ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

山がまるごとメガソーラーに。ハンファソーラーパワー杵築を見てきた!パネルは韓国、パワコンは東芝三菱

2016-01-06 | メガソーラー自然破壊

(管理人より) 今年一発目は、杵築市の「ハンファソーラーパワー杵築」を現地で見てきました。


山をまるごとメガソーラーにしていることで有名な場所ですが、山裾では今も造成工事が続いており、私が訪れた日も重機が動いていました。まだ周辺部に増やそうとしているのでしょうか

切り株などが転がっていました。 


 

山のてっぺんに向かって下から見上げたところ。↓

 


造成中に出たと思われる巨大な岩石が、下の方にかためて置いてある

排水のための調整池には泥水が見えた

 

この↓記事にどうやって作ったか書いてあります。

林地を切り開き10万枚のパネルを並べた杵築市のメガソーラー

記事自体は、再エネ推進の記事ですので、首をかしげる一文が2p目の冒頭から書いてあります。「本格的な造成をせず」 ???  はあ?  

これだけ木を伐採し、今も造成をやり続けているのですから、十分「本格的な造成」ですし、十分「自然破壊」です。

以下の記事に造成工事中の写真があります。


太陽光バブル最前線・九州 メガソーラー乱開発で「エコ」と矛盾も 2014年02月21日(Fri)   より

ハンファQセルズジャパンの大分杵築メガソーラー発電所の造成工事。30万平方メートルの土地に20MWの太陽光パネルを敷き詰める


そしてこうなったわけですね。http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20150116/399406/?SS=imgview&FD=-1772448525  より

 

ソーラーパネルは、韓国の企業 ハンファグループの事業 をみると、火薬の会社に始まる軍需企業ですね。 「原子力事故後に日本の太陽光発電市場に参入」と書いてあります。

日本は、自国の原子力ムラと、世界中の再エネ産業の食い物にされているのですね・・・・

ハンファエナジー  

  • 2012年に設立、生産量373MW、 1,700トンの最新コジェネレーションプラントを備え国家産業団地に高品質電力と超高圧蒸気を供給するクリーンエネルギー企業として成長
  • その後、太陽光発電ビジネスの国際的な発展と多角的なビジネス展開し、原子力事故後に日本の太陽光発電市場に参入。2014年、大分市に24MWの太陽光発電所を建設 

ハンファQセルズ株式会社  

  • 2015年2月より グループ内の太陽光関連企業2社であるハンファソーラーワンとハンファQセルズの合併。世界最大規模の太陽電池メーカーとして、3.28GWの生産容量を誇り、モジュールや太陽光発電キットでは生産容量が3GWを超えている
  • 太陽電池モジュールからソーラーパワープラントに至る広範囲なフォトボルテックソリューションを提供
  • anti-PID、熱点保護、Q.ANTUM技術等の世界市場をリードする競争技術を持ち、EPC経験とシステム機能は、ポリシリコン、ウエハー、電池、モジュール組立からプロジェクトの開発に至る広範囲なソーラーバリューチェーンに価値を加えている


パワコンは、日本の原子力ムラ

東芝三菱電機産業システム(TMEIC)


脱原発、再エネ推進という立場の市民がいますが、こういう状況を見ても平気なんでしょうか?

「原発よりまし」という欺瞞で許していいのでしょうか?

新エネは原発をなくすことに繋がっていませんよ。 

環境的不正義としか言いようがないこういった状況を、見て見ぬふりするのは、拝金主義がはびこっているからに他なりません。

 

 





2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
赤いウサギ様 (管理人)
2017-04-22 12:01:39
当ブログの趣旨にご賛同いただけるのであればシェアしていただいて構いませんが、
太陽光発電自体は賛成という考え方をされている方の反対運動であれば、私は賛同できません。
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管理人 (赤いウサギ様)
2017-04-25 10:33:38
http://ito-ms.chu.jp/%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1/ 

「メガソーラー全てが悪いという訳ではありません。小田原市の「太陽光発電屋根貸し事業」のように、事業者と住民が協力しあって市民発電所のようなものを作り上げるという幸せな取り組みも出てきました。」

この会のHPには このような記述があります。
代表者がこのような考え方なのではないでしょうか? そういう意見の食い違いがあっても一緒に活動するという人もいます。しかし、私の経験上、そういう人たちは、結局止めることはありません。
なので私は、このような記述をHP掲示する会には賛同できません。
会の方針を変えるか、新しく作るかだと思います。


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