野へ山へ

2004年~

横尾忠則 自我自損展 ゲスト・キュレーター:横尾忠則

2019年09月22日 | 日々

☆「横尾忠則 自我自損展」
記者内覧会・記者説明会に出席しました。(2019・9 / 13


横尾忠則現代美術館




滝のインスタレーション


図録

今般、残念ながら横尾氏ご本人は体調不良からオープニングに
出席されませんでした。
以下は横尾氏からのコメント紙面より抜粋した文章です。
「・・・・・・・・・・・・
今回の展覧会は学芸員のキュレーションではなく、私のキュレ
ーションですが、キュレーションをしないキュレーションとし
て裏をかいたつもりです。テーマも技術も意味も目的もない、
バラバラの作品をバラバラに並べたもので代表作、自信作とは
何の関係もない作品です。だから、どうぞ無責任に見て下さい。
・・・・・・・・・・・」
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私個人としては、今までに訪れたどの回よりも満足感がある、
大変楽しい展覧会でした。
頭の中が白紙に戻った頃、再訪する所存です。




鑑賞後は必ず、4階へ登ります。
窓一面の風景は、六甲や海を見ながら脱力感に浸るのも、気持ちの良いひと時です。

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蛇足ですが、翌日に作品「祈りⅠ」「祈りⅡ」に似た場景に出会ったこと、
この秋は偶然にも滝に行く機会が多いことに、勝手ながら「縁」を感じている次第です。

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苔の観察会

2019年09月22日 | 日々

コケの観察会に参加しました。(宝塚市 最明寺滝周辺)

☆阪急宝塚線 山本駅に集合し、徒歩で最明寺滝へ向かいました。


一同、駅を出発して数分も経たないうちに、
先生から街路樹に付いているコケの説明がありました。


ちょっとつまんでルーペで覗きながらお話を聴きつつノートに記録・・


側溝の水の中に漂っている黒い植物、一見して藻(も)だと
思ったら、コケだそうです。
ニブハタケナガゴケ(流水/水の中だけに生えるコケ、止水には無い)


と思えば、柔らかいビロードの様なコケ(緑色)は何??と思ったら、
これはコケでは無く、藻(も)だそうです。
ルーペで覗くと、とても繊細な糸の集合体が見えました。


チャボスギゴケ
(葉がしっかりしているのはスギゴケの特徴だそうです。)


キノコ
佐木山先生から伺ったのですが、名前を書き忘れました・・
「食」ですが、あまり美味しい茸では無いそうです。


最明寺滝に到着。


滝の岩肌に滑らかな藻の様な感触(緑色)、これもコケだそうです。

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自分のフィールドノートに記録したコケの名前)
・ミノゴケ・コゴメゴケ・ヒナノハイゴケ・カヤゴケ・カマサワゴケ・ニブハタケナガゴケ・ツクシヤバネゴケ
・フルノコゴケ・ヒメタチゴケ・コムチゴケ・ムチゴケ・チヂミバコブゴケ・チャボスギゴケ・アカイチゴケ
・クモノスゴケ・ヒメクサゴケ・リボンゴケ・ケギボウシゴケ・シンモエスギゴケ
◎観察会では、各々のコケに付いて聴いた説明やお話、スケッチも記録しますが、
後で読み返すと、自分ながら稚拙な記録で「?」にしか過ぎません。

2019.9.11(水)
🔍コケ観察会(宝塚市 最明寺滝周辺)

行程:阪急山本駅ー最明寺滝(往復)
主催:オカモス関西(岡山コケの会関西支部)コケサロン
担当:佐伯雄史先生
☆久しぶりに観察会に参加しました。
最明寺滝は、北摂中山連山縦走の折に、登山口となる場所で、何度か通り抜けた
ことのある場所です。
駅から歩き、街の中のコケから日陰のコケ、水場で見られるコケへと
変化していく環境で、今回もたくさんのコケの観察が出来ました。
理科系も苦手なので、専門的な勉強にどこまで付いて行けるか判りませんが・・

観察会は楽しいので、努めて参加しようと思っております。
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佐木山祝一先生のホームページにニブハタケナガゴケについての
記事があり、復習になりました。
顕微鏡の写真も美しく、大変勉強になります。
そよ風のなかでpart2

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