<ROYAL OPERA HOUSE HERITAGE SERIES>
ROHS 001 2枚組 \3200
ヴェルディ:「オテッロ」
ラモン・ヴィナイ(T オテッロ),
グレ・ブラウエンスタイン(S デズデーモナ),
オタカール・クラウス(Br イヤーゴ),
ジョン・ラニガン(T カッシオ),ノ
リーン・ベリー(Ms エミーリア),
レイモンド・ナイルソン(T ロデリーゴ),ほか
ラファエル・クーベリック(指)
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1955年10月19日ロンドン、ロイヤル・オペラ・ハウス(ライヴ)
これはビックリ、こんな音源が眠っていたとは!名指揮者、ラファエル・ク
ーベリックの指揮したヴェルディ、それも「オテッロ」!クーベリックは
1954年から1958年までコヴェントガーデン王立歌劇場の音楽監督を務め、こ
の歌劇場の発展に多大な貢献を残しました。その時期の録音そのものがごく
少ないので、その点だけでも貴重。クーベリックのヴェルディとは意外です
が、このほぼ一月後には、ウィーン国立歌劇場再開公演に招かれ、ドイツ語
とはいえ「アイーダ」を指揮していますので、高い評価を得ていたことも間
違いありません。そして歌手は、ブッシュ、トスカニーニ、フルトヴェング
ラーの指揮のもとでも歌った天下のオテッロ歌手、ラモン・ヴィナイに、オ
ランダの名ソプラノ、グレ・ブラウエンスタイン、チェコ出身でロンドンで
大活躍したオタカール・クラウスと、かなり豪華。おそらく海賊盤でも流通
したことのない、初出音源です!
ROHS 002 2枚組 \3200
ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」
ジョン・サザランド(S ルチア),ジョアン・ジビン(T エドガルド),
ジョン・ショー(Br エンリーコ),ジョゼフ・ルルー(Bs ライモンド),
ケニス・マクドナルド(T アルトゥーロ),ほか
トゥリオ・セラフィン(指)
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1959年2月26日ロンドン、ロイヤル・オペラ・ハウス(ライヴ)
20世紀の大プリマドンナに、ジョン・サザランドを選ぶのに異論のある人は
いないでしょう!彼女は1952年にはコヴェントガーデン王立歌劇場の舞台を
踏んでいますが、脇役だったり、あるいはヴェルディなどのドラマティック
な役だったりと、本領を発揮していませんでした。しかし、この1959年の
「ルチア」が大成功、サザランドは一夜にしてスターになり、まもなくDECCA
へ録音を開始、世界的プリマドンナへの道を突き進むようになるのです。
海賊盤ではかなり知られた録音でしたが、蔵出しで登場です!
<musicaphon>
M 56849 \2080
世界初録音
ベートーヴェン:ピアノ五重奏版
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
ハイドルン・ホルツマン(Pf)、コンチェルティーノ・ミュンヘン
古典派、初期ロマン派のピアノ協奏曲を室内楽編成で演奏したディスクがい
ろいろ出ていますが、ついにベートーヴェンの3番と4番も登場しました。ピ
アノ、Vn2,Va,Vcの五重奏で編曲者は3番が不詳、4番がアレクサンダー・ペッ
シンガーによるいずれもベートーヴェン同時代のもので、草稿はずっとベル
リン国立図書館に所蔵されていました。
ことに4番は1807年のオリジナル版の初演と1808年の楽譜出版の間に行なわれ
た編曲で、ベートーヴェン自身が弾いたとされる独奏パート(やはり草稿ま
ま残された)は現行版と異なる部分があるらしく、興味津々です。ベートー
ヴェン・ファン必携の一枚と申せましょう。
<Lyrinx>
LYR 231 \2180
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集Op.27(全曲)
ローラン・コルシア(Vn)
録音:1994年9月
フランスで爆発的な人気を誇るnaiveのスター・プレイヤー、コルシア。彼が
ブレイクする以前、Lyrinxで録音した代表的アルバムがこちら。熱心なヴァイ
オリン好きの間では、評価の高かったアルバムですが、久しく入手難でした。
濃い口の歌いまわしと超絶のテクニック。先ごろリリースされたバルトーク
(V.4991)と合わせてこの機会にぜひ。旧番号LYR.141。
<Ondine>
ODE 1055 2枚組 \4160
タウノ・ピュルッカネン(1918-1980):オペラ「マレと息子」(1942-43)
キルシ・ティーホネン(ソプラノ、マレ)、ライモ・シルッカ(テノール、
イマント)、ユハ・ウーシタロ(バリトン,ゴスヴィン・フォン・ヘリケ)、
エサ・ルートゥネン(バリトン、マンゴ)
ユハ・リーヒマキ(テノール、吟遊詩人)、カイ・ヴァルトネン(バス、兵士)
ハンヌ・リントゥ(指)
エストニア国立オペラ合唱団・管弦楽団
録音:2004年9月10日-11日 エストニア・コンサートホール (タリン)
(ライヴ)
タウノ・ピュルッカネンは第2次世界大戦後のフィンランドを代表するオペラ
作曲家のひとり。5つのオペラ、4つの小オペラと、バレエが1作。ほとんどの
作品が劇のための音楽です。作風は、民族的ロマンティシズムを基本に、戦
後モダニズムへの傾斜も見せました。1945年、フィンランドオペラで初演さ
れました。全3幕。フィンランド生まれのエストニア作家、アイノ・カッラス
の物語を基にオペラ化。1343年、帯剣騎士団統治下のリヴォニア(今日のラト
ヴィア東北部からエストニアの南部にかけての地域)を舞台とする、領主に対
する反乱に巻き込まれた母と子の悲劇が題材となっています。
<TDK>
TDKAD 019 \2450
モーツァルト:
《行進曲》ニ長調 K.249
歌劇《フィガロの結婚》K.492 序曲
フィガロの誕生日 -《フィガロの結婚》メドレー他(編曲:鈴木優人)
セレナード第7番 ニ長調 K.250《ハフナー》**
モテット K.165《エクスルターテ・ユビラーテ(喜び踊り、歓喜せよ)》*
鈴木秀美(指)オーケストラ・リベラ・クラシカ
鈴木美登里、ソプラノ独唱*、若松夏美、ヴァイオリン独奏**
収録:2006年1月27日 東京・浜離宮朝日ホールでのライヴ収録
音声収録編集:櫻井卓
マリア・シュターダーの再来と言われる鈴木美登里、名人若松夏美をソリスト
として迎えたOLC&鈴木秀美、会心のオール・モーツァルト・プログラム
1月27日のモーツァルトの生誕記念コンサート・ライヴを大入満員となった
浜離宮朝日ホールからお届け。ユニークな「フィガロ」のメドレーの編曲者、
鈴木優人氏はバッハの権威鈴木雅明氏の御令息。楽しく、うならせる名編曲
です。収録はドイツEMIで数々の録音を残す巨匠録音家桜井卓と野田智子。
実に美しい録音でございます。
<Altus>
ALT 015/16 2枚組 \2450
※新マスタリングによりさらに音質向上
モーツァルト:交響曲第33番
ブルックナー:交響曲第7番
ロイヤル・コンセルトヘボウ管、オイゲン・ヨッフム(指)
録音:1986年9月17日人見記念講堂ライヴ 日本語解説:宇野功芳
ヨッフム最後の来日にして、亡くなる半年前の伝説的名演の登場です。ヨッ
フム最後のブルックナーにして、これを超えるものはない、と思わせる快心
の演奏。来日時のインタビューで「また日本にいらして」との問いに「神が
お許しになれば」と笑顔を見せた澄みきった心境が演奏にも反映、空前の崇
高さでございます。CDは当日の全プロを収録。宇野功芳氏も「ただごとでな
いブルックナー、世界最高のモーツァルト」と激賞しております。
ROHS 001 2枚組 \3200
ヴェルディ:「オテッロ」
ラモン・ヴィナイ(T オテッロ),
グレ・ブラウエンスタイン(S デズデーモナ),
オタカール・クラウス(Br イヤーゴ),
ジョン・ラニガン(T カッシオ),ノ
リーン・ベリー(Ms エミーリア),
レイモンド・ナイルソン(T ロデリーゴ),ほか
ラファエル・クーベリック(指)
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1955年10月19日ロンドン、ロイヤル・オペラ・ハウス(ライヴ)
これはビックリ、こんな音源が眠っていたとは!名指揮者、ラファエル・ク
ーベリックの指揮したヴェルディ、それも「オテッロ」!クーベリックは
1954年から1958年までコヴェントガーデン王立歌劇場の音楽監督を務め、こ
の歌劇場の発展に多大な貢献を残しました。その時期の録音そのものがごく
少ないので、その点だけでも貴重。クーベリックのヴェルディとは意外です
が、このほぼ一月後には、ウィーン国立歌劇場再開公演に招かれ、ドイツ語
とはいえ「アイーダ」を指揮していますので、高い評価を得ていたことも間
違いありません。そして歌手は、ブッシュ、トスカニーニ、フルトヴェング
ラーの指揮のもとでも歌った天下のオテッロ歌手、ラモン・ヴィナイに、オ
ランダの名ソプラノ、グレ・ブラウエンスタイン、チェコ出身でロンドンで
大活躍したオタカール・クラウスと、かなり豪華。おそらく海賊盤でも流通
したことのない、初出音源です!
ROHS 002 2枚組 \3200
ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」
ジョン・サザランド(S ルチア),ジョアン・ジビン(T エドガルド),
ジョン・ショー(Br エンリーコ),ジョゼフ・ルルー(Bs ライモンド),
ケニス・マクドナルド(T アルトゥーロ),ほか
トゥリオ・セラフィン(指)
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1959年2月26日ロンドン、ロイヤル・オペラ・ハウス(ライヴ)
20世紀の大プリマドンナに、ジョン・サザランドを選ぶのに異論のある人は
いないでしょう!彼女は1952年にはコヴェントガーデン王立歌劇場の舞台を
踏んでいますが、脇役だったり、あるいはヴェルディなどのドラマティック
な役だったりと、本領を発揮していませんでした。しかし、この1959年の
「ルチア」が大成功、サザランドは一夜にしてスターになり、まもなくDECCA
へ録音を開始、世界的プリマドンナへの道を突き進むようになるのです。
海賊盤ではかなり知られた録音でしたが、蔵出しで登場です!
<musicaphon>
M 56849 \2080
世界初録音
ベートーヴェン:ピアノ五重奏版
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
ハイドルン・ホルツマン(Pf)、コンチェルティーノ・ミュンヘン
古典派、初期ロマン派のピアノ協奏曲を室内楽編成で演奏したディスクがい
ろいろ出ていますが、ついにベートーヴェンの3番と4番も登場しました。ピ
アノ、Vn2,Va,Vcの五重奏で編曲者は3番が不詳、4番がアレクサンダー・ペッ
シンガーによるいずれもベートーヴェン同時代のもので、草稿はずっとベル
リン国立図書館に所蔵されていました。
ことに4番は1807年のオリジナル版の初演と1808年の楽譜出版の間に行なわれ
た編曲で、ベートーヴェン自身が弾いたとされる独奏パート(やはり草稿ま
ま残された)は現行版と異なる部分があるらしく、興味津々です。ベートー
ヴェン・ファン必携の一枚と申せましょう。
<Lyrinx>
LYR 231 \2180
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集Op.27(全曲)
ローラン・コルシア(Vn)
録音:1994年9月
フランスで爆発的な人気を誇るnaiveのスター・プレイヤー、コルシア。彼が
ブレイクする以前、Lyrinxで録音した代表的アルバムがこちら。熱心なヴァイ
オリン好きの間では、評価の高かったアルバムですが、久しく入手難でした。
濃い口の歌いまわしと超絶のテクニック。先ごろリリースされたバルトーク
(V.4991)と合わせてこの機会にぜひ。旧番号LYR.141。
<Ondine>
ODE 1055 2枚組 \4160
タウノ・ピュルッカネン(1918-1980):オペラ「マレと息子」(1942-43)
キルシ・ティーホネン(ソプラノ、マレ)、ライモ・シルッカ(テノール、
イマント)、ユハ・ウーシタロ(バリトン,ゴスヴィン・フォン・ヘリケ)、
エサ・ルートゥネン(バリトン、マンゴ)
ユハ・リーヒマキ(テノール、吟遊詩人)、カイ・ヴァルトネン(バス、兵士)
ハンヌ・リントゥ(指)
エストニア国立オペラ合唱団・管弦楽団
録音:2004年9月10日-11日 エストニア・コンサートホール (タリン)
(ライヴ)
タウノ・ピュルッカネンは第2次世界大戦後のフィンランドを代表するオペラ
作曲家のひとり。5つのオペラ、4つの小オペラと、バレエが1作。ほとんどの
作品が劇のための音楽です。作風は、民族的ロマンティシズムを基本に、戦
後モダニズムへの傾斜も見せました。1945年、フィンランドオペラで初演さ
れました。全3幕。フィンランド生まれのエストニア作家、アイノ・カッラス
の物語を基にオペラ化。1343年、帯剣騎士団統治下のリヴォニア(今日のラト
ヴィア東北部からエストニアの南部にかけての地域)を舞台とする、領主に対
する反乱に巻き込まれた母と子の悲劇が題材となっています。
<TDK>
TDKAD 019 \2450
モーツァルト:
《行進曲》ニ長調 K.249
歌劇《フィガロの結婚》K.492 序曲
フィガロの誕生日 -《フィガロの結婚》メドレー他(編曲:鈴木優人)
セレナード第7番 ニ長調 K.250《ハフナー》**
モテット K.165《エクスルターテ・ユビラーテ(喜び踊り、歓喜せよ)》*
鈴木秀美(指)オーケストラ・リベラ・クラシカ
鈴木美登里、ソプラノ独唱*、若松夏美、ヴァイオリン独奏**
収録:2006年1月27日 東京・浜離宮朝日ホールでのライヴ収録
音声収録編集:櫻井卓
マリア・シュターダーの再来と言われる鈴木美登里、名人若松夏美をソリスト
として迎えたOLC&鈴木秀美、会心のオール・モーツァルト・プログラム
1月27日のモーツァルトの生誕記念コンサート・ライヴを大入満員となった
浜離宮朝日ホールからお届け。ユニークな「フィガロ」のメドレーの編曲者、
鈴木優人氏はバッハの権威鈴木雅明氏の御令息。楽しく、うならせる名編曲
です。収録はドイツEMIで数々の録音を残す巨匠録音家桜井卓と野田智子。
実に美しい録音でございます。
<Altus>
ALT 015/16 2枚組 \2450
※新マスタリングによりさらに音質向上
モーツァルト:交響曲第33番
ブルックナー:交響曲第7番
ロイヤル・コンセルトヘボウ管、オイゲン・ヨッフム(指)
録音:1986年9月17日人見記念講堂ライヴ 日本語解説:宇野功芳
ヨッフム最後の来日にして、亡くなる半年前の伝説的名演の登場です。ヨッ
フム最後のブルックナーにして、これを超えるものはない、と思わせる快心
の演奏。来日時のインタビューで「また日本にいらして」との問いに「神が
お許しになれば」と笑顔を見せた澄みきった心境が演奏にも反映、空前の崇
高さでございます。CDは当日の全プロを収録。宇野功芳氏も「ただごとでな
いブルックナー、世界最高のモーツァルト」と激賞しております。