クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-01 No.11-1

2008年01月18日 15時58分24秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
CDS-5012282 \1980
マーラー:交響曲第9番
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル指揮
87年からスタートしたEMIへのラトルのマーラー交響曲全曲録音企画は2002年の
ベルリン・フィルの音楽監督就任のお披露目の定期公演での第5番の録音で完
成しました。そのシリーズではウィーン・フィルとの録音で第9番が録音され
ましたが、5年後の07/08年シーズンの開幕プログラムでとりあげたのがマーラ
ーの第9番です。その機会に収録されラトルとしては2度目の録音となります。
ウィーン・フィルとベルリン・フィルという最高峰のオケを指揮して録音を完
成させたラトルの最高峰の指揮者としての存在感をしめす録音です。勿論演奏
は強力な全奏、ソリスティックな名人わざをベルリン・フィルから引き出し作
品の魅力をすみずみまで伝える新録音です。




<molto fine>
MF 25001 \2800
「めぐる時、めぐる思い‐Ein Tag」
収録曲
1 G.マーラー:春の朝
2 R.シュトラウス:お父さんは言いました
3 H.プフィッツナー:だから春の空はこんなに青いの?
4 ヴォルフ:つれない娘
5 H.ヴォルフ:心とけた娘
6 A.ベルク:葦の歌
7 シェーンベルク:期待
8 A.ベルク: 夜
9 J.マルクス:森の幸せ
10 R.シュトラウス:セレナーデ
11 A.ベルク:夜うぐいす
12 E.H.グリーグ:あなたを愛す
13 E.H.グリーグ: 夢 Op.48-6
14 H.ヴォルフ:捨てられた女中
15 H.ヴォルフ:明け方に
16 H.ヴォルフ:水の精ビンセフース
松下悦子(S)、土居知子(Pf)
録音:2007年8月9日~10日/群馬・笠懸野文化ホール・パル
N&Fの新レーベル、molto fine(モルト・フィーネ)の第4弾は、関西を中心と
して活躍するソプラノの松下悦子のデビューCD。牧師を父として京都に生まれ、
8歳のときふとラジオから聞こえた「マタイ受難曲」の合唱に心をぎゅっとつ
かまれ、なぜかレコードではなく楽譜を買いに走ったという。
後年ドイツに留学し、A.オジェーに師事する機会にめぐまれ、H.リリングのも
とでは、オラトリオやカンタータの演奏と録音に数多く参加するという貴重な
経験をしました。このCDは、とどめることができない「時の流れ」をテーマに
しています。マーラーの「春の朝」にはじまり、ベルクの「夜」、グリーグの
「夢」など16曲が選曲され、「朝から昼、夕方、夜、そしてまた巡り来る朝、
という1日の流れ」を描いています。CDを聴いていると、鮮やかなイメージが
次々と目の前に現れては消え、時が流れていく。松下自身の手になる訳詞から
も、彼女が見ているイメージを垣間見るようで、ここに至るまでの彼女が辿っ
てきた「めぐる時、めぐる思い」を実感することができます。
松下 悦子  Estuko Matsushita/ソプラノ
同志社女子大学音楽学科声楽専攻を卒業後、ドイツ・カールスルーエ音楽大学
大学院声楽学科修了。在独中は、故アーリーン・オジェー、ジェーン・メンゲ
ドートに師事し、ヘルムート・リリンクのもとでオラトリオ、カンタータなど
の演奏・録音に参加した。帰国後、歌曲、オラトリオ、教会音楽を中心に幅広
く活躍。バッハ「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」、ヘンデル「メサイア」、
ハイドン「天地創造」「四季」、ブラームス「ドイツ・レクイエム」、プーラ
ンク「グローリア」、R.シュトラウス「4つの最後の歌」などは国内外でたび
たび演奏、歌曲では新ウィーン楽派やメシアンなど現代曲への取り組みが注目
されている。定期的に開いているリサイタルでは、企画性の高いプログラミン
グと歌唱力が高く評価され、大阪文化賞(1996)、音楽クリティック・クラブ奨
励賞(2000)、藤堂音楽褒賞(2002)を受賞。1991年第3回日本シューベルト協会
国際声楽コンクール第2位および聴衆賞、1992年第39回オランダ・ヘルトーゲ
ンボス国際声楽コンクール歌曲部門第3位(1位なし)およびオランダ音楽賞、
1994年第63回日本音楽コンクール声楽部門第2位および松下賞受賞。現在、同
志社女子大学准教授。関西二期会会員。日本シューベルト協会同人。

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08-01 No.11-2

2008年01月18日 15時56分55秒 | Weblog
<VENEZIA>
CDVE04302 3枚組 2000
現代ロシアの作曲家達による管弦楽作品集1
ロジェストヴェンスキー指揮
CD.1
(1)ボリス・アラポフ (1905-1992)
「FOUR SEASONS(四季)」(ソプラノ、テノール独唱とオーケストラの為の作品)
タティアナ・メレンチャエヴァ(ソプラノ)
ボリス・マレシュキン(テノール)
インストゥルメンタル・アンサンブル 1987年
(2)ヴァレリー・キクタ (1941- )
「UKRANIAN CAROLS AND SPRING RITUAL SONGS」(合奏協奏曲)
ソビエトRTV大交響楽団 1968年
(3)ソフィア・グバイドゥーリナ (1931- )
カンタータ「RUBAYAT(ルバイヤート)」
(バリトン独唱と室内オーケストラの為の作品)
セルゲイ・ヤコヴェンコ(バリトン)
ソロイスツ・アンサンブル 1979年
CD.2
(4)ゲオルギー・ドミトリエフ (1942- )
オラトリオ「The Russian Primary Chronicle」
(11世紀のテキストと独唱、合唱、室内オーケストラの為の作品)
アレクセイ・マルティーノフ(テノール)
アナトーリ・サフューリン(バス)
モスクワ音楽学院合唱団
ソビエト文化省交響楽団 1987年
CD.3
(5)ロディオン・シチェドリン (1932- )
交響曲第2番「25の前奏曲」
ソビエトRTV大交響楽団 1965年
以上指揮は全て、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮

CDVE04303 3枚組 2000
プロコフィエフ:
CD.1
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 op.19
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
キリル・コンドラシン指揮ソビエト国立交響楽団 1953年
(2)ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 op.63
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
キリル・コンドラシン指揮ソビエト国立交響楽団 1956年
(3)チェロと管弦楽の為のコンチェルティーノ ト短調 op.132
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮ソビエト国立交響楽団 1960年
CD.2
(4)チェロと管弦楽の為の交響的協奏曲(チェロ協奏曲第2番) ホ短調 op.125
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
クルトザンデルリング指揮レニングラード・フィル 1957年
(5)カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」 op.78
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮ソビエト国立交響楽団 1966年
CD.3
(6)オラトリオ「イワン雷帝」(映画音楽「イワン雷帝」から)
アレクサンドル・ユルロフ合唱団
ヴラジーミル・フェドセーエフ指揮モスクワ放送交響楽団 1989年




<MELODIYA>
MELCD 1000141 1780
ラフマニノフ(1873-1943):
交響曲第1番ニ短調 Op.13(*)
ヴォカリーズ Op.34 No.14(V・キン編曲)(+)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1966年(*)/1973年(+)

MELCD 1000142 1780
ラフマニノフ(1873-1943):
交響曲第2番ホ短調 Op.27(*)
幻想曲「岩」Op.7(+)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1968年(*)/1973年(+)

MELCD 1000195 1780
チャイコフスキー(1840-1893):
交響曲第3番ニ長調 Op.29(*)
幻想序曲「ロミオとジュリエット」(+)
録音:1967年(*)/1970年(+)

MELCD 1000250 1780
ヴァン・クライバーン
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op.57(*)
リスト(1811-1886):愛の夢 第3番(+)
チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23(#)
ヴァン・クライバーン(ピアノ)
キリル・コンドラシン(指揮(#))
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団(#)
録音:1958年4月18日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ(*)/1958年(+/#)
第1回チャイコフスキー国際コンクールにおけるライヴ録音。

MELCD 1000990 1780
メンデルスゾーン(1809-1847):ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64(*)
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):
ヴァイオリン協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.14(+)
ヘイノ・エレル(1887-1970):ヴァイオリン協奏曲ロ短調(#)
ヴィクトル・ピカイゼン(ヴァイオリン)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮(*/+))
モスクワ放送交響楽団(*/+)
ペーテル・リリエ(指揮(#))
エストニア国立交響楽団(#)
録音:1969年(*)/1970年(+)/1985年(#)

MELCD 1001190 1780
ショパン(1810-1849):序奏と華麗なポロネーズ Op.3(*)
シューマン(1810-1856):幻想小曲集 Op.73(*)
ラフマニノフ(1873-1943):チェロ・ソナタ ト短調 Op.19(+)
ダニール・シャフラン(チェロ)
フェリクス・ゴットリープ(ピアノ)
録音:1978年、ロンドン(*)/1979年、モスクワ(+)

MELCD 1001214 1780
モーツァルト(1756-1791):
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219
オレグ・カガン(ヴァイオリン)
ダヴィド・オイストラフ(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団
録音:1970年2月25日

MELCD 1001215 1780
モーツァルト(1756-1791):
ヴァイオリン協奏曲第1番ロ長調 K.207
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218
オレグ・カガン(ヴァイオリン)
ダヴィド・オイストラフ(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団
録音:1970年3月28日

MELCD 1001258 1780
アントニーン・クラフト(1749-1820):
チェロ協奏曲ハ長調 Op.4(*)
ベートーヴェン(1770-1827):
交響曲第3番変ホ長調「英雄」Op.55
アレクサンドル・ルーディン(チェロ(*)、指揮)
ムジカ・ヴィーヴァ・アカデミー室内管弦楽団
録音:2006年11月11日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ

MELCD 1001263 1780
ヴィヴァルディ(1678-1741):
ヴァイオリン協奏曲集「四季」Op.8 Nos.1-4 RV269-315-293-297(*)
2つのフルート、2つのオーボエ、ファゴット、
ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲ト短調 Op.41 No.3 RV577(+)
フルート、オーボエ、
ファゴットとチェンバロのための協奏曲ト短調 Op.44 No.3 RV103(#)
チェロ、ファゴット、
弦楽とチェンバロのための協奏曲ホ短調 Op.26 No.7 RV409(**)
ミハイル・ワイマン(ヴァイオリン(*))
レフ・シンデル(指揮(*))
レニングラード国立フィルハーモニー室内管弦楽団(*)
アルベルト・ラツバウム(フルート(+/#))
レオニード・ミロノヴィチ(フルート(+))
エフゲニー・ネパロ(オーボエ(+/#))
ヴィクトル・バイダク(オーボエ(+))
ウラディーミル・ボゴラード(ファゴット(+/#/**))
エフゲニー・スミルノフ(ヴァイオリン(+))
ミハイル・ムンティアン[ムンチャン](チェンバロ(#))
タティアナ・ワシリエワ(チェロ(**))
ルドルフ・バルシャイ(指揮(+/**))
モスクワ室内管弦楽団(+/**)
録音:1972年(*)/1971年(+/#/**)

MELCD 1001269 1780
アレクセイ・リブニコフ:21世紀の合奏協奏曲
合奏協奏曲「青い鳥」
(ヴァイオリン、チェロ、ピアノと室内管弦楽のための)
合奏協奏曲「北のスフィンクス」
(ヴァイオリン、チェロ、ギター、ピアノと室内管弦楽のための)(*)
エレーナ・レーヴィチ(ヴァイオリン)
ボリス・アンドリアノフ(チェロ)
エカテエリーナ・メチェティナ(ピアノ)
ドミートリー・イラリオノフ(ギター(*))
セルゲイ・ギルシェンコ(指揮)
ロシア国立交響楽団ソロイスツ・アンサンブル

MELCD 1001271 2枚組 3560
プロコフィエフ(1891-1953):オペラ「賭博者」Op.24
ゲンナジー・トロイツキー(将軍)
ニーナ・ポリヤコーワ(ポリーナ)
ウラディーミル・マーホフ(アレクセイ)
タマーラ・アンティポワ(グランニー)
アンドレイ・ソコロフ(マルキス)
ボリス・ドブリン(アストレイ氏)
アンナ・マテュシナ(ブランシュ)
ウラディーミル・ツァルスキー(ニリスキー公爵) 他
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
モスクワ放送交響楽団&オペラ合唱団
録音:1966年

MELCD 1001302 1780
チャイコフスキー(1840-1893):
ロココの主題によるチェロと管弦楽のための変奏曲 Op.33(*)
弦楽六重奏曲ニ短調「フィレンツェの思い出」Op.70(+)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮(*))
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ボロディン弦楽四重奏団(+)
ロスティスラフ・ドゥビンスキー、
ヤロスラフ・アレクサンドロフ(ヴァイオリン)
ドミートリー・シェバーリン(ヴィオラ) 
ワレンティン・ベルリンスキー(チェロ)
ゲンリフ・タラリアン(ヴィオラ(+))
録音:1963年(*)/1965年(+)




<VISTA VERA>
VVCD 00144 1780
BC: 4603141001446ヴィクトル・ポルトラツキー(1949-1985):暇な音楽
ピアノのための12の小品 Op.29
ピアノのための12の小品 Op.30
ヴィクトル・ポルトラツキー(ピアノ)
録音:1980年

VVCD 00146 1780
オシプ・コズロフスキー(1757-1831):
カンツォーネ、恋愛歌曲、ポロネーズ集
穏やかなそよ風よ(カンツォーナ)/慈悲深き天に稲妻が光るその時(同)
ガスパレ・スポンティーニのオペラ「巫女」の主題によるポロネーズ
アモールよ、私が間違っていた(カンツォーナ)
ニコロ・ピッチニーニの主題によるポロネーズ
樫の木の傍らに座り(トルバドゥールの歌)/ポロネーズ=パストラル
歌による小説「Estella」/ポロネーズ幻想曲/昨夜、私の恋人は座っていた
ああ、どこに隠れたらよいのか
オルファリオン・アンサンブル
ヤーナ・イワニノワ(ソプラノ) オレグ・フディアコフ(フルート)
アンドレイ・スピリドノフ(チェロ) オレグ・ボイコ(ギター)
マリーナ・スルツカヤ、コンスタンティン・コミサロフ(ヴァイオリン)
録音:2006年
オシプ・コスロフススキー(本名ユゼフ・コスロフスキ)はポーランドのワルシ
ャワに生まれ、ロシア軍に従軍した後ロシア帝立劇場音楽監督を務めた作曲家。

VVCD 00148 2枚組 3560
ウラディーミル・ソフロニツキー Vol.11
シューベルト(1797-1828):ピアノ・ソナタ第10番変ロ長調
シューベルト/リスト編曲:リタニア
リスト(1811-1886):ピアノ・ソナタ ロ短調
シューベルト/リスト編曲:水車屋と小川/宿屋/魔王/春の思い/影法師
モーツァルト(1756-1791):幻想曲ハ短調 K.396(*)
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第15番ニ長調「田園」Op.28(*)
メンデルスゾーン(1809-1847):厳格な変奏曲ニ短調 Op.54(*)
ウラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
録音:1960年10月11日、モスクワ音楽院マリー・ホール、ライヴ(*以外)
1952-1953年、スタジオ、バデヤン・アーカイヴより(*)





<INEDITA>
PI 2632 2080
レスピーギの世界初録音作品
オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):
ユモレスク(ヴァイオリンと管弦楽のための;1903)(*) 【世界初録音】
伝説(ヴァイオリンと管弦楽のための;1903)(*)
6つの小品(1926;アドリアーノ編曲) 【世界初録音】
組曲「ロッシニアーナ」(1925)
マルコ・ロリャーノ(ヴァイオリン(*))
ロベルト・ディエム・ティガーニ(指揮)
サッサリ交響楽団
録音:2003年12月9-13日、2004年12月14日、
イタリア、サルデーニャ州サッサリ、ヴェルディ劇場
ベートーヴェンの珍曲を録音・発売し話題を呼んでいるイネディタから、レス
ピーギの秘曲が登場。「ユモレスク」と「伝説」は未出版で、指揮者ロベルト
・ディエム・ティガーニが作曲者の自筆稿ら楽譜を起こして録音に臨みました。
子供のために書かれたピアノ四手連弾用の作品「6つの小品」をオーケストレ
ーションしたのは、レスピーギ研究家で指揮者でもあるアドリアーノ。




<ARSIS>
ARSIS 4215 2180
パルドゥシュ・ド・ヴィオルのための音楽
アントワーヌ・フォルクレ(1672-1745):ラ・ビュイソン(シャコンヌ)
ウードリーヌ[Heudeline](?-?):組曲ニ短調(1703)
シャルル・ドレ(?-?):
パルドゥシュと通奏低音のための3つのロンド(1737/1754)
ジャン=バティスト・バリエール(1707-1747):
パルドゥシュと通奏低音のためのソナタ第4番ト短調(1739)
N・ロジェ[Roget](?-?):
フルートとパルドゥシュのためのソナタ ハ長調(1739)
ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755):
パルドゥシュと通奏低音のためのソナタ第2番ト短調(1736)
マラン・マレ(1656-1728)/不詳編曲者(18世紀中盤):
王のロンド/ロンド・ダルマス[Rondo Dalmaçe]
ガビネーテ・アルモニコ
ホセ・マヌエル・エルナンデス(パルドゥシュ・ド・ヴィオル)
メルセデス・プリエト・ビリャール(フラウト・トラヴェルソ)
ミゲル・デ・バルコ・ディアス(チェンバロ)
ヘスス・サンチェス(バロックギター)
録音:2007年4月30日、5月1-2日、スペイン、ウエスカ県アレーレ、サンティ
アゴ教会
パルドゥシュ・ド・ヴィオルは18世紀前半にフランスで流行した、ヴィオル族
の中で最も小型で最も高い音域を持つ楽器。当時、女性がヴァイオリンを構え
る姿はエレガントさを欠くとされ、パルドゥシュ・ド・ヴィオルはヴァイオリ
ンに代わる「レディーのヴィオル」として女性に愛好されました。もちろん男
性が演奏することもあり、マレも弾いていたそうです。





<ALEVARE>
WHCM 337 2500
ミゲル・リョベートへのオマージュ
ミゲル・リョベート(1878-1938):
スケルツォ・ワルツ/ロマンス/返事
10のカタルーニャ民謡
盗賊の歌,哀歌,クリスマスの夜,商人の娘,アメリアの遺言,
ナイチンゲール,相続人リエラ,先生,王の息子,紡ぎ娘
ソルの主題による変奏曲/聖母の御子
5つの前奏曲;
ロジータ・リョレートに,ニ長調,オリジナル,イ長調,ホ長調
レオネーサ
國松竜次(ギター)
録音:2007年4月、バルセロナ、フィオリ・ムジカーリ・スタジオ
第3回「ミゲル・リョベート」バルセロナ国際ギター・コンクール(2006年)の
優勝者である國松竜次が、優勝の副賞として与えられた録音の機会を生かして
発表したデビュー・アルバム。
國松竜次:京都府生まれ。2003年よりバルセロナに留学しルティエール芸術音
楽学校で学ぶ。ギターをフェルナンド・ロドリゲス、カルレス・トレパットに、
作曲をダビッド・パドロスに師事。「ミゲル・リョベート」バルセロナ国際ギ
ター・コンクール優勝。サラウツ国際ギターコンクール特別賞。2007年帰国。
ギター・ソロの他、各種アンサンブルやオーケストラとも共演。作曲も行い、
これまでにいくつかの作品を自作自演により初演。これまでにバルセロナ・ギ
ター・フェスティヴァル、ルスト国際ギターフェスティヴァル、ローザンヌ国
際ギター・フェスティバルなど内外の音楽祭に招かれ演奏。2008年には再びロ
ーザンヌ、また世界で最も規模の大きなアルゼンチン、ブエノスアイレスのギ
ター・フェスティヴァルにも招かれる予定。




<FONORUZ>
CDF 1803 2300
古い舞曲による新しいグローサ 黄金世紀スペインの名旋律集
パバーナ/グラン・チャコーナ/マリオーナ/ルヘーロとパラデタス
エスパニョレータス/ラスゲオス・ポル・ラ・オ/サラバンダ
グラン・ドゥケとブエルタ/フォリーアス/ハカラス/マリサーパロス
ダンサ・デ・ラス・アチャス/パサカーリェとマリサーパロス
バカス/ビリャーノ
シンコ・シグロス
ミゲル・イダルゴ(バロック・ギター、ディレクター)
アントニオ・トラルバ(リコーダー)
ガブリエル・アレリャーノ(バロック・ヴァイオリン)
ホセ・イグナシオ・フェルナンデス(バロック・バンドゥーリア)
アントニオ・サエス(打楽器)
録音:2006年8月、スペイン、カサーリャ、カルトジオ会教会





<ARLU DISCOS (ARPISTA LUDOVICO)>
AD 026 2580
[KPD 10.770]
フランス・バロックチェロの巨匠たち その知られざる名曲集
ジャン=バティスト・マス(1700頃-1757):
2つのチェロのためのソナタ第6番(第1巻 から)
ジャン=バティスト・バリエール(1707-1747):ソナタ第4番(第3巻 から)
ミシェル・コレット(1709-1795):ソナタ第5番 Op.20「孤独の快楽」
ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):ソナタ第2番 G.6
[ボーナス・トラック]
イ・スンヨンによる即興:ベルガマスカ
アンサンブル・バッソルム・ヴォクス
イ・スンヨン(チェロ、ディレクター)
イ・セヒ(チェロ)
ジョアキン・アラウ=ペラエス(テオルボ、バロックギター)
車田真美(チェンバロ)
録音:2006年7月、ドイツ、ボンバハ、聖ゼバスティアン教区教会
2004年ドイツで結成された古楽アンサンブル、バッソルム・ヴォクスはバロッ
クチェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバをはじめとする低音楽器、通奏低音楽器(テ
オルボ、バロックギター、チェンバロ)、打楽器という構成。主なレパートリ
ーはあまり知られていない17世紀-18世紀のチェロ・ソナタと、オスティナー
ト・バスにもとづく即興演奏。「バッソルム・ヴォクス(Bassorum vox)」とは
ラテン語で「バスの声」「低音の響き」という意味です。

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