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グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

安住の地か、日々の生活の場か

2011年09月12日 | 日記
昨日は東日本大震災・大津波発生後半年、被災地各地で追悼セレモニーが行なわれていた。
未曾有の大災害で近親者、友人知人を失った被災者の寂寞感は察するに余りある。
そのためにも「一日も早い復興を」と思うが事はなかなか進んでいないようだ。
その一つに定住地の選定に関する行政・住民間の意見の相違がある。
将来とも津波被害の危険がない高台移転を前提とする行政側に対し住民側はあくまで生活や仕事に便利な海岸付近の平地に固執する構図になっており地域全体の合意が得られていないとのことだ。
確かに漁師が高台からクルマで漁港まで出勤などという姿は想像しにくいしモチベーションも今一つかもしれない。
ここはやはり住民の意向・心情を尊重し緊急避難ルートを確保・拡充しつつ定住政策を進めて行ったらどうか。
どこで住むのも自由でかつ自己責任性がいいと思う。