日々随想

日常の生活環境で活動したことや、感じたことを日記風に書いてみましょう

同世代・同郷者の自伝的随筆を読む

2011-04-23 22:36:09 | Weblog

2011.04.23 

 

先日、偶然にも同じ故郷出身者で世代も近い団塊世代の、自伝的随筆本を書店で見つけ、買ってから一気に読んだ。 

本の名前は「団塊**」であった。 

 

もう自分はいわゆる団塊世代をとうに越している身であるが、なんだか「団塊」という言葉には親しみがある。 

70代も団塊世代も同じでないか、まだ若いんだぞという気持ちが大きいからであろう。

 

それはさておき、随筆には作者の子供時代から高校時代まで、筆者いわく「がきの頃」の色んな出来事を、自分の感情をふんだんに取り入れながら記述してあり、団塊になり言える、ほんね風の表現が何とも小気味よく響いてきた随筆であった。

 

作者のがきの頃の生活環境は、自分より10歳ほど若いとは言え、戦後という言葉がまだまだ残っている時代であり、皆なりふり構わず生きることに一生懸命であった時であった。

 

その生活ぶりや名前は出てないが想像される町の通りの雰囲気、親子の会話、はたまた学校・友達の様子など、ひとつひとつが自分の子供時代(がきの頃)と殆ど同じで、色んなことがかさなりあうとともに、懐かしさも加わって、どんどん引き込まれた感じで一気に200ページの本を読み終えたことであった。

 

ご当地ソングという歌が、そこに住む人々にとっては思い入れが多く、ずーと人気を保っているが、自分にとってのご当地本、世代が近いことも含めて気持ちを入れ込んで読んだ一冊であった。

 

 

     <近くの通りの花畑>

 

 

 

     

         <この前まで満開・・・・今葉桜>

 

 

 

           

               <こちら・・・・もう田植え始まる>


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