五輪組織委がベルギー劇場サイドからの提訴されているエンブレムのデザイン問題について「受け入れ難い」旨の声明を発表した。
エンブレムはIOCも了承のうえ既にいろんな場で使われているのでこの措置は当然かもしれない。
しかしながら取り巻く環境は当該デザイナー事務所のコピー状態化事実で暗転した。
いくらデザイナーが「あのトレース行為はスタッフ個人のやったこと」と言明しても監修責任は免れられないし事務所自体にコピーを容認する文化があったことは否めない。
これではあの五輪エンブレムデザインもある種疑惑の目で見られることは避けられないだろう。
それに裁判の行方も気になる。
万が一にも敗訴となれば損失は計り知れない。
東京五輪の公式エンブレムは一点の曇りも疑念も許されないと思う。
となれば出直すチャンスは今しかないと思うのだがどうだろう。
五輪組織委にとっては大変つらい決断なんだろうが・・・・。