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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

愛とはなんだろう

2018年12月12日 22時49分23秒 | 思考試行

ペットを慈しむ。人を愛する。子を愛し、妻、夫を愛し、兄姉弟妹、孫を愛し、親戚を愛す。生活のなかで、触れ合った人々、同級生、先輩、後輩、恩師、教え子、コーチ、監督、・・・数え切れぬ人々との出会いがあり、ふれあいがある。人は、そこで、喜怒哀楽を体験し、独自の価値観、人生観をもって、生きそして死ぬ。

道中、人と人は、子孫を残す行為となる生物としての、営みがあり、それがまたさまざまな人間関係に影響を与えることとなる。友人関係が壊れることもあり、また、新たな人間関係が生まれる。動物が一般に、その種族の存続を図るための仕組みというのは、競争関係である。強者のみその後継者を作るとは限らないが、概ね強者は、有利な立場に立つ。

時に、平和に暮らしていた人々を、途轍もない争いの悲劇に巻き込むこともある。こうした仕組みは、必ずしも明らかとはなっていない。どうすればいいのか、人類はまだ解決の絶対方法を知っているわけではない。だが、なんとか絶滅に至らないような工夫をしている風もある。

個人となれば、止むにやまれぬ思いにかられ、止めるに止められず、その思いのままに、突撃するものもいるだろうし、保身のために、本音を抑え、周囲に迎合し、妥協し、時に裏切り、論理的な破綻も知りつつ、生き延びようとし、人生とは結局なんだったのだろうと、思いかえす者もいるかもしれない。

そのなかで、言えることは、個の主体として、自らの存在よりも、それ以外のものに対して愛がもてるなら、そしてそのためには、自らの死をも受け入れることができるならば、なにを怖がるというのだろうか。