調査・整備登山で△空山(そらやま)に登りました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
△空山登山口 (池田林道側)から正規ルートを辿り、山頂へ。
△空山 901mと平成之大馬鹿門(へいせいのおおばかもん)
ナツツバキ(ツバキ科)の株立ちが、以前より更に高く伸びていました。
まだ花は見当たらず。
△三等三角点
点名:『空山』(そらやま)
標高:900.85m
(平成之大馬鹿門の四つの石に刻まれた漢数字)
下段から・・「千」
「九九九」
一番上が「九九六」
☆トランクの中には、タイル状の石が入っていました。
これらは確か、おごしき山の大馬鹿門の台座に使われていた石と
同じに思われましたが・・・
※今、ふと気づいたことですが、おごしき大馬鹿門に刻まれた「一~五」までの漢数字は、
後山の「ご」か、おごしき山の「ご」にちなんだものでしょうか。
そして空山大馬鹿門の「九九六~千」は、千種にちなんだ「千」までのナンバリングと
洒落たのでしょうか・・、あるいは単なる偶然か。作者の思惑は如何に、です。
***
山頂でお昼休憩にはまだ早かったので、さらにルートを進みました。
視界が開けた場所からは後山山塊が一望出来ました。
突然、檜林の中に巨岩二つがごろんと点在しています。
小さな看板に「宇宙からの贈り物」とあります。
四等三角点
点名:『大谷』(おおたに)
標高:680.67m
☆ここの展望地でお昼休憩を取りました。
お腹も満たされ、下山地まであと少し。
爽やかな自然林の中を歩きます。下方にはもう県道が見えていました。
△空山登山口(魚町公園側)へ無事、下山。
石のオブジェがクマムシに見えました。
(△空山登山で写した植物、他)
タニギキョウ(キキョウ科)
チゴユリ(ユリ科)
フタリシズカ(センリョウ科)
ツルアリドオシ(アカネ科)
スラグ
サジガンクビソウ(キク科)のロゼット
フデリンドウ(リンドウ科)
きれいな模様のイモムシは何の蝶の幼虫ですか。
⇒シロシタホタルガ という蛾の幼虫と解りました。
幼虫の姿はカラフルでポップなデザインですが、
蛾(成虫)の姿は実にシックで大人デザインなのですね。
横から。
2019.5.19(日)
△空山
行程:国見の森公園=(県道72号線経由)魚町公園P(車デポ)=△空山登山口(林道池田線側P)-△空山ードングリの道分岐ー△空山登山口(魚町公園側)-魚町公園P=△空山登山口(池田線側)
=千種クリンソウ園=~~往路に同じ~~=国見の森公園
地図:宍粟50名山ルートマップ『30空山』
1/25000地形図:『西河内』
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ 整備調査班5班
☆正規ルートを辿り、登山ルートの見廻りをしました。
荒れた場所や倒木などは皆無で、調査も滞りなく終了しました。
帰りに寄った千種クリンソウ園は大勢の人が訪れ、
お花も最盛期を迎えていました。