マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

とりどりな一夜 2

2009-11-04 11:56:39 | 

続き~ここは単なる鶏料理屋にあらず。
養鶏・処理・直売まで一貫して行う“活地鶏専門店”である。
ここの淡海地鶏をスープに使うラーメン屋Kさんが全幅の信頼を寄せるのが主人、川中さん。
よって我々は何の心配もなく、旨い旨いと食っていられる訳。
有難いことです。


造り
右からメスの肝臓、心臓、砂ズリ、紅白のはヒゾウと白子。
不思議なくらいクセがない。新鮮そのものだからだろう。


さらに右から左へ、ササミ(3年物の天然もろみで)。
モモのつけ根、脂ののった胸肉。
ねっとりした食感、繊細なうまみ。


手羽焼き 
魚醤を吹き付けながら焼いたもの。
そこへ粉末のソイソルトを。山葵漬けがアクセントになる。



唐揚げ  
お代わりしたいところを、ぐっと我慢。大人だもの。


高島市の山廃純米酒「不老泉」(上原酒造)
3年熟成原酒。これ、燗にしたんぢゃなかったっけな。



サラダ、ドレッシングがめちゃうま。


モモだったっけな。


味の記憶曖昧。


ピエモンテ州 モッシオ・ドルチェット・ダルバ・
ブリッコ・カラメッリ‛01


東京シャモだったかのタタキ。
鶏に精通してる人だから出来る繊細なる火の通し方。
野趣あふれる味とコクのあるワインのバランスはお見事でした!


これ、なんだか・・・


キノコいろいろ


背脂 これも素晴らしい火の通し方


旨い鶏肉は目にも美しい・・・


目の前で川中さんがすべてサービスしてくださる。



脂のうまさ、軽さ。
だけど、この頃にはもはや、お腹いっぱい。


いいタイミングで、土鍋のご飯が炊き上がる。
こうなったら食べないわけにはいかない。


有精卵を頂いて、玉子かけごはん。
た、たまりません・・・!


鍋の最後は東京ちゃぶ屋の中華めん。

グルグル回してスープを吸わせて出てきた。


大団円を飾るのは雑炊。
終いまで川中さんの美味しいもてなしは続いた。
フルーツを頂いて、のんびりと贅沢な時間を送らせていただいたのに、値段はかなりリーズナブルだった。



鶏料理の深さを垣間見て、すごみさえ感じました。
今度は鶏すき焼きも食ってみたい。

もちろん食べすぎて、帰りの湖西線は大男が息たえだえ・・・。



          じどりや隠座    滋賀県大津市真野4