いのちの森の日

「自然観察」や「自然遊び」を通して、自然の大切さやいのちの大切さについて、遊びながら学んでいます。

生涯大学校 東葛飾学園 浅間台校の授業

2023-07-16 12:31:14 | 「いのちの森の日」とは
7/15(土) 千葉県生涯大学校 東葛飾学園 浅間台校の自然観察の授業をしました。

ゲートの前で集合写真 
10:15-11:55 植草共生の森のガイドツアーをしました。
  ○コナラ、○イヌシデ、○クヌギ、タチツボスミレ、エノキ(オオムラサキ、タマムシ)、キンラン、サンショウ、イロハモミジ、マダケ、ホウノキ、ハナイカダ、カワセミ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ムクノキ、スギ(SDGs)、○コナラ(カシノナガキクイムシ)、○クヌギ(ニホンミツバチ)、ケヤキ、フキ、タラノキ、ハリギリ、ジエビネ、クロモジ、ウワミズザクラ、○イヌシデ(実)、蚊帳(ホタル)、ハンゲショウ、孟宗竹と真竹の比較。

 ※○印は、千葉の雑木林を代表する3本の木
 ※ガイド順に並べました。

12:00-12:30 昼食(食堂で)

12:40-13:30 プロジェクターを使って、里山、ビオトープ、生物多様性、ホタルの一生、植草共生の森の動植物、植草共生の森の活用、里山保全などを話し。

 質疑応答も活発に行われました。
みなさん、暑い中、お疲れ様でした。
ありがとうございました。

来年、再来年はコナラ、クヌギの植樹ができるといいですね。
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今夜のホタル

2023-06-28 07:55:26 | 「いのちの森の日」とは
目視できたホタルの数は以下の通りです。
6/26(月) 今夜のホタルは、6匹位。
6/27(火) 今夜のホタルは、3匹位。

ホタル学習会まではと、頑張ってくれたんだなあ…。
入れ替わりのタイミングですね。
新しい命の誕生が待たれます。

今日も遮光ネットを上げて、いのちの森へたっぷりと光が差し込むようにしました。
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鎌ヶ谷市の学校ビオトープの再生

2023-03-29 18:28:50 | 「いのちの森の日」とは
今日は、鎌ヶ谷市へ行って来ました。
学校ビオトープの再生作業をしました。

今日の作業は、ゴムシートを張ってできた池の縁の上に、2×6材をのせてとめました。
まず、2×6材に座堀りをし、ドリルで穴を開けます。
それをゴムシートの縁の上に置き、穴からゴムシートにしるしをつけます。
そして、コンクリートドリルでゴムシートの上からコンクリートに穴を空け、アンカーを打ち込みます。
2×6材をもう一度のてせ、アンカーボルトを締めてとめて行きます。
なかなか大変な作業で、3人の職人さんが9:00-16:30の作業で完成しました。
お疲れ様でした。ありがとうございました。
                  

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3/5(日)いのちの森の日のご案内です。

2023-03-02 20:18:33 | 「いのちの森の日」とは
3/5(日)いのちの森の日のご案内です。

いっしょに春を見つけませんか?
ニホンアカゴエルの卵塊は、見つけられるかな?
木々の冬芽は、どれくらい開いているでしょうか?
河津桜は、満開?

先日、いのちの森で伐採したコナラで、椎茸のコマ打ちをします。
大野台の里山での陶芸体験で作った器が焼き上がっています。
取りに来て下さい♪

みなさんのご参加をお待ちしております♪
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西村悟テノールリサイタルのご案内です♪

2023-03-02 17:54:15 | 「いのちの森の日」とは
西村悟テノールリサイタルのご案内です。
いのちの森を作るとき、たいへんご尽力を頂いた西村先生のご長男です。
是非、その歌声を聴いてみて下さい。

 
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11月のいのちの森の日のご案内

2022-10-25 18:33:07 | 「いのちの森の日」とは
11月のいのちの森の日のご案内です。

日時:11/13(日) 9:00受付開始、9:30-12:00 閉会式
プログラム:以下の通り
①「脱穀&籾摺り体験」
②「種の旅」
③「竹ポックリ作り」
④「山栗(芝栗)を焼いて食べよう!」など。

 ※種の旅では、アルソミトラの種の模型がもらえます。

秋のいのちの森で、ゆったり「いのちの森時間」を過ごしませんか?
みなさんの御参加をお待ちしております。

また、12/10(土)は、いのちの森のクリスマスです。
お楽しみに🎵
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「沈黙の海」と いのちの森

2017-06-23 10:19:22 | 「いのちの森の日」とは
いのちの森のホタル学習会 <伝えたいこと>

みなさんは、かごしま水族館の「沈黙の海」という水槽のことをご存知ですか?
何も生き物のいない水槽。このメッセージは初代館長の吉田啓正さんのものです。あまりの静けさに不気味ささえ感じさせる水槽。展示を考えたのも吉田さん。 生き物を見せるだけじゃなくて、海の環境問題について伝えたり、訴えることをやっていかなきゃいけないとの考えからこの水槽を作ったそうです。

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青い海 なにもいない
もう耳をふさぎたいほど
生きものたちの歌が聞こえていた海
それが いつのまにか、何も聞こえない
青い海

人間という生きものが
自分たちだけのことしか考えない
そんな毎日が続いているうち
生きものたちの歌がひとつ消え
ふたつ消えて
それが いつのまにか なにも聞こえない
青い 沈黙の海

そんな海を子供たちに残さないために
わたしたちは 何をしたらいいのだろう?

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いのちの森は、身近な自然体験の場、自然の大切さやいのちの大切さ、いのちのつながり…を学ぶためにあります。 ヘイケホタルという1つの生き物を守る(飼育)ために作ったわけではありません。 

様々な動植物は、それぞれ関わりあいながら生息しています。

人間が身勝手な行動を続ければ、すべての種が絶滅する日が本当に来るかもしれません。

ヘイケホタルは、巻貝や藻類などを食べ成長します。 その食べ物の数によって成虫になる数は大きく左右されます。 巻貝などを大量にまいたり、ホタルを養殖し、観賞会の前に話したりするところもあると聞きます。 残念なことです。

いのちの森は、自然環境について学ぶ場所です。

環境にあった数のホタルが自然発生します。 なぜ、数が減ったのか、あるいはなぜ数が増えたのか、その環境を見つめ、考える場所です。 

いのちの森は、作られた小さなビオトープですが、里山、自然環境について考える大切な入口なのです。 

このホタル学習会が、皆さんにとって、自然について、ひいては人間という生物について、立ち止まって考える機会になればと願います。

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いのちの森の日とはⅡ

2013-11-07 17:38:42 | 「いのちの森の日」とは
1999年にスタートした稲毛二小のビオトープ作り。  「いのちの森」と名づけられ、2002年、日本生態系協会主催の全国学校ビオトープコンクールで文部科学大臣賞を受賞。 「子どもたちには、毎日触れることのできる身近な自然が必要だ。」という思いから1997年、ビオトープ作りに関わるようになって、気がつけば、もう10年以上の年月が経っていました。ビオトープ作りを通して、失った自然を再生することの大変さに気づき、それが、残った自然を守り、再生する行動へと発展することを祈りながら、協働作業をやってきました。  この間、県内の10校を超える学校ビオトープ作りのお手伝いをしてきました。多くの人との出会いや別れ、喜びや悲しみを重ねてきました。 それぞれの地域性や人それぞれの思いの違い、立場の違い、それらすべてを受け止めながら、小さないのちを育み、自の営みは続いています。

 2008年8月、去年に引き続き今年も韓国からビオトープ視察団が「いのちの森」を訪問され、ご案内しました。今年は、済州環境運動連合(設立1994年、会員数800人)のメンバー12名(小、中、高、大学の教職員、事務局、通訳を含む)の訪問で、環境教育施設及び環境教育プログラムの開発のための見学で、とても熱心で感銘を受けました。
 「教育とは流れる川に文字を書くようなはかない仕事です。しかし、そんな仕事に対し岩壁にのみを打つような真剣さで取り組むようでないと教師とは言えません。」とは、国民教育の父、森信三先生の言葉です。

視察団の1人から、いのちの森の活動を続けてきてどのような成果、あるいは、子どもたちにどのような変化がありますかという質問がありました。虫嫌いの子どもが虫を触れようになったとか、子どもたちが色々なことに好奇心を持つようになったとか、多々あると思います。自分もそうであったように、中学、高校、大学、子どもの頃の自然体験は忘れたかのように思われる時期があります。しかし、脳の中、あるいは体内に刻まれた記憶が蘇って来て、それが生きるヒントになることがあります。卒業生が懐かしそうに訪れるいのちの森、いつしか、ここは心の故郷に、、、。
本当の成果は、きっとそういうことではないかと思いますというお答えしました。

 いのちの森は、子どもたちのアイデアで毎年手を加え、変化し続けています。継続することの難しさ、継続することの大切さを実感しながら活動を続けています。9月の「いのちの森の日」(自然体験活動)には、元気な子どもたちの歓声が響くことでしょう。
また、今年度より県自然保護課では、NPOや学校、地域住民などが連携して実施する学校ビオトープの整備・改修及びその活用を支援する事業が始まりました。今年度は15校が採択されました。今、県環境学習アドバイザーとして2校の学校ビオトープの再生のお手伝いをしています。この事業を通して学校にビオトープが根ざし、環境教育の発展につながればと祈るばかりです。

                                         2008.9.8
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「いのちの森の日」とは

2006-03-09 16:30:43 | 「いのちの森の日」とは
1999年4月、「虫や魚がいっぱいいる学校にしたい。」という子ども達の声に答え、伊藤節子校長先生を中心とした稲毛二小ビオトープ(いのちの森)作りがスタートしました。2002年2月の全国学校ビオトープコンクールで最優秀賞の文部科学大臣賞を受賞してはや4年が経ち、今ではヘイケボタルが自生するようになりました。学校での総合の時間の活用はもとより、子どもたちの憩いの場になっています。
 今回ご紹介する<いのちの森の日>(自然観察・自然遊び)は、2003年1月からスタートし、この2月で4年目を迎えます。毎月1回週末に開催し、日本の歳時記とも組み合わせながら、環境学習をするプログラムです。子どもたちは、自然の中で遊びながら、「自然の大切さ」や「いのちの大切さ」に気づいているようです。
また、幼稚園児から高齢者まで、多年齢の交流の場にもなっています。現代社会が失ってきた<変わらない大切なもの>が、ここにはあります。参加した人がみんな主役の<いのちの森の日>には、<いのちの森時間>がゆったりと流れています。自然の営みを肌で感じながら、みんなで子どもたちの成長をゆっくりと見守っています。
<いのちの森の日>の毎月の参加者は70人から80人で、7月の流しそうめん、11月の芸術祭、12月のクリスマスには200人を超す参加者があります。7月のホタルの鑑賞会には3日間で400人ほどの参加者があります。年々、近隣からの参加者が増え、全体の20%を占めています。少しずつですが、着実に広がりを見せています。また、現在は稲浜公民館の中に<いのちの森・実行委員会>ができ、地域の支援も受けながら、運営されています。変わらず、継続されていくことで、<いのちの森>は、いつしか子どもたちの心の故郷になっていくのかもしれません。
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