いのちの森の日

「自然観察」や「自然遊び」を通して、自然の大切さやいのちの大切さについて、遊びながら学んでいます。

8/31(土)いのちの森のメンテナンスのご報告

2013-09-02 16:57:17 | いのちの森のメンテナンス
(1)作業時間 8:00~16:00
(2)作業人数 4人
(3)作業内容 ・小川、池の中及び周りの草刈り
        ・池の中のオオカナダモ及びヨシの根取り
        ・樹木の剪定
        ・いのちの森の校庭側の草刈り
        ・釜場の清掃
        ・プール横周りの整理
(4)作業道具 剪定ハサミ、カマ、竹、網、刈払い機、熊手、ネコ車、リヤカー
(5)目  的 毎年恒例の夏休み最後の日程で行うメンテナンスだ。
        9月学校が始まる前に整備し、子どもたちが安全に利用できるための整備だ。

ホタルが発生している間は、小川や池の周りの草刈りはできない。
夜、ホタルが光っていない草で長すぎるところをカットする程度だ。
日中は、ホタルを傷つける科のせいがあるので、草刈りはしない。
やっと、思い切って草刈りができる。アズマネザサや伸びすぎて水面を覆っている草を刈る。
        
また、散策路に出ている樹木やツルを剪定。樹木は枝ぶりを見ながら、伸ばす枝を決めて剪定。

作業が進んで来ると、森にさわやかな風が吹く。これは作業をした人のみが感じられる喜びの一つ。

池の中では、オオカナダモとヨシ取り。
下半身泥だらけの状態で泥の中に手を突っ込んで根を残さないように取るのはかなりの重労働。
釜場が家の真ん中にあったころの大きな石が10個ほど出てきた。これは、小川の泥上げが終わったら小川に入れることにする。

いのちの森と校庭の接するところ(縁)の校庭側の草刈りをした。
活動に支障がない範囲で草刈りをするという整備にすべきだ。
この縁は生きものが校庭からビオトープに移動するときの大切な場所なのだ。昨年度は、原っぱが 減少した結果、バッタの数が激減してしまった。
草を根こそぎ取ると土が露出し、風で飛んで行ってしまう。
原っぱがあることで、地球温暖化を和らげることにもなる。
校庭の表面温度にも大きな差が出る。
また、雨の日は、校庭がぐしゃぐしゃになり、均すのもたいへんな作業だ。
少し考えてみてほしい。

この日はもう一つうれしいことがあった。
2000年のいのちの森の作りのスタート時から作業に一緒に汗を流して下さったN先生がまたまた前を通りかかって寄ってみたと訪問。
穴を掘って粘土を張って、田んぼの土を塗り、一番大変な時を共にした仲間。 懐かしく話が弾んだ。お昼のお弁当を買ってきて下さった。 誰のために、何のために、一番大切なことが継続されることは難しい。 基本に立ち帰って日でもあった。


        明日に続く。
        

        
        
コメント
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