人権なんて、なんとも考えていないようだ。まだ、人類の歴史は始まったばかりのようだ。石器時代から、人類は、よくぞここまで生きてきたものだと思うが、ここへきて、人類の滅亡がいよいよ迫ってきているようにも思える。
国家や、民族や、宗教や、支配体制や、なんだかんだと矛盾のもとがたくさんあって、さらには個々の人間同士がちょっとしたことでいがみあう。闘争本能があって、自分が一番でないと我慢できない面があったり、服従なんてしたくないのに、無理やりにそうしなければならない仕組みが必須であったりする。ストレスがたまる。
これでは、やってはいけない。爆発して、なにもかも放り出してしまいたくなる人がでてきても不思議ではない。
どうやって、人類が、相互に折り合いをつけるか、または、共通する価値観を共有できるようになるか、あるいは、相互の価値観の違いを、調整する技術をモノにするか、大きな課題をもっている。
中国の考え方には、覇権を広げたいとする強い欲望がある。ここに将来の懸念材料がある。これをどのように克服していけるかどうかであるが、ひょっとすれば、中国は、さらに覇権を広げて世界支配を実現するかもしれない。そうなった時には、それで終わりとはならないだろう。そこから新たな紛争が持ち上がり、いよいよ人類滅亡への道を歩むこととなるのかもしれない。