<Piano21>
P 21017-N \2250
バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ ――
J・S・バッハ:
トッカータとフーガ ニ短調BWV.565(カツァリス編)
管弦楽組曲第3番ニ長調より-アリア(カツァリス編)
シチリアーノ(フェニンガー編)
コラール《雄々しかれ、わが心》
コラール《イエス、わが喜び》(ケンプ編)
コラール《目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ》
コラール前奏曲《目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ》BWV.645(ケンプ編)
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV.564より-アダージョ(ヘス編)
幻想曲とフーガ ト短調BWV.542(サーントー、リスト、カツァリス編)
前奏曲ロ短調BWV.855a(シロティ編)
ガヴォットとロンドー(ラフマニノフ、フリードマン、カツァリス編)
ラルゴ-ソナタBWV.1005より(サン=サーンス編)
バディネリ(カツァリス編)
ラルゴ-協奏曲第5番ヘ短調BWV.1056(カツァリス編)
アリア《羊は安らかに草をはみ》(カツァリス編)
シプリアン・カツァリス(ピアノ)
入手困難となっていた「バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ」がパッ
ケージとフォーマットを一新して再登場!元祖超絶技巧ピアニストの神業を
存分にご堪能あれ!
※この新装盤はSACD Hybrid盤ではなく通常CD盤となります。これに伴い従来
リリースされていたP 21017(SACD Hybrid)/RP 21017(国内仕様盤)は廃盤と
なります。ご注意下さい。
<PentaTone>
PTC 5186 307(SACD-Hybrid) \2850
J・ブラームス:
ハイドンの主題による変奏曲変ロ長調Op.56a/交響曲第1番ハ短調Op.68
マレク・ヤノフスキ(指揮)、ピッツバーク交響楽団
ペンタトーン(PentaTone)から新たにスタートするプロジェクトは、ピッツ
バーク交響楽団のブラームス!
現在は、アンドルー・デイヴィス、ヤン=パスカル・トルトゥリエ、そして
マレク・ヤノフスキによる三頭体制で活動を続けているピッツバーク響。
(2008年9月からはマンフレッド・ホーネックが音楽監督に就任予定)
今回スタートとなるブラームスは全てヤノフスキのタクトによるもので、ラ
イヴ収録による交響曲全曲のリリースが予定されている。
ヤノフスキは1984年から1986年にかけてASVにブラームスの交響曲全集
(CDRSB 405)の録音を行っており、ピッツバーク響とのプロジェクトによる
リリースは待望の新録音となる。
ピッツバーク響との三頭体制では主にドイツ音楽を担当してきたヤノフスキ。
久々にマーケットに戻ってきたピッツバーク響と作品を知り尽くした名匠の
コンビが円熟味のあふれる堂々たるブラームスを聴かせてくれる。
2007年3月のライヴ録音。
PTC 5186 188(SACD-Hybrid) \2850
J・ブラームス:セレナード第1番ニ長調Op.11/同第2番イ長調Op.16
クルト・マズア(指揮)、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
活発な動きを見せるフィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の
復刻シリーズ最新作。今回はハイティンク&コンセルトヘボウと並びシリー
ズの重要な位置を占めるマズア&ゲヴァントハウスによるブラームスがマル
チチャンネルで復刻となる。1981年9月の録音。
<Etcetera>
KTC 1353 \2250
ニュー ――
デレク・ブルジョワ(1941-):オステオブラスト(骨芽細胞)
マルティン・パディング(1956-):And Trees Would Sing
J・P・スヴェーリンク(1562-1621):わが青春は過ぎ去り(フェルヘルスト編)
ルート・ファン・イーテン(1973-):パノラマ
エリック・エワイゼン(1954-):デュエット・フォー・アワー・タイム
ヤコブ・テル・フェルトハウス(1953-):来たれ、イエスよ
エンリケ・クレスポ(1941-):ワッツ・ニュー
マーク・ナイチンゲール(1967-):ターニング・バック・ザ・クロック
ニュー・トロンボーン・コレクティヴ
オランダ発!驚異のスーパー・トロンボーン・アンサンブルのリリース第3弾。
前作から約2年ぶりのリリースとなった今回の新作「ニュー(New)」には、声
楽やオルガンのソロを加えた意欲的な作品など新たに作曲や編曲が行われた
新作8曲を収録。
特にブルジョワの「オステオブラスト」での圧倒的なスケールの演奏からは
新時代の到来を確実に実感させてくれる。トロンボーン界の中心としての地
位を確立したオランダの若き精鋭たちのハーモニーに要注目!
KTC 1354 \2250
コレクティヴ ――
L・クープラン(ニッケル編):3つの舞曲
サスキア・アポン:トロンボーン四重奏曲第1番
D・ブルジョワ:スケルツォ・フューネブル
C・ドビュッシー(レヴィン編):3つのシャンソン
ハンス・コールメース:トロッター
E・クレスポ:ブルックナー・エチュード
R・V・イーテン:インナー・スペース
J・ハイドン(デリセ編):
バリトン三重奏曲ト長調Hob.XI-123より アダージョとメヌエット
イリャ・レインハウト:
ウェアー・ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ゴー・トゥデイ
J・P・スヴェーリンク(メルヴィク編):詩篇111番
ニュー・トロンボーン・コレクティヴ
以前はオランダの「Q-Disc」からリリースされていたニュー・トロンボーン
・コレクティヴのデビュー・アルバム「コレクティヴ」がエトセトラから移
行発売に!
定番中の定番であるドビュッシーや、ブルックナーの荘厳な響きを思わせる
クレスポのブルックナー・エチュードなど重要レパートリーを数多く収録し
た強力盤。
KTC 1355 3枚組 \4600
ニュー・トロンボーン・コレクティヴ
ニュー・トロンボーン・コレクティヴ
コレクティヴ(KTC 1354)、トロンボーン(KTC 1284)、そして新譜のニュー
(KTC 1353)の3タイトルをまとめたグッド・プライスのボックス・セットも同
時に登場。
ニュー・トロンボーン・コレクティヴはコンセルトヘボウ管首席トロンボー
ン奏者のヨルゲン・ファン・ライエン、ロッテルダム・フィルのレムコ・デ
・ジェイガー、オランダ放送フィルの若きバス・トロンボーン奏者ブラント
・アッテマらロッテルダム音楽院出身の若手実力派トロンボーン奏者9人に
よって結成されたトロンボーン・アンサンブル。
<marc aurel edition>
MA 20012 \2250
神の芸人-中世イタリアのラウダ
エリック・メンゼル(ディレクター)、
ヴォックス・レゾネイト〔太刀川昭(カウンターテナー)、ポール・カービィ
(テノール)、エリック・メンツェル(テノール)、スティーヴン・グラント
(バス)、菅原徳尚(リュート)、マルクス・タピオ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)〕
「宗教的賛美」という意味を持つ「ラウダ」とは中世、ルネサンス時代のイ
タリアで典礼以外の場で歌われた宗教歌曲の形式のこと。宗教作品としてだ
けでなく中世、ルネサンス時代のイタリアにおける音楽の発展を証明する重
要な役割を果たしている。ちなみにアルバムタイトルの「神の芸人
(Joculatores Dei)」とは、当時のイタリアでラウダを歌った歌手たちの呼
び名である。
注目の日本人アーティスト、太刀川昭と菅原徳尚がメンバーに名を連ねる
ヴォックス・レゾネイトは、エリック・メンゼルとスティーヴン・グラント
によって1996年に結成された4人の男声ヴォーカルと2人の古楽器奏奏者によ
るアンサンブル。ケルンのライン・ルネサンス音楽祭やオランダのドラード
音楽祭、ムジカ・サクラ・シリーズ、フィンランド放送古楽音楽祭、ドイツ
のヴァイルブルク城音楽祭などで大絶賛を受けている。
<Passacaille>
Passacaille 941 \2250
W・A・モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調K.576/ロンド イ短調K.511/
幻想曲ハ短調K.475/ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457
ミッシェル・キーナー(フォルテピアノ)
スヴェーリンク音楽院ではレオンハルトにチェンバロを学び、現在はジュネ
ーヴ音楽院で教授職を務めるスイスの鍵盤奏者ミッシェル・キーナーによる
モーツァルト。キーナーは師であるレオンハルト、クイケン、モザイク・
クヮルテット、イル・ジャルディーノ・アルモニコやイル・ガルデリーノと
共演を行うなど、活発な演奏活動を展開中。
クリストファー・クラーク製作のアントン・ヴァルター1790のレプリカを駆
使したモーツァルトは、作品の内面まで掘り下げた秀演である。
<Ameson>
ASCP 0506 \2250
ヤニス・クセナキス(1922-2001):回帰-蛇行
ジョルジュ・アペルギス(1945-):トーテム
ロベール・パスカル(1952-):Au plus profond d'un etrange reve eveille
カミーユ・ロイ(1934-):トレス
ヴィンコ・グロボカール(1934-):Freu(n)de
ミシェル・ポツマンテル(指揮)、
現代音楽センターのチェリストたち
クセナキスを筆頭にグロボカールやアペルギスなどの作品で最大19人のチェ
リストたちの強烈な個性がぶつかり合う。チェロ・アンサンブルによる現代
作品集。2005年の録音。
ASCP 0505 \2250
アンリ・デュティーユ(1916-):ピアノ・ソナタ
カロル・ベッファ(1973-):シラージュ、6つの練習曲、母音
ロレーヌ・ドゥ・ラチュルド(ピアノ)
ロレーヌ・ドゥ・ラチュルドは、2003年のザイラー国際ピアノ・コンクール
優勝の実績を持つ1979年フランス生まれの女流ピアニスト。ここではフラン
スの大ベテラン、デュテーユと若手作曲家ベッファの作品をカップリング。
2005年の録音。
<Timpani>
2C 2122 2枚組 \4600
ピエール・ジャメと五重奏団 ――
W・A・モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299
C・ドビュッシー:
ハープのための舞曲、フルート, ヴィオラとハープのためのソナタ、
亜麻色の髪の乙女
M・ラヴェル:前奏曲とアレグロ
G・ピエルネ:愛する国への旅、自由な変奏とフィナーレ
V・ダンディ:組曲Op.91
A・ルーセル:セレナードOp.30
フローラン・シュミット:ロカイユ趣味の組曲Op.84
J・フランセ:木管五重奏曲
ピエール・ジャメ(ハープ)、ガストン・クリュネル(フルート)、
パリ管楽五重奏団、ピエール・ジャメ五重奏団、
ギュスターヴ・クロエ(指揮)、ピエール・キャプドヴィエル(指揮)、他
フランスのハープ界の発展に尽力した同国の20世紀を代表する名手ピエール
・ジャメの歴史的録音集。同じく20世紀フランスを代表するフルート奏者ガ
ストン・クリュネルとの共演など、協奏曲や室内楽曲が2枚のディスクにギッ
シリと収められている。1933年-1952年の録音。
<Pavane>
ADW 7396 \2250
L・M・ゴットシャルク:
バンブーラ/バンジョー/バナナの木/マンチャの調べ/アンダルシアの思
い出/舞曲/マンスニエのセレナード/ハバナの思い出/子守歌/大スケル
ツォ/風刺
ルドヴィク=アマデウス・セルミ(ピアノ)
中南米各地の民族音楽などの旋律やリズムを自らの作品に取り込んだゴット
シャルクの作品。特に超絶技巧を要する「バンジョー」はカツァリス得意の
アンコール・ピースとして知られている。ルドヴィク=アマデウス・セルミ
はフランスのトゥーロン住まれのピアニスト。1985年のラヴェル国際アカデ
ミーでの一等賞など多くの受賞歴を誇る。1997年の録音。
ADW 7407 \2250
C・サン=サーンス:
チェロ・ソナタ第1番ハ短調Op.32/同第2番ヘ長調Op.123/アレグロ・アパッ
ショナートOp.43/白鳥
ルク・トーテン(チェロ)、ベンジャミン・ラヴィッツ(ピアノ)
ルク・トーテンは、フランダース放送響の主席奏者やアリアーガ弦楽四重奏
団のメンバーとして活躍するベルギーのトップ・チェリスト。 15歳でコミッ
ショーナの指揮するハイファ交響楽団との共演でソロ・デビューを飾ったイ
スラエルのピアニスト、ラヴィッツとのコンビも絶妙。
ADW 7406 \2250
F・シューベルト:歌曲集《冬の旅》D.911,Op.89
ジュール・バスティン(バス)、ウルスラ・クナイス(ピアノ)
ジュール・バスティンは、ブリュッセルの王立モネ劇場でのデビューを皮切
りに世界中のオペラハウスでブーレーズ、バレンボイム、クライバー、カラ
ヤン、ベームといった巨匠たちとの共演を重ねた名バス奏者。1978年に収録
された「冬の旅」は今は亡き名手の歌声を現在に伝える録音である。
ADW 7404 \2250
クリストファー・ボール(1936-):
リコーダーと弦楽のための協奏曲《笛吹きの夢》/木管五重奏のための《コ
メディーからの情景》/オーボエと弦楽のための協奏曲/異教徒の笛吹き/
笛の音を耳に
ポール・アーデン=テイラー(リコーダー&オーボエ)、
クリストファー・ボール(指揮)、アダベリー・アンサンブル
作曲家、指揮者、リコーダー奏者、そして写真家など様々な顔を持つイギリ
スの芸術家クリストファー・ボールの作品集。哀愁の漂う旋律とリコーダー
の圧倒的なテクニックが1つとなった「笛吹きの夢」はリコーダー・ファン
要注目の音楽家としてのボールの代表作。
ADW 7413 \2250
バッハと同世代の作曲家たち ――
J・クリーガー:トッカータ ハ長調、フーガ
J・クーナウ:前奏曲とフーガ ロ長調、同ト長調、コラール前奏曲
J・S・バッハ:オルガンのためのコラール集
J・F・ファッシュ:トリオ・ソナタ ハ短調
J・C・アルトニコル:リチェルカーレ ハ長調
ルク・ポネ(オルガン)
大バッハと同世代の4人の作曲家によるオルガン作品を、ベルギーのレフ修
道院のオルガンを用いて演奏したもの。1997年の録音。
<Cybele>
Cybele 360.901 \2250
ハンス・ガル(1890-1987):
ヴァイオリン・ソナタOp.17/チェロ・ソナタOp.89
アネッタ=バルバラ・フォーゲル(ヴァイオリン)、
フールベルト・スレンチカ(チェロ)、レネ・レクオーナ(ピアノ)
ニーダーライン響のコンサート・ミストレスを務めたフォーゲル、デュイス
ブルク・フィルのソロ・チェロ奏者スレンチカがソリストを務めるハンス・
ガルの室内楽作品集。ピアノ作品を中心に録音が増えているハンス・ガルは
ブラームスから多大な影響を受けた作曲家として近年再評価が著しい。
Cybele 351.001 \2250
20世紀のクラリネット三重奏曲集 ――
ゴットフリート・フォン・アイネム(1918-1996):フェルデーア=トリオ
A・ベルク:アダージョ
フリードリヒ・ショルツ(1926-):主題と変奏
エルンスト・クルシェネク(1900-1991):三重奏曲
トリオ・コントラスツ
バルトークの名作をアンサンブルの名前に冠した「トリオ・コントラスツ」
は、エッセンのフォルクヴァンク大学で学んだ3人のアーティストたちによ
って1997年に結成された三重奏団。クラリネットのクリスティアン・ドルフ
スは、ドレスデン・シュターツカペレでクラリネット奏者として活躍中の実
力者である。
Cybele 360.401 \2250
ハーモニーとカウンターポイント ――
ディートリヒ・ハーネ(1961-):フォーチューン
エリック・ルンド(1958-):ラコンティーニ
シュテファン・ヴォルペ(1902-1972):トリオ
スコット・ローラー(1959-):トリオ・セット
マンフレッド・スタンケ(1951-):リトゥス
ヴォルペ・トリオ
シュテファン・ヴォルペを筆頭にドイツとアメリカの20世紀の作曲家5人を取
り上げたアルバム。フルート、ピアノ、チェロによるヴォルペ・トリオはこ
の録音がデビュー盤となった。
<Hortus>
HORTUS 021-022 2枚組 \4500
ルイ・マルシャン(1669-1732):
クラヴサン曲集第1巻/同第2巻/オルガン曲集第1巻
ローレン・スチュワート(チェンバロ)、
フレディ・アイケルバーガー(オルガン)
作曲と演奏の両面で天才的な才能を発揮したフランスの音楽家ルイ・マルシャ
ン。マルシャン自身の出版に対する意欲がそれほどではなかったため現存す
る楽譜も限られており、その飛び抜けた才能を確認する手段は非常に少ない。
2つのクラヴサン曲集と死後出版されたオルガン曲集、そしてヴェルサイユの
手写本はマルシャンの作曲家としての手腕を証明する傑作として知られている。
<Syrius>
SYR 141404(CD+dts) \4500
W・A・モーツァルト:教会ソナタ集 ――
教会ソナタ変ホ長調K.67/同変ロ長調K.68/同ニ長調K.69/同ニ長調K.144
/同ヘ長調K.145/同変ロ長調K.212/同ト長調K.241/同ヘ長調K.224/同イ
長調K.225/同ヘ長調K.244/同ニ長調K.245/同ト長調K.274/同ハ長調K.328
/同ハ長調K.336
パトリック・ドゥラブル(オルガン)、シャルトル弦楽四重奏団
1984年に結成されたフランスのアンサンブル、シャルトル弦楽四重奏団のメ
ンバーとシャルトル大聖堂のフィリップ・ルフェーブルのアシスタントを務
めていたオルガン奏者ドゥラブルによるモーツァルト。奥行きのある響きと
洗練された音色が印象に残る演奏に仕上がっている。2006年5月、フランス・
ペリゴール地方のサン・シプリアン教会での録音。
(このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
/dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオー
ディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは異なります。ご注意下さい。)
SYR 141395(CD+dts) \4500
M・E・ボッシ:熱情Op.140-1、ツバメとの対話Op.140-2、幸福op.140-3
R・マナーリ:シチリアーナ幻想曲、伝説、協奏的練習曲、スケルツォ
ドメニコ・セヴェリン(オルガン)
オペラの黄金時代だった19世紀イタリアにおいてオルガン作品の作曲に力を
注いだ音楽家たちの作品集。メッシーナ大聖堂のグランド・オルガンでの録
音。
SYR 141397(CD+dts) \4500
メッシーナ大聖堂のオルガンII ――
D・ジャーマン:祝祭のためのトランペット・チューン
J・S・バッハ:パッサカリアとフーガBWV.582、カンタータ第208番より
F・リスト:海を渡るパオラの聖フランシス
C・ドビュッシー:月の光
G・ブッシュ:トランペット・マーチ
J・ヨンゲン:5月の歌Op.53-1
M・E・ボッシ:伝説op.132-1
C・キエザ:Assisii templi in limine
L・de・サン=マルティン:トッカータ
マッシモ・ノゼッティ(オルガン)
シチリア半島のメッシーナ大聖堂に設置されているグランド・オルガンによ
る作品集の第2弾。バラエティに富んだプログラムが特徴的。
SYR 141408(CD+dts) \4500
M・コレット:
第1旋法によるマニフィカト、第3旋法によるマニフィカト、第5旋法による
マニフィカト、組曲ト短調、オルガンのための小品
J-J・ボーヴァルレ・シャルパンティエ:
ミサ曲ホ短調より キリエ、グローリア、アニュス・デイ/他
ヘルガ・シャウエルテ(オルガン)
フランスのサン・ルイ教会の歴史的オルガンによる録音。
<2L>
2L 40(SACD-Hybrid) \2850
W・A・モーツァルト(1756-1791)
E・グリーグ(1843-1907):2台ピアノのためのソナタ集 ――
ピアノ・ソナタ第15番ハ長調K.545/同第18番ヘ長調K.533/494/同第5番
ト長調K.283/同第14番ハ短調K.457
デーナ・ピアノデュオ〔ハイデ・ゲルツ(ピアノ)、
ティナ・マルガレータ・ニルセン(ピアノ)〕
モーツァルトのオリジナルに一切手を加えず第2ピアノのパートだけをグリ
ーグが作曲したソロ・ソナタは4曲。この4曲全てを演奏した、非常にユニー
クで興味深いアルバムがノルウェーの2Lから登場。
ドイツ人のゲルツ、ノルウェー人のニルセンによる師弟デュオが抜群のコン
ビネーションを披露してくれる。
<NORCD>
NORCD 766 \2300
メイド・ディス ――
エレクトル/クローム・ヒル/ムーン・ティント/アウトカム/ハウス/
インサビアティ/シルヴァースミス/バッハ/イン・ザ・ミドル・オヴ・
ザ・ナイト/アングーラ・モーメンタム/ヴァルス
イープル・トリオ
<Bajkal Records>
222016 \2300
ウッドワーク ――
ピュア・アナログ・フォーエヴァー/ファイアーログより/イングレイブ/
モノクローム
ウィンターストーマー
P 21017-N \2250
バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ ――
J・S・バッハ:
トッカータとフーガ ニ短調BWV.565(カツァリス編)
管弦楽組曲第3番ニ長調より-アリア(カツァリス編)
シチリアーノ(フェニンガー編)
コラール《雄々しかれ、わが心》
コラール《イエス、わが喜び》(ケンプ編)
コラール《目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ》
コラール前奏曲《目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ》BWV.645(ケンプ編)
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV.564より-アダージョ(ヘス編)
幻想曲とフーガ ト短調BWV.542(サーントー、リスト、カツァリス編)
前奏曲ロ短調BWV.855a(シロティ編)
ガヴォットとロンドー(ラフマニノフ、フリードマン、カツァリス編)
ラルゴ-ソナタBWV.1005より(サン=サーンス編)
バディネリ(カツァリス編)
ラルゴ-協奏曲第5番ヘ短調BWV.1056(カツァリス編)
アリア《羊は安らかに草をはみ》(カツァリス編)
シプリアン・カツァリス(ピアノ)
入手困難となっていた「バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ」がパッ
ケージとフォーマットを一新して再登場!元祖超絶技巧ピアニストの神業を
存分にご堪能あれ!
※この新装盤はSACD Hybrid盤ではなく通常CD盤となります。これに伴い従来
リリースされていたP 21017(SACD Hybrid)/RP 21017(国内仕様盤)は廃盤と
なります。ご注意下さい。
<PentaTone>
PTC 5186 307(SACD-Hybrid) \2850
J・ブラームス:
ハイドンの主題による変奏曲変ロ長調Op.56a/交響曲第1番ハ短調Op.68
マレク・ヤノフスキ(指揮)、ピッツバーク交響楽団
ペンタトーン(PentaTone)から新たにスタートするプロジェクトは、ピッツ
バーク交響楽団のブラームス!
現在は、アンドルー・デイヴィス、ヤン=パスカル・トルトゥリエ、そして
マレク・ヤノフスキによる三頭体制で活動を続けているピッツバーク響。
(2008年9月からはマンフレッド・ホーネックが音楽監督に就任予定)
今回スタートとなるブラームスは全てヤノフスキのタクトによるもので、ラ
イヴ収録による交響曲全曲のリリースが予定されている。
ヤノフスキは1984年から1986年にかけてASVにブラームスの交響曲全集
(CDRSB 405)の録音を行っており、ピッツバーク響とのプロジェクトによる
リリースは待望の新録音となる。
ピッツバーク響との三頭体制では主にドイツ音楽を担当してきたヤノフスキ。
久々にマーケットに戻ってきたピッツバーク響と作品を知り尽くした名匠の
コンビが円熟味のあふれる堂々たるブラームスを聴かせてくれる。
2007年3月のライヴ録音。
PTC 5186 188(SACD-Hybrid) \2850
J・ブラームス:セレナード第1番ニ長調Op.11/同第2番イ長調Op.16
クルト・マズア(指揮)、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
活発な動きを見せるフィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の
復刻シリーズ最新作。今回はハイティンク&コンセルトヘボウと並びシリー
ズの重要な位置を占めるマズア&ゲヴァントハウスによるブラームスがマル
チチャンネルで復刻となる。1981年9月の録音。
<Etcetera>
KTC 1353 \2250
ニュー ――
デレク・ブルジョワ(1941-):オステオブラスト(骨芽細胞)
マルティン・パディング(1956-):And Trees Would Sing
J・P・スヴェーリンク(1562-1621):わが青春は過ぎ去り(フェルヘルスト編)
ルート・ファン・イーテン(1973-):パノラマ
エリック・エワイゼン(1954-):デュエット・フォー・アワー・タイム
ヤコブ・テル・フェルトハウス(1953-):来たれ、イエスよ
エンリケ・クレスポ(1941-):ワッツ・ニュー
マーク・ナイチンゲール(1967-):ターニング・バック・ザ・クロック
ニュー・トロンボーン・コレクティヴ
オランダ発!驚異のスーパー・トロンボーン・アンサンブルのリリース第3弾。
前作から約2年ぶりのリリースとなった今回の新作「ニュー(New)」には、声
楽やオルガンのソロを加えた意欲的な作品など新たに作曲や編曲が行われた
新作8曲を収録。
特にブルジョワの「オステオブラスト」での圧倒的なスケールの演奏からは
新時代の到来を確実に実感させてくれる。トロンボーン界の中心としての地
位を確立したオランダの若き精鋭たちのハーモニーに要注目!
KTC 1354 \2250
コレクティヴ ――
L・クープラン(ニッケル編):3つの舞曲
サスキア・アポン:トロンボーン四重奏曲第1番
D・ブルジョワ:スケルツォ・フューネブル
C・ドビュッシー(レヴィン編):3つのシャンソン
ハンス・コールメース:トロッター
E・クレスポ:ブルックナー・エチュード
R・V・イーテン:インナー・スペース
J・ハイドン(デリセ編):
バリトン三重奏曲ト長調Hob.XI-123より アダージョとメヌエット
イリャ・レインハウト:
ウェアー・ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ゴー・トゥデイ
J・P・スヴェーリンク(メルヴィク編):詩篇111番
ニュー・トロンボーン・コレクティヴ
以前はオランダの「Q-Disc」からリリースされていたニュー・トロンボーン
・コレクティヴのデビュー・アルバム「コレクティヴ」がエトセトラから移
行発売に!
定番中の定番であるドビュッシーや、ブルックナーの荘厳な響きを思わせる
クレスポのブルックナー・エチュードなど重要レパートリーを数多く収録し
た強力盤。
KTC 1355 3枚組 \4600
ニュー・トロンボーン・コレクティヴ
ニュー・トロンボーン・コレクティヴ
コレクティヴ(KTC 1354)、トロンボーン(KTC 1284)、そして新譜のニュー
(KTC 1353)の3タイトルをまとめたグッド・プライスのボックス・セットも同
時に登場。
ニュー・トロンボーン・コレクティヴはコンセルトヘボウ管首席トロンボー
ン奏者のヨルゲン・ファン・ライエン、ロッテルダム・フィルのレムコ・デ
・ジェイガー、オランダ放送フィルの若きバス・トロンボーン奏者ブラント
・アッテマらロッテルダム音楽院出身の若手実力派トロンボーン奏者9人に
よって結成されたトロンボーン・アンサンブル。
<marc aurel edition>
MA 20012 \2250
神の芸人-中世イタリアのラウダ
エリック・メンゼル(ディレクター)、
ヴォックス・レゾネイト〔太刀川昭(カウンターテナー)、ポール・カービィ
(テノール)、エリック・メンツェル(テノール)、スティーヴン・グラント
(バス)、菅原徳尚(リュート)、マルクス・タピオ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)〕
「宗教的賛美」という意味を持つ「ラウダ」とは中世、ルネサンス時代のイ
タリアで典礼以外の場で歌われた宗教歌曲の形式のこと。宗教作品としてだ
けでなく中世、ルネサンス時代のイタリアにおける音楽の発展を証明する重
要な役割を果たしている。ちなみにアルバムタイトルの「神の芸人
(Joculatores Dei)」とは、当時のイタリアでラウダを歌った歌手たちの呼
び名である。
注目の日本人アーティスト、太刀川昭と菅原徳尚がメンバーに名を連ねる
ヴォックス・レゾネイトは、エリック・メンゼルとスティーヴン・グラント
によって1996年に結成された4人の男声ヴォーカルと2人の古楽器奏奏者によ
るアンサンブル。ケルンのライン・ルネサンス音楽祭やオランダのドラード
音楽祭、ムジカ・サクラ・シリーズ、フィンランド放送古楽音楽祭、ドイツ
のヴァイルブルク城音楽祭などで大絶賛を受けている。
<Passacaille>
Passacaille 941 \2250
W・A・モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調K.576/ロンド イ短調K.511/
幻想曲ハ短調K.475/ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457
ミッシェル・キーナー(フォルテピアノ)
スヴェーリンク音楽院ではレオンハルトにチェンバロを学び、現在はジュネ
ーヴ音楽院で教授職を務めるスイスの鍵盤奏者ミッシェル・キーナーによる
モーツァルト。キーナーは師であるレオンハルト、クイケン、モザイク・
クヮルテット、イル・ジャルディーノ・アルモニコやイル・ガルデリーノと
共演を行うなど、活発な演奏活動を展開中。
クリストファー・クラーク製作のアントン・ヴァルター1790のレプリカを駆
使したモーツァルトは、作品の内面まで掘り下げた秀演である。
<Ameson>
ASCP 0506 \2250
ヤニス・クセナキス(1922-2001):回帰-蛇行
ジョルジュ・アペルギス(1945-):トーテム
ロベール・パスカル(1952-):Au plus profond d'un etrange reve eveille
カミーユ・ロイ(1934-):トレス
ヴィンコ・グロボカール(1934-):Freu(n)de
ミシェル・ポツマンテル(指揮)、
現代音楽センターのチェリストたち
クセナキスを筆頭にグロボカールやアペルギスなどの作品で最大19人のチェ
リストたちの強烈な個性がぶつかり合う。チェロ・アンサンブルによる現代
作品集。2005年の録音。
ASCP 0505 \2250
アンリ・デュティーユ(1916-):ピアノ・ソナタ
カロル・ベッファ(1973-):シラージュ、6つの練習曲、母音
ロレーヌ・ドゥ・ラチュルド(ピアノ)
ロレーヌ・ドゥ・ラチュルドは、2003年のザイラー国際ピアノ・コンクール
優勝の実績を持つ1979年フランス生まれの女流ピアニスト。ここではフラン
スの大ベテラン、デュテーユと若手作曲家ベッファの作品をカップリング。
2005年の録音。
<Timpani>
2C 2122 2枚組 \4600
ピエール・ジャメと五重奏団 ――
W・A・モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299
C・ドビュッシー:
ハープのための舞曲、フルート, ヴィオラとハープのためのソナタ、
亜麻色の髪の乙女
M・ラヴェル:前奏曲とアレグロ
G・ピエルネ:愛する国への旅、自由な変奏とフィナーレ
V・ダンディ:組曲Op.91
A・ルーセル:セレナードOp.30
フローラン・シュミット:ロカイユ趣味の組曲Op.84
J・フランセ:木管五重奏曲
ピエール・ジャメ(ハープ)、ガストン・クリュネル(フルート)、
パリ管楽五重奏団、ピエール・ジャメ五重奏団、
ギュスターヴ・クロエ(指揮)、ピエール・キャプドヴィエル(指揮)、他
フランスのハープ界の発展に尽力した同国の20世紀を代表する名手ピエール
・ジャメの歴史的録音集。同じく20世紀フランスを代表するフルート奏者ガ
ストン・クリュネルとの共演など、協奏曲や室内楽曲が2枚のディスクにギッ
シリと収められている。1933年-1952年の録音。
<Pavane>
ADW 7396 \2250
L・M・ゴットシャルク:
バンブーラ/バンジョー/バナナの木/マンチャの調べ/アンダルシアの思
い出/舞曲/マンスニエのセレナード/ハバナの思い出/子守歌/大スケル
ツォ/風刺
ルドヴィク=アマデウス・セルミ(ピアノ)
中南米各地の民族音楽などの旋律やリズムを自らの作品に取り込んだゴット
シャルクの作品。特に超絶技巧を要する「バンジョー」はカツァリス得意の
アンコール・ピースとして知られている。ルドヴィク=アマデウス・セルミ
はフランスのトゥーロン住まれのピアニスト。1985年のラヴェル国際アカデ
ミーでの一等賞など多くの受賞歴を誇る。1997年の録音。
ADW 7407 \2250
C・サン=サーンス:
チェロ・ソナタ第1番ハ短調Op.32/同第2番ヘ長調Op.123/アレグロ・アパッ
ショナートOp.43/白鳥
ルク・トーテン(チェロ)、ベンジャミン・ラヴィッツ(ピアノ)
ルク・トーテンは、フランダース放送響の主席奏者やアリアーガ弦楽四重奏
団のメンバーとして活躍するベルギーのトップ・チェリスト。 15歳でコミッ
ショーナの指揮するハイファ交響楽団との共演でソロ・デビューを飾ったイ
スラエルのピアニスト、ラヴィッツとのコンビも絶妙。
ADW 7406 \2250
F・シューベルト:歌曲集《冬の旅》D.911,Op.89
ジュール・バスティン(バス)、ウルスラ・クナイス(ピアノ)
ジュール・バスティンは、ブリュッセルの王立モネ劇場でのデビューを皮切
りに世界中のオペラハウスでブーレーズ、バレンボイム、クライバー、カラ
ヤン、ベームといった巨匠たちとの共演を重ねた名バス奏者。1978年に収録
された「冬の旅」は今は亡き名手の歌声を現在に伝える録音である。
ADW 7404 \2250
クリストファー・ボール(1936-):
リコーダーと弦楽のための協奏曲《笛吹きの夢》/木管五重奏のための《コ
メディーからの情景》/オーボエと弦楽のための協奏曲/異教徒の笛吹き/
笛の音を耳に
ポール・アーデン=テイラー(リコーダー&オーボエ)、
クリストファー・ボール(指揮)、アダベリー・アンサンブル
作曲家、指揮者、リコーダー奏者、そして写真家など様々な顔を持つイギリ
スの芸術家クリストファー・ボールの作品集。哀愁の漂う旋律とリコーダー
の圧倒的なテクニックが1つとなった「笛吹きの夢」はリコーダー・ファン
要注目の音楽家としてのボールの代表作。
ADW 7413 \2250
バッハと同世代の作曲家たち ――
J・クリーガー:トッカータ ハ長調、フーガ
J・クーナウ:前奏曲とフーガ ロ長調、同ト長調、コラール前奏曲
J・S・バッハ:オルガンのためのコラール集
J・F・ファッシュ:トリオ・ソナタ ハ短調
J・C・アルトニコル:リチェルカーレ ハ長調
ルク・ポネ(オルガン)
大バッハと同世代の4人の作曲家によるオルガン作品を、ベルギーのレフ修
道院のオルガンを用いて演奏したもの。1997年の録音。
<Cybele>
Cybele 360.901 \2250
ハンス・ガル(1890-1987):
ヴァイオリン・ソナタOp.17/チェロ・ソナタOp.89
アネッタ=バルバラ・フォーゲル(ヴァイオリン)、
フールベルト・スレンチカ(チェロ)、レネ・レクオーナ(ピアノ)
ニーダーライン響のコンサート・ミストレスを務めたフォーゲル、デュイス
ブルク・フィルのソロ・チェロ奏者スレンチカがソリストを務めるハンス・
ガルの室内楽作品集。ピアノ作品を中心に録音が増えているハンス・ガルは
ブラームスから多大な影響を受けた作曲家として近年再評価が著しい。
Cybele 351.001 \2250
20世紀のクラリネット三重奏曲集 ――
ゴットフリート・フォン・アイネム(1918-1996):フェルデーア=トリオ
A・ベルク:アダージョ
フリードリヒ・ショルツ(1926-):主題と変奏
エルンスト・クルシェネク(1900-1991):三重奏曲
トリオ・コントラスツ
バルトークの名作をアンサンブルの名前に冠した「トリオ・コントラスツ」
は、エッセンのフォルクヴァンク大学で学んだ3人のアーティストたちによ
って1997年に結成された三重奏団。クラリネットのクリスティアン・ドルフ
スは、ドレスデン・シュターツカペレでクラリネット奏者として活躍中の実
力者である。
Cybele 360.401 \2250
ハーモニーとカウンターポイント ――
ディートリヒ・ハーネ(1961-):フォーチューン
エリック・ルンド(1958-):ラコンティーニ
シュテファン・ヴォルペ(1902-1972):トリオ
スコット・ローラー(1959-):トリオ・セット
マンフレッド・スタンケ(1951-):リトゥス
ヴォルペ・トリオ
シュテファン・ヴォルペを筆頭にドイツとアメリカの20世紀の作曲家5人を取
り上げたアルバム。フルート、ピアノ、チェロによるヴォルペ・トリオはこ
の録音がデビュー盤となった。
<Hortus>
HORTUS 021-022 2枚組 \4500
ルイ・マルシャン(1669-1732):
クラヴサン曲集第1巻/同第2巻/オルガン曲集第1巻
ローレン・スチュワート(チェンバロ)、
フレディ・アイケルバーガー(オルガン)
作曲と演奏の両面で天才的な才能を発揮したフランスの音楽家ルイ・マルシャ
ン。マルシャン自身の出版に対する意欲がそれほどではなかったため現存す
る楽譜も限られており、その飛び抜けた才能を確認する手段は非常に少ない。
2つのクラヴサン曲集と死後出版されたオルガン曲集、そしてヴェルサイユの
手写本はマルシャンの作曲家としての手腕を証明する傑作として知られている。
<Syrius>
SYR 141404(CD+dts) \4500
W・A・モーツァルト:教会ソナタ集 ――
教会ソナタ変ホ長調K.67/同変ロ長調K.68/同ニ長調K.69/同ニ長調K.144
/同ヘ長調K.145/同変ロ長調K.212/同ト長調K.241/同ヘ長調K.224/同イ
長調K.225/同ヘ長調K.244/同ニ長調K.245/同ト長調K.274/同ハ長調K.328
/同ハ長調K.336
パトリック・ドゥラブル(オルガン)、シャルトル弦楽四重奏団
1984年に結成されたフランスのアンサンブル、シャルトル弦楽四重奏団のメ
ンバーとシャルトル大聖堂のフィリップ・ルフェーブルのアシスタントを務
めていたオルガン奏者ドゥラブルによるモーツァルト。奥行きのある響きと
洗練された音色が印象に残る演奏に仕上がっている。2006年5月、フランス・
ペリゴール地方のサン・シプリアン教会での録音。
(このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
/dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオー
ディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは異なります。ご注意下さい。)
SYR 141395(CD+dts) \4500
M・E・ボッシ:熱情Op.140-1、ツバメとの対話Op.140-2、幸福op.140-3
R・マナーリ:シチリアーナ幻想曲、伝説、協奏的練習曲、スケルツォ
ドメニコ・セヴェリン(オルガン)
オペラの黄金時代だった19世紀イタリアにおいてオルガン作品の作曲に力を
注いだ音楽家たちの作品集。メッシーナ大聖堂のグランド・オルガンでの録
音。
SYR 141397(CD+dts) \4500
メッシーナ大聖堂のオルガンII ――
D・ジャーマン:祝祭のためのトランペット・チューン
J・S・バッハ:パッサカリアとフーガBWV.582、カンタータ第208番より
F・リスト:海を渡るパオラの聖フランシス
C・ドビュッシー:月の光
G・ブッシュ:トランペット・マーチ
J・ヨンゲン:5月の歌Op.53-1
M・E・ボッシ:伝説op.132-1
C・キエザ:Assisii templi in limine
L・de・サン=マルティン:トッカータ
マッシモ・ノゼッティ(オルガン)
シチリア半島のメッシーナ大聖堂に設置されているグランド・オルガンによ
る作品集の第2弾。バラエティに富んだプログラムが特徴的。
SYR 141408(CD+dts) \4500
M・コレット:
第1旋法によるマニフィカト、第3旋法によるマニフィカト、第5旋法による
マニフィカト、組曲ト短調、オルガンのための小品
J-J・ボーヴァルレ・シャルパンティエ:
ミサ曲ホ短調より キリエ、グローリア、アニュス・デイ/他
ヘルガ・シャウエルテ(オルガン)
フランスのサン・ルイ教会の歴史的オルガンによる録音。
<2L>
2L 40(SACD-Hybrid) \2850
W・A・モーツァルト(1756-1791)
E・グリーグ(1843-1907):2台ピアノのためのソナタ集 ――
ピアノ・ソナタ第15番ハ長調K.545/同第18番ヘ長調K.533/494/同第5番
ト長調K.283/同第14番ハ短調K.457
デーナ・ピアノデュオ〔ハイデ・ゲルツ(ピアノ)、
ティナ・マルガレータ・ニルセン(ピアノ)〕
モーツァルトのオリジナルに一切手を加えず第2ピアノのパートだけをグリ
ーグが作曲したソロ・ソナタは4曲。この4曲全てを演奏した、非常にユニー
クで興味深いアルバムがノルウェーの2Lから登場。
ドイツ人のゲルツ、ノルウェー人のニルセンによる師弟デュオが抜群のコン
ビネーションを披露してくれる。
<NORCD>
NORCD 766 \2300
メイド・ディス ――
エレクトル/クローム・ヒル/ムーン・ティント/アウトカム/ハウス/
インサビアティ/シルヴァースミス/バッハ/イン・ザ・ミドル・オヴ・
ザ・ナイト/アングーラ・モーメンタム/ヴァルス
イープル・トリオ
<Bajkal Records>
222016 \2300
ウッドワーク ――
ピュア・アナログ・フォーエヴァー/ファイアーログより/イングレイブ/
モノクローム
ウィンターストーマー