野へ山へ

2004年~

テントマット

2018年09月07日 | 日々

今夏、テントマットを30年ぶりに買い換えました。
それにまつわる話です。

*30年間使用したマット

Therm-a-rest社(サーマレスト社)のテントマット
社会人になってから思い切って買った、当時の自分には高級な装備のひとつでした。

それまでのテントマット歴としては・・
1.学生時代に初めて買った、発泡スチロールを布で覆った、二つ折りのマット。
(キスリングザックの背当てにも重宝しましたが、如何にせん発泡スチロールなので数年使う内にヘタってぺちゃんこになりました。)
2.銀マット(使用時以外はロール状に巻いておく) ウレタンマットに銀箔がコーティングされたもの。
(1よりは快適だったもののかさばるし、ザックの外付けにして運ばざるを得ないのが難点でした。)
3.社会人になり、フォーム入り+空気注入式の画期的なサーマレストマットを知り、購入。⇒ ⇒30年間、快適なテント生活を送る。



ところが今夏、空気バルブが故障!
ダメもとでサーマレスト社に問い合わせてみたところ、
さすがに30年以上前の商品の部品は終了しているとのことで、
残念ながら愛用マットは引退となりました。

*新マット

そして30年ぶりにテントマットを更新しました。
(U.L.コンフォートシステム アルパインパット25;150cm)


マットにジョイント出来る枕も併せて購入しました。
頭頂からつま先までがマットの上に網羅されるので、寒期は特に快適この上無いです。

*ピロー(枕)

今までテント泊に使っていたのは、夜行バスに乗る時用の U字枕(左)でした。


枕は折り畳むと、双方同じくらいの大きさですが、
左(mont・bell)61g
右(夜行バスに乗る時用)62g
と、1グラム軽。


畳んだ状態
左のサーマレストマットは全長が短い分、小ぶりです。
シュラフ同様、ザック内にコンパクトにパッキング出来ます。

☆30年間、愛用したサーマレストマットは実に銘品でした。
今やテントマットは色々なメーカーから多くのタイプが出ていますが、
いずれにしてもテント時間の快・不快を左右する重要な装備であると
得心しています。

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石鎚山系縦走で写した植物他

2018年09月04日 | 山行記


ツリフネソウ(ツリフネソウ科)


ヒヨドリバナ(キク科)


アキノキリンソウ(キク科)


ノアザミ(キク科)


ホソバヤマハハコ(キク科)


ホソバヤマハハコ(キク科)


イシヅチリンドウ(リンドウ科)


ミソガワソウ(シソ科)


シラヒゲソウ(ユキノシタ科)


シラヒゲソウ(ユキノシタ科)


イヨフウロ/シコクフウロ(フウロソウ科)


イヨフウロ/シコクフウロ(フウロソウ科)


イシヅチリンドウ(リンドウ科)


タカネオトギリ(オトギリソウ科)



アサマリンドウ(リンドウ科)


トモエシオガマ(キク科)


ノダケ(セリ科)


ヤマアジサイ(アジサイ科)
☆ヤマアジサイの種類はとても多く、正確な名前が断定出来ませんが、
こじんまりしたこのアジサイは実にシックな色合いでした。


コケ


コケの朔


シロヨメナ(キク科)


メタカラコウ(キク科)


シラネセンキュウ(セリ科)


アケボノソウ(リンドウ科)


ヤマトリカブト(キンポウゲ科)


レイジンソウ(キンポウゲ科)


レイジンソウ葉


サラシナショウマ(キンポウゲ科)


シコクママコナ(ハマウツボ科)


ジャコウソウ(シソ科)


ツルリンドウ(リンドウ科)


テントに付いていた大きな茶色のカタツムリ


タゴガエル

☆誤記入などがありましたら、指摘いただければ幸いです。

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白石小屋テント場ー△台ヶ森ー東之川

2018年09月03日 | 山行記

白石小屋テント場から△台ヶ森を経て東之川へ下山しました。


3時起き、食当、撤収、4時出発。


東之川ルート(尾根)を取りました。もし、西之川(谷筋)が荒れていたら・・と危惧したのです。


瓶ヶ森ヒュッテ(閉館)
歴史ある小屋で、やはり要の小屋だったのでしょう・・


昨年、開設された新築の瓶ヶ森避難小屋


下山路では花々を多く見かけました。


△台ヶ森 


今回訪れた山域では要所で定期的に整備が施されていることを感じました。




△四等三角点
『東之川』(ひがしのかわ)
標高:1113.22m
☆ルートから少し外れた場所の三角点です。


東之川へ無事、下山。林道を歩き、石鎚ロープウェイPへ向かいます。


ふと、学校?の様な建物。


「高宮小学校跡」と彫られた石柱がありました。
同所にあった看板から、廃校後は少年自然の家に利用されていたことが判りました。


さらに趣のある、クラッシックな橋(大宮橋)を渡りました。


「土木學會選奨土木遺産」2005 大宮橋


そして駐車場に着き、今般の山行が終了しました。

2018.8.26(日)-28(火)
 △石鎚山系縦走
行程:26日;神戸三田IC=山陽自動車道神戸淡路鳴門自動車道高松自動車道徳島自動車道松山自動車道高速いよ西条IC=R11=県道12号線=石鎚ロープウェイP
       ー(表参道成就コース)-試し鎖ー夜明峠ー一ノ鎖ー二ノ鎖ー三ノ鎖ー△弥山ー△天狗岳ー弥山ー土小屋ーよさこい峠ー△伊吹山ー山荘しらさ前駐車場 泊
   27日;山荘しらさ前ー△子持権現山(巻き道)-瓶ヶ森登山口ー瓶壺ー白石小屋テント場ー△(瓶ヶ森)男山ー△瓶ヶ森ー△西黒森ー△自念子ノ頭ー瓶ヶ森林道ーテント場 泊
   28日;テント場ー
△台ヶ森ー東之川ー石鎚ロープウェイP
       =県道12号線=R11=いよ西条IC=松山自動車道=高松自動車道=瀬戸中央自動車道=山陽自動車道=神戸三田IC

地図:昭文社 山と高原地図『石鎚・四国剣山 東赤石山・三嶺』
メンバー:夫・自分
☆好天の下、初めて石鎚山系の山を訪れました。
地図を広げて見れば、派生する尾根は多岐に続いており、
四国山岳の果てしなさを感じます。
今般はほんの一端を縦走したに過ぎませんが、また必ず、歩きに行きたいと思っています。

GPS軌跡


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山荘しらさ前ー△子持権現山ー白石小屋テント場ー△瓶ヶ森ー△西黒森ー△自念子ノ頭(黒森山)ー白石小屋テント場

2018年09月02日 | 山行記

山荘しらさ前からの続きです。


UFOライン(瓶ヶ森林道)にて日の出を望む
☆昨夕、水場が判らずに幕営するか否か迷っていた折、
ちょうど車が通りかかり、止まってもらい尋ねました。
すると、山荘しらさは昨年、耐震の関係で閉鎖し、水場も涸れているかもしれないとのこと。
その方は地元の登山者で、奇特にもペットボトルのお水を分けて下さりました。
高知の方だったと思いますが、恩情が本当にありがたかったです。
水分が乏しかったので、お陰様で一夜を凌げました。


朝陽に照らされた△石鎚山


昨夕は暗くて全容が解らなかった山荘しらさ。
帰宅してから調べたところ、とても雰囲気の良い山荘で多くの人に支持されていた施設だったと
いうことが判りました。前夜は暗くて捜しに行きませんでしたが、素敵な避難小屋が裏方にあったのでした。


テントを撤収し、山荘前から瓶ヶ森方面へ向かいます。
この日も朝から良いお天気でした。


ルート中、急に大きな岩壁が・・・
後に判りましたが、△子持権現山の下方の岩盤でした。


ブナ林と四国笹の爽やかなルートをずんずん進みます。


振り返ると△子持権現山の全容が。
先ほどの岩壁も見えます。それにしてもハーフドームの様な山容・・


瓶ヶ森登山口を経て、白石小屋と瓶壺との分岐


瓶壺
沢の甌穴に、澄んだ水が溜まっている場所で、△瓶ヶ森の名の由来にもなっているとのこと。
とても冷たく美味しいお水でした。昨夜から水をセーブしていたので、思いっ切り飲みました!


白石小屋(閉鎖中)
こちらの小屋もまた、既に閉館されていました。


往時はきっと要となる小屋だったと察します・・


小屋は閉まっていましたが、テントサイトはどこの場所もきれいに草が刈りこまれ、
管理の行き届きを感じました。すっきりと気持ちよく幕営が出来、サブザックで今日の本行程へ。


△瓶ヶ森へ登る途中、振り返ると眼下に二千石原が見渡せました。
真ん中の雲の中が△石鎚山


もう少し登ると、白石小屋の赤い屋根と我が青いテントが見えました。


△瓶ヶ森 1897m 登頂


△二等三角点
点名:『亀ヶ森』(かめがもり)
標高:1896.54m


確か、△石鎚山のどこかでもこの猫ちゃんをみかけました・・
石に猫ちゃんが描かれています。


△西黒森 1861m 登頂


次、黒森山方面を望む・・
尾根伝いに進みます。


△自念子ノ頭 1701.8m登頂


△三等三角点
点名:『黒森』(くろもり)
標高:1701.80m


続く、△東黒森、△伊予富士は今回は見送り、ここでUターンします。




ここから車道(UFOライン)へ下り、車道を歩いてテント場へ。


往きは山の稜線を渡って来ましたが、復路は山腹を横断している、
UFOライン(写真の黄色い線)を歩いて戻ります。


テント場着。各々、食当&酒タイムでくつろぎ、夕方6:30に就寝。
△石鎚方面へ沈む夕陽、月光、星空・・・自然の中で眠る贅沢を感じながら・・。

続く・・



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