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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

一度寒空で、食事ぬきで、一晩過ごしてみよ!!政治家よ、財界のおえらがたよ。

2008年12月16日 09時46分05秒 | 思考試行
派遣切りで、まさに路頭に迷わざるを得ない人びとが、大量に出ようとしている。NKKで、詳しく報道されていた。

厚生労働省の副大臣の、アイソの良さの裏腹に、事態の深刻さを肌で感じていないことが、如実に表れる。経済団体の役員は、さすがに、わかっているようだが、それでも、企業のエゴの代弁をしている。

東大の先生は、これまた、学者らしいスウぇデン語では・・・、などと些かピンボケ気味である。

そのなかで、もっとも若いと思われる、しかも唯一ネクタイをしていないシャツ姿の知的な、青年が、もっとも光っていた。真剣に、今の事態をどう打開するのか、どこから、今の状況がうまれてきているのか。政治や企業の責任を鋭く問うとともに、激することはないが、怒りを抑えて、本質にせまる。感動的ですらある。

なにが、厚生労働副大臣だ、と何度もテレビの前で怒っていた、こちとらは、なにもできずに、切歯扼腕である。

空いている宿舎の提供、食事のこと、今、切迫しているのに、寝ぼけた対策をグチャグチャ言っているのを聞いていると、血圧があがる。

麻生さん、大臣ども、副大臣や、政治家連中、財界の連中よ。一度寒空で、食事せずに、一晩すごしてみろ。どんなに、タイヘンか解るだろう。自分はヌクヌクしていて、競争がどうのこうのという神経が解らない。

役所の広々としたロビーを解放したらどうか。企業になんの責任もないのか。やることは、いくらでもあるだろう。マスコミも、どこへ行けば、助かるとか、食事ができるとか、流せよ。具体的に、援助しなよ。

少しづつ

2008年12月14日 01時16分38秒 | 思考試行
継続的に、物事を続けることは、いつかはできなくなる。そうなると、それまでで、どんなに活躍した人も、忘れ去られてしまうことになる。そして、その人を記憶する人が消えた後は、何事もなかったようになってしまう。

そう考えていたのだが、父親がなくなって、人が何度か集まり、古いアルバムを見たりする機会があって、曽祖父とおぼしき人物の写真が出てきた。

その写真をみて、なんと、今、身内の中の、何人かにその人の特徴を、面影を明らかにしている人をみて、ああこれが遺伝というものかと、納得したことがあった。

自分の感覚の中にも、祖父や祖母の、感覚が宿っていて、それらが、化学変化を起こしながら、今生きているという感じがすることがある。

この混じり具合が、自分なのだが、間違いなく、受け継いできたものであり、そして、そのなかには、夥しい要素が混じりこんでいるのである。

もはや、人生も曲がり角を過ぎた。まだ、しかし、何事も為していない気分である。何事か為さんとして、振り返ってみて、何もしていないというのでは、寂しい限りであるが、それでも、仕方がない。これからも、今できるところをすこしづつやるほかない。それでいいのだとも思う。

グーグルアースをみて

2008年12月11日 23時00分03秒 | 思考試行
グーグルアースというソフトがある。グーグルで無償提供されている。地球がまるごと見ることができる。なんというソフトだろう。しかも、無料である。全体をみることは勿論、細部まで拡大できる。自分の家の屋根だってみえる。世界各地へひとっとびである。

これは、世界観を変えてしまう。我々は、ここに住んでいる。今の所は、この場所以外に住む場所はない。薄い大気層が、このまるい球体を囲んでいて、微妙なバランスのなかで、全生命がここに存在する。太陽と地球の距離の加減、奇跡的な状況と言わずにはおれない。それが実感できる。

それこそ、国や、宗教や、民族や、利権や、アレコレがいかに陳腐なことかを、思い知らされる。もっと、地球を大事にしようではないか。自明のことである。このソフトは、人工衛星の仕事であるが、これを世界に提供したグーグルは、まさに、いい仕事をしている。そこから、発展してどのように進歩していくのか、まことに楽しみである。

できれば、哲学にからみ、さらに、新たな段階への進化を期待する。単に、事業体としての成功のみではなく、その先に進んでほしいのである。何のために、我々は生きていくのか、どう生きていくのか、それを考えて、進化して欲しいのである。

ニュウーズウイークのおすすめ

2008年12月11日 11時09分51秒 | 思考試行
ニューズウイークを定期購読し始めて、当初は横文字の名前の書き手に馴染めず、また、なんとなく、翻訳調の文体にも抵抗感があったのだが、国際的な記事が多いから、内容面で引きこまれることが多くなってきた。

今週号では、タイの紛争のことが掲載されている。タクシン派と既得権益擁護派の対立抗争の実態がよくわかる。裁判所が、富裕層の味方で、タクシン派が、些細な法律違反で、処分を受けるのに比べて、あれだけの空港閉鎖をするような、既得権益擁護派は、退去処分を受けない。

まことに、エコヒイキの凄まじさがよくわかる。こうした記事は、まとまって、解説されないと理解しにくく、その意味で、ニューズウイーク誌からえたこれらの情報は、貴重である。

国際ニュースは、また、継続してみていかないと、理解がしにくい。その意味でも馴染みがでてきて、グローバルに地球全体を見回す視点、視野を得たような気がする。

購読料も安く、得るものが大きい。お勧めである。

ちゃんとした手を打たないとね。

2008年12月10日 10時19分12秒 | 思考試行
オバマ次期大統領の政策が出された。早くて、しかも効果的なネライがある。きめ細かく、雇用創出に焦点があっている。

比べて日本の場合はどうか。派遣の首切りが横行している。ホームレスの増加。企業は、たっぷりと内部留保をもちながら、自分のことだけしか考えない。政府の動きは緩慢だ。

一方では、公務員が政党のビラを、戸別配布していたとして、逮捕するために、この人を40数日尾行して、生活のすべてを把握したという。そして、逮捕した。いま、裁判になっている。

方向が違う。日本は、このままでは、危うい。

本質に対処していない。自分のことばかりしていては、世の中回らない。そんなことさえ分からなくなっている。とりわけ、大金持ちや、権力者がひどいものだ。

生活を成り立たせるのは、お互いをかばいあうという精神なくして、できないことだ。そこへ、きちんと目がいかないと、解決策はない。

打つべき手をきちんと打っていく。人を切り捨てにしていいわけがない。
こんな状況を招いたのは、国民一人ひとりの責任でもある。

インチキな連中を選挙で通してしまうから、こんなことになるのだ。だまされないように、みんなしっかり勉強しよう。


危険な兆候・・・戦争をしたがるアホが動きだす。

2008年12月09日 08時00分27秒 | 思考試行
内閣の支持率の低下が、政界に、波乱をよびそうな雰囲気になってきた。

元自衛隊幹部が、本音を論文にして、ニュースになっている。

戦争の悲惨さを、充分理解せず、アメリカの若者達は爆撃し、無辜の民を殺してきた。彼らの、真実を知っていないというこの事実を、ニュースが伝えていた。

B29の搭乗員達は、もうかなりの高齢者になっているのだが、毎年、同窓会をしているという。昨日、東京大空襲の被害の写真を、見せられた元軍人達が、始めてみた、人が死んでいるのは知っていたが・・・と言いつつ、仕方がなかった、としめくくる。

国のために戦ったと、彼らは、誇りを持って生きてきた。そこに、痛みを感じないで生きてきた者の、驚きが見えた。

彼らは、その残虐な実態を知らずに生きてきたのである。戦争の悲惨さに、自分が深く関与していたにも関わらず、まるで、よそ事で生きてきたのである。

そして、日本でも、憲法違反の自衛隊を、現実の軍隊として、機能させようとする勢力が、あからさまに、その本音の主張を展開し始めている。

危険である。国単位の狭い考え方。見えない目。これらの連中が、跳梁跋扈すれば、ロクなことにならない。

平和を大事に思っていないことがアリアリである。

特に、日本の政界では、庶民の生活を知ろうともしないで、この種の方向へ行きたがるものが、多数をしめていることに、危機感を持つ。

国益、国益と連発する。こんなものが中心になれば、「普通の国」にまずなって、次には、権益を求めて、動き出すに違いない。そうすれば、また、戦争が現実のものになってくる。

軍需資本が動き、非正規労働者は、兵隊に組み入れられる。夢をなくした若者達に、そこに薔薇色の未来があると宣伝を始める。

戦争のなかに、未来はない。しかし、政治家の大部分は、そう考えてはいない。まずは、合法的な軍隊を持ちたいと考えている。それは、戦争を可能とする最終段階のステップである。

認識の実態

2008年12月09日 07時11分25秒 | 思考試行
麻生内閣の支持率が急低下した。首相が演説のなかで、読み誤りを連発し、漢字を読めないことが露見して、人びとが、首相の人物の実像を理解したからか。

確かに、字を知らないと、話にならない。我々は、言葉で意思疎通をしているのだから、言語は貴重な道具である。それを使いこなせないようでは、仕事にならないのである。

物事の本質を把握して、政治に活かすことになるので、まずは、理解していないと話しは始まらない。支持率が下がって当然だろう。

およそ、我々の身の回りのことは、常識的に共通の理解があると思っているが、実は誤解である。少し、立場が変わり、条件が変われば、その常識は変わる。

儲け主義の連中の考えることと、生活ギリギリに追い込まれているもの、そして、人を蹴飛ばし、利用することに頓着しないものと、他者の不幸を、見逃せず、心を痛めている人とは、雲泥の差がある。

世の中、いろんな人が混在しているのである。しかし、これはあくまで過渡的なことであろう。へんな連中は、そのヘン加減の故に、それなりの処遇を受けてもらわなければならない。

普通に考えて、あるべき方向へと、世界は変わっていかざるを得ない。情報不足のために平気でやられてきたことが、露見すれば、それは、許されざることになる。

もう、常識となっているようなことでも、本人達の世界だけで、閉じこもり、その栄華を保とうとしても、その目がきちんと、世界をみていないとなれば、とても、その権勢は保てるはずがない。

損保会社は健全か?

2008年12月07日 08時11分45秒 | 思考試行
大手損保会社が、代理店に対する扱いを相当変えてきているようだ。代理店を統合して、大規模にしようとしていると聞く。そして、その指示に従わなければ、解約も辞さないという。

代理店の数を減らし、社員を減らせば、経費が減って、株主への配当を増やすことができる、という。株主は外資が半分近くに迫っているという。

結局は、代理店の手数料を下げ、経費圧縮ということなのだが、その他、キャッシュレスをいい、現金での扱いを極端にやめてきているという。銀行への手数料支払いは、代理店に負担させる。そこには、真に顧客のことを考えているとはいえない。

そのため、代理店数は、大幅に減少している。そして、これが業界の一般的な流れのようで、各社似たようなやり方をしている。

会社によって、個性を出して、公正な競争を展開して、顧客のためになるように改善を図るのならば、肯ける話であるが、単に、株主の要求を満たすために、組織の再編や営業戦略をたてるのは、その根本からして、人間性に欠けるといわなければならない。

派遣社員の首切りや、非正規社員へのひどい仕打ちにもつながる話であって、昔はこんな非道なことは、法的にも違法であった。それが、儲け主義の連中が、力をもって、自分たちの都合のよい制度を、合法化したのである。

とんでもない低レベルの連中が、力を持ってしまったときに、起こる現象が、今まさに、現実のものとなっている。

恥をしれ!!と言いたい。世の中、助け合いで行かなければ、ガタガタになってしまう。そんなことさえ、分からないのか。

社会を、この地球を、どうしようとしているのか。恐らくは、彼らの眼中にはないのであろう。

今、力の強い者の言うことは正しい、という考えのようだ。自分の考えはない。寂しいかぎりである。そして、本当に力を持つべきものが誰かを、考えようともしない。

加藤周一さん有難うございました。

2008年12月06日 10時31分18秒 | 思考試行
加藤周一氏が亡くなった。偉ぶらないが、ものすごい知の巨人というイメージがあった。その昔、キリスト教の牧師を交えての、公開討論会のような、催しをテレビでやっていて、神の存在を、堂々と論理的に、否定してみせた場面を思い出した。
あまりの、明確な、口調に驚いたことがある。

そのくせ、若者達と居酒屋での、座談を本にしていたり、そこでは気さくに、楽しそうに話す氏のざっくばらんな、親しみのある別の側面もみせていた。

表情や物腰は、外国生活もあって、日本人離れしているし、もっと活躍をして欲しいと思っていた人である。才能が全部使われていない、もしくは、ふさわしい評価を受けていない感じであった。

朝日は、一面に大きく報道している。日経は、それほど大きくは報じていない。新聞社によって、扱いがちがう。氏をどのように評価していたかがわかる。

人間の価値、仕事、本質を見抜く目、そうしたことでは、当代一流人であったことはまちがいない。憲法9条を守る運動をしていたことも有名である。

日本人の中で、こういう「日本」という狭いスケールでは、活かしきれない人がいることは、日本の誇りでもあるが、こういう人を、存分に活かしきる世界に、日本が変わらなくてはならないと思う。


政治は油断禁物

2008年12月05日 11時25分03秒 | 思考試行
世の中の仕組みは、どこから変化していくのだろうか。誰が主導しているのだろうか。大衆の息吹だろうか。みんなが、なにを思っているのか、その方向で事がすすんでいるのだろうか。

かつて、小泉首相のときに、全体として、非常に危うい状況になった。郵政民営化を旗印に、劇場政治を展開して、何かをぶっ壊したようにみえた。しかし、結果は多数の議席を獲得したことから、憲法9条を変えるという、とんでもないことを持ち出してきた。そのままいけば、戦争に突入できる「普通の国」になってしまう。そういう状況になった。

戦争が、どれほど悲惨か、理不尽か、一番よく知っているはずの日本ですら、国際状況によって、戦争に巻き込まれてしまうようになるところであった。知人の若者に聞いても、なかば覚悟しているという。

こうみると、憲法9条の威力は、タイヘンなものである。この条文のおかげで、日本は、アメリカの子分でありながら、なんとか、実戦に参加しないでこれた。それでも、憲法違反と思われる行為はあるのだが、さすがに、露骨なことはできない。

もし、そうでなければ、今頃はイラクで、アフガンで、戦争の最前線に若者達が送り込まれていたかもしれない。

大多数の庶民が、その声を世の中の仕組みに反映させていかなければ、こうした事態はすぐ起こってしまう。

富者は、弱者に援助の手を差し出してほしい。・・・マスコミはプランを出せ。

2008年12月04日 11時54分41秒 | 思考試行
貧富の差が目立つようになってきているなかで、派遣労働者の切り捨てが大問題になっている。労働法が変わって以来、予想されていたことだが、その害悪が顕著になってきた。

これを推進してきたのは誰か。儲け主義の大資本の要求に応えて、政治家がしたことである。今そのツケがいよいよ労働者に降りかかってきた。インドのテロの事件の背景には、痛めつけられ、差別されてきた人びとの存在が明らかである。

どこの国も同様である。弱者を切り捨てにして、平然としている連中は、そのしっぺ返しを思わなくてはならない。権力を持つものは、本当に、人びとの暮らしについて、真剣に思いをよせなくてはならない。

その意味で、高額所得者は、もっと税金を負担してもいいし、あるいは、寄付制度を充実させて、名誉と引き換えにして、彼らが気持ちよく弱者に対して、援助できるようなシステムを構築すべきではないか。

巨万の富を有していながら、貧乏人の味方のような顔をしている者がいるが、その力を弱者にどうして注いでやらないのか、疑問に思う。マスコミは、まず、いろんなプランを提案してみたらどうだろうか。

視聴率ばかりを考えているが、その役割は、世の中を良くするための公器でもあることも忘れないでほしい。


「あったり前田」を越えた?乳ボーロの前田!よい子達の奮闘

2008年12月03日 07時52分01秒 | 思考試行
深夜、いい番組をやっている。大阪前田製菓の宣伝ポスターをつくるということで「よい子」写真部、と吉本新喜劇の若手座長が、乳ボーロを主とする、この会社に行き、そこで、会社の中を見学し、従業員とも交流し、そして、社長の息子が案内人になって番組がすすむ。

取材そのものは、真面目だし、職場結婚した新婚夫婦、「こゆき」さん、ひょうきんな従業員との、やりとりと、これ自身がすばらしい。

会社の雰囲気の良さがよく出ていて、従業員の皆さんが、みんな魅力的である。経営者の努力ぶりが、思われる。社長が出てこないのも、好感がもてる。やはり、奥ゆかしいことが、いいのだ。

番組もすばらしく、完成したポスターはそれぞれ、本当によかった。ピントはずれ、シャッターチャンスのこと、それがまた魅力となる。小藪新喜劇座長の作品はプロ的な技術をみせ、有野さんの作品は、まさに「とり」を飾るにふさわしい、ひらめきと工夫がある。そして、浜口部長のなんとも、愛嬌いっぱいの従業員が、乳ボーロをほおばっているベタな写真が、これもいい。うまい写真ばかりだとつまらない、多様性の魅力が出てくる。そして、紅一点女子アナの吉武さんの作品は、職場結婚した新婚夫婦の、首を傾けたほほえましい作品である。

12月末まで、この会社の店にポスターが掲示されるという。いい番組を見せてもらった。そして、会社の模範を見た思いであった。

「よい子」の名前は、その通りであった。

政治の方向

2008年12月02日 08時05分14秒 | 思考試行
朗らかで、率直な、という形容詞がぴったりくる麻生首相だが、従来の感覚での重みがない分、むしろ新しさを感じる。ただ、発言内容がぶれて、信用できない。それでは、いいことを言っても、実現は難しく、その信念も疑わざるを得ない。

話はとぶが、散歩の途中で、古本を買った。相対性理論と量子論を紹介したPHP研究所の出している新品でも、500円の本なのだが、この本の最終結論のところが、自然は曖昧とかで、確たるつかみどころがない。

それでも、人類が獲得してきた宇宙の構造、ミクロの状況を解明してきた努力の素晴らしさがよく解る。すべてが、解決できていることではないが、進歩してきたことが実感できる。素晴らしい本である。

その意味では、麻生首相は、新しいのかもしれない。自然の本質を体現していると言える。どのようにも変化しそうである。曖昧なところもある。その中で、どこへ行こうとしているのかが、見えない。

政治の世界は、庶民の暮らしに敏感に反応して、多くの人びとに、本当に役にたつようになってほしいのである。政治家は、地球上の悲惨な状況を、真剣に根絶するために、本当に努力しているといえるのだろうか。努力するその姿を、見せて欲しいのである。

権力者は、その効果的な仕事をやりうる立場にあると思う。その役割を自覚して着々と、その実現のために邁進してほしいのである。理想を語り、悲惨な状況をどう打開すればいいのか、その道筋を語るべきである。そのための行動を訴え、実践すべきである。

それは、理想だ、といって、まったく問題にしない傾向がある。しかし、あるべき姿、方向性を持たずして、良くなるはずがない。何が問題なのか、明らかにせずして、改善はない。