野へ山へ

2004年~

△空山

2019年05月30日 | 山行記

調査・整備登山で△空山(そらやま)に登りました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)



△空山登山口 (池田林道側)から正規ルートを辿り、山頂へ。


△空山 901mと平成之大馬鹿門(へいせいのおおばかもん)


ナツツバキ(ツバキ科)の株立ちが、以前より更に高く伸びていました。
まだ花は見当たらず。


△三等三角点
点名:『空山』(そらやま)
標高:900.85m

(平成之大馬鹿門の四つの石に刻まれた漢数字)

下段から・・「千」


「九九九」




一番上が「九九六」


☆トランクの中には、タイル状の石が入っていました。
これらは確か、おごしき山の大馬鹿門の台座に使われていた石と
同じに思われましたが・・・
※今、ふと気づいたことですが、おごしき大馬鹿門に刻まれた「一~五」までの漢数字は、
山の「ご」か、おしき山の「ご」にちなんだものでしょうか。
そして空山大馬鹿門の「九九六~千」は、千種にちなんだ「千」までのナンバリングと
洒落たのでしょうか・・、あるいは単なる偶然か。作者の思惑は如何に、です。
***
山頂でお昼休憩にはまだ早かったので、さらにルートを進みました。


視界が開けた場所からは後山山塊が一望出来ました。


突然、檜林の中に巨岩二つがごろんと点在しています。
小さな看板に「宇宙からの贈り物」とあります。


四等三角点
点名:『大谷』(おおたに)
標高:680.67m
☆ここの展望地でお昼休憩を取りました。


お腹も満たされ、下山地まであと少し。
爽やかな自然林の中を歩きます。下方にはもう県道が見えていました。


△空山登山口(魚町公園側)へ無事、下山。


石のオブジェがクマムシに見えました。


(△空山登山で写した植物、他)


タニギキョウ(キキョウ科)


チゴユリ(ユリ科)


フタリシズカ(センリョウ科)


ツルアリドオシ(アカネ科)


スラグ


サジガンクビソウ(キク科)のロゼット


フデリンドウ(リンドウ科)


きれいな模様のイモムシは何の蝶の幼虫ですか。
⇒シロシタホタルガ という蛾の幼虫と解りました。
幼虫の姿はカラフルでポップなデザインですが、
蛾(成虫)の姿は実にシックで大人デザインなのですね。


横から。

2019.5.19(日)
 △空山
行程:国見の森公園=(県道72号線経由)魚町公園P(車デポ)=△空山登山口(林道池田線側P)-△空山ードングリの道分岐ー△空山登山口(魚町公園側)-魚町公園P=△空山登山口(池田線側)
   =千種クリンソウ園=~~往路に同じ~~=国見の森公園
地図:宍粟50名山ルートマップ『30空山
1/25000地形図:『西河内』
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ 整備調査班5班
☆正規ルートを辿り、登山ルートの見廻りをしました。
荒れた場所や倒木などは皆無で、調査も滞りなく終了しました。


帰りに寄った千種クリンソウ園は大勢の人が訪れ、
お花も最盛期を迎えていました。

コメント