クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

07-09 No.16-1

2007年09月14日 18時38分43秒 | Weblog
<Chandos>
CHAN 10438 \2180
E・W・コルンゴルト(1897-1957):映画音楽集Vol.2 ――
《シー・ホーク》(ラモン・ガンバ版)
ラモン・ガンバ(指揮)、BBCフィルハーモニック
今年2007年で没後50年という節目の年を迎えたコルンゴルト。「ヴォルフガ
ング」という共通点を持ち神童として桁外れの才能を見せていたため「モー
ツァルトの再来」と称されるなど、幼少期から次々と傑作を世に送り出した
ことは非常に有名。
ナチス台頭によってアメリカに亡命したコルンゴルトは、ハリウッド・デビュ
ーをきっかけに当代最高の映画音楽作曲家として大成功を収めることとなる。
当時のハリウッド・スター、エロール・フリンが主演を務めた映画「シー・
ホーク」。1940年に製作されたこの映画は、16世紀イギリスの「海の鷹」呼
ばれる海賊たちの活躍を描いた冒険活劇である。
「シー・ホーク」のフィルム・スコアは抜群の迫力と巧みなオーケストレー
ションによって大絶賛を受けアカデミー賞音楽賞にノミネートされるなど、
数あるコルンゴルトの映画音楽の中でも最高傑作としての呼び声が高い。
「シー・ホーク」の録音に使用されたのは、長大なスコアの中から指揮者の
ラモン・ガンバ自身の手で1枚のCDに収まる形へと再構成を行った「ラモン・
ガンバ版」。シャンドス映画音楽シリーズの守護神ラモン・ガンバが選りす
ぐった「シー・ホーク」は、作品の持つ魅力をストレートに伝えることので
きる内容に仕上がっている。

CHAN 10439 \2180
ジョージ・ダイソン(1883-1964):
カンタータ《ネブカドネザル》/2つの戴冠式アンセム/3つの賛美歌/
ウッドランド組曲
マーク・パドモア(テノール)、ニール・デイヴィス(バス・バリトン)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、ロンドン交響楽団&合唱団
世界最強のイギリス音楽のスペシャリスト、リチャード・ヒコックスがジョ
ージ・ダイソンの知られざる作品を録音!ウィンチェスター音楽祭のための
1935年に作曲されたカンタータ「ネブカドネザル」は、新バビロニア国王ネ
ブカドネザルを描いた世界初録音となる作品。
ポスト・ロマン派としてのダイソンの作品からはヴォーン=ウィリアムズや
ブリス、ハウエルズの作風を感じることが出来る。ヒコックスとロンドン響
の相性も抜群なだけにダイソンの新たな録音にも大きな期待が持てる。

CHSA 5055(SACD-Hybrid) \2850
J・ラインベルガー:宗教合唱作品集 ――
ミサ曲変ホ長調Op.109/3つのドイツ宗教曲Op.69/4つの6声のモテットOp.133
/8声のための復活祭賛歌Op.134
チャールズ・ブラッフィー(指揮)、
フェニックス・バッハ・クワイヤー、カンザス・シティ・コーラル
オルガン作品で有名な19世紀リヒテンシュタインの作曲家ラインベルガー。
オルガン作品があまりにも有名なため陰に隠れがちだが、宗教作品にも高度
な作品が存在しており現在再評価が進んでいる。
アメリカ有数の合唱指揮者ブラッフィーがフェニックス・バッハ・クワイヤ
ーとカンザス・シティ・コーラルを率いたアルバムもこれで3枚目。美しき
ハーモニーは今回も健在である。

CHSA 5056(SACD-Hybrid) \2850
交響的大曲 ――
C・トゥルヌミール:《テ・デウム》による即興曲
J・ボネ:妖精、悲歌
C・サン=サーンス:アレグロ・ジョコーソ
C・フランク:交響的大曲Op.17
E・ギゴー:スケルツォ
C-M・ウィドール:オルガン交響曲第4番Op.13
イアン・トレイシー(オルガン)
ラモン・ガンバ&BBCフィルとの共演によるフランス作品集(CHSA 5056)に続
くイアン・トレイシーのシャンドスSACDシリーズ第2弾。
プログラムは前作同様フランスの作曲家によるオルガン作品集だが今回はオ
ルガン独奏による録音。イギリス最大級の規模を誇るリヴァプール大聖堂のヘ
ンリー・ウィリス・オルガンが壮大に鳴り響く。

CHAN 241-39 2枚組 \2180
アレクサンドル・イワーシキン・プレイズ・シュニトケ ――
A・シュニトケ:
チェロ協奏曲第1番/同第2番/合奏協奏曲第2番/チェロ・ソナタ第1番/
同第2番
アレクサンドル・イワーシキン(チェロ)、イリーナ・シュニトケ(ピアノ)、
ワレリー・ポリャンスキー(指揮)、ロシア国立交響楽団
シュニトケがチェロ作品を書いた3人のロシア人奏者の1人であり、作曲者自
身の友人でもあったアレクサンドル・イワーシキン。これまでにイワーシキ
ンがシャンドスに録音を行ったシュニトケの作品が1つのセットとなって新
装登場。イリーナ未亡人とのデュオを含むなど、これがシュニトケのチェロ
作品集の決定盤!

●Chandos Opera In English
CHAN 3145 2枚組 \3560
L・ヤナーチェク:歌劇《カーチャ・カバノヴァー》(英語版)
シェリル・ベイカー(ソプラノ)、ジェーン・ヘンシェル(メゾソプラノ)、
ロバート・ブルベイカー(テノール)、
カルロ・リッツィ(指揮)、
ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団&合唱団、他
シャンドスとピーター・ムーア財団の共同制作による英語オペラの最新盤は
ヤナーチェク。カルロ・リッツィはこの「カーチャ・カバノヴァー」がシャ
ンドスのデビュー録音となる。




<Linn>
CKD 293(SACD-Hybrid) \2580
N・リムスキー=コルサコフ:
交響組曲《シェエラザード》Op.35/交響詩《サトコ》Op.5/
スペイン奇想曲Op.34
アルトゥール・ピツァーロ(ピアノ)、
ヴィタ・パノマリオヴァイテ(ピアノ)
ラヴェルでの熱気と才気に満ちた名演が記憶に新しいリスボンが生んだワー
ルド・ヴィルトゥオーソ・ピアニスト、アルトゥール・ピツァーロのリン・
レコーズでのリリースも今回で6枚目。
注目の内容は、自らの教え子であり友人でもあるリトアニアの女流ピアニス
ト、ヴィタ・パノマリオヴァイテとのデュエットによるリムスキー=コルサ
コフ!
オリジナルはご存知の通り「シェエラザード」を筆頭として管弦楽作品の名
曲であるこの3曲。ここでは「シェエラザード」と「スペイン奇想曲」の2作
品で、リムスキー=コルサコフ自身によるピアノ・デュオへのアレンジを使
用。残る「サトコ」では、リムスキー=コルサコフの妻であり優れたピアニ
ストとしても知られたナデージダによるアレンジを用いており、リムスキー
=コルサコフ夫妻それぞれのアレンジを組み合わせているという点も非常に
興味深い。

CKD 301(SACD-Hybrid) \2580
ジェイムズ・マクミラン(1959-):合唱のための新しい音楽 ――
テネブレ/ミサ・ブレヴィス/ストラスクライドのモテット
アラン・タヴナー(指揮)、カペラ・ノヴァ
現在のスコットランドを代表する作曲家として同国の音楽分野を牽引するジェ
イムズ・マクミラン。発表された作品は様々なレーベルで次々とレコーディ
ングが行われるなど、英語圏を中心に絶大な人気を誇っている。
今回カペラ・ノヴァによって録音が行われた新たな宗教作品集は3曲全てが
世界初録音となる。
アラン・タヴナー率いるカペラ・ノヴァはこれまでに60曲を超える作品の初
演を手懸けるなど、新作の演奏には定評がある。
またカペラ・ノヴァは1987年から20年に渡ってマクミランと良好な関係を続
け信頼関係を築いており、その作品の演奏や理解度の高さは他の追随を許さ
ない。





<Danacord>
DACOCD 669 \2300
2006年度フーズム城音楽祭ライヴ録音-稀少ピアノ作品集第18集 ――
A・スクリャービン:2つの即興曲Op.12(セシル・リカド)
S・ボルトキエヴィチ:
ピアノ・ソナタ第2番嬰ハ短調より第3楽章(ナデイダ・ヴラエヴァ)
A・リャードフ:前奏曲Op.57-1(ヘイミッシュ・ミルン)
N・メトネル:おとぎ話Op.51-3(H・ミルン)
パンチョ・ヴラディゲーロフ(1899-1978):
ソナチナ・コンチェルタンテ嬰ヘ短調Op.28(マルク=アンドレ・アムラン)
C・V・アルカン:夢の中でOp.63-48(M=A・アムラン)
A・ソレル:ソナタ ト短調R.87&ソナタ ニ長調R.84(エルダー・ネボルシン)
J・S・バッハ(ルンメル編):
カンタータ第127番《まことの人にして神なる主イエス・キリストよ》
(ジョナサン・プロウライト)
レフ・プイシュノフ(1893-1955):小さなワルツ(J・プロウライト)
イルマリ・ハンニカイネン(1892-1855):夕べ(J・プロウライト)
R・シュトラウス(レーガー編):
愛を抱いてOp.32-1(フレデリク・メインダース)
R・クィルター(ハフ編):真紅の花びらがまどろめばOp.3-2(F・メインダース)
F・メインダース:シューベルティアーナ(F・メインダース)
S・バーバー:
バレエ組曲Op.28より 第6曲ギャロップ(タール&グロートホイゼン・デュオ)
モイセス・モレイロ(1904-1979):ホローポ(ガブリエラ・モンテロ)
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)、ヘイミッシュ・ミルン(ピアノ)、
ジョナサン・プロウライト(ピアノ)、他
各曲の後ろの( )内に表記されているのが演奏ピアニスト
超一級の世界的ピアニストたちが次々と繰り出す知られざるレパートリーに
よって、多くの支持を集めている「フーズム城音楽祭」の2006年ライヴ盤!
1987年に第1回が開催された「フーズム城音楽祭」。2006年の公演にはアムラ
ン、ミルン、プロウライトといったハイペリオンでお馴染みのピアニストを
中心に豪華なピアニストが参戦。
演奏された数々のレア・レパートリーは、ピアニストそれぞれの持ち味が存
分に発揮できる魅力的な作品ばかり。
その中でも特に注目なのは、やはりアムランの弾くヴラディゲロフ。ヴィル
トゥオーソ的な作曲手法やブルガリア民謡の旋律を用いて書かれた作品で
“スーパー・ヴィルトゥオーソ・ピアニスト”が躍動する!
2006年8月19日-26日の録音。

DACOCD 451-460 11枚組 \9450
アクセル・シェッツ全録音集(1933年-1946年) ――
オラトリオとモーツァルトのアリア(1940年-45年録音)/美しい水車屋の娘
(1945年録音)とグリーグの歌曲(1943年録音)/詩人の恋とブラームスとグリ
ーグとベルマンの歌曲(1946年録音)/未完の《美しい水車屋の娘》(1939年
-40年録音)と秘蔵の録音/C・E・F・ヴァイセのロマンスとスカンディナヴィ
アのリュート歌曲/デンマークの黄金時代とヴァイセの映画(1940年)抜粋/
夏の歌(1938年-40年、デンマーク録音)/ハイセのロマンス(1942年-45年録音)
と新たに見つかったノルウェー放送録音/「ファリネッリ」、管弦楽をとも
なう歌、ポピュラーソング(1933年-38年録音)/カール・ニールセン歌曲全
録音
アクセル・シェッツ(テノール&バリトン)、
ヘアマン・D・コペル(ピアノ)、他
DACOCD 451から460として単独でリリースされていたアクセル・シュッツの
録音を限定盤ボックス・セットとして1つにまとめたもの。11枚のCDに加えて
約400ページのブックレットが封入されるなどコレクターズ・アイテムとし
て重厚な仕上がりとなっている。





<Gaudeamus>
CDGAU 363 \2080
H・I・F・ビーバー(1644-1704):
1681年のヴァイオリン・ソナタ集(1681)Vol.2 ――
ソナタ第1番イ長調/同第4番ニ長調/同第6番ハ短調/同第8番ニ長調
モニカ・ハジェット(ヴァイオリン)、ソネリー
ビーバーの代表作「ロザリオのソナタ」を完結させたハジェット&ソネリー
が同じくビーバーの「1681年のヴァイオリン・ソナタ集」の完結に乗り出し
た!この「1681年のヴァイオリン・ソナタ集」はザルツブルク大司教マック
ス・ガンドルフに献呈された作品。ハジェット&ソネリーは第1巻(CDGAU 203)
でグラモフォン賞受賞するなど絶大な評価を獲得しており、ファン待望の
続編が遂に登場となる。




<ASV Gold>
GLD 4027 \2080
L・V・ベートーヴェン:
七重奏曲変ホ長調Op.20/セレナード ニ長調Op.25
アンサンブル360
平均年齢30歳未満というイギリスの若き精鋭たちによって結成された室内楽
団「アンサンブル360」。BBCミュージック・マガジンで最高評価の五つ星を
獲得した第1弾のモーツァルト、第2弾のシュポアに続く第3弾はベートーヴェ
ンの不朽の名作2作品。若さあふれる溌剌とした演奏に期待したい。




<ASV>
CDDCA 1186 \2080
F・ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ全集 ――
ヴァイオリン・ソナタ第1番-第3番/ヴァイオリン・ソナタ(1892)
スザンヌ・スタンゼレイト(ヴァイオリン)、
グスタフ・フェーニョ(ピアノ)
スタンゼレイトはコーガン、ミルシテイン、パラシェフコフ、ヴェーグとい
った巨匠たちから直にヴァイオリンの教えを受けた女流ヴァイオリン奏者。
2002年からはロンドン・カレッジ・ミュージック&メディアで弦楽部長を務
めている。
ここでは3曲のヴァイオリン・ソナタにディーリアスが30歳の時に作曲を行
った通し番号なしのヴァイオリン・ソナタを加えた4作品を収録している。

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07-09 No.16-2

2007年09月14日 18時38分13秒 | Weblog
<Lyrita>(LyritaはCD-R盤となります)
SRCD.275 \2180
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-):
ピアノ協奏曲/ピアノのための5つの練習曲*/
ピアノ・デュオのための《奇想曲》+/金管五重奏のための《コメディアIV》
スティーヴン・コヴァセヴィッチ(ピアノ)、
アレグザンダー・ギブソン(指揮)、
ロンドン交響楽団、
リチャード・ロドニー・ベネット(ピアノ)*+、
シア・マスグレイヴ(ピアノ)+、
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル
映画音楽、クラシック、そしてジャズなどジャンルの垣根を感じさせない活
動を続けているイギリスのベテラン・アーティスト、リチャード・ロドニー
・ベネット。
リリタからのリリースに収録されているのは、ベネットから献呈を受けたコ
ヴァセヴィッチ自身の演奏による「ピアノ協奏曲」、作曲者自らが録音に臨
んだピアノ作品。そして伝説の金管アンサンブル、フィリップ・ジョーンズ
・ブラス・アンサンブル(PJBE)による金管五重奏曲。
フィリップ・ジョーンズ、エルガー・ハワース、アイファー・ジェームズ、
ジョン・アイヴソン、ジョン・フレッチャー・・・金管楽器関係者感涙のメ
ンバーによる「コメディアIV」は聴き逃せない音源だ!
一部世界初CD化。

SRCD.259 \2180
ゴードン・クロス(1937-):
オーボエと12人の奏者のためのコンチェルタンテ《アリアドネ》Op.31/
ソプラノ、バリトン、混声合唱と管弦楽のための《変化》Op.17
サラ・フランシス(オーボエ)、
マイケル・ランケスター(指揮)、
ロンドン交響楽団アンサンブル、
ジェニファー・ヴィヴィアン(ソプラノ)、
ジョン・シャーリー=クァーク(バリトン)、
ノーマン・デル・マー(指揮)、
オーピントン・ジュニア・シンガーズ、
ハイゲート・スクール少年合唱団、
ロンドン交響楽団&合唱団
ゴードン・クロスは、オックスフォード大学でヴェレスに学んだ現在も活躍中
のイギリス人作曲家である。
オーボエ独奏が主役となる「アリアドネ」と大規模な編成を必要とする「変化」
の2作品は、これまでに作曲されたクロスの室内楽と声楽作品それぞれを代表す
る作品として知られている。全曲世界初CD化。

SRCD.317 \2180
サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875-1912):
伝説Op.14、ロマンス ト長調Op.39、ヴァイオリン協奏曲ト短調Op.80
ジュリウス・ハリソン(1885-1963):
ヴァイオリンと管弦楽のための狂詩曲《ブレンドン・ヒル》
ロレイン・マクアスラン(ヴァイオリン)、
ニコラス・ブレイスウェイト(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
ハイペリオンからヴァイオリン協奏曲Op.80(独奏:アンソニー・マーウッド)や
ナッシュ・アンサンブルの演奏による室内楽作品集がリリースされるなど再評
価が進むコールリッジ=テイラー。
リリタがリリースするヴァイオリン協奏曲でソリストを務めるのは、イギリス
の女流ヴァイオリン奏者マクアスラン。カップリングのジュリウス・ハリソン
の録音も非常に珍しい。世界初出音源。

SRCD.330 \2180
アルン・ホディノット(1929-):
序曲《ジャック・ストロー》/クラリネット協奏曲Op.3/ハープ協奏曲Op.11
/ピアノ協奏曲第1番Op.1-19*/同第2番Op.21+
チャールズ・グローヴズ(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団、
ジェルヴァーズ・ド・ペイエ(クラリネット)、
オージアン・エリス(ハープ)、
デイヴィッド・アサートン(指揮)、
ロンドン交響楽団、
フィリップ・フォーク(ピアノ)*、
バリー・ワーズワース(指揮)*、
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)+、
アンドルー・デイヴィス(指揮)+、
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団
バルトークやロースソーンの作品から影響を受け、自らカーディフ20世紀音楽
祭を創設したウェールズの作曲家ホディノット。リリタからは3枚目のリリース
となるホディノットの作品集では、ペイエやエリスといった往年の名手たちに
よる演奏の復活が大きな魅力。全曲世界初CD化(一部世界初出)。

SRCD.2277 3枚組 \4360
ジョン・アイアランド(1879-1962):ピアノ作品集 ――
デコレイションズ/アーモンドの木/4つの前奏曲/前奏曲変ホ長調/狂詩曲
/引き船路/メリー・アンドルー/ロンドンの小品/夏の夕暮れ/ピアノ・
ソナタ/2つの小品/暮れなずむ谷間/エキノックス/ある誕生日の朝/独り言
/2つの小品/ソナチナ/バラード/2つの小品/マンスズ・マインド/緑道/
サーニア
エリック・パーキン(ピアノ)
「室内楽」、「歌曲」に続くアイアランドの3枚組セットの第3弾はピアノ作品
集。アイアランドは生涯で多数のピアノ作品を作曲しており、小規模作品で巧
みな作曲法を発揮した作曲者の魅力が色濃く表れている。全曲世界初CD化。

SRCD.2286 2枚組 \4360
ウィリアム・ハールストーン(1876-1906):
ピアノ協奏曲ニ長調/スウェーデンのエアに基づく幻想変奏曲/
ピアノ三重奏曲ト長調/ピアノ四重奏曲ホ短調Op.43
エリック・パーキン(ピアノ)、
ニコラス・ブレイスウェイト(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団、
タンネル・ピアノ四重奏団
あふれんばかりの才能を輝かせながらも喘息によって30歳という若さでこの世
を去ってしまったハールストーン。その短い生涯で遺した作品はいずれも傑作
として高い評価を受けている。大規模な編成の作品と室内楽作品をカップリン
グしており、ハールストーンの作曲法の妙を知ることが出来る。世界初CD化。




<Nimbus>(NimbusはCD-R盤となります)
NI 5012 \2080
F・ショパン:夜想曲集 ――
夜想曲第3番ロ長調Op.9-3/同第4番ヘ長調Op.15-1/同第5番嬰ヘ長調Op.15-2
/同第6番ト短調Op.15-3/同第7番嬰ハ短調Op.27-1/同第8番変ニ長調Op.27-2
/同第13番ハ短調Op.48-1/同第14番嬰ヘ短調Op.48-2/同第16番変ホ長調
Op.55-2/同第18番ホ長調Op.62-2
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
生まれ故郷の旧ソ連を離れ21歳でフランス国籍を取得したペルルミュテールは、
モシュコフスキとコルトーにピアノを師事。さらにラヴェル本人から直接指導
を受け、世界屈指のラヴェル弾きとして存在感を放ち続けたことはあまりにも
有名である。
「作曲者直伝のラヴェル」が代名詞となっているペルルミュテールのレパート
リーにおいて、そのラヴェルと双璧を成していたのがこのショパン。今回は、
ペルルミュテールがニンバス(Nimbus)に録音を行ったショパン全6タイトルを
一挙にご紹介。
優しく繊細なタッチによって紡がれる今は亡きペルルミュテールのショパンは、
録音から数10年経った今も名演として輝き続けている。
1984年1月28日-29日の録音。

NI 5038 \2080
F・ショパン:
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35《葬送》/同第3番ロ短調Op.58/舟歌Op.60
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
1974年1月8日&1982年3月8日の録音。

NI 5064 \2080
F・ショパン:
24の前奏曲Op.28/前奏曲第25番嬰ハ短調Op.45/幻想曲ヘ短調Op.49/
子守歌変ニ長調Op.57
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
1981年3月&1982年3月の録音。

NI 5095 \2080
F・ショパン:12の練習曲Op.10/12の練習曲Op.25/3つの新しい練習曲
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
1983年3月28日-29日&1982年6月8日-9日の録音。

NI 5209 \2080
F・ショパン:
バラード第1番ト短調Op.23/同第2番ヘ長調Op.38/同第3番変イ長調Op.47/
同第4番ヘ短調Op.52/
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
1974年1月&1981年3月の録音。

NI 5393 \2080
F・ショパン:
スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39/3つのマズルカOp.59(第36番-第38番)/
3つのマズルカOp.63(第39番-第41番)/マズルカ第15番ハ長調Op.24-2/
同第25番ロ短調Op.33-4/同第26番嬰ハ短調Op.41-1/同第29番変イ長調Op.41-4
/同第34番ハ長調Op.56-2/同第35番ハ短調Op.56-3/同第51番ヘ短調Op.68-4
/同第13番イ短調Op.17-4/同第21番嬰ハ短調Op.30-4/同第32番嬰ハ短調
Op.50-3/タランテラ変イ長調Op.43
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
1990年10月9日、1992年7月1日-3日、1986年5月21日-22日、
1983年3月29日の録音。

NI 5652/5 4枚組 \4350
J・ハイドン:交響曲全集Vol.5 ―― 交響曲第70番-第81番
アダム・フィッシャー(指揮)、
オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団
フィッシャー兄弟の兄アダム・フィッシャーが自ら創設したオーストリア・ハ
ンガリー・ハイドン管弦楽団と創り上げたハイドンの交響曲全集は、同コンビ
の代表作として有名なもの。ちなみに録音は全てエステルハージ宮殿のハイド
ンザールで行われている。1997年6月&1998年5月の録音。

NI 5650 \2080
G・P・da・パレストリーナ:
義人らよ、主において喜び踊れ/ミサ曲《われヨハネを見る》/義人らの魂は
/ミサ曲《天にましますわれらの父よ》/天にましますわれらの父よ
スティーヴン・ダーリントン(指揮)、
オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊
現在はアヴィー(Avie)から録音のリリースを行っているダーリントン&オック
スフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊。ニンバス時代の録音でも得
意とするルネサンス音楽のハーモニーが美しく響く。
1996年7月1日-2日の録音。

NI 5664 \2080
P・グラス:オルガンのための作品集 ――
ダンスII、「サティアグラハ」より第3幕のフィナーレ、ダンスIV
クリストファー・バウワーズ=ブロードベント(1945-):
デュエットとカノン(世界初録音)
ケヴィン・ボウヤー(オルガン)
一大事業となったニンバスの「バッハ・オルガン作品全集」で演奏を担当した
ケヴィン・ボウヤー。グラス、ペルト、グバイドゥーリナなど近現代のオルガ
ン作品への取り組みも非常に活発。1999年6月1日-2日の録音。





<Amon Ra>(Amon RaはCD-R盤となります)
CD-SAR 35 \2080
ファゴット・コレクション ――
G・A・ベルトリ:ソナタ第1番
D・シュペーア:ソナタ第1番&第2番
J・F・ファッシュ:ソナタ ハ長調
J・B・de・ボワモルティエ:2本のファゴットのためのソナタ第5番
F・ドヴィエンヌ:ソナタ ト短調Op.24-5
W・A・モーツァルト:ソナタ変ロ長調K.292
The Trout with apologies to Schubert
E・エルガー:ロマンスOp.62
フランセス・ユースティス(ファゴット&ショーム)、
アンドルー・ワッツ(ファゴット&ショーム)、
ジェニファー・ワード・クラーク(チェロ)、
ポール・ニコルソン(オルガン&チェンバロ&フォルテピアノ)
イギリスの女流奏者が様々な種類のファゴットを用いて吹き込んだピリオド楽
器による作品集。ここでは歴史的価値のあるファゴットだけでなく、オーボエ
の前身であるショームの音も聴ける。1987年11月の録音。

CD-SAR 34 \2080
W・A・モーツァルト:オーボエのための音楽 ――
オーボエ四重奏曲ヘ長調K.370/クラリネット五重奏曲変ロ長調K.516
(オーボエ版)/ディヴェルティメント第11番ニ長調K.251
ロビン・カンター(オーボエ)、ロンドン・バロック
バロック・オーボエの名手ロビン・カンターによるモーツァルト。クラリネッ
ト五重奏曲のオーボエ版といった珍しい収録曲だけでなく、カンターやロンド
ン・バロックの各声部がしっかりと聴き取れる録音も特筆もの。
1987年11月の録音。

CD-SAR 30 \2080
トランペット・コレクション ――
G・ファンティーニ:Modo per imparare a sonare di trombaより
C・モンテヴェルディ:しかし、それは本当なのか
G・フレスコバルディ:カンツォーナ
H・パーセル:戦の準備を!雄々しい殿よ!
A・スカルラッティ:Si suoni la tromba
H・ビショップ:アリアとワルツ、Thine for Ever
G・ドニゼッティ:lo L'udia
H・ケーニッヒ:ポストホルン・ギャロップ
J-B・アーバン:ヴェルディのリゴレットによる幻想曲
H・クラーク:カズン
G・エネスコ:伝説
クラリオン・アンサンブル
ナチュラル・トランペット、コルネット、ビューグル、スライド・トランペッ
ト、そして現在一般的に用いられているトランペットなどピリオドからモダン
までの8種類の楽器を駆使したアルバム。ちなみにアリアを歌うのはタリス・
スコラーズのデボラ・ロバーツである。1986年12月の録音。




<Prima Voce>(Prima VoceはCD-R盤となります)
NI 7898 \1680
ジークリッド・オネーギン(1889-1943)-録音集Vol.1(録音:1919年-1921年)
ジークリッド・オネーギン(アルト)、他
「プリマ・ヴォーチェ」は、往年の名歌手たちの歌声が収録された78回転のSP
盤の演奏をマイクロフォンで拾い、デジタル化を行う復刻シリーズ。

NI 7896 \1680
カルロス・ガルデル(1890-1935)-
キング・オヴ・タンゴVol.1(録音:1927年-1930年)
カルロス・ガルデル(ヴォーカル)、リカルド&バルビエリ(ギター)、他

NI 7894 \1680
マルセル・ジュルネ(1867-1933)-録音集(録音:1905年-1924年)
マルセル・ジュルネ(バス)、他

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