<EMI CLASSICS>
CDS-5012282 \1980
マーラー:交響曲第9番
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル指揮
87年からスタートしたEMIへのラトルのマーラー交響曲全曲録音企画は2002年の
ベルリン・フィルの音楽監督就任のお披露目の定期公演での第5番の録音で完
成しました。そのシリーズではウィーン・フィルとの録音で第9番が録音され
ましたが、5年後の07/08年シーズンの開幕プログラムでとりあげたのがマーラ
ーの第9番です。その機会に収録されラトルとしては2度目の録音となります。
ウィーン・フィルとベルリン・フィルという最高峰のオケを指揮して録音を完
成させたラトルの最高峰の指揮者としての存在感をしめす録音です。勿論演奏
は強力な全奏、ソリスティックな名人わざをベルリン・フィルから引き出し作
品の魅力をすみずみまで伝える新録音です。
<molto fine>
MF 25001 \2800
「めぐる時、めぐる思い‐Ein Tag」
収録曲
1 G.マーラー:春の朝
2 R.シュトラウス:お父さんは言いました
3 H.プフィッツナー:だから春の空はこんなに青いの?
4 ヴォルフ:つれない娘
5 H.ヴォルフ:心とけた娘
6 A.ベルク:葦の歌
7 シェーンベルク:期待
8 A.ベルク: 夜
9 J.マルクス:森の幸せ
10 R.シュトラウス:セレナーデ
11 A.ベルク:夜うぐいす
12 E.H.グリーグ:あなたを愛す
13 E.H.グリーグ: 夢 Op.48-6
14 H.ヴォルフ:捨てられた女中
15 H.ヴォルフ:明け方に
16 H.ヴォルフ:水の精ビンセフース
松下悦子(S)、土居知子(Pf)
録音:2007年8月9日~10日/群馬・笠懸野文化ホール・パル
N&Fの新レーベル、molto fine(モルト・フィーネ)の第4弾は、関西を中心と
して活躍するソプラノの松下悦子のデビューCD。牧師を父として京都に生まれ、
8歳のときふとラジオから聞こえた「マタイ受難曲」の合唱に心をぎゅっとつ
かまれ、なぜかレコードではなく楽譜を買いに走ったという。
後年ドイツに留学し、A.オジェーに師事する機会にめぐまれ、H.リリングのも
とでは、オラトリオやカンタータの演奏と録音に数多く参加するという貴重な
経験をしました。このCDは、とどめることができない「時の流れ」をテーマに
しています。マーラーの「春の朝」にはじまり、ベルクの「夜」、グリーグの
「夢」など16曲が選曲され、「朝から昼、夕方、夜、そしてまた巡り来る朝、
という1日の流れ」を描いています。CDを聴いていると、鮮やかなイメージが
次々と目の前に現れては消え、時が流れていく。松下自身の手になる訳詞から
も、彼女が見ているイメージを垣間見るようで、ここに至るまでの彼女が辿っ
てきた「めぐる時、めぐる思い」を実感することができます。
松下 悦子 Estuko Matsushita/ソプラノ
同志社女子大学音楽学科声楽専攻を卒業後、ドイツ・カールスルーエ音楽大学
大学院声楽学科修了。在独中は、故アーリーン・オジェー、ジェーン・メンゲ
ドートに師事し、ヘルムート・リリンクのもとでオラトリオ、カンタータなど
の演奏・録音に参加した。帰国後、歌曲、オラトリオ、教会音楽を中心に幅広
く活躍。バッハ「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」、ヘンデル「メサイア」、
ハイドン「天地創造」「四季」、ブラームス「ドイツ・レクイエム」、プーラ
ンク「グローリア」、R.シュトラウス「4つの最後の歌」などは国内外でたび
たび演奏、歌曲では新ウィーン楽派やメシアンなど現代曲への取り組みが注目
されている。定期的に開いているリサイタルでは、企画性の高いプログラミン
グと歌唱力が高く評価され、大阪文化賞(1996)、音楽クリティック・クラブ奨
励賞(2000)、藤堂音楽褒賞(2002)を受賞。1991年第3回日本シューベルト協会
国際声楽コンクール第2位および聴衆賞、1992年第39回オランダ・ヘルトーゲ
ンボス国際声楽コンクール歌曲部門第3位(1位なし)およびオランダ音楽賞、
1994年第63回日本音楽コンクール声楽部門第2位および松下賞受賞。現在、同
志社女子大学准教授。関西二期会会員。日本シューベルト協会同人。
CDS-5012282 \1980
マーラー:交響曲第9番
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル指揮
87年からスタートしたEMIへのラトルのマーラー交響曲全曲録音企画は2002年の
ベルリン・フィルの音楽監督就任のお披露目の定期公演での第5番の録音で完
成しました。そのシリーズではウィーン・フィルとの録音で第9番が録音され
ましたが、5年後の07/08年シーズンの開幕プログラムでとりあげたのがマーラ
ーの第9番です。その機会に収録されラトルとしては2度目の録音となります。
ウィーン・フィルとベルリン・フィルという最高峰のオケを指揮して録音を完
成させたラトルの最高峰の指揮者としての存在感をしめす録音です。勿論演奏
は強力な全奏、ソリスティックな名人わざをベルリン・フィルから引き出し作
品の魅力をすみずみまで伝える新録音です。
<molto fine>
MF 25001 \2800
「めぐる時、めぐる思い‐Ein Tag」
収録曲
1 G.マーラー:春の朝
2 R.シュトラウス:お父さんは言いました
3 H.プフィッツナー:だから春の空はこんなに青いの?
4 ヴォルフ:つれない娘
5 H.ヴォルフ:心とけた娘
6 A.ベルク:葦の歌
7 シェーンベルク:期待
8 A.ベルク: 夜
9 J.マルクス:森の幸せ
10 R.シュトラウス:セレナーデ
11 A.ベルク:夜うぐいす
12 E.H.グリーグ:あなたを愛す
13 E.H.グリーグ: 夢 Op.48-6
14 H.ヴォルフ:捨てられた女中
15 H.ヴォルフ:明け方に
16 H.ヴォルフ:水の精ビンセフース
松下悦子(S)、土居知子(Pf)
録音:2007年8月9日~10日/群馬・笠懸野文化ホール・パル
N&Fの新レーベル、molto fine(モルト・フィーネ)の第4弾は、関西を中心と
して活躍するソプラノの松下悦子のデビューCD。牧師を父として京都に生まれ、
8歳のときふとラジオから聞こえた「マタイ受難曲」の合唱に心をぎゅっとつ
かまれ、なぜかレコードではなく楽譜を買いに走ったという。
後年ドイツに留学し、A.オジェーに師事する機会にめぐまれ、H.リリングのも
とでは、オラトリオやカンタータの演奏と録音に数多く参加するという貴重な
経験をしました。このCDは、とどめることができない「時の流れ」をテーマに
しています。マーラーの「春の朝」にはじまり、ベルクの「夜」、グリーグの
「夢」など16曲が選曲され、「朝から昼、夕方、夜、そしてまた巡り来る朝、
という1日の流れ」を描いています。CDを聴いていると、鮮やかなイメージが
次々と目の前に現れては消え、時が流れていく。松下自身の手になる訳詞から
も、彼女が見ているイメージを垣間見るようで、ここに至るまでの彼女が辿っ
てきた「めぐる時、めぐる思い」を実感することができます。
松下 悦子 Estuko Matsushita/ソプラノ
同志社女子大学音楽学科声楽専攻を卒業後、ドイツ・カールスルーエ音楽大学
大学院声楽学科修了。在独中は、故アーリーン・オジェー、ジェーン・メンゲ
ドートに師事し、ヘルムート・リリンクのもとでオラトリオ、カンタータなど
の演奏・録音に参加した。帰国後、歌曲、オラトリオ、教会音楽を中心に幅広
く活躍。バッハ「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」、ヘンデル「メサイア」、
ハイドン「天地創造」「四季」、ブラームス「ドイツ・レクイエム」、プーラ
ンク「グローリア」、R.シュトラウス「4つの最後の歌」などは国内外でたび
たび演奏、歌曲では新ウィーン楽派やメシアンなど現代曲への取り組みが注目
されている。定期的に開いているリサイタルでは、企画性の高いプログラミン
グと歌唱力が高く評価され、大阪文化賞(1996)、音楽クリティック・クラブ奨
励賞(2000)、藤堂音楽褒賞(2002)を受賞。1991年第3回日本シューベルト協会
国際声楽コンクール第2位および聴衆賞、1992年第39回オランダ・ヘルトーゲ
ンボス国際声楽コンクール歌曲部門第3位(1位なし)およびオランダ音楽賞、
1994年第63回日本音楽コンクール声楽部門第2位および松下賞受賞。現在、同
志社女子大学准教授。関西二期会会員。日本シューベルト協会同人。