<2020.11.07>
老人クラブで2週間に1回近くの駅周辺のゴミ拾いや清掃活動をおこなっています。
きれいにゴミ拾いを済ませていた駅に通じる道路も、2週間経つとまた色々のゴミがその脇に捨てられています。
飲み捨ての空き缶やペットボトル(たまにはまだ残っているものもあり)、それに食べかけの残ったビニール袋などが主な捨てられたものですね。
よーく、考えて見るとこれらは全て、ポケットに入れたりビニール袋を手に持って自宅まで持ち帰られる物ばかりです。
「環境保護」「美しい日本」が叫ばれる中、何年経ってもこの『ポイ捨てゴミ』はなくなりませんね。
ただ不思議なことに、これらの『ゴミ』は、びっくりするほどたくさんは捨てられてないんですよ。
多分一部の人の「自分ひとり位捨てても・・・・ま・いいか・・・・」か「全く無意識の行動」のなせるワザではないかと思われますね。
ゴミを拾っている奇特な方々(私たちも含む)を見かけることは、結構あると思うのですが、2週間後は、前に綴った様に相変わらずの様ですね。
毎日私たちが『ご飯を食べる』ことを抵抗なくおこなっていますが、ゴミについても『持ち帰る』(気軽に捨てない)と言うことを、身体にしみこませると習慣化できると思います。
「いや今まで何度も言っているよ・・・・」という声が聞こえてきます。
やはりこれは、もの心が付く幼児の時の家庭からと学校における『環境をきれいにする教育』を、永年続けるしか、色んな知恵が付いてからでは中々治らないのではと思いますね。
幼児期から20歳の間の家庭・学校教育の中に、週1時間(学習と実践)でも取り入れると、自然と身体に沁み込んで、ゴミを公共の場には捨てない習慣が着くと思います。
これから約20年後には、教育の成果で自他ともに認める『ポイ捨てのない』『美しい日本』が実現していることを期待して・・・・。
<ポイ捨て(1)・・・・食べ残しの入ったビニール袋>
<ポイ捨て(2)・・・・紙コップ>
<美しい日本・・・・秋たけなわ>