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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

韓国のことから

2018年12月15日 12時43分03秒 | 思考試行

共産党を除いて、各政党の態度は、韓国がおかしい、で一致している。はたして、真実はどこにあるのだろうか。先の戦争が何故起こったのか、韓国が日本に併合された時代があって、その時代がどうだったのか、何もかも振り返って、精算すべきことなのか、はっきりしない。何回精算すればいいのか、という感情もある。

いつまでも、過去のことをウジウジ言っているのは、なんだか作為的であり、他のどの国へも韓国はそんな風に言っているとも思えない。中国からも歴史的には、多分いろいろあったに違いないし、とりわけ日本には、自分の国を奪われ、言葉まで奪われ、その恨みがつきないということなのかもしれない。

小生の子供の頃には、朝鮮人の人の文句の言葉を、よく聞いた。直接ではなく、間接的にであるけれども、頻繁に聞いているから、事実として、朝鮮人が差別されていることは、身近に感じていた。さすがに、今は聞かないし、韓流ドラマが人気となったり、韓国のスターが来日したり、随分昔とは違う。

そのなかで、一挙に昔のギクシャクした関係にしていく韓国の傾向は理解に苦しむ。おそらく、国としても、何もいいことはないのではないか。日本も、原爆を落とされたことをネチネチ言いまくれば、アメリカの態度も今のような態度ではおれまい。

いずれにしても、いがみあうことは、良くないことは明らかである。独善的な動き、覇権を求める動きには、敏感でなければならないが、うかうかしておれない世の中になっていることは確かである。


国の方向性

2018年12月14日 15時21分47秒 | 思考試行

官邸が人事権を握ってから、官僚の姿勢は明らかに、官邸の意向に従うようになってきた。官僚自身が人事権を持っていた時には、官邸何するものぞ、の空気があり、それはそれで問題なのだが、要するに、人事権をもつ、力の強い者に従うという官僚の姿勢は一貫している。

そこには、庶民のことは、関心の埒外であり、官僚自らの保身であったり、出世にしか関心がないことを示している。検察、裁判所も例外ではなく、その効果で、日本はどんどん劣化している。それは、科学技術の分野などに、はっきりと出てきている。もはや、先進国のなかで、最低レベルの研究費しか大学に交付されていない。優秀な研究者は、海外へ行くか、研究そのもの諦める人が増える結果となっている。

為政者の姿勢で、一国の方向が、おおきく捻じ曲げられる。正義であるとか、多くの一般大衆のことを無視する傾向が、顕著となり、議席多数をとれば、議論はおざなりにし、民意は顧慮せず、表情は和やかであるが、独裁状況となっている。

選挙制度そのものが、民意を反映することを考えてはいず、対アメリカに対する姿勢が大問題である。アメリカの属国としての振る舞いから脱却しようとする姿勢がほとんどなく、このことも、国民の暮らしに大きく影響している。アメリカにものがいえない国であることは、世界にとっても具合が悪い面がでてきている。たかだかと正義の旗を打ち立て、主張する国であってほしいものだ。


「そもそも総研」の指摘

2018年12月13日 11時59分13秒 | 思考試行

どうも日本は相当な変化をしているようだ。周囲を見ても、「新聞をとっていない」という人が増えてきている。人生論を語りあったりする、などの話は、あまり聞かない。経済的に儲けること、が最大の関心事になっているように見える。そうでなければ、マイペースでやりたいことをやる、要するに、個別に生きがいを求める傾向が強いのだろうか。

安倍首相の個人としての価値観はどんな具合だろうか。友人は大事にしているようだし、どんな相手だろうと、穏やかに応対してみせるという人格的な円満さは感じられる。ケンカが大好きだとは見えない。伝統的な日本の慣習、価値観を大事にし、戦前の真面目な日本庶民の暮らしぶりや、天皇様を中心にした暮らしが理想なのではないだろうか。

そこには、日本が何故戦争をしなければならなかったかについても、その正当性を心密かに確信していると思われる。今は、するが堪忍、の時代と考えているのかもしれない。森友問題では、復古調の日本を目指したいとする本音が露骨にでているように思える。

大学の研究費の締めつけで、日本のノーベル賞は、今後取れなくなるだろうという「そもそも総研」の指摘は、目先の経済効率性を口実に、政治の貧困さが、日本の良さの根幹を、壊し、優れた研究者が出られない構造にしてしまっているとして、日本政治の危うさを見事に暴いていた。

新聞を読まない国民、経済効率一辺倒の安っぽい価値観、どんどん日本が劣化している実態が顕になってきた。中国とアメリカの覇権争いのなかで、どのような道を歩んでいくのか、日本はなにをなすべきか、大いに考えさせられる番組であった。


愛とはなんだろう

2018年12月12日 22時49分23秒 | 思考試行

ペットを慈しむ。人を愛する。子を愛し、妻、夫を愛し、兄姉弟妹、孫を愛し、親戚を愛す。生活のなかで、触れ合った人々、同級生、先輩、後輩、恩師、教え子、コーチ、監督、・・・数え切れぬ人々との出会いがあり、ふれあいがある。人は、そこで、喜怒哀楽を体験し、独自の価値観、人生観をもって、生きそして死ぬ。

道中、人と人は、子孫を残す行為となる生物としての、営みがあり、それがまたさまざまな人間関係に影響を与えることとなる。友人関係が壊れることもあり、また、新たな人間関係が生まれる。動物が一般に、その種族の存続を図るための仕組みというのは、競争関係である。強者のみその後継者を作るとは限らないが、概ね強者は、有利な立場に立つ。

時に、平和に暮らしていた人々を、途轍もない争いの悲劇に巻き込むこともある。こうした仕組みは、必ずしも明らかとはなっていない。どうすればいいのか、人類はまだ解決の絶対方法を知っているわけではない。だが、なんとか絶滅に至らないような工夫をしている風もある。

個人となれば、止むにやまれぬ思いにかられ、止めるに止められず、その思いのままに、突撃するものもいるだろうし、保身のために、本音を抑え、周囲に迎合し、妥協し、時に裏切り、論理的な破綻も知りつつ、生き延びようとし、人生とは結局なんだったのだろうと、思いかえす者もいるかもしれない。

そのなかで、言えることは、個の主体として、自らの存在よりも、それ以外のものに対して愛がもてるなら、そしてそのためには、自らの死をも受け入れることができるならば、なにを怖がるというのだろうか。


人間としてどう生きるか。

2018年12月11日 11時46分58秒 | 思考試行

無視されたり、人でなし扱いをされると、人間は平静でいられない。みんな、なかよく、ともに生きていきたいと思っている。と思いきや、人よりも相対的に優れているとか、富んでいるとか、エライとか、評価されないことには、満足しない。否、満足そのものもせず、もっともっと、となっていく。上には上がいて、不満のタネがつきない。他方では、こんな争いには、始めから勝目はないと考えるか、挫折するか、そもそも、そんな争いとは、無関係に生きる人もいる。関心がない場合もあるだろうし、そういう争いがありがちなことを知っていて、そうなる傾向を自ら戒めている人もいるだろう。

人間は、競争しないことには、前進しない、進歩しないという意見もある。この競争心をバネにして、自らの研鑽を積み重ね、結果として、自分の成功は、競争の世界のおかげであると思う人もいる。負けた人は、自らの才能、努力に限界を感じ負け犬として、暮らすことに甘んじる人もいるだろう。

人さまざまであるが、こういう人が集まって、どう生きていくのが幸せだろうか。人が気付かぬ工夫をして、相対的に優位にたち、もって、人々に貢献できたことを喜びとするか、人知れず、世のため人のためと念じつつ、そのように行動したとしても、誰からも、評価されることもなく、賞賛されることもなく、普通の人として、目立たぬうちに生涯を終えるという人もいるだろう。

それ以外に、本人にはなんの罪も落ち度もないにもかかわらず、踏み台にされ、くいものにされ、犠牲となり、苦しみに満ちた人生を終える人もいる。どのような人生を選ぶのか、時の流れのなかで、どう自身が生きていくのか、人間として意志をもって生きていきたいものだ。そして、人間の生きる社会は、どのようにあるべきか、どのようになっていくべきか、考え考え、生きていきたいものだ。


富裕層はもっと優しくなれ

2018年12月09日 13時51分39秒 | 思考試行

どうにかして、人を助けようと、そういう気分にならなければならない。富裕層の横暴が、フランスの今の混乱の原因であり、どこもかしこもそこに原因がある。人より、評価されたい、ゆたかな暮らしをしたい、支配体制を維持したい、そのためには、犠牲を出すこともやむを得ない。

そうやって、地球上の人類の幸せは、ますます危うくなっている。いくら、いい音楽を聴いても、すばらしい食事をしようと、そんなことより、もっと楽しいことがあるとは思わないだろうか。思わないだろうなあ、だから、今の世の中になっているのだから。

だけど、それも限界がある。人類が生存していくためには、最終的には協力しあわなければ、何も解決しない。おたがいがつっぱりあって、ああでもない、こうでもない、とやり続けるかぎり、解決するばずもない。独善的な人は、楽な素敵な暮らしをし、そうでない人は、筆舌に尽くしがたい困難な道を歩まざるをえない。これでは、暴動もやむを得ないとなる。富裕層よ、知恵を絞って、己の欲を考え直せ。


結局は庶民を大事にするか馬鹿扱いするかである

2018年12月07日 22時42分14秒 | 思考試行

生活を誰もが、生きがいをもって、楽しく生きていけるかどうかである。全世界で見れば、食べるものさえなく、考えられないほどの劣悪な条件で生きている人もいるだろうが、と、あまり簡単に書いてはいけない。そういう人々をどういうふうにしていくかについて、本当に力を持っている連中がどう考えているか、どう世の中を動かしていこうかと考えるかである。

日本の為政者が、どう考えているか。はたして、弱者のことをどこまで考えているかである。世の中を支配している層が誰かによって、その意向に沿って動くことが果たしていいのかどうか。

世の中を見ていて、どこにそのうずまきの中心があるのかどうか、どこがそのエネルギーのよりどころなのか。生きとし生けるものが、どのように生きていくことが、いいのか、どうすればいいのか、真剣に検討してもらいたい。いい加減な考えではなく、しっかりと方針を決めていってほしい。

自分自身が、どのように生きていくのかが問われているのであるけれども、自分のできることは、大したことではない。それでも、自分から始めるほかはない。まずは自分からである。恥ずかしくない生き様を心掛けて、日々死ぬまで生きていくしかない。

為政者が、庶民を蔑ろにし、不公平なことを仕組んでいるとすれば、いつか庶民は、怒らなければならない。それは、自らの怒りだけではなく、多くの人々のためでもあるからだ。


漫才M1をみて

2018年12月02日 23時30分19秒 | 思考試行

結局、全部見てしまった。内容には不満があった。声で、話で、楽しませるというよりは、激しいアクションとか、人間業とも思えない修練のやりとりに、ほとんどの組が取り組んでいた。

のんびりと、話しているが、しかし、するどい見方や、感性を見せるというような芸をみせて欲しかった。できれば、普通の会話のような、漫才がみたかったのだが、結局は、みんな、コント仕立てとなっている。

会話として、普通の会話のようにして、するどく世相をついたり、人間社会にコミットする漫才を見たかった。その意味では、決勝というかラスト3組には入らなかったが、4位になった「かまいたち」が、質的にもっとも高く、そして面白かったと思う。

あたりさわりのないテーマではなく、世間のタブー部分にはいりそうな、話題をとりあげて、社会の変なところを改革するような、漫才ができないものかと思った。

政治の話など、つっこみどころ満載だと思うのだが、完全にこれはタブー視しているようで、これでは、人々の感動はよばない。生活苦や、社会の不合理や、もっと、社会にコミットするような話材をとりあげてほしいものだ。


「土曜の見方」が面白い

2018年12月01日 11時50分06秒 | 思考試行

各界の識者が、フランクな雰囲気で、世界情勢を語る。この番組は、国内政治をとりあげないことが特徴といえるのではないだろうか。問題になりそうなことから逃げているともいえる。よって、多くは、世界の問題を取り上げることになる。

見ていて、おもしろおかしくがモットーのようで、深刻な雰囲気には、絶対にしない。すべては、お笑い仕立てにする。司会が、お笑い芸人の東野であり、いわば、解説組と視聴者側とにわかれて、番組が展開する。

複雑な歴史関係も、東野が、簡単な紙芝居でわかりやすく、説明する。解説者もその端折りぶりに苦笑するが、これが長い歴史を簡単に説明して、わかった気にさせる。それにしても、こんな風には、歴史に向いたことがなかったから、新鮮なのである。

それを知らないと、日常生活になにか影響があるということではないが、やはりそれは知っておかなくてはならないことで、知らずにすませるわけにはいかない。

けっこう、貴重な教養番組である。