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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

危険な兆候・・・戦争をしたがるアホが動きだす。

2008年12月09日 08時00分27秒 | 思考試行
内閣の支持率の低下が、政界に、波乱をよびそうな雰囲気になってきた。

元自衛隊幹部が、本音を論文にして、ニュースになっている。

戦争の悲惨さを、充分理解せず、アメリカの若者達は爆撃し、無辜の民を殺してきた。彼らの、真実を知っていないというこの事実を、ニュースが伝えていた。

B29の搭乗員達は、もうかなりの高齢者になっているのだが、毎年、同窓会をしているという。昨日、東京大空襲の被害の写真を、見せられた元軍人達が、始めてみた、人が死んでいるのは知っていたが・・・と言いつつ、仕方がなかった、としめくくる。

国のために戦ったと、彼らは、誇りを持って生きてきた。そこに、痛みを感じないで生きてきた者の、驚きが見えた。

彼らは、その残虐な実態を知らずに生きてきたのである。戦争の悲惨さに、自分が深く関与していたにも関わらず、まるで、よそ事で生きてきたのである。

そして、日本でも、憲法違反の自衛隊を、現実の軍隊として、機能させようとする勢力が、あからさまに、その本音の主張を展開し始めている。

危険である。国単位の狭い考え方。見えない目。これらの連中が、跳梁跋扈すれば、ロクなことにならない。

平和を大事に思っていないことがアリアリである。

特に、日本の政界では、庶民の生活を知ろうともしないで、この種の方向へ行きたがるものが、多数をしめていることに、危機感を持つ。

国益、国益と連発する。こんなものが中心になれば、「普通の国」にまずなって、次には、権益を求めて、動き出すに違いない。そうすれば、また、戦争が現実のものになってくる。

軍需資本が動き、非正規労働者は、兵隊に組み入れられる。夢をなくした若者達に、そこに薔薇色の未来があると宣伝を始める。

戦争のなかに、未来はない。しかし、政治家の大部分は、そう考えてはいない。まずは、合法的な軍隊を持ちたいと考えている。それは、戦争を可能とする最終段階のステップである。

認識の実態

2008年12月09日 07時11分25秒 | 思考試行
麻生内閣の支持率が急低下した。首相が演説のなかで、読み誤りを連発し、漢字を読めないことが露見して、人びとが、首相の人物の実像を理解したからか。

確かに、字を知らないと、話にならない。我々は、言葉で意思疎通をしているのだから、言語は貴重な道具である。それを使いこなせないようでは、仕事にならないのである。

物事の本質を把握して、政治に活かすことになるので、まずは、理解していないと話しは始まらない。支持率が下がって当然だろう。

およそ、我々の身の回りのことは、常識的に共通の理解があると思っているが、実は誤解である。少し、立場が変わり、条件が変われば、その常識は変わる。

儲け主義の連中の考えることと、生活ギリギリに追い込まれているもの、そして、人を蹴飛ばし、利用することに頓着しないものと、他者の不幸を、見逃せず、心を痛めている人とは、雲泥の差がある。

世の中、いろんな人が混在しているのである。しかし、これはあくまで過渡的なことであろう。へんな連中は、そのヘン加減の故に、それなりの処遇を受けてもらわなければならない。

普通に考えて、あるべき方向へと、世界は変わっていかざるを得ない。情報不足のために平気でやられてきたことが、露見すれば、それは、許されざることになる。

もう、常識となっているようなことでも、本人達の世界だけで、閉じこもり、その栄華を保とうとしても、その目がきちんと、世界をみていないとなれば、とても、その権勢は保てるはずがない。