blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

8月5日 サバイバルキャンプ2日前

2012-08-06 | 農作業


穂香漂う農園へ向かう道


サバイバルキャンプに向けた準備作業 支援のお米

見沼米を購入して精米所で精米。作業テーブルの据え付けをする。

農園を周りながらサバイバルキャンプ中の作業計画を検討する。



「見沼田んぼ福祉農園」ができてから14年。
その福祉農園で『見沼・風の学校』の活動は11年目を迎えています。

「見沼・風の学校」は11年間を通して、
土を通じた様々な出会いを繰り返し、
かつては学生中心であったスタッフも、
学生・社会人と関わる人の幅が広がりつつあります。
見沼との関わり方も週末の作業を中心に行いながら、
平日に作業を行う団体への参加など、
日々の関わり方が多様に広がり深まってきています。
多くの人々が「見沼田んぼ福祉農園」や
「見沼・風の学校」を通して見沼という場所に関わることで、
多くのものを感じ、学び、生きようとしています。


 このサバイバルキャンプでは、
一年間を通して継続的に土から学ぶこととは異なり、
1日という時間を見沼での生活として過ごすことで得られる
何かを見出そうとしています。
また、月曜から日曜まで曜日によって関わる人々も様々である農園で、
ごちゃごちゃとした関係から、新たな学びを得ようとしています。

畑に流れる時間は止まることなくゆっくりと過ぎていきますが、
あえて「一週間」「一日」という時間の流れに着目し、
その多様で、多元的な空間の中で、
見沼という場所・人に出会い、学び、
生きるという一つの流れを創りだそうとしています。
サバイバルキャンプは、
見沼田んぼを広大かつ多元的な空間としてとらえながら、
自らのつながりを知り、
見沼田んぼという場所で生きる様々な人やものと
連続した時間の中で出会うことで、
その場所で汗を流しながら体感することを目的としています。

 一週間の見沼での生活を通して人のつながり、
土とのつながりを仲間たちと共有し、共に生きることを知り、
考え、実践していくことを目指しています。