マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

阿波のお好み焼き

2009-05-06 10:23:19 | 

徳島名物、数々あれど・・・

ちょいと変わったお好み焼きがある。



豆玉ってのがあって、豆が入るんだぜ。

しかも・・・

金時豆の甘く煮たやつが。





食べるとほの甘く、豆の存在感は感じない。ふんふん、食える。


徳島といえば、忘れてはいけないものが・・・。


フィッシュカツ!小魚の魚肉をカレー粉まぶし揚げてある。
青柳の小山氏も「徳島でカツといえば、これ」と言ってた。
お好み焼きにも入る、これのカツ丼もあるぐらいだ。





移動のバスの中で、パクッ。(撮影協力は鎌田氏)

いやにイイ歯並びしてやんの。



次に、鳴門ちゅるちゅるうどん、求めて走る。
讃岐に比べコシのない細いうどんと聞いている。

やっと見つけた時には・・・





終わってた。
 

ロコ情報では徳島のうどん屋さんは小松島競輪(鳴門競艇?)に
行くために早く閉めてしまうのだという。ホンマかなぁ。



      お好み焼き「はやし」  徳島市南内町1

      谷商店(フィッシュカツ・竹ちくわ)小松島市横須町3
       ※津久司蒲鉾ファンもいる



         

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高槻の隠れ茶室

2009-05-04 17:50:36 | 

阪急高槻市からすぐだが、裏通りにあって人目につかない。

地元のご婦人たちに熱狂的ファンがいて、お昼など大人気で
予約が取りにくい。
暖簾の魚菜の絵は陶芸家の辻村史朗作。



敷石をたどると玄関に着く。



月替わりのコースがあるのみ。
気取る必要はない、ごはんやと名乗っている。



前菜盛り  俎板皿(辻村史朗) 
ホタルイカのピザ、活鳥貝造り、若竹手まり鮨、菜の花とうど



鯛の海鮮風サラダ 胡麻風味ドレッシング



この日のメインはメンチカツ(洋皿 岡晋吾作)


秋口には松茸のすき焼きが出てきたことがあった。


行きたいが、なかなか普段使いに使える店ではない。

 
なぜなら・・・


2年待ちだからだ。2年ですぞ!生きてるかどうか。




        「ごはん屋 要兵衛」   高槻市北園町13


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旧聞だが、今年の花見は…

2009-05-04 17:11:47 | 
今年の花見は、茨木市の玉川団地がいいと聞いて、
ジュエ・ボワットでパンを買って、自転車ころがして行ってみた。
小1時間も走って、玉川の里へ着いた。
読めないが芭蕉の句碑があった。来たんだ、宗匠。



すでに花は盛りを過ぎていて、風が吹くごとにパ~ッと
花びらが舞い、芝居のように降り注ぐ。
これはこれでいいもんだ。

花びらが見えるかな?

帰り道、芥川の川べりに、見事な桜並木を発見。
なんでえ、玉川まで行くこたぁねぇや。





こっちは北摂の山の風が吹き抜けて涼しいせいか、
まだ花びらが残っていた。

来年から花見はここにしようっと。






   高槻にて




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若いのによくやる鮨屋

2009-05-02 02:48:30 | 

おお、こんな処にあったか。NTT近くのビルの3階。



店主はまだ33歳。 本湖月、津むら、ひらの、む田を経て独立。
檜のカウンター9席の前に立つ。



レタスと生麩の皿から始まる。まずはビールを一口。

他のお客さんもいるためカメラを遠慮、よってかなり欠落している。



鯨ベーコン 
さえずりの煮物も得意とする。 
ウイスキーが欲しくなるが、ワインをいろいろと取り揃えている。



ワインは辛口の白、ピュイィ・フュッセ・レ・クレイ06 
安ワイン呑みのボクには、ちょいといいワイン。
ブルゴーニュのマコネー地区を代表する白。原料はシャルドネ。
こうして書きとめでもしなければ、名前は瞬間的に忘れてしまう。
いつまでたってもこうだ…(溜息)。

アブラメ、マグロ、カツオ、雲丹湯葉などを食べた・・・ようだ。



小肌  だいぶ魚体が大きい。まもなく新子が出る頃。



かすご・・・かな。白板昆布。



やっぱり華やかなり、車海老



2本目はピュリニー・モンラッシェ・レ・ゼンゼニャール
同じくブルゴーニュのコート・ド・ボーヌの白。シャルドネ種。
芳醇なコクのある味。

3本目はまたピュイィ・フュッセに戻った。ピュイィかピュリニーか、
ああ、書いてても覚えにくいったらありゃしねえ。

ヅケマグロ、イワシ、アジ、ウニ、トロ(ニンニク・ショウガが隠し味の
合わせ醤油に即席漬けにして、炙る)




玉子焼き



蒸しあわび  
酒をふりかけ、大根をのせて6時間蒸す。
大根に含まれるプロテアーゼという蛋白質分解酵素が、
アワビの細胞を破壊し、柔らかくする。大根、えれぇなぁ。

6時間蒸したアワビに、長時間穴子の煮汁を煮詰めたツメをひき、
食べるのは一瞬。



アナゴ 煮穴子を笹の葉の上のせて、炙る。
ツメと塩で。たまりません。

こういう江戸前の仕事がキタでいただける幸せ。
若い連中もよく勉強している。
鮨の世界の勢力図もこの十数年で随分と変わったなぁ。




ツマミ菜

何かシメに巻物をいただいたが、忘れた。

そのまんま東へ、北新地へと流れる。



小さなバー「ギルビヰ」でハイボールを一杯。



続いて、ワインバー「ポルト・アレグレ」へ。
ブルーな店だなぁ。陽気なブラジル人、カルロスさんの店。
仲良しのコルビさんが合流。ご機嫌に更けて行った、とさ。


          鮨清水   北区堂島3

          ギルビヰ  北区曽根崎新地1

          ポルト・アレグレ 北区北新地1

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からほりの人気洋食

2009-05-01 01:57:29 | 

谷六に空堀商店街という古い商店街がある。その名の通り、大阪城の堀だったが、水が入ってなかったことから空堀といわれたそうな。

まだ客と店主が会話を交わして買い物する商習慣が生き残っている。
古い町家をリノベーションしたり、日本全国シャッター商店街は多いが、
ここはまだ大阪市内でも元気のある商店街といえるだろう。

その中にあって、日々にぎわう洋食屋が「もなみ」。





豆腐サラダ  花ガツオがてんこもり!

店主は神戸から地震を機に店を移転してきた。
大阪のこの辺の客には驚いたという。なにしろイラチなのだ。


ご飯を出したら「ハンバーグまだ?」
ハンバーグを先に出すと「ご飯は?」 とにかく待てない。
自由に取れる山川漬けをポリポリ食べながら待つ客もいた。
「うちの主人、これ好きやねん」とビニール袋に取って帰るおばはんが
いたのには胆をつぶした。言っておくが…スラムではない。


苦肉の策でサービスで出したのが、豆腐サラダ。
これでぐっとおばさまたちを味方に引き寄せた。




神戸牛のたたき

神戸にいる頃にはステーキハウスとしてやっていたが、
ここぢゃその業態ではダメだと察して、庶民派の洋食屋として
ハンバーグを主力とした。それが当たった。




ハンバーグ+海老フライのセット。

このにんにく醤油がバカうまで、ご飯に合う。
ドミグラスソースも好きだが、こういう和風醤油ベースも捨て難い。
メシに合うかどうか、そこが洋食とそれ以外の西洋料理との
ボーダーラインと確信する。




店主、重里さん  
昼間は怖い顔してハンバーグを焼いているが、笑うととたんに、
いい顔になった。


           もなみ   大阪市中央区谷町6


コメント (2)
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