野へ山へ

2004年~

△富士山(須走ルート)

2019年09月11日 | 山行記

△富士山に登りました。(須走ルート)

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2019.8/25(日)~8/26(月)
 △富士山(須走ルート)
行程:
8/24(土)大阪(東梅田)=(近鉄高速バス)=
8/25(日)=JR御殿場駅=(富士急バス)=須走5合目登山口ー8合目胸突江戸屋ー頂上(久須志岳)-(吉田・須走 下山道)-胸突江戸屋 泊
8/26(月)胸突江戸屋ー頂上(久須志岳)-△剣ヶ峰ー(お鉢巡り)-(吉田・須走下山道)-吉田・須走分岐ー(須走下山道)-須走登山口5合目
      =(富士急バス)=JR御殿場駅=(東海道線)=JR沼津=JR三島=(ひかり)=JR新大阪
地図:昭文社 山と高原地図『富士山』
メンバー:夫・自分
☆天候に恵まれ、晴天の下に登り、ご来光も望めました。

(8/25)

大阪から御殿場駅まで乗って来た、富士急行バス(夜行バス)
御殿場駅からは須走口五合目までバスを乗り換えます。(富士急行バス)


須走コースの序盤は森の中を歩きます。
緩やかな傾斜でとても歩きやすく清々しかったです。


数軒の小屋を通過します。


森林帯を抜け、ぱあっと展望が開けると、青空に頂上が望めました。


今回の宿泊小屋はこちらです。
早く到着したので、荷物を置いて頂上まで行ってみました。


須走コースは上部から吉田コースと合流するので、
昨年にも歩いていますが、新鮮な気持ちで洋々と頂上を目指しました。


お参りをして・・


火口(大内院)と剣ヶ峰を眺望。
強い風が吹いて空は晴れ渡っていました。お鉢巡りは明朝の御来光時に取って置くことにして、
今日はこれにて小屋まで下山。


傾斜と雲海と空・・富士山のダイナミックな風景は特権です。


手の届きそうな雲海


小屋を目指します。心はBeerを目指します。


夕陽に染まる雲海、天上人になった気分・・


夕飯前に給油。ロング缶を家から持って来ました。
;小屋の大広間にて


給油2
日本盛とmont・bellコラボの生原酒
常温◎ 冷酒〇 熱燗△ と思います。
;平素、山には紙の酒パックを持って来ますが、
このアルミボトルなら川で冷やしたり、燗も出来るので
アウトドアには便利です!


(8/26)

浅間大社奥宮
早朝、3時に小屋を出発し、頂上を目指しました。
何しろ驚くべきは外国人登山者が多いことと、登山者の年齢層が若いことです。
こんなに若者の多い山域は他には無いでしょう・・
剣ヶ峰へ・・


朝陽に染まる大内院(火口)


△二等三角点
点名:富士山(ふじさん)
標高:3775.51m

三角点の説明盤(クリックで拡大されます。)



御来光
今回は雲の中からのお出ましでしたが、やはりここからの礼拝は雄大で感動です・・
お鉢巡りへ・・


影富士
今回も運良く望めました。


朝陽を浴びながら歩く、至福の周回


360度雲海と、雲の切れ目から時おり見える下界。



 
いつまでも頂上に留まりたかったですが、
再び小屋へ戻り、荷物を取って下山します。


砂走り!


五合目近くで鹿を見ました。


小鹿さんも何頭も居て、「群れ」でした。


五合目へ下山。
再び富士急バスでJR御殿場駅へ。
帰路は電車(JR)で帰りました。

(立ち寄り湯)

御殿場 人参湯(にんじんゆ)
JR御殿場から徒歩10分。こじんまりとしたアトホームな銭湯でした。
「にんじん湯」の由来を番台の方に聞くところ、「昔、高麗にんじんをお湯に入れていたから」
とのことでした。


夏季はお昼12:00~ 開いている、登山者にありがたい街の銭湯です。
   
(植物)

ノギク(キク科)


オンタデ(タデ科)


ヤマホタルブクロ(キキョウ科)


アキノキリンソウ(キク科)


トモエシオガマ(ゴマノハグサ科)


トリカブト(キンポウゲ科)


ヤシャブシ(カバノキ科)


シロバナノヘビイチゴ(バラ科)


ミヤマオトコヨモギ(キク科)


ムラサキモメンズル(マメ科)


フジハタザオ;富士旗竿(アブラナ科)
☆富士山の固有種


タマブキ(キク科)


ヤハズヒゴダイ(キク科)


フジアザミ(アザミ科)


(〆)

静岡麦酒と御殿場コシヒカリラガーで今回の富士登山を締(し)めました。
於;帰途の新幹線

(本)

『登ってわかる 富士山の魅力』
著者:伊藤フミヒロ 
出版社:祥伝社新書
☆7月に御殿場コースを歩いた後、購入しました。
富士山の詳細地図を見ながら読むと、
殊によく解り、楽しかったです。
私こと、まだ富士登山は4回。
ほんの触りを知っただけです、
伊藤さんのお話に導かれ、更に広く深く、
富士山を訪れたいと思いました。
素晴らしい一冊です。

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