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宮城角田からの便り 3月23日パイプライン通水可能

2011-03-23 | 風の備忘録 
投稿者: 百姓 日時: 2011年03月23日 07:28
パイプライン通水可能
昨日一番心配していた田んぼの用水パイプラインの損傷。
関係機関の努力で試験通水をすることができた。
 結果は 三か所ほど破裂の個所があったが補修可能な範囲。
かたずをのんで、ポンプの電源をいれる。
 一番心配していた破損予想箇所は漏水がほとんどない。
おおいに安心。
これで、一気に農作業への力が入る。
 作付も 予定通りに進められるようだ

被害の少なかった角田の百姓の最大の使命は、
少しでも多くのお米を作ること。


また余震が続く宮城県角田の地震での被害。
少し補修しているが、陥没してしまった歩道。

この下に蔵王山麓の七ヶ宿から
伸びる農業用水のパイプラインがある。


2011年03月22日
電気が来たのですが水道はまだ。
水道工事は 
終わったようですが海岸にある下水処理場か壊れ 
汚水を流すことが出来なくなり
マンホールがあふれ出してきて水道が流せないという。

 人は食った分出す。
当たり前の事ですが便利な世の中 
いざというときほどほど困ったものだ。

 本当に人が便利という事はただ単に本人がやるべき事を
誰かに依存しているだけのことだとという事が実感する毎日。
自分でやるべき事は自分で処理する。

 この基本が簡単に出来ない世の中になってしまったようだ。
非常時は、常日ごろ便利な生活をしている人ほど
不自由な生活どころか命さえ維持できなくなる
時代に生きているという事も実感。
都市型社会は、非常にもろいものだということも実感。
そんな、毎日を過ごしている。
今日は、田んぼに水を引くための
パイプラインに通水して破損状況を確認する。
 大きく破損していない事を祈るだけだ。

 数年前にNHKのラジオ深夜便のレポーターをしていたことがある。
毎回放送直後に必ず電話をいただいた人がいる。
石巻に住んでいる片倉さんだ。年輩の方だ。
家にも数回来てくれた。
今回の地震と津波で大きな被害があったところだ。
気になっていたが連絡が取れず心配ししていたが
一昨日の夜、漸く携帯電話で連絡がついた。
 家は壊れたものの避難して無事だという。
いま、蛇田小学校に避難しているという。
角田から100キロぐらい離れているだろうか。
今すぐにも会いたいのだがガソリンがない。
 一人でいるという。高齢なので心配だ。残念。
燃料の手配がつけば 早くいきたのだが。
だだわらす子のひとり言

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