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堺の“ちゃん系”焼肉がスゴイ! ~天の巻~

2017-08-23 23:55:42 | 大阪 堺&以南

親爺がご厄介になっているホームから、ときどき引っ張り出しては、

実家に連れて帰る。 その道中にある、なんとも小さな店。

店は目視していたが、何処から見てもそんな実力店に見えなかった。

その名も…『生ホルモン処 おさむちゃん』

なにしろ予約がとれないらしく、声かけてもらってから、半年ぐらいたってようやく。



 



JR阪和線の津久野~鳳の間あたり、常浜線の南側。

僅か3.5坪のちっぽけな店だが、いやいや、

人を見かけで判断してはいけないのと同様、


店も見かけで判断しては早計である。




 



店内、こんな具合。 カウンター7席に無理やり8人入ったような感じ。







え?外観どうりだって…?  そうかもしれない。



 



まず豆モヤシ。 キムチ(大根・キュウリ・レンコン・キンカン・イチゴ)まで。 新鮮なツカミ。

写真撮らなかったが、本編に入る前に数品のお肉で、かる~いジャブをかましてくる。 



 


 
おさむちゃん主人 内山修ちゃん。

これがまた…喋り出すと止まらない、冗談口調で軽口をとばし、独壇場で客を掌握する。

宮崎牛のハネシタ。


そして、 べっろ~~~ん!!








なかなかグロテスクであるが、これがタン(熊本産)。

しかも表面の黒いのは黒毛和種である証拠。 国産牛は白タンといわれます。

昔はホルモンに分類されるも、今や取り合い。

黒毛和牛のタンなど、なかなかお目にかかれない。





 

皮を剥き、タン先の堅いところや筋を削ぎ落して行くと、これぐらいしか残らない。 







この隠し庖丁こそ、いい肉を生かす、おさむちゃんの真骨頂。







しかも塊で焼く、タンステーキに。

客の目を一手に集め、自在の焼き上がりにコントロールする。








ひと口ぢゃ少ないけどさ。 表面はカリッと焼き、中は驚くほどジュージー。

そして・・・・

ヒウチ(熊本産)。

後ろ足の前側につく、トモ三角という部分。


この細かいサシ。








人数分、切り分けて行く。







これが、ペタリとまな板にくっつくのだ・・・。



 



客の撮影はウエルカムだが、どこを切り取ってもオサムちゃん本人がウルサイほど入って来る。

これが作戦と見る。 クレジット替わりにあえて登場しているものと思った。

肉がSNS上を賑わせる回数だけ、自分の顔がアップされ、宣伝につながる。

おさむちゃん、なかなかのビジネスマンと見た。



 



ヒウチのしゃぶ焼き。

ニンニクチップとワサビを巻き込んで。

こりゃ、たまらんわい!
 



~~後編に続く 





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