マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

うどん屋の中華そば

2008-11-26 00:30:53 | 

犬も歩けば観光客にあたる
近づきたくない東山
ここは清水、二年坂



路地を曲がれば空気が変わる
表の喧噪 うそのよう



この奥。その昔、つとに知られた洋食「つぼさか」の
お嬢さんが「洋食みしな」という店をひらく。
さらに、その奥。



暖簾が静かに揺れていた。




きつね丼とはおあげがのって、とじてあるんだっけ。
50円ちがいならきつね丼より、親子丼をたのむのが人情ってなもの。
だが、油揚げの方が原価がかかっていると亭主。京都らしいな。

他には、うどんが三種。
きつね・甘ぎつね・玉子とじ
これだけ。


きつねうどん

シンプルだが、旨い。近喜の油揚げ、九条葱。
京都では利尻昆布が好まれるが、ここでは道南羅臼昆布の
みみを使う。濃厚なだしが出る。



これが小松の真打! 中華そば

なつかしい支那そばをホーフツ、姿がいい。
豚骨・鶏がらとかつお昆布のダブルスープは香りよろしく、
チャーシューもけっこう。

かつて護国神社参道にあり、米朝師、枝雀師などが贔屓にした店。



あっという間にスープも飲み干した。

       「味の小松」  東山区高台寺二年坂畔