マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

じじむさいかよ、ぬた・おから

2010-05-19 23:13:43 | 



過日、久々のぶとり会を開催した、神戸二宮の某所。
薄暮の街を抜けて、店に入った時はまだ明るかった。



まずは赤星を抜く。「ぷは~・・・」



きずしは鯖と鯛。

亭主は金盃・森井本店で40年勤めあげた人物。
震災でやめて、その後、人知れずここで再開。
探し回って、やっと再会できた常連たちがいる。



ここの素晴らしいのは、何より、こういう煮物で飲めること。
別々に煮たものを盛り合わせてくれる、炊き合わせは逸品。
なんとも幸せな心持ちになる。
これだけ弁当箱に詰めて持ち帰りたいぐらい。



わけぎぬた  漢字で書くと沼田。じゅくじゅくのmuddy watarな感じを表す。

酒の合いの手に、ぬたなど丁度いい。
ムチャクチャ旨いものでもなく、予想を違わぬ味というか。
奥歯でネギをギュッと噛む感じがいい。そこへ酒をすいっ・・・
この良さは、鼻たれのガキにはわかるめぇ。





生たこ焼き  さすがは神戸だな



だし巻き  男は玉子焼きに弱い。巨人大鵬玉子焼きの世代だからか。
そば屋でもあれば頼むし、弁当にも入ってて欲しい。
うちのは東京下町風で、ちょっと砂糖が入るパターンだったが、
だしを効かせたのも、両方美味いと思う。



子だこ煮つけ  関西っぽいな。



なまこ酢  ぐっと噛み締める感じがいい。



高野豆腐  この切り方が面白い。
だしをいっぱい吸っている。



すじ焼きは近くの鶴参から仕入れた和牛のすじと聞いた。美味!
ポテサラが付け合わせられるのもうれし。
どれもこれも、料理人の手がかかっている。

残念ながらこの日、おからは無かったが、
にしん煮付、きんぴら、湯どうふなんぞも食べた。



チーズクラッカー さすがにこれはそのまんまだった。


ビールから日本酒、焼酎・・・粛々と進み、
亭主の腕、スーパーサブのおかあちゃん、健在でした。
おあとは、花隈のワインバーへと向かった。




           季節・一品料理 「藤原」   神戸市中央区二宮





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