goo blog サービス終了のお知らせ 

グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

スルガ銀行と日大の共通点に思う

2018年05月26日 | 日記
今世間を騒がせているスルガ銀行と日本大学は似たもの同士ではなかろうか。
地銀の優等生スルガ銀もさすがの低金利政策で経営環境は厳しくなっている。
そこで「何かやらねばならない」と考えても不思議ではない。
むしろ危機意識が横溢していれば当然のことなのだが問題は法律や規制を逸脱してしまうことだ。
一般の個人預金者に対し預金残高を改ざんし限度を超えた貸付を行う。
一般預金者は目出度くシェアハウスのオーナーとなり家賃収入からローンの返済を、ということになるのだが一たび家賃収入が滞ると一遍に苦境に陥る。
シェアハウス・オーナーの返済が滞れば貸主のスルガ銀行も連鎖的に苦境に陥る・・・・、やれやれ。
一方日大のアメフト部は昨年の甲子園ボウルで宿敵の関学を破って王座に地位に就いたが3年生以下の実力は必ずしも約束されたものではない。
日大にとっての「何かやらねばならない」というのが相手選手をケガさせて欠場させることだった。
そしてルール無視の悪質タックルという蛮行に繋がった。
こちらの方は映像ビデオであっという間に世間の目にさらされることになった。
いずれも苦境を脱するため法律やルールという歯止めが利かなくなってしまったようである。
こんな例はスルガ銀行や日大以外にも意外とあるのかもしれない・・・。