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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

思いやりについて

2018年01月22日 00時09分01秒 | 思考試行

国なんてものと、本気でとりくんでしまうと、大きな間違いをするのではないか。まだまだ、セクトであるとか、組織のためにという、価値観を持っている人がいることは確かであるが、それが、混乱の元であり、紛争のタネだと思っている。

生物であるかぎり、自己保存本能があることは否めない事実であるが、何かのために身命をかけることが個人としての生きがいになりうることは、自己というかけがいのないものを捨てるという行為が難しく、覚悟が必要であり、本能にさからうわけで、よほどの強い意志がある証明のように見られるからであろう。

強い個人、強い意志、それこそが生きた証であり、後々の世に残る個人としての振る舞いだと考えるのかもしれない。

そもそも、人間はどこまでも、他者との比較において、優れていて、強い者でなくてはならないものだろうか。そうではないと思う。それこそ、他者への貢献であったり、奉仕であったり、思いやりのなかに、本当の喜びがあるのではないだろうか。

多様な人がいて、思いやりとか、他者のためになど考えもしないが、好きなことをしていることが他者のために、真実役立っている人もいる。そうなると、何か一つで完全ということになるものはないのかもしれない。思いやりのように見えて、それが、人の為にはならないことだってありうるからである。