ)
録音:2008年5月,ヌシャテル、スイス
松岡友子は千葉県出身でチェンバロを曽根麻矢子、副嶋恭子の両氏に師事。そ
の後、イタリアに留学。チェンバロをE.ファディーニ氏に、オルガンをE.ベッ
ロッティ氏に師事、数々の賞を受賞、コンサートに出演。2007年8月、第44回
ブルージュ国際古楽コンクール・チェンバロ部門で第3位入賞。現在、イタリア
を拠点にソリスト、通奏低音奏者として活躍。ミラノ在住。今後の活躍が大い
に期待されている。
※アントレ誌9月号に松岡友子のインタビューが掲載されました。




<AULOS>
AUL66155 \2180
「ノルディック・ミュージック」
カール・ブッシュ(1862-1943):エレジー
マックス・ブルッフ(1838-1920):スウェーデン民謡によるセレナード
ダグ・イヴァル・ヴィレン(1905-1986):セレナード
カール・ニールセン(1865-1931):パラフレーズ
ラルク=エリック・ラーション(1908-1986):小さなセレナード
セバスティアン・テヴィンケル指揮
プフォルツハイム南西ドイツ室内管弦楽団
録音:2003-2006年
19世紀末から20世紀半ばまで活躍した北欧の作曲家たちとブルッフの北欧を題
材にした弦楽オーケストラのための作品集。いずれも北国抒情満点の美しい音
の細密画。

AUL66156 2枚組 \4360
タピオ・トゥオメラ(1958b):歌劇《母と娘たち》
-カレヴァラをモティーフとしたレミンカイネンの物語
ヨン・ストルゴー指揮
フィンランド国立歌劇場管弦楽団、他ソリスト
録音:2002年
タピオ・トゥオメラは1958年フィンランド生まれの作曲家で指揮者としても国
際的に活動している。作曲家としてはシベリウスの伝統を受け継ぎ、フィンラ
ンドの自然、歴史、神話に基づいた作品を多数発表、その功績により、フィン
ランドのカレヴァラ協会賞を受賞している。詩人パーヴォ・ハーヴィッコとの
共同作業によるカレヴァラをモティーフにしたフィンランド現代オペラの傑作。

AUL66158 \2180
「ニクラス・エッピンガー/無伴奏チェロ作品集」
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ,無伴奏チェロのための奇想曲
リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ
ミクロス・ローザ:トッカータ・カプリチオーサ
ニクラス・エッピンガー(Vc)
録音:2006年
近現代ハンガリーの作曲家による無伴奏チェロ作品集。ローザは映画「ベン・
ハー」の音楽で知られるが、もともとはハンガリー出身。エッピンガーはゲリ
ンガス、ジークフリート・パルムらに師事、現在ミュンヘン・フィルの首席チェ
リストを務める。伸びやかな音がヨーヨー・マを思わせる期待の若手である。




<RCD>
RCD16036 \1850
“ロシアン・ピアノ・スクール・シリーズ”
「ロシアの偉大なピアニストたちによるシューマン:歴史的名演集」
(1)クライスレリアーナOp.16
(2)パピヨンOp..2
(3)幻想小品集Op.12
(1)ゲンリヒ・ネイガウス(1951年録音)
(2)ウラディミール・ソフロニツキー
(1952年録音)
(3)マリア・ユーディナ(1952年録音)
久々の発売となる「ロシアン・ピアノ・スクール・シリーズ」ですが、ユーディ
ナ以外は当レーベルの既出盤からのコンピレーションものです。ロシアの伝説
的3大ピアニストによるシューマン。ネイガウスの驚異のテンポ設定など聴き所
満載。

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08-08 No.20

2008年08月26日 12時40分22秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
CZSW-2175002 16枚組 \11500(予定)
コレクターズ・エディション/20世紀の傑作たち(限定盤)
CD1
1901年
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
アントニオ・パッパーノ指揮 2005年6月録音
1905年
ドビュッシー:海
フィルハーモニア管弦楽団、
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 1962年4月録音
1907年
ディーリアス:ブリッグの定期市(イギリス狂詩曲)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、トマス・ビーチャム指揮 
1956年10月、1957年4月録音
CD2
1908-09年
マーラー:大地の歌-告別
クリスタ・ルードヴィッヒ(メゾ・ソプラノ)
フィルハーモニアO、オットー・クレンペラー指揮 1964年2月録音
1909年
シェーンベルク:管弦楽のための5つの小品Op.16(オリジナル版)
バーミンガム市交響楽団、
サイモン・ラトル指揮 1987年12月、1988年4月録音
1909-10年
ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品Op.6(改訂版)
バーミンガム市SO、ラトル指揮 1988年4月録音
1911-12年
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番変ニ長調Op.10
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
モントリオール交響楽団、シャルル・デュトワ指揮 1997年10月録音
CD3
1913年
ストラヴィンスキー:春の祭典(1913/1947改訂版)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、チャールズ・マッケラス指揮 
1987年8月、9月録音
1914年
ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり
サラ・チャン(ヴァイオリン)
ロンドン・フィルハーモニーO、
ベルナルド・ハイティンク指揮 1994年12月録音
1915年
シベリウス:交響曲第5番変ホ長調Op.82
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、パーヴォ・ベルグルンド指揮
1986年12月録音
CD4
1916年
ファリャ:スペインの庭の夜
ゴンサロ・ソリアーノ(ピアノ)
パリ音楽院管弦楽団、
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮 1963年1月録音
1918年
ホルスト:惑星Op.32
ロンドン・フィルハーモニーO、ジョフリー・ミッチェル合唱団
エイドリアン・ボールト指揮 1978年5月、6月、7月録音
CD5
1918-19年
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.85
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ロンドン交響楽団、ジョン・バルビローリ指揮 1965年8月録音
1921-22年
ニールセン:交響曲第5番Op.50(FS97)
デンマーク・ラジオ交響楽団、
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮 1973年12月録音
1923年
オネゲル:交響的運動第1番-パシフィック231
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、
マリス・ヤンソンス指揮 1993年11月、12月録音
CD6
1923年
ミヨー:世界の創造Op.81a
フランス国立管弦楽団、レナード・バーンスタイン指揮 1976年11月録音
1923-24年
レスピーギ:ローマの松
ロンドンSO、ランベルト・ガルデッリ指揮 1976年4月録音
1924年
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
(オーケストレーション:グローフェ)
ロンドンSO、アンドレ・プレヴィン指揮 1971年6月録音
1926年
ヤナーチェク:シンフォニエッタ(管弦楽のための)
プロ・アルテ管弦楽団、チャールズ・マッケラス指揮 1959年7月録音
CD7
1928年
ラヴェル:ボレロ
ベルリン・フィルハーモニーO、
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 1977年1月録音
1933-34年
ヒンデミット:交響曲-画家マチス
フィラデルフィア管弦楽団、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮 
1994年4月、5月録音
1935年
ベルク:ヴァイオリン協奏曲
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
シュトゥットガルト・ラジオ交響楽団、ジャンルイジ・ジェルメッティ指揮 
1990年9月録音
CD8
1937年
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調Op.47
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ヤンソンス指揮 1997年1月録音
1938年
プーランク:オルガン、ティンパニ、弦楽合奏のための協奏曲ト短調
ジリアン・ウェイアー(オルガン)
シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア、
リチャード・ヒコックス指揮 1988年2月録音
CD9
1937年
オルフ:カルミナ・ブラーナ
ルチア・ポップ(ソプラノ)、ゲルハルト・ウンガー(テナー)
ライモント・ヴォランスキー(バリトン)、ジョン・ノーブル
ワンズワース・スクール少年合唱団、
ニュー・フィルハーモニア合唱団、管弦楽団
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮 1965年6月録音
1938年
バーバー:弦楽のためのアダージョOp.11
ロンドンSO、マイケル・ティルソン・トーマス指揮 1994年5月録音
CD10
1939年
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
アンヘル・ロメロ(ギター)
ロンドンSO、プレヴィン指揮 1977年3月録音
1940年
ブリテン:シンフォニア・ダ・レクイエムOp.20
バーミンガム市SO、ラトル指揮 1984年5月録音
1942年
コープランド:市民のためのファンファーレ
メキシコ市フィルハーモニア管弦楽団、
エンリケ・バティス指揮 1985年3月録音
1944年
ハチャトゥリアン:仮面舞踏会
フィルハーモニアO,エフレム・クルツ指揮 1961年4月録音
1945年
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番Sz119
アルゲリッチ(ピアノ)
モントリオールSO、デュトワ指揮 1997年10月録音
CD11
1950年
シュトラウス:4つの最後の歌
ニーナ・シュテンメ(ソプラノ)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団、パッパーノ指揮 2006年9月録音
1953年
ティペット:二重弦楽合奏のための協奏曲
モスクワ室内管弦楽団、バース・フェスティヴァル管弦楽団
ルドルフ・バルシャイ指揮 1962年7月録音
1954年
ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲
ポーランド・ラジオ国立交響楽団、
ヴィトルド・ルトスワフスキ指揮 1976年5月録音
CD12
1956年
ウォルトン:チェロ協奏曲
リン・ハレル(チェロ)
バーミンガム市SO、ラトル指揮 1991年12月録音
1958年
ブーレーズ:水の太陽
ジョセフィン・ネンディック(ソプラノ)、バリー・マクダニエル(バリトン)
ルイス・デヴォス(テナー)、BBC合唱団、交響楽団、
ピエール・ブーレーズ指揮
1964年3月録音
1960年
ペンデレツキ:広島の犠牲者に捧げる哀歌
ポーランド・ラジオ国立交響楽団、
クシシトフ・ペンデレツキ指揮 1975年2月録音
1961年
バーンスタイン:「ウェスト・サイド・ストーリー」からの交響的舞曲
バーミンガム市SO、パーヴォ・ヤルヴィ指揮 1997年6月録音
CD13
1964年
メシアン:われら死者の復活を待ち望む
パリ管弦楽団、セルジュ・ボド指揮 1968年3月録音
1965年
バートウィッスル:悲劇
メロス・アンサンブル、ローレンス・フォスター指揮 1967年4月録音
1970年
デュティユー:チェロ協奏曲
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
パリO、ボド指揮 1974年11月録音
CD14
1976年
ゴレツキ:交響曲第3番「嘆きの歌の交響曲」
ゾフィア・キラノヴィツ(ソプラノ)
クラコフ交響楽団、ヤツェク・カスプチェク指揮 1993年9月録音
1979年
ヘンツェ:舟歌
バーミンガム市SO、ラトル指揮 1992年5月録音
CD15
1978年
ペルト:鏡の中の鏡
タスミン・リトル(ヴァイオリン)、
オリヴァー・ナッセン(ピアノ) 1993年9月録音
1982年
武満:Water-ways 
ロンドン・シンフォニエッタ、ナッセン指揮 1990年2月ー3月録音
1985年
アダムズ:The Chairman Dances-Foxtrot for Orchestra
バーミンガム市SO,ラトル指揮 1993年7月録音
1988年
タヴァナー:奇跡のヴェール
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
ロンドンSO、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮 1991年5月録音
CD16
1991年
ランドフスキ:アダージョ・カンタービレ(弦楽合奏のための)
パリ管弦楽団アンサンブル、マルセル・ランドフスキ指揮 
1996年1月、5月、6月録音
1992-93年
ターネジ:Drowned Out for large orchestra
バーミンガム市SO,ラトル指揮 1994年3月録音
1994年
シュニトケ:ミニュエット
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)、ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)、
ロストロポーヴィチ(チェロ) 1995年2月録音
1995年
モウ:Dances Scenes
フィルハーモニアO、ハーディング指揮 1995年10月録音
1997年
アデス:アサイラ
バーミンガム市SO、ラトル指揮 1998年8月録音
20世紀に生まれた現代作品から各作曲家の代表的作品を年代順に配列した作品集
さまざまなテクノロジーの変化につれてロシア・ロマン派、フランス印象派、
イギリス田園主義、無調、新古典派、ポスト・モダンなど様々な音楽が生み出
された20世紀を地域的にもジャンル的にも網羅する新鮮なコンセプトのアンソ
ロジー。クラムシェル・ボックス 各CD紙ケース入り 40Pブックレット


CZSW-2174662 14枚組 \12500(予定)
オリヴィエ・メシアン1908-1992/生誕100周年
トリビュート・ボックス(限定盤)
CD1
トゥランガリーラ交響曲
ジャンヌ・ロリオ(オンド・マルトゥノ)、ミシェル・ベロフ(ピアノ)
ロンドン交響楽団、アンドレ・プレヴィン指揮 1977年7月録音
CD2
忘れられた捧げ物
パリ管弦楽団、セルジュ・ボド指揮 1968年3月録音
クロノクロミー
BBC交響楽団、アンタル・ドラティ指揮 1964年9月、10月録音
CD3
かなたの閃光
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、サイモン・ラトル指揮 2004年6月録音
CD4
世の終わりのための四重奏曲
イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ)、クリストファー・ポッペン(ヴァイオリン)
マヌエル・フィッシャー=ディースカウ(チェロ)、ヴォルフガング・マイヤー
(クラリネット) 
主題と変奏
クリストファー・ポッペン(ヴァイオリン)、イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ)
以上 1990年11月録音
黒つぐみ
エマニュエル・パユ(フルート) 1997年2月録音
CD5-1
前奏曲集
CD5-2&CD6
幼な子イエスにそそぐ20の眼差し
以上 ミシェル・ベロフ(ピアノ) 
1978年3月、5月(前奏曲集)、1969年9月、10月(眼差し)録音
CD7
アーメンの幻想
アレクサンダー・ラビノヴィチ、マルタ・アルゲリッチ(以上ピアノ) 
1989年12月録音
4つのリズムの練習曲
ベロフ(ピアノ) 1978年3月、5月録音
カンテヨジャーヤー
ジョン・オグドン(ピアノ) 1972年7月録音
CD8
天上の宴
二枚折り絵
永遠の教会の出現
キリストの昇天
CD9
主の降臨
以上 オリヴィエ・メシアン(オルガン) 1956年6月録音(新リマスター)
主の降臨-第9曲神はわれらのうちに
聖体秘跡の書-第16曲Priere apres la Communion
以上 ナジ・ハキム(オルガン) 1997年3月録音
CD10
栄光の御体
CD11
精霊降臨祭のミサ
オルガンの書
以上 メシアン(オルガン) 1956年6月(CD10)、7月(CD11)録音(新リマスター)
CD12
数の死
アン・マレイ(ソプラノ)、フィリップ・ラングリッジ(テナー)
アンドルー・ワトキンソン(ヴァイオリン)、ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)
1990年2月録音
3つの歌
ミのための詩
天と地の歌
CD13
ハラウィ
以上 ミシェル・コマン(ソプラノ)、マリー=マドレーヌ・プティ(ピアノ)
1977年12月録音
CD14
神の降臨のための3つの小典礼
5つのルシャン
おお聖餐
以上 ロルフ・ヒンド(ピアノ)、シンシア・ミラー(オンド・マルトゥノ)
ロンドン・シンフォニエッタ、合唱団、テリー・エドワーズ指揮 
1908年12月10日アヴィニョン生まれのメシアンのアンソロジー。
深いカソリシズムへの傾倒と鳥への愛情から個性的な響きを生み出したメシア
ン作品。オルガン作品には自演録音を新リマスターして収録。
クラムシェル 各CD紙ケース入り32Pブックレット





<Guild Historical>
GHCD 2345/46 2枚組 \2700
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー-レコーディングス1933-1950 ――
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱》
(録音:1942年3月、ベルリン/ライヴ)*
《レオノーレ》序曲第3番のリハーサル
(録音:1948年11月12日、ストックホルム)+
《レオノーレ》序曲第3番
(録音:1950年7月13日、アムステルダム/ライヴ)++
《エグモント》序曲
(録音:1933年、ベルリン)
序曲《コリオラン》Op.62
(録音:1943年6月30日、ベルリン/ライヴ)
ヘンデル:合奏協奏曲第11番イ長調Op.6-11
(録音:1950年4月23日、ブエノスアイレス/ライヴ)**
シューベルト:ロザムンデの付随音楽
(録音:1950年5月5日、ブエノスアイレス/ライヴ)**
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
ティラ・ブリーム(ソプラノ)*、エリーザベト・ヘンゲン(アルト)*、
ペーター・アンデルス(テノール)*、ルドルフ・ヴァツケ(バス)*、
ブルーノ・キッテル合唱団*、ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団+、
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団++、コロン劇場管弦楽団**
歴史的録音の素晴らしい復刻を送り出してきた「ギルド・ヒストリカル」から
なんと"フルトヴェングラー"、"トスカーニーニ"、"ブッシュ"の『第九』3タイ
トルが一挙に登場!
20世紀を代表する3人の巨匠たちの『第九』に共通しているのは、ベートーヴェ
ンの「交響曲第9番」と「レオノーレ序曲第3番」のカップリング。「ギルド・
ヒストリカル」を支える名エンジニア、ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マ
スタリング)のリマスターが実現させる音質向上も見逃せない。
「ギルド・ヒストリカル」初登場となるフルトヴェングラーの音源はベルリン
・フィルを振った1942年3月の『第九』。戦時中のライヴ録音となる1942年3月
の『第九』は、数あるフルトヴェングラーの『第九』の中でも1951年のバイロ
イトなどと並ぶ最高峰の演奏に数えられる名盤として名高いもの。
またディスクIIにはコロン劇場管弦楽団を指揮するため渡ったブエノスアイレ
スでの1950年ライヴ、ストックホルムでの「レオノーレ序曲第3番」のリハーサ
ルなどが新たなリマスターで収められるなど、カップリングの充実にも余念が
ない。フルトヴェングラー・ファン要注目です!
※リマスター:ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マスタリング)。

GHCD 2344 \1350
アルトゥーロ・トスカニーニ-レコーディングス1936-1941 ――
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱》
(録音:1941年7月24日、ブエノスアイレス・コロン劇場/ライヴ)
《レオノーレ》序曲第3番ハ長調Op.72a
(録音:1936年4月26日、ニューヨーク/ライヴ)*
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)、
コロン劇場管弦楽団&合唱団、
ユディト・ヘドヴィヒ(ソプラノ)、リディヤ・キンダーマン(アルト)、
ルネ・メゾン(テノール)、アレクサンダー・キプニス(バス)、
ニューヨーク・フィル ハーモニック*
これまでもトスカニーニの録音を積極的にリリースしてきたギルド・ヒストリ
カルが今回の復刻に選んだ『第九』は手兵NBC響との演奏ではなく、トスカニー
ニの『第九』の中で最も熱く激しい演奏と言われているコロン劇場管弦楽団&
合唱団との1941年ブエノスアイレス・ライヴ!
凄まじいテンションで突き進むコロン劇場でのトスカニーニの『第九』は数え
るほどしかCD化されていないだけに、定評あるピーター・レイノルズのリマス
ターが施されたギルド・ヒストリカル盤の登場は話題必至!
※リマスター:ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マスタリング)。

GHCD 2343 \1350
フリッツ・ブッシュ-レコーディングス1949-1950 ――
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱》(録音:1950年9月7日)
《レオノーレ》序曲第3番ハ長調Op.72a(録音:1949年10月24日)
フリッツ・ブッシュ(指揮)、
デンマーク放送交響楽団&合唱団、
シェシュティン・リンドベリ=トルリンド(ソプラノ)、
エリセ・イェーナ(メゾ・ソプラノ)、エリク・ショーベリ(テノール)、
ホルガー ビルディン(バス)
"フルトヴェングラー"、"トスカニーニ"の『第九』と並び立つドイツの名匠フ
リッツ・ブッシュの『第九』は、「ハイドン&モーツァルトの作品集」
(GHCD 2339)と同じくデンマーク放送響とのコンビによる演奏。
デンマーク放送響はナチスから逃れるために祖国ドイツを離れたブッシュが
1937年からこの世を去る1951年まで首席指揮者を務めたオーケストラであり、
『第九』はブッシュの死の約1年前に収録された最晩年の演奏となる。またブッ
シュの遺した録音は少なく、このベートーヴェンの音源も非常に貴重。
ジャケットのインパクトもかなり凄い!
※リマスター:ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マスタリング)。

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