政党であれば、自らの議席は何のために維持しているのかが問われる。単なる、議席集めなんてことはなくて、そこには、政治権力を握ることにある。
握ってどうするのか、日常のあれこれを差配することに無上の喜びを感ずるということなのか、それとも何か理想なり、目標があって、その実現をめざすということなのか。
それぞれの政党は、それぞれの本心を持っているはずである。行動の動機、こころ構えは各政党で違うだろう。
その本心を見抜いて、投票することになるが、果たしてそんなことがうまくできているのだろうか。
その時々にうまいことをいって、何が何でも議席さえ取ってしまえば、思い通りに権力を握れるのだから、政治家というのは、魅力ある仕事なのだろう。
権力を握ったその暁に、なにをするのか、憲法を変えて、戦争をできるようにするのか、昔の日本のようになりたいのか、国民の生活をどうにかしたいのか、それともそんなことには、関心がないのか。儲けさえすればいいのか。
どこに本心があるのか、国民は見抜かなければならない。