グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

変わる生保のビジネスモデルに思う

2013年07月16日 | 日記
つい先日我が家を担当してくれている某社の生保レディが「生保の売り方も変わってきた。私たちも変わっていかないと・・・」と噛み締めるように述懐していた。
生保の営業といえばかっては職域に通いつめたりあるいは親類縁者を頼ったりして濃密な人間関係を構築し排他的な受注を確保するいうのが常道だったが昨今競争環境は大きく変わりつつあるようだ。
一つは多くの保険会社の中から(保険加入者に)最適の保険商品を選んで見直し提案をするという新タイプの保険代理店の台頭であり、いま一つはネット販売型生保事業者の登場である。
前者は幅広い商品ラインアップと中立性(本当にそうかな?という気もするが)、後者は給付に比較して安価な保険料が強みだ。
多くの商品から自分にあったものを選ぶことや値段の安さを追及することは消費者にとって普遍的、本質的な行為ゆえ生保業界の昨今の動きは不可逆的だろう。
同様の動きは生保業界以外にもいろんな分野に広がっていくに違いない。