マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

キラリと光る、路地裏粉もん

2009-12-22 23:00:20 | 
過日、誕生日を祝ってくれるという仕事先の連中と一緒に。
ありがたい話やね。 数日違いのT嬢と合同です。



シックな花束、選んだ人のセンスがしのばれます。
まずはビールで乾杯!


しょっぱなはトントロサラダでしたっけ…?

場所は福島の2号線からさらに南西に行った辺り。
この一帯は空襲で焼けなかったんですね。
住んでらっしゃる方も多いんです。
2階の下宿みたいな部屋に陣取って、下から階段を上がって
女将さんが料理を運んでくれます。



しいたけのチーズ焼き

路地にある町家で隠れるように営業する「欣」。
やきやき三輪で修業した梅田さんご夫婦の店。
とても感じのいい若い夫婦、元気なサービスです。



スジキャベツ炒め

鉄板焼きとは制約があるように思えるが、なんのなんの。
クッキングホイルを使うことで持ち運びも簡単にでき、合弗や富美子ではだしを入れて鍋までやってしまう。ホイルを持ち込んだ奴はエライね。



キムチ焼そば  
このウエットな感じ、ズルズルッと行けてしまいます。



玉ねぎチーズ焼き
こうすりゃ玉ねぎも立派な酒の肴になる。
ビールから赤ワインに切り替えてます。



カキのバター焼き
こりゃもう、たまりません



焼そば  すじジャガイモ(だったか)

ソース焼きそばってのはよくできてるなぁ!ワシワシ頂きます。



ナスでしたっけね。ちょいピリ辛



お好み焼き ミックス  上出来です!

素人が何枚も焼いて、これぐらいのお好み焼きが焼けるようになるには何年かかるんでしょうか。

福島界隈でお忍び粉もんする時にはぜひ・・・。
但し、ときどき迷うのが難。




           鉄板屋 欣(よし)   大阪市福島区福島3



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瀋陽ってどこだ・・・

2009-12-22 19:27:28 | 

瀋陽とは旧満州の主要都市の一つ。北京から東側に位置する遼寧省にあり、餃子なども実はここが本場といわれる。函館とほぼ同じ緯度、大陸性気候だから今頃は-8度ぐらいになるそうな。(もちろんネットで調べた)

洗練された都会の料理に非ず、中国田舎料理といえば怒られるかな。温かい広東などに比べて素材も限られるだろう。



前菜 蒸し鶏(胡麻ダレ)      ピータンと豆腐の和えもの
ビールで乾杯。定員10人の部屋に11人でギューギュー詰めだが、勝手知ったる間柄、文句などあるはずありません。



キクラゲと青菜の和えもの     押し豆腐の和えもの

初めて食べたら豆腐とは当たらない。中国延辺料理(北朝鮮との国境付近)でも出てきた保存食。
キム大兄から紹興酒を差し入れ頂く。すぐに空いた・・・。



海老マヨネーズ            牛肉ミスジのオイスターソース
サービスの女性たちも過剰なもてなしはないが素朴で悪くない。



 焼餃子 律儀な焼け焦げ      鶏のから揚げ

焼餃子が本格的に日本に伝わったのは戦後。この満州地区からの引揚者たちが食べ付けた餃子を思い出しつつ、闇市で作って売ったと思われる。 寒いので水餃子も余るとたちまち凍って、翌日は焼くしか方法はなかった。     



   清蒸魚  活魚の蒸しもの  この夜は天然鯛

この手の蒸しもののテクニックは中国料理のハイライト!




   蝦とセロリ炒め         豚肉味噌炒め

なんでもない取り合わせだが、高温でササッと炒めると美味くなるんだよなぁ。中華ってのは炎の料理だ。



青菜のニンニク炒め          炒飯

中国では料理人の腕を見極めるに、青菜や炒飯をさせればすぐに分かるという。味だけでなく、香りを生かすのがいい料理人とのこと。



フカヒレスープ 小さいが姿のフカヒレが入っている。

マンゴー杏仁豆腐    文句なく美味。



壁には黒田征太郎による意匠の数々が、楽しい。



これだけ食べても、財布には優しい。ハイコスパな店にはちがいない。でもまぁ、まだ食えるなぁ。


               香園    大阪市中央区安土町2  



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