空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

大不況の入り口で

2008年12月25日 08時20分34秒 | 思考試行
株主配当を増やし、内部留保もありながら、首切りをする。これは、労働者を単なる部品として扱っていることを、あらためて明確にした。

何のための、生産か。儲けることしか考えていない。

強欲から離れられない。これでは、世の中暗くなる。そんな世の中に魅力はない。自殺者が毎年3万人を越えている日本の状態。人の痛みを理解しない勝ち組連中。

人間、助け合い、協力しあって、共生していかなくては本来の喜びにいたることはない。困っていること、人があれば、当然ながら、すばやく動かなければならない。

車を買うなら、「いすず」にしようかとも思う。トヨタが共産党の志位委員長と会っている。内部留保をくずしてまで、期間従業員の雇用を継続するつもりはない、という。どういうつもりか。何が、世界一だ。

この寒空に、労働者を放り出して平気だ。こんな連中とは付き合いたくない。いすずは、充分とはいえないまでも、解雇を撤回している。勇気ある決断である。

競争は、必要な部分もある。しかし、何もかもというのは、やりすぎだろう。今回の大不況が、どういう道筋をたどるのかは不明であるが、それでも、新しい段階へと、すすむキッカケになるのではという期待もある。

金持ちの、汚さ、醜さ、こんなにあからさまになるとは思いもしなかった。こういう連中が、どういう行動をとるのか、みんなよく見ておくことだ。

一方では、心ある弁護士等、救済のために相談コーナーを作って奮闘している。こういう動きこそ、救われる。世の中捨てたものでないと、思わせてくれる。