blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

2011年1月29日 会議の余韻の中 耕し続ける研究者達

2011-01-30 | 農作業
農園の近くの市道で電気工事、
春に出来る
バス停のための工事のようだ
温度計の隣に掛けてあった
時計が無くなっていた
寒起 天地返しをする耕す研究者 
 堆肥のすきこみをする
前夜の会議の余韻を語る
2月26日(土)の夕刻に、研究会を行うことに、前半は「見沼・風の学校」の農園の活動について発表をしますが、


農園スタッフの石井君から、土壌分析の観点から、公有地化事業のあり方、
見沼田んぼの土づくりに基づく保全の方向性などを提起する。

 「福祉農園では、あれだけ有機物を投じていながら、
実は腐植の割合が他の公有地に比べて、逆説的に少ないのです。
ただ福祉農園の畑には、必要かつ十分な量の腐植があって、
むしろ他の公有地の腐植(有機物)が活用されないままに、多くの腐植が存在していたと考えています。 
福祉農園では、堆肥などを長年投じることで、土壌中の微生物の活力が高まり、
土壌中の有機物を活用しながら、無機的養分を自律的に供給できる体質へと、
土壌生態系が質的に変化しているのではないか。
逆にいえば、見沼田んぼの土壌には、あれだけ大量の有機物がありながら、
それらを活用するような土地利用をしていない、
そうした視点から公有地化事業における土地利用を見直してゆきたいと考えています。 
従来、土壌の生物活性度の評価はかなり難しかったのですが、最近以下のような分析指標が登場しているようで、
http://www.ecotest.jp/analysis/soil/hatake.html 
今後、こうした手法を使えば、上記の仮説も別の視点から検証できるのではないか?と、考えています。」

見沼田んぼ福祉農園スタッフ:石井秀樹 法政大学サステイナビリティ研究教育機構 リサーチ・アドミニストレータ
桑の木の選定作業
桜の木の剪定作業
晴耕雨読人類往来記: ゾーニングの思想と、無秩序の思

【2011年1月30日の作業】
・第1農園: 白菜と苗の収穫、撤収
・第3農園:先週天地返ししたところに堆肥をいれて耕運機がけ
・第3農園:天地返し、ごぼうの収穫

【感想】
動いてないとめちゃくちゃ寒い1日でした。
お昼はお好み焼きとちぢみの中間みたいなものを作って食べました。
すべて農園にあるものを使ったので、お昼代がかかりませんでした(笑)
ひたすら3人で天地返しをしていました。
第3農園の空き地の天地返しが全体的に終わって
春にむけての準備が進んだなと感じました。
来週から小松先生のツアーでタイにいってきます。by南美

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