△東赤石山ー△西赤石山(愛媛県 赤石山系)を縦走しました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2022.10/20(木)ー21(金) △東赤石山ー△西赤石山(愛媛県 赤石山系)縦走
行程:(20日)自宅=神戸三田IC=(神戸淡路鳴門自動車道)=(徳島自動車道)=(松山自動車道)=新居浜IC=県道47号線=日浦登山口(自転車デポ)=筏津登山口P
ー瀬場分岐ー木橋ー東瀬場谷第一渡渉点ー東瀬場谷第二渡渉点 幕営⛺
(21日)幕営地ー△東赤石山ー△八巻山ー石室越ー△前赤石山ー△物住頭ー△西赤石山ー東山ー銅山越ー(別子銅山の産業遺構群)ー日浦登山口ー(自転車)ー筏津P=マイントピア別子(温泉施設)=ハイウェイオアシス石鎚山(アウトドアオアシス)=~~(往路と同じアクセス)~~=自宅
地図:昭文社 山と高原地図『石鎚・四国剣山 2022年版』
メンバー:夫・自分
(20日)
筏津登山口下の駐車場に車を停めました。
平日のせいか、1台も停まっておらず。
筏津 登山口から出発
午後過ぎてからの遅い出発でしたので、行ける所まで行こう・・と。
登山道はよく整備され、とても歩きやすかったです。
「木橋」という分岐ポイント
左は赤石山荘へ、右は東瀬場谷ルート。右へ進みました。
この辺りよりリンドウが点々と見つけられました。
マンネンスギ(ヒカゲノカズラ科)も。
数回、浅瀬を渡渉しました。
陽が傾いて来たので、今日の幕営地を決めました。
左は夫、右上は私。フラットな場所を確保
テント設営時も無風で助かりました。
夜は木々の間から満天の星が見えていました。
とても寒かったですが、防寒しっかりで朝まで熟睡出来ました。
(21日)
東の空が明るんで来た頃、撤収しました。
テントから出した荷物類とフライシートを外したところ。(奥は夫テント)
今日も良いお天気の様です。
朝陽差す明るい山道は気持ちが良かったです。
上を見上げると紅葉が始まっていました。
名残りのトリカブト一輪
いよいよ東赤石山へ登ります。
振り返れば、紅葉始まる山の斜面が。
シロモジ(クスノキ科)
以前に訪れた伊予富士でもこの葉の黄葉が印象的でした。
シラヤマギク(キク科)が至る場所に咲いていました。
稜線に出ると、瀬戸内海が眼下に!
△東赤石山 1706m 初登頂!
三角点はもう少し先なので、進んでみました。
三等三角点
点名:『赤石』(あかいし)
標高:1706.23m
三角点のピークからは、権現山、黒岳方向が一望でした。
☆先ほどのピークまで戻り、縦走を進めます。
東赤石山からは岩場の多い山容でした。
八巻山(はちまきやま) 1696m 登頂
☆ステンレス製の祠と避雷針が設置されていました。
360度の眺望でした。
四国アルプスと呼ばれるエリアだけあり、起立した岩場を縫って歩くルートでした。
岩の隙間からマツムシソウ(マツムシソウ科)が!
今年は色々な山でこの花に出会います。
薄紫色が好きだった母を思い出す瞬間でもありました。
大きな岩を持ち上げながら通過するポイント
:「おかめ岩」という名前だそうです。
周囲の斜面は紅葉が進んでいました。
ずっと海が見えていて、幸せを感じるコースでした。
岩尾根を次々に越えて・・
稜線上から下方に赤石山荘の屋根が見えました。
(今は閉鎖されている様です。)
覗き岩?の様な場所
小島が浮かぶ瀬戸内海。
尖った前赤石山、向こうには西赤石山も見えて来ました。
頭上は真っ赤な紅葉。
石室越
今日は一人の登山者にしか出会っていません。
静かな山中でした。
少しづつ近付いてきます。
眼下に別子ダムが見えてきました。
△前赤石山 1377m登頂!
この山域のピークには、美しい銅板の山名看板があります。
それぞれのピークから見える眺望もあしらってあり、素晴らしいです。
これは上兜山と新居浜市の方に見える鉄塔?煙突?でしょうか・・
レリーフと同じ様に「山と塔」を捉えてみました。
☆休憩後は再び進みます。
しばらく歩き、前赤石山を振り返る。
△物住頭(ものずみかしら)
四等三角点
点名:『高原』(こうげん)
標高:1634.56m
往路を振り返ると、相変わらず前赤石山はツンと澄ましていました。
あと、45分(コースタイム)で△西赤石山へ到着の予定。
最後の頑張りです・・
△西赤石山 1625.8m 登頂!
二等三角点
点名:『銅山』(どうざん)
標高:1625.75m
☆どうにか、西赤石山まで縦走出来ました!
ここから往路を眺望。
今朝から越えて来た峰々が勢揃い!感動でした。
少し休んで下山へ・・
なんともう一つ、銅板のある頂上ポイントがありました!
ここからの瀬戸内海側への眺望は実に素晴らしかったです。
ぜひお薦めしたい場所です。
眺望をしっかりと目に納め、名残惜しいですが下山へ。
分岐を経て日浦登山口へ
傾斜がなだらかになる頃、石組みの壁が現れ出し、遺構群のエリアに
入ります。
斜面にしっかりと立つ、レンガ作りの壁
クリックで拡大されます。
この様な山中に開かれた銅山村、想像を超える建物群が実際に
存在していたことに、とても驚きました。
クリックで拡大されます。
遺構群を見終わり、登山口へ向かいます。
日浦登山口へ、無事下山。
昨日、デポしていた自転車に乗って、筏津登山口へ向かいます。
今日の筏津Pもがらんとしていました。
※白い車はよその人の車
帰途にマインドピアという温泉へゆっくり入り、ちょっと寄り道をして、
一路帰途へ。
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松山自動車道のハイウェイオアシス石鎚山(SA)に隣接した、
アウトドアオアシスに寄りました。
今回唯一のお土産は、ご当地Tシャツです!
☆4年ぶりの四国山行でした。赤石山系も大変素晴らしい山々で、
良い思い出になりました。また折を見て四国の山岳を訪れたいです。