グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

節電狂騒曲

2011年07月02日 | 日記
昨日7月1日から東電管内では電力使用制限令が実施されている。
故意に制限努力を怠ると罰金刑を課せられる大口需要家は大変だ。
休日のシフトを実施する企業は従業者だけでなく下請けや出入業者、関連業者も大きな影響を受ける。
休日シフトに気がつかずいつも通り出店して空振りにあった無店舗型弁当販売業者がいたようだがあり得る話だ。
法的強制力の及ばない小口需要家に対しては経産省は昨年比15%以上削減を達成した家庭に対し賞品を用意したとのことだがなかなか素早いアクションだった。(笑)
ただ問題は需要ピーク時の使用削減(いわゆるピークカット)なのでそういう配慮があれば尚更よかった。
極論すれば午前、夜間は遠慮なく(というとお叱りを受けそうだが)電力を使い東電はその分を被害者補償に充ててもらいたいほどだ。
前回の使用制限時(37年前)には銀座のネオンは消えたが我が家でさして目立った対策を施した記憶はない。
この間家庭での電力依存が飛躍的に高まったということだろう。