いのちの森の日

「自然観察」や「自然遊び」を通して、自然の大切さやいのちの大切さについて、遊びながら学んでいます。

2月のいのちの森の日はお休みです。

2015-01-30 13:38:27 | 毎月のご案内
2月のいのちの森の日はお休みです。
その代り、親子自然体験教室(菅平スキー)があります。

冬の自然は、きびしいです。
草木は、春を待ちわびながら、じっと寒さに耐えています。

例えばタンポポやヒメジョオンは、茎を枯らせ、ロゼットになって風を受けない形になり、太陽をいっぱい浴びられるように地面に葉を広げています。
 また、樹木は秋には葉を落とし、地面に柔らかい布団を敷き詰めます。 冬芽は硬い表皮に包まれていますが、その中では春に葉を、花を開かせるために準備をしています。
冬芽をナイフで半分に切ってみると、中の様子が見えます。 百聞は一見にしかずです。試してみて下さい。 ただし、最小限にしてくださいね。

この時期の樹木は、樹形がとてもきれいに見えます。
よく見てみて下さい。それぞれの木の特徴がよくわかります。
また、木にとまる野鳥がよく見える時期でもあります。
双眼鏡やルーペを持って、冬木立の里山(いのちの森)に行ってみて下さい。
小さな春を見つけてみて下さい。

僕は、岡山の田舎で子どもの頃を過ごしました。
悲しいとき、辛いとき、冬枯れの里山で、冬木立と自分を重ね合わせていました。木々は、こんなに寒い冬にも負けないで、じっと耐えて春を待っている。自然ってすごいなあ! そうだよな、冬の次には必ず春が来る! 僕もがんばろう! そう思ったものです。毎年、変わりなく繰り返す自然が周りにあったからかもしれません。   
冬木立を見るのが大好きです。最近、変わらないものの大切さをしみじみと感じます。
それは、故郷の自然であったり、人であったり、思い出であったり、、、。 

「いのちの森」が子どもたちにとって、そういう場所になってくれたら。

みなさんも、それぞれの心の故郷を大事にして下さいね。




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