グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

爽やかな若者たち

2010年12月09日 | 日記
プロ野球界は今契約更改の真っ最中である。
先日ソフトバンクの摂津投手は球団が提示した来年の年俸額について「まだ早すぎる。」として自ら減額を申し出、提示額より500万円低い金額での契約更改を行った。
「取れるうちに取らないと・・・」と何度も交渉を重ね越年も多々あるこの世界にあってなんと爽やかなことか。
思わず応援してみようという気になってしまうのは私だけではないだろう。
また高校時代から騒がれ続けてきた早大の斉藤投手は(特に地縁のない)北海道を本拠地とする球団からドラフト指名を受けそれを従容と受け入れた。
そして高額の契約金等の使途を問われ「お世話になったアマ野球のために役立てたい」と答えている。
何か今失われつつある孤高の武士道精神を見たようだ。
目当てのチームに入団するため奇策を弄したり何年もウェーティングするようなどこかの選手に聞かせたい話ではある。